34 / 38
学園で
俺、早くも辞めたい
しおりを挟む
「あー、あとぉ、障害物借り物競走に出る人はぁ、コンテストに出なくちゃいけないのよ。」
え、そんなのだったらもっと嫌だよ!!ううう、もう断るなんてできないじゃん。
「頑張ってね!」
「ううう、はぃ。」
なんで引き受けてしまったんだろう。………今更後悔しても仕方ないけどさ。うん。
「アカネ様?大丈夫ですか?」
「………ぅん。だ、大丈夫だよ、多分。」
1度決めたことは覆せないもんね。頑張らないと。リアンも巻き込んだんだから。………リアン、ごめん。
「えっとー、他にも競技があるんだけど、魔法とか、剣技とかのは、こっちで勝手に決めるわね?いつもは、出たい人を募るんだけど、今回は、全員の中での1番を決めようってことになってるから。」
ってことは、リアンも出るのかな?魔法、得意だし。俺は、なんにも出来ないけど。
「今回の特別競技に出て、いい成績を残せたら、学校側からご褒美が出るからね?優勝すれば、なんでもお願いしてOKよ?生徒にだって、先生にだって、………皇族にだってね?だから、1番になれるように頑張りなさい?」
え、じゃー、もし俺じゃない誰かが優勝して、お願いできる権利をレオ様に使ったら………?なんでもいいなら、きっとみんな、色々お願いするよね?
…………手を繋いで欲しいとか。…………ハグして欲しいとか。……………………キス、して欲しいとか。
嫌だなぁ。そんなの嫌だ。レオ様は”俺の”なのに……。
はっ、何言ってるんだろう。”俺の”なんて。レオ様は、誰のものでもないのに。
「?アカネ様?どうしました?」
「あ、だ、大丈夫。なんでもないよ。」
こんなこと考えてたなんて知られたら、絶対に引かれる。レオ様にだって、嫌な奴って思われる。気をつけないと。
「あー、それと、魔法とか剣技とかの競技には、私も出るから気をつけてね?」
「え?先生も?」
「まぁー、正確には、私と言うより、先生全員だけどね。」
えええええ。先生たちも、出られるんだ。反則じゃない?強いでしょ、先生なんだから。
「な、何故先生方も出るんですか?」
「んー?だってー、勝ったら、私たちも願いを叶えてもらえるんだもん。そりゃ出るでしょ、気合い入れて。」
先生たちは、褒美のために頑張るのか…。お、大人気ない。………あれ?ってことは、先生たちもレオ様から、ご褒美貰える権利があるって事?
……………嫌だなぁ。すごく嫌。でも、俺にできることなんてないし。
……………悔しいなあ。
「あー、あとね?障害物借り物競争に、出る人は、色んな競技で優勝した人のお願いを聞かなくちゃいけないのよ。ちなみに強制ね?」
え?それも?
「危険な事じゃなかったら、学園側は止めないから、頑張ってね?」
え?危険な事じゃなかったら止めない?え?どんな頼みさせられるの?怖い。
俺、なんでこれ選んだんだろう。絶対迷惑かける。でも、他にできることなんてないしなぁ。
うーん、俺、早くも辞めたいです。出来ないけど。
………………………頑張ったら、レオ様、ご褒美くるるかな?
え、そんなのだったらもっと嫌だよ!!ううう、もう断るなんてできないじゃん。
「頑張ってね!」
「ううう、はぃ。」
なんで引き受けてしまったんだろう。………今更後悔しても仕方ないけどさ。うん。
「アカネ様?大丈夫ですか?」
「………ぅん。だ、大丈夫だよ、多分。」
1度決めたことは覆せないもんね。頑張らないと。リアンも巻き込んだんだから。………リアン、ごめん。
「えっとー、他にも競技があるんだけど、魔法とか、剣技とかのは、こっちで勝手に決めるわね?いつもは、出たい人を募るんだけど、今回は、全員の中での1番を決めようってことになってるから。」
ってことは、リアンも出るのかな?魔法、得意だし。俺は、なんにも出来ないけど。
「今回の特別競技に出て、いい成績を残せたら、学校側からご褒美が出るからね?優勝すれば、なんでもお願いしてOKよ?生徒にだって、先生にだって、………皇族にだってね?だから、1番になれるように頑張りなさい?」
え、じゃー、もし俺じゃない誰かが優勝して、お願いできる権利をレオ様に使ったら………?なんでもいいなら、きっとみんな、色々お願いするよね?
