専属【ガイド】になりませんか?!〜異世界で溺愛されました

sora

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23.脅迫

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「…あれ?」
 (見知らぬ天井……。ここは、どこだ?)
秋都あきと、体は平気?」
 目を覚ますと、俺の横にはダニエルの姿をした雪夜ゆきやがいた。赤い瞳が俺を見つめる。
 (やっぱり手を引っ張ったのは雪夜だったのか。)
 気を失っていたみたいだ。この部屋に来た記憶がない。
 
 上半身を起こして、周りを見回す。シックな感じの部屋に懐かしさを感じた……。
「部屋を俺好みに変えたんだけど、どうかな?ダニエルの部屋は堅い感じがしてさ。」
「ダニエルの部屋ってことは…ここ、魔界なの?俺…」
 思い出そうとすると頭が少しズキッとして、右手を額に当てた。
 ジャラ……
 見ると、手足に少し長めの鎖がつけられ、ベッドに拘束されていた。お腹あたりから毛布がかけてある。
 (鎖!?……それより!!)
 自分が繋がれていることも驚きだが、セオの顔が思い浮かび、衝動的に聞いていた。
「セオは?!もう一人 来てただろ?!」
 雪夜の顔が、急に怒っている表情に変わる。
「あいつ、お前の何なの?金髪の男も。」
「……。」
 
「今は牢に入ってもらってるよ。」
「俺たちを地上に帰して。」
「俺たち?それはダメだ。
 でも……秋都の行動次第では、あいつを帰してあげてもいいよ。」
「それって、どういう……?」
「……ぅんッ」
 強引にキスをされる。舌が唇を割って入ってきた。
 引き離そうとするが、びくともしない。
 (会った時も思ったけど、なんで俺とキスなんか…!)
「……っ」
 はぁ…と、息をつくと、雪夜は話を続けた。
 
「セックスしよう?俺と。」
「なんで……、俺たち友達だろ?」
「ずっと好きだったんだ。告白しようと思ってたのに、こんなことになって……。お前に会えなくて、ずっと寂しかった…。」
「……。」
 なんて言ったらいいか、わからない。
 俺も会いたかったし、雪夜のことは好きだ…でも、友達として。恋愛対象として見たことは無かった。
 今、俺にはレオンとセオがいる。
 この提案を受け入れられない、と思うのに、セオの事を考えると心が揺れる。
 レオンたちも大丈夫だっただろうか…。
「秋都、俺のことだけ考えて?銀髪の男を助けたいんだろ?」
「……彼に手を出さないでくれ。大事な人なんだ…。」
 ドンッ
 突然、仰向きに上半身をベッドに押さえつけられる。
「ひどいな、秋都。もしかして、体も あいつらに許しちゃったの?」
 毛布を剥ぎ取られると、俺はズボンを履いていないことに気づく。白シャツ一枚と下着だ。
 恥ずかしくて顔を赤くした。
「ちょっ…なんで、下っ」
 (履いてないの?!)
 言い終わる前に雪夜に下半身を触られる。
「あ…っ」
「必要ないだろ?セックスするんだから。」
 鎖を引っ張られ、頭の上に固定される。
「!?」
 動けない恐怖で体が汗ばむ。
 シャツのボタンを外され、胸を舐められる。
 そのままお腹の方へと移動し吸い付く。
 下着は脱がされ、ペニスを握られ、こすられた。
「や……っ」
 恥ずかしいのに気持ち良くて反応してしまう。
「秋都、可愛い。気持ちいい?たってるよ。」
「!!?」
 レオンやセオじゃないのに感じてしまうなんて……!
「やめて雪夜っ、俺はシたくない…っ」
「言っただろ?秋都に拒否権は ないんだよ。あいつを助けたくないの?」
「……ッ……助けてほしい。」
 このままだと、セオが殺されるかもしれない…そう思うと何も言えなくなって、抵抗を緩めた。
 それを見た雪夜は、ニヤリと笑う。
「じゃぁ、俺のになってね?」
 …………コクン、
 頷くしかなかった。
「そうだ。俺を求めるように、この前のシてあげようか?」
 (この前の??)
 すぐにピンと来なくて、聞く前に体に違和感を感じる。
 ぶわッと体が熱くなる感覚……
「うそ、まさか……ッ」
 (あの時の媚薬効果!!?)
「あれ、良かっただろ?俺がしずめてあげたかったのに、まさか横からさらわれるなんて…腹が立ったよ。」
「やめて…雪夜、これヤダ…っ」
 あの時の事を思い出し、顔が真っ赤になる。
 雪夜はローションを取り、指に垂らす。
 秘部を撫でられ、ギクリとした。媚薬効果のせいで、中が、うずいてきているのが分かる…
 ズブッ
 秘部に指を1本入れられた。
「うっ、…っ」
 突然の異物感に体を ずらそうとしたが、押さえられてしまった。
「大丈夫だよ。すぐに良くなるから。」
 指が2本に増え、中を広げられては奥の気持ち良いところを 刺激される。
「あ…ッ奥ダメ…っ」
「ここ?」
 容赦なく攻め立てる。
「はぁ…ッ……あっ……ぁイクっ」
 ドクンッ
 雪夜の指でイってしまうなんて……。
 
「じゃぁ入れるね。」
「待って…!イったばっかり…っ」
 ズンッ
 容赦なく中をこじ開けられた。
「あぁ!!」
 圧迫感に声を上げる。キツイものの、媚薬効果で興奮してしまっていた。
「やぁ…!抜いてッ」
「気持ち良いくせに。素直になれよ。」
「ちが…っ」
 違う、と言いたいのに体が言う事を聞かない。
 雪夜を受け入れてしまっていた……。
「俺は気持ちいいよ、中が俺のに吸い付いて。」
「!!」
 奥に、どんどん入ってくる。
「全部入ったよ。動いていい?」
 ズンッズンッ
 ゆっくり、深く、動き出した。
 (中が擦れる!!!)
 またも俺のは立ち上がろうとしていた。
「あっ……んっ」
 トロンとしてきた…。媚薬効果って恐ろしい。もっと擦ってほしいとされ思てしまう。
「中に出すよ。ちゃんと受け止めてね。」
「ダメ……っ……あぁ!」
 動くスピードが早くなる。
「秋都……ッ」
 ドピュッ
 中に温かいものが広がる。
 (気持ち良い…………)
 ……ダメなのに。体が言う事をきかない。
 二人を裏切ってしまった……と罪悪感を感じる。
 自然と涙が溢れていた。
 
「俺、泣きフェチだったのかな?お前が泣いてると、もっと泣かしたくなる。そういえば、俺たちが初めに会ったの覚えてる?」
 サラッと怖いことを言うな、と思いながら、初めて会った日を思い出す……
「……映画館?」
「嬉しいな。覚えててくれたんだ。そう、映画館。秋都が最後泣いてるのが気になって声を かけたんだ。まぁ、秋都のことが好きだと気づいたのは大学で彼女が出来た時だけど…。」
「……。」
 (全然気づかなかった…。)
「愛してる、秋都。もう離さない…。」
 そう言うと、ギュッと俺を抱きしめた────。
 
 
 
 
 
 
 
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