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第1章
第28話 噂話って
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「起きたくない…」
目が覚めて、最初に思ったのがそれだった。
昨日のことは、今思い出しても自己嫌悪してしまう…
当然、あんなことを言ったことで、シーホさんに泣かれてしまい、その時叩かれた頬は、一晩経ってもまだ痛む気がする…
そりゃそうだ、自分を助けなかった方が良かったのかと聞かれて、愉快な気分になるわけがない…
しかも、俺が親父を見つけた時まだ生きていて、すぐに助けを呼んでいれば、もしかしたら助けられたかもしれないとなったら…ビンタで済んだのが不思議なくらいだ…
テンクリさんも多分怒ったのだろう…机に突っ伏して泣いてしまったシーホさんの肩を支えながら、何も言わずに帰って行った。
「はぁ…まじ最悪…」
「ぼんは、いつも一言多いからね。」
「そうだね…」
分かってるけど、言ってしまうことってあるじゃんよ?
嫁なら、少しはフォローしてくれても良さそうなものなのに、そんな感じは一切ない。
「もう、ご飯食べに行くよ。はい、起きて。」
布団を剥ぎ取られ、無理やり起こされた。
そのまま階下に降りると、もう朝食の時間は終わりかけのようで、昨日よりも人の数は少なく感じた。
ーーーー
…少し前の村の中
ーーーー
「おいあんた、当然昨日のことは聞いてるよな?」
「ん?ノノーキルか、昨日って、豚男が出たって話だろ?
そりゃ知ってるよ。なんでも領主様が追い払ってくれたって聞いたぞ。」
「違う違う、それは領主の嘘よ嘘。俺には嘘が分かるって知ってるだろ?」
「嘘って…なら誰が?
あ、もしかして豚男なんて最初から居なかったとかなのか?」
「んなわけないだろ。俺も1体倒すのに協力してるんだからな。
なぁ、真相が知りたいとは思わないか…?」
「なんだよもったいぶりやがって、知ってるなら教えろよ。」
「あのな…」
ノノーキルは、そうして同じような話を何人かに話して回る。
話の内容は、人から人へ伝わる中で、どんどん変化していってしまう。
曰く、豚男の数は50体いた
曰く、森の中は豚男で溢れていた
曰く、もう少しで、奴等は村に攻め込んできていた
曰く、大量の豚男は、ボンって男が1人全て倒した
曰く、ボンは戦いの中で傷を負っても、悲鳴すら上げない
曰く、ボンは王都の有名な冒険者である
曰く、ボンは相当な金持ちでもある
曰く、ボンは嫁探し中である
曰く…
どんどん話はおかしくなり、なぜかボンが嫁探しのために偶然この村に寄った金持ちの冒険者であると、話が変わってしまう。
小さな村では、そんな噂話もすぐに広がってしまう。
あるものは、偶然訪ねて来た友人との会話の中で、彼の話を聞く
「クローゾ、聞いたか?豚男を倒してくれたボンって男が、嫁を探しているらしいぞ?」
「ん?豚男って昨日の騒ぎだろ?ボンって男が倒したってのは聞いたが、嫁探しってのは本当か?そいつはどんな奴なんだ?」
「なんでも、冒険者らしいが、その割には礼儀正しくて気前がいいらしい。若いのに腕っ節もあるし、大した奴だよ。」
「ほほー、ちょっと見に行ってみるか?いき遅れた娘の婿になってくれるかも知れん。」
あるものは井戸端会議のなかで、彼の話を聞く
「ねぇアーネ、聞いた?」
「何?もしかしてボンさんのこと?」
「そうそう、なんでも、有名な冒険者さんなんですって。…でね、ここだけの話なんだけどね…」
「冒険者さんだってのは聞いたわ。ここだけの話ってなによ?」
「いいからこっちに来なさいな。…は…を…るってことみたいなのよ。」
「何?それ本当なの?」
「テンカさんの奥さんから聞いたから、絶対間違いないわよ。」
「ちょっと、それならこんなことしてる場合じゃないじゃない!ボンさん見にいきましょう!」
「え?今から?」
「そうよ!早く、急いで!」
あるものは、噂を聞きつけて集まる人から話を聞く
「なぁ、これなにやってんだ?」
「あ?テッドは知らないのか?ボンって冒険者が村に来て嫁探ししてるんだとよ。それで、みんな集まってるのさ。」
「へぇー…そのボンってのは凄い奴なのか?」
「おいおいテッド、昨日の騒ぎを知らないのか?
