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Side:ヘリオス・スカーゾ 4
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ヘリオスは父親達と相談してキオンのいる田舎町のギルドへと転属することにした。
所属していたギルドからは引き留められたが、ヘリオスの意思は固い。キオンと会うための条件に、冒険者が多いギルドはうってつけだ。これについては問題ないとフロガ達も納得してくれた。
「あの……」
「ひっ!」
キオンはヘリオスを見た途端、顔を真っ青にしていた。
ヘリオスはやはり自分はキオンにとって強姦魔なのであるということを再認識して泣きそうになる。
こうなってくると、初めて会った日に父親や兄に力づくで止められたのは正解だったのだろう。ヘリオスは二度とキオンの笑顔が見られなくなるところだったのだ。
「キオン、あの……ギルド転属の申請を……」
「て、転属!?」
書類を見てキオンの驚いた声は大きく、そんなことですらヘリオスの胸を高鳴らせた。
キオンの声大きい。きゅん。
まわりからすればまったくツボがわからないが、ヘリオスはもはやキオンの全てが愛おしいのでなんでもきゅんとしてしまう。
「そ、それとあの………………結婚してくれ!!!!!!」
「え…………嫌ですけど」
この前は無礼を働き本当に申し訳ございません、と言うはずだった言葉はなぜかプロポーズに代わり、キオンは一瞬ポカンとした後、眉間に皴を寄せ嫌悪の表情を浮かべながらにべもなくヘリオスのプロポーズを断った。当然である。
そして転属の手続きが終わってすぐ、キオンは事務所に引っ込んでしまい、ヘリオスは背中を丸めてギルドを出て行った。当たり前だが、キオンは追いかけてきてはくれなかった。
「あ、あのキオン……おはよう!」
「おはようございます」
「あのさ、これ良かったらキオンにやろうと思って! 雪キツネウサギの毛皮でできたコートなんだ。あと、俺の髪色によく似た宝石を見つけて、スファレライトっていう……」
「申し訳ございませんが、業務以外のご用事でしたらご遠慮ください。次の方どうぞ」
「キ、キオン……!」
さらに翌日、ヘリオスが高級なプレゼントを用意してもキオンは見向きもしなかった。勿論笑顔もない。高級な毛皮も宝石もキオンは気に入らないのか、とヘリオスはしょんぼりした。
ヘリオスの後ろに並んでいた冒険者はまだ子供の猫獣人や貉獣人だからか、ヘリオスが無視されても気にする様子なく楽しそうにキオンと喋っており、キオンも笑顔を浮かべている。子供達はキオンから笑顔だけではなく飴も貰っていてヘリオスは唇を噛んだ。う、羨ましい……。
「ねぇ、キオンさん。あの兄ちゃんも飴欲しそうだけど、飴はもうないの?」
物欲しそうにキオンを見ているのを子供に勘違いされたらしく、ヘリオスは一番小さな貉獣人の少年に指をさされた。
「あのお兄ちゃんは要らないから大丈夫」
「キ、キオン……」
キオンは少年の言葉に首を横に振った。子供のような扱いは嫌だし、飴を食べたいかと言われればそんなことはないのだが、ヘリオスはキオンからならゴミでも欲しかっただけに悲しかった。
「でも泣いちゃいそうだよ? お兄ちゃん、あたしのあげようか? イチゴ味だよ?」
「それは君のだから。あぁ、もうッ……1個あげるから」
「お兄ちゃん良かったね!」
「兄ちゃん良かったな!」
子供達に励まされ、ヘリオスは子供のようにコクコクと何度も頷いた。
俺はソーダ味! と少年から飴を見せられ、ヘリオスも紙に包まれた飴を確認する。あまり人気のないハッカ味であったが、ヘリオスは嬉しそうにその飴を見せびらかした。
「げー! ハッカだ! はずれ!」
「なっ!? キオンからの飴は全部当たりなんだよ!!」
「お兄ちゃんはずれたの? かわいそう……」
「か、可哀想じゃない! キオンがくれたんだぞ!」