…………手を繋いで欲しいとか。…………ハグして欲しいとか。……………………キス、して欲しいとか。
嫌だなぁ。そんなの嫌だ。レオ様は”俺の”なのに……。
はっ、何言ってるんだろう。”俺の”なんて。レオ様は、誰のものでもないのに。
「?アカネ様?どうしました?」
「あ、だ、大丈夫。なんでもないよ。」
こんなこと考えてたなんて知られたら、絶対に引かれる。レオ様にだって、嫌な奴って思われる。気をつけないと。
「あー、それと、魔法とか剣技とかの競技には、私も出るから気をつけてね?」
「え?先生も?」
「まぁー、正確には、私と言うより、先生全員だけどね。」
えええええ。先生たちも、出られるんだ。反則じゃない?強いでしょ、先生なんだから。
「な、何故先生方も出るんですか?」
「んー?だってー、勝ったら、私たちも願いを叶えてもらえるんだもん。そりゃ出るでしょ、気合い入れて。」
先生たちは、褒美のために頑張るのか…。お、大人気ない。………あれ?ってことは、先生たちもレオ様から、ご褒美貰える権利があるって事?
……………嫌だなぁ。すごく嫌。でも、俺にできることなんてないし。
……………悔しいなあ。
「あー、あとね?障害物借り物競争に、出る人は、色んな競技で優勝した人のお願いを聞かなくちゃいけないのよ。ちなみに強制ね?」
え?それも?
「危険な事じゃなかったら、学園側は止めないから、頑張ってね?」
え?危険な事じゃなかったら止めない?え?どんな頼みさせられるの?怖い。
俺、なんでこれ選んだんだろう。絶対迷惑かける。でも、他にできることなんてないしなぁ。
うーん、俺、早くも辞めたいです。出来ないけど。
………………………頑張ったら、レオ様、ご褒美くるるかな?
0
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
劣等アルファは最強王子から逃げられない
東
BL
リュシアン・ティレルはアルファだが、オメガのフェロモンに気持ち悪くなる欠陥品のアルファ。そのことを周囲に隠しながら生活しているため、異母弟のオメガであるライモントに手ひどい態度をとってしまい、世間からの評判は悪い。
ある日、気分の悪さに逃げ込んだ先で、ひとりの王子につかまる・・・という話です。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
人族は一人で生きられないらしい――獣人公爵に拾われ、溺愛されて家族になりました
よっちゃん
BL
人族がほとんど存在しない世界に、
前世の記憶を持ったまま転生した少年・レオン。
獣人が支配する貴族社会。
魔力こそが価値とされ、
「弱い人族」は守られるべき存在として扱われる世界で、
レオンは常識の違いに戸惑いながらも必死に生きようとする。
そんな彼を拾ったのは、
辺境を治める獣人公爵アルト。
寡黙で冷静、しかし一度守ると決めたものは決して手放さない男だった。
溺愛され、守られ、育てられる日々。
だが、レオンはただ守られるだけの存在で終わることを選ばない。
学院での出会い。
貴族社会に潜む差別と陰謀。
そして「番」という、深く重い絆。
レオンは学び、考え、
自分にしかできない魔法理論を武器に、
少しずつ“並び立つ覚悟”を身につけていく。
獣人と人族。
価値観も、立場も、すべてが違う二人が、
それでも選び合い、家族になるまでの物語。
溺愛×成長×異世界BL。
読後に残るのは、
「ここに居場所があっていい」と思える、あたたかな幸福。
悪役の僕 何故か愛される
いもち
BL
BLゲーム『恋と魔法と君と』に登場する悪役 セイン・ゴースティ
王子の魔力暴走によって火傷を負った直後に自身が悪役であったことを思い出す。
悪役にならないよう、攻略対象の王子や義弟に近寄らないようにしていたが、逆に構われてしまう。
そしてついにゲーム本編に突入してしまうが、主人公や他の攻略対象の様子もおかしくて…
ファンタジーラブコメBL
シリアスはほとんどないです
不定期更新
身代わりにされた少年は、冷徹騎士に溺愛される
秋津むぎ
BL
第13回BL大賞奨励賞頂きました!
最終17位でした!応援ありがとうございます!
あらすじ
魔力がなく、義母達に疎まれながらも必死に生きる少年アシェ。
ある日、義兄が騎士団長ヴァルドの徽章を盗んだ罪をアシェに押し付け、身代わりにされてしまう。
死を覚悟した彼の姿を見て、冷徹な騎士ヴァルドは――?
傷ついた少年と騎士の、温かい溺愛物語。
僕の、しあわせ辺境暮らし
* ゆるゆ
BL
雪のなか3歳の僕を、ひろってくれたのは、やさしい16歳の男の子でした。
ふたりの、しあわせな辺境暮らし、はじまります!
ふたりの動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵もあがります。
YouTube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。
プロフのwebサイトから飛べるので、もしよかったら!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる