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26.魔界
あれから、もうすぐ一週間。雪夜は仕事があるため、俺は書庫にいた。
部屋だけだと息が詰まりそうだと言ったら、城内の書庫と庭園だけは護衛を付けて行って良いと言われたからだ。決まった時間には戻らないといけないが、自分の時間が取れて嬉しい。少しでも魔界のことを知れたら…と、本を物色する。
夜は雪夜と一緒のベッドで寝ている。初日を除いて抱かれたのは1回。俺の体を気遣ってか、毎日じゃないことに ホッとしている…。
ゲートを開くのに3週間ほどかかると言われた。あと2週間…。セオが心配だ。牢の中では魔法も使えるが、檻の外へは魔法が通らない仕様になっていると言っていた。早く会いたい。今夜、帰ってきたら話してみよう。
◇◇◇◇
「ただいま。秋都。」
雪夜の帰りを部屋のソファーで本を読みながら待っていたが、いつの間にか寝てしまっていたようだ。
「ごめん、寝てた…?雪夜、お疲れ様。」
「ベッドで寝てて良かったのに、待っててくれたの?」
頭を優しく撫でられる。
なんだか、元の世界に住んでた時のようだ……。
「今日は書庫に居たって聞いたよ。」
「あぁ。魔界には、いろいろな種族の人が住んでるんだな。読んでて、見ハマってたよ。獣人族、竜族とかって本当にいるの?」
「今度、案内してあげるね。」
「うん……。あのさ、そろそろ一週間だから、セオに会いに行っちゃダメかな?」
「……秋都、俺にキスして?秋都から してもらったことないからさ。」
「……。」
キスくらいなら、と思い雪夜に近寄る。今キスをしないとセオに会うのを断られるかもしれない…。
身長はダニエルの体の方が高いので、少し背伸びをしつつ、チュッとキスをした。
パッと離れたが、グイッと顎をつかまれ深くキスをされた。唇をこじ開けられ舌が侵入し、絡め取られる。
「ぅん……ッ」
(この流れって、まさかスるの!?)
いつの間にか胸がドキドキしていた…
「明日、いいよ。俺も一緒に行くね。さ、今日は遅いし寝ようか。」
(あ、なんだ。……ん?俺…)
こっちの世界に来てから、男相手にドキドキしすぎじゃないだろうか??
部屋だけだと息が詰まりそうだと言ったら、城内の書庫と庭園だけは護衛を付けて行って良いと言われたからだ。決まった時間には戻らないといけないが、自分の時間が取れて嬉しい。少しでも魔界のことを知れたら…と、本を物色する。
夜は雪夜と一緒のベッドで寝ている。初日を除いて抱かれたのは1回。俺の体を気遣ってか、毎日じゃないことに ホッとしている…。
ゲートを開くのに3週間ほどかかると言われた。あと2週間…。セオが心配だ。牢の中では魔法も使えるが、檻の外へは魔法が通らない仕様になっていると言っていた。早く会いたい。今夜、帰ってきたら話してみよう。
◇◇◇◇
「ただいま。秋都。」
雪夜の帰りを部屋のソファーで本を読みながら待っていたが、いつの間にか寝てしまっていたようだ。
「ごめん、寝てた…?雪夜、お疲れ様。」
「ベッドで寝てて良かったのに、待っててくれたの?」
頭を優しく撫でられる。
なんだか、元の世界に住んでた時のようだ……。
「今日は書庫に居たって聞いたよ。」
「あぁ。魔界には、いろいろな種族の人が住んでるんだな。読んでて、見ハマってたよ。獣人族、竜族とかって本当にいるの?」
「今度、案内してあげるね。」
「うん……。あのさ、そろそろ一週間だから、セオに会いに行っちゃダメかな?」
「……秋都、俺にキスして?秋都から してもらったことないからさ。」
「……。」
キスくらいなら、と思い雪夜に近寄る。今キスをしないとセオに会うのを断られるかもしれない…。
身長はダニエルの体の方が高いので、少し背伸びをしつつ、チュッとキスをした。
パッと離れたが、グイッと顎をつかまれ深くキスをされた。唇をこじ開けられ舌が侵入し、絡め取られる。
「ぅん……ッ」
(この流れって、まさかスるの!?)
いつの間にか胸がドキドキしていた…
「明日、いいよ。俺も一緒に行くね。さ、今日は遅いし寝ようか。」
(あ、なんだ。……ん?俺…)
こっちの世界に来てから、男相手にドキドキしすぎじゃないだろうか??
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