数10体の豚男が村を狙っていたけど、ボンって冒険者が、全部倒して村を救ったって話。」
「いやいや、セオドラ、それはいくらなんでもないぜ。大量って言っても2.3体がいいところだろ?数10とか聞いたことねぇよ。」
「俺も最初はそう思ったけどな、この集まった人を見ろよ。こんなん信じるしかないだろ?」
「確かにな…しかし、そんな凄い奴がなんでこんな村に来てたんだ?」
「さぁな。英雄様の気持ちは俺らには分からんさ。」
「そりゃそうか、お、誰か降りて来たぞ。」
もちろん、そんなことになっているとは、当事者のボンは知らない。
「お、ボン、やっと起きたか。」
キャナタさんは、今日も元気に声をかけてくれる。
「え?ボンって昨日の?」
「ボン?え?どこ?」
「あ、彼がそうなのね!きゃー!」
「ボンさーん!」
うわ…なんだこれ…
キャナタさんが俺に挨拶した途端、店の外から大勢の人が、こちら目掛けて入ってきた。
「おいボン!すまんが一回上に戻ってくれ!飯は持って行くから!
おい!お前ら、騒ぐなら帰れ!」
「きゃー!ボンー!」
「なー!話聞かせてくれよ!」
「わしの娘の婿に!」
言われた通り2階に戻るが、下の騒ぎは収まる様子がない。
「なんだあれ…」
「凄いねぼん。なんか大人気。」
「いや、何が起きてんだ?意味がわからん…」
部屋に戻ってもなんだか落ち着かない。
これは…
コンコン…
「はい!」
「入るわよー。ごめんなさいねウチの人が。」
ロールさんが、手にパンと果実水を持って部屋に来てくれた。
「キャナタさんってより…なんですかこの騒ぎは…?」
昨日の今日で何が起きているんだか、俺には意味が分からない。
「そうねー、今朝のお客さんのなかにも、何人もボン君のこと聞いてきていたけど、なんなのかしら?」
ナチュラルにマットレスに座るロールさんも、何が起きているか分からないらしい。
「入るぞ!いやー、すまんボン!俺が不用意に声をかけたばかりに。」
キャナタさんも部屋に入ってきた。
…2人がここにいて、店は誰が?
「いや、キャナタさん、下は?誰もいなくて良いんですか?」
「あ?全員追い出したから大丈夫だ。これは夜も人が来る、全員客なら大忙しなんだがな!な、ロール!」
「えぇ、それだと料理のしがいがあるわね。」
…逞しいんだかなんだか…って違う!
「あの!そうじゃなくて、何が起きてるんですか?俺が囲まれる意味が分からないんですけど?」
「あ?あれ?ボンはてっきり知って、え?」
なんだか嫌な予感がしてきたぞ…
「ノノーキルが、今回の豚男の件は、ボンの活躍で収まったんだって言いまくってんだよ。昨日の時点でほとんど村中に広まってたから、今じゃ知らない奴はいないんじゃないか?」
ノノーキルーーー!!!
「いやー、ボンは凄いな、あの豚男が30体も居たのに、一歩も引かずに戦って、シーホを助け出すなんて、しかも殆ど怪我もなく帰ってくるなんて、俺も聞いた時は驚いたよ。」
「いや、桁がおかしいですから!相手は3体だし、腕折れてますから。辛勝ですから!」
ノノーキル!
お前は見てなかったのに、見てたように話すんじゃねぇよ!
何が嘘が見抜けるだ!自分が嘘ついてんじゃねぇか!
「ん?そうなのか?元気そうに俺には見えるが…」
「元気ですよ。えぇ今は元気ですよ。でも、昨日は怪我してたでしょ?キャナタさんも見ましたよね?」
ノノーキル、マジで何してくれてんの!?
ーーーー
作者です。
重い空気に耐えきれませんでした。
ダメですか?
