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第1章
第5話
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1日が終わり帰路につく。冬樹は、平穏な今日をかみしめるように一歩一歩誇らしげに歩いた。隣には、セットのおもちゃみたいに