ヘリオスが同じレベルで少年達と言い争いをしていると、キオンから静かにしなさいと叱られ、みんなでしょんぼりした。
少年達はそのままクエストに出かけ、ヘリオスは離れ難くてうろうろしていたところをキオンに『邪魔するなら帰ってください』と冷たく追い出されてしまった。キオンのお願いは絶対である。ヘリオスは飴を大事に握って帰宅した。
それから馬鹿の一つ覚えのようにヘリオスは観劇のVIPチケット、高級食材、様々なものを貢ぎ続けたが、何を贈ってもキオンが嬉しがる様子はなかった。ヘリオスは毎回拒否され、悲しみに暮れながらキオンの元を離れている。
もはやその光景はギルド内では見慣れた光景になってしまっているらしく、獣人冒険者や職員達からは同情され、飴の件で懐かれた子供達からは『がんばれ~』と応援されている。いつもだったら憤慨するヘリオスだったが、その気力もない。
「どうしたら喜んでくれんだろうなぁ……」
今まで付き合っていた女相手にもこんなに尽くしたことがない。そもそも相手に困らないヘリオスは尽くされることはあっても尽くしたことなど殆どないのだ。
それでも何とか喜んでもらおうと必死に考えて喜びそうなものを貢いでいるけれど、キオンはヘリオスに笑顔すら見せてくれない。好感度がマイナスからのスタートはあまりにも痛すぎる。
「そんでなんで謝れてねぇんだ俺は……」
そして一番の問題は、ヘリオスがまだきちんとキオンに謝罪できていないことだった。
わかっているのだ。キオンがヘリオスを生ごみにたかる害虫を見る目で見ていることも、自分が最低なことをした男であることも、痛いほどわかっている。
そして許してもらえるかは別にして、まず謝罪をしなければ何も始まらないのもわかっている。けれどもう、キオンを前にすると好意が溢れすぎて、ヘリオスは求婚しかできなくなってしまう。
今まで恋愛もそれなりにしてきたはずのヘリオスは自分のポンコツさに泣きたくなった。スマートだよね、とか、格好いいとか、全部が最高だとか。とにかく褒められたことしかなかった100点満点の男など、もはやどこにもいなかった。
いるのは番に振り向いてもらうどころか、謝罪もできない子供じみた男だけだ。
「うわっ!? 盛大に転んだな!?」
「ひッ、うぇ……」
道端でキオンの声がして、ヘリオスはハッとして近くの路地に隠れる。
ぼんやり考えていたらうっかりキオンの匂いに引き寄せられて後をつけてきてしまったらしい。
あたりを見回すが、数人の通行人は一般人ばかりだ。約束事である『会うならヘリオスを止められる人がいる場所』という前提に相応しくない。つまりヘリオスはこの場でキオンに話しかけられないということである。無意識にヘリオスの耳と尻尾がしなしなになってしまう。
「大丈夫?」
「うぇ、えぇんッ……!」
「わ、おい、泣くな泣くな。まぁ、でも男の子でも泣きたくなるよな」
キオンは転んだ子供を慰めているらしく、困った顔をしていたが一生懸命泣き止ませようと声をかけている。
キオンは子供に甘い。まだ幼い冒険者には飴をあげたり、その日の安全な道を調べて教えたり、キオンは彼らに尽くすことを嫌がらない。むしろ進んでしている。
普段、ヘリオスがやって来ると帰れとばかりに冷たい視線を向けるキオンも、ヘリオスが子供達に遺跡調査を手伝った話や、相談を受け答えしている時は少しだけ視線が優しい。
こういう時のキオンはヘリオスに帰れと言わないので、キオンと同じ空間にいたいヘリオスは進んで子供達の相手をした。おかげでヘリオスはギルドの子供達から物凄く懐かれている。
昔なら子供の相手なんて絶対に『めんどい』『うぜぇ』と文句を言いながらどうにか逃げていたはずだが、キオンが喜ぶならこれはこれで悪くないと思えた。
「おっ、泣き止んだな。偉いぞ」
キオンは泣いている子供の頭を撫でている。いいなぁ、とヘリオスはまだ年端も行かぬ少年を羨ましく思った。自分も泣いたら、あんなふうに優しくしてもらえるだろうか……。
「いや、さすがにそれはダッセぇわ……」
自分が泣くところなんて絶対に番に見せたくないと頭を横に振った。
格好悪いところを番に見せてこれ以上嫌われたら生きていけない。
所属していたギルドからは引き留められたが、ヘリオスの意思は固い。キオンと会うための条件に、冒険者が多いギルドはうってつけだ。これについては問題ないとフロガ達も納得してくれた。
「あの……」
「ひっ!」
キオンはヘリオスを見た途端、顔を真っ青にしていた。
ヘリオスはやはり自分はキオンにとって強姦魔なのであるということを再認識して泣きそうになる。
こうなってくると、初めて会った日に父親や兄に力づくで止められたのは正解だったのだろう。ヘリオスは二度とキオンの笑顔が見られなくなるところだったのだ。
「キオン、あの……ギルド転属の申請を……」
「て、転属!?」
書類を見てキオンの驚いた声は大きく、そんなことですらヘリオスの胸を高鳴らせた。
キオンの声大きい。きゅん。
まわりからすればまったくツボがわからないが、ヘリオスはもはやキオンの全てが愛おしいのでなんでもきゅんとしてしまう。
「そ、それとあの………………結婚してくれ!!!!!!」
「え…………嫌ですけど」
この前は無礼を働き本当に申し訳ございません、と言うはずだった言葉はなぜかプロポーズに代わり、キオンは一瞬ポカンとした後、眉間に皴を寄せ嫌悪の表情を浮かべながらにべもなくヘリオスのプロポーズを断った。当然である。
そして転属の手続きが終わってすぐ、キオンは事務所に引っ込んでしまい、ヘリオスは背中を丸めてギルドを出て行った。当たり前だが、キオンは追いかけてきてはくれなかった。
「あ、あのキオン……おはよう!」
「おはようございます」
「あのさ、これ良かったらキオンにやろうと思って! 雪キツネウサギの毛皮でできたコートなんだ。あと、俺の髪色によく似た宝石を見つけて、スファレライトっていう……」
「申し訳ございませんが、業務以外のご用事でしたらご遠慮ください。次の方どうぞ」
「キ、キオン……!」
さらに翌日、ヘリオスが高級なプレゼントを用意してもキオンは見向きもしなかった。勿論笑顔もない。高級な毛皮も宝石もキオンは気に入らないのか、とヘリオスはしょんぼりした。
ヘリオスの後ろに並んでいた冒険者はまだ子供の猫獣人や貉獣人だからか、ヘリオスが無視されても気にする様子なく楽しそうにキオンと喋っており、キオンも笑顔を浮かべている。子供達はキオンから笑顔だけではなく飴も貰っていてヘリオスは唇を噛んだ。う、羨ましい……。
「ねぇ、キオンさん。あの兄ちゃんも飴欲しそうだけど、飴はもうないの?」
物欲しそうにキオンを見ているのを子供に勘違いされたらしく、ヘリオスは一番小さな貉獣人の少年に指をさされた。
「あのお兄ちゃんは要らないから大丈夫」
「キ、キオン……」
キオンは少年の言葉に首を横に振った。子供のような扱いは嫌だし、飴を食べたいかと言われればそんなことはないのだが、ヘリオスはキオンからならゴミでも欲しかっただけに悲しかった。
「でも泣いちゃいそうだよ? お兄ちゃん、あたしのあげようか? イチゴ味だよ?」
「それは君のだから。あぁ、もうッ……1個あげるから」
「お兄ちゃん良かったね!」
「兄ちゃん良かったな!」
子供達に励まされ、ヘリオスは子供のようにコクコクと何度も頷いた。
俺はソーダ味! と少年から飴を見せられ、ヘリオスも紙に包まれた飴を確認する。あまり人気のないハッカ味であったが、ヘリオスは嬉しそうにその飴を見せびらかした。
「げー! ハッカだ! はずれ!」
「なっ!? キオンからの飴は全部当たりなんだよ!!」
「お兄ちゃんはずれたの? かわいそう……」
「か、可哀想じゃない! キオンがくれたんだぞ!」
ヘリオスが同じレベルで少年達と言い争いをしていると、キオンから静かにしなさいと叱られ、みんなでしょんぼりした。
少年達はそのままクエストに出かけ、ヘリオスは離れ難くてうろうろしていたところをキオンに『邪魔するなら帰ってください』と冷たく追い出されてしまった。キオンのお願いは絶対である。ヘリオスは飴を大事に握って帰宅した。
それから馬鹿の一つ覚えのようにヘリオスは観劇のVIPチケット、高級食材、様々なものを貢ぎ続けたが、何を贈ってもキオンが嬉しがる様子はなかった。ヘリオスは毎回拒否され、悲しみに暮れながらキオンの元を離れている。
もはやその光景はギルド内では見慣れた光景になってしまっているらしく、獣人冒険者や職員達からは同情され、飴の件で懐かれた子供達からは『がんばれ~』と応援されている。いつもだったら憤慨するヘリオスだったが、その気力もない。
「どうしたら喜んでくれんだろうなぁ……」
今まで付き合っていた女相手にもこんなに尽くしたことがない。そもそも相手に困らないヘリオスは尽くされることはあっても尽くしたことなど殆どないのだ。
それでも何とか喜んでもらおうと必死に考えて喜びそうなものを貢いでいるけれど、キオンはヘリオスに笑顔すら見せてくれない。好感度がマイナスからのスタートはあまりにも痛すぎる。
「そんでなんで謝れてねぇんだ俺は……」
そして一番の問題は、ヘリオスがまだきちんとキオンに謝罪できていないことだった。
わかっているのだ。キオンがヘリオスを生ごみにたかる害虫を見る目で見ていることも、自分が最低なことをした男であることも、痛いほどわかっている。
そして許してもらえるかは別にして、まず謝罪をしなければ何も始まらないのもわかっている。けれどもう、キオンを前にすると好意が溢れすぎて、ヘリオスは求婚しかできなくなってしまう。
今まで恋愛もそれなりにしてきたはずのヘリオスは自分のポンコツさに泣きたくなった。スマートだよね、とか、格好いいとか、全部が最高だとか。とにかく褒められたことしかなかった100点満点の男など、もはやどこにもいなかった。
いるのは番に振り向いてもらうどころか、謝罪もできない子供じみた男だけだ。
「うわっ!? 盛大に転んだな!?」
「ひッ、うぇ……」
道端でキオンの声がして、ヘリオスはハッとして近くの路地に隠れる。
ぼんやり考えていたらうっかりキオンの匂いに引き寄せられて後をつけてきてしまったらしい。
あたりを見回すが、数人の通行人は一般人ばかりだ。約束事である『会うならヘリオスを止められる人がいる場所』という前提に相応しくない。つまりヘリオスはこの場でキオンに話しかけられないということである。無意識にヘリオスの耳と尻尾がしなしなになってしまう。
「大丈夫?」
「うぇ、えぇんッ……!」
「わ、おい、泣くな泣くな。まぁ、でも男の子でも泣きたくなるよな」
キオンは転んだ子供を慰めているらしく、困った顔をしていたが一生懸命泣き止ませようと声をかけている。
キオンは子供に甘い。まだ幼い冒険者には飴をあげたり、その日の安全な道を調べて教えたり、キオンは彼らに尽くすことを嫌がらない。むしろ進んでしている。
普段、ヘリオスがやって来ると帰れとばかりに冷たい視線を向けるキオンも、ヘリオスが子供達に遺跡調査を手伝った話や、相談を受け答えしている時は少しだけ視線が優しい。
こういう時のキオンはヘリオスに帰れと言わないので、キオンと同じ空間にいたいヘリオスは進んで子供達の相手をした。おかげでヘリオスはギルドの子供達から物凄く懐かれている。
昔なら子供の相手なんて絶対に『めんどい』『うぜぇ』と文句を言いながらどうにか逃げていたはずだが、キオンが喜ぶならこれはこれで悪くないと思えた。
「おっ、泣き止んだな。偉いぞ」
キオンは泣いている子供の頭を撫でている。いいなぁ、とヘリオスはまだ年端も行かぬ少年を羨ましく思った。自分も泣いたら、あんなふうに優しくしてもらえるだろうか……。
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