感想その他、お時間あれば是非。
目が覚めて、最初に思ったのがそれだった。
昨日のことは、今思い出しても自己嫌悪してしまう…
当然、あんなことを言ったことで、シーホさんに泣かれてしまい、その時叩かれた頬は、一晩経ってもまだ痛む気がする…
そりゃそうだ、自分を助けなかった方が良かったのかと聞かれて、愉快な気分になるわけがない…
しかも、俺が親父を見つけた時まだ生きていて、すぐに助けを呼んでいれば、もしかしたら助けられたかもしれないとなったら…ビンタで済んだのが不思議なくらいだ…
テンクリさんも多分怒ったのだろう…机に突っ伏して泣いてしまったシーホさんの肩を支えながら、何も言わずに帰って行った。
「はぁ…まじ最悪…」
「ぼんは、いつも一言多いからね。」
「そうだね…」
分かってるけど、言ってしまうことってあるじゃんよ?
嫁なら、少しはフォローしてくれても良さそうなものなのに、そんな感じは一切ない。
「もう、ご飯食べに行くよ。はい、起きて。」
布団を剥ぎ取られ、無理やり起こされた。
そのまま階下に降りると、もう朝食の時間は終わりかけのようで、昨日よりも人の数は少なく感じた。
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…少し前の村の中
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「おいあんた、当然昨日のことは聞いてるよな?」
「ん?ノノーキルか、昨日って、豚男が出たって話だろ?
そりゃ知ってるよ。なんでも領主様が追い払ってくれたって聞いたぞ。」
「違う違う、それは領主の嘘よ嘘。俺には嘘が分かるって知ってるだろ?」
「嘘って…なら誰が?
あ、もしかして豚男なんて最初から居なかったとかなのか?」
「んなわけないだろ。俺も1体倒すのに協力してるんだからな。
なぁ、真相が知りたいとは思わないか…?」
「なんだよもったいぶりやがって、知ってるなら教えろよ。」
「あのな…」
ノノーキルは、そうして同じような話を何人かに話して回る。
話の内容は、人から人へ伝わる中で、どんどん変化していってしまう。
曰く、豚男の数は50体いた
曰く、森の中は豚男で溢れていた
曰く、もう少しで、奴等は村に攻め込んできていた
曰く、大量の豚男は、ボンって男が1人全て倒した
曰く、ボンは戦いの中で傷を負っても、悲鳴すら上げない
曰く、ボンは王都の有名な冒険者である
曰く、ボンは相当な金持ちでもある
曰く、ボンは嫁探し中である
曰く…
どんどん話はおかしくなり、なぜかボンが嫁探しのために偶然この村に寄った金持ちの冒険者であると、話が変わってしまう。
小さな村では、そんな噂話もすぐに広がってしまう。
あるものは、偶然訪ねて来た友人との会話の中で、彼の話を聞く
「クローゾ、聞いたか?豚男を倒してくれたボンって男が、嫁を探しているらしいぞ?」
「ん?豚男って昨日の騒ぎだろ?ボンって男が倒したってのは聞いたが、嫁探しってのは本当か?そいつはどんな奴なんだ?」
「なんでも、冒険者らしいが、その割には礼儀正しくて気前がいいらしい。若いのに腕っ節もあるし、大した奴だよ。」
「ほほー、ちょっと見に行ってみるか?いき遅れた娘の婿になってくれるかも知れん。」
あるものは井戸端会議のなかで、彼の話を聞く
「ねぇアーネ、聞いた?」
「何?もしかしてボンさんのこと?」
「そうそう、なんでも、有名な冒険者さんなんですって。…でね、ここだけの話なんだけどね…」
「冒険者さんだってのは聞いたわ。ここだけの話ってなによ?」
「いいからこっちに来なさいな。…は…を…るってことみたいなのよ。」
「何?それ本当なの?」
「テンカさんの奥さんから聞いたから、絶対間違いないわよ。」
「ちょっと、それならこんなことしてる場合じゃないじゃない!ボンさん見にいきましょう!」
「え?今から?」
「そうよ!早く、急いで!」
あるものは、噂を聞きつけて集まる人から話を聞く
「なぁ、これなにやってんだ?」
「あ?テッドは知らないのか?ボンって冒険者が村に来て嫁探ししてるんだとよ。それで、みんな集まってるのさ。」
「へぇー…そのボンってのは凄い奴なのか?」
「おいおいテッド、昨日の騒ぎを知らないのか?
数10体の豚男が村を狙っていたけど、ボンって冒険者が、全部倒して村を救ったって話。」
「いやいや、セオドラ、それはいくらなんでもないぜ。大量って言っても2.3体がいいところだろ?数10とか聞いたことねぇよ。」
「俺も最初はそう思ったけどな、この集まった人を見ろよ。こんなん信じるしかないだろ?」
「確かにな…しかし、そんな凄い奴がなんでこんな村に来てたんだ?」
「さぁな。英雄様の気持ちは俺らには分からんさ。」
「そりゃそうか、お、誰か降りて来たぞ。」
もちろん、そんなことになっているとは、当事者のボンは知らない。
「お、ボン、やっと起きたか。」
キャナタさんは、今日も元気に声をかけてくれる。
「え?ボンって昨日の?」
「ボン?え?どこ?」
「あ、彼がそうなのね!きゃー!」
「ボンさーん!」
うわ…なんだこれ…
キャナタさんが俺に挨拶した途端、店の外から大勢の人が、こちら目掛けて入ってきた。
「おいボン!すまんが一回上に戻ってくれ!飯は持って行くから!
おい!お前ら、騒ぐなら帰れ!」
「きゃー!ボンー!」
「なー!話聞かせてくれよ!」
「わしの娘の婿に!」
言われた通り2階に戻るが、下の騒ぎは収まる様子がない。
「なんだあれ…」
「凄いねぼん。なんか大人気。」
「いや、何が起きてんだ?意味がわからん…」
部屋に戻ってもなんだか落ち着かない。
これは…
コンコン…
「はい!」
「入るわよー。ごめんなさいねウチの人が。」
ロールさんが、手にパンと果実水を持って部屋に来てくれた。
「キャナタさんってより…なんですかこの騒ぎは…?」
昨日の今日で何が起きているんだか、俺には意味が分からない。
「そうねー、今朝のお客さんのなかにも、何人もボン君のこと聞いてきていたけど、なんなのかしら?」
ナチュラルにマットレスに座るロールさんも、何が起きているか分からないらしい。
「入るぞ!いやー、すまんボン!俺が不用意に声をかけたばかりに。」
キャナタさんも部屋に入ってきた。
…2人がここにいて、店は誰が?
「いや、キャナタさん、下は?誰もいなくて良いんですか?」
「あ?全員追い出したから大丈夫だ。これは夜も人が来る、全員客なら大忙しなんだがな!な、ロール!」
「えぇ、それだと料理のしがいがあるわね。」
…逞しいんだかなんだか…って違う!
「あの!そうじゃなくて、何が起きてるんですか?俺が囲まれる意味が分からないんですけど?」
「あ?あれ?ボンはてっきり知って、え?」
なんだか嫌な予感がしてきたぞ…
「ノノーキルが、今回の豚男の件は、ボンの活躍で収まったんだって言いまくってんだよ。昨日の時点でほとんど村中に広まってたから、今じゃ知らない奴はいないんじゃないか?」
ノノーキルーーー!!!
「いやー、ボンは凄いな、あの豚男が30体も居たのに、一歩も引かずに戦って、シーホを助け出すなんて、しかも殆ど怪我もなく帰ってくるなんて、俺も聞いた時は驚いたよ。」
「いや、桁がおかしいですから!相手は3体だし、腕折れてますから。辛勝ですから!」
ノノーキル!
お前は見てなかったのに、見てたように話すんじゃねぇよ!
何が嘘が見抜けるだ!自分が嘘ついてんじゃねぇか!
「ん?そうなのか?元気そうに俺には見えるが…」
「元気ですよ。えぇ今は元気ですよ。でも、昨日は怪我してたでしょ?キャナタさんも見ましたよね?」
ノノーキル、マジで何してくれてんの!?
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作者です。
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ダメですか?
感想その他、お時間あれば是非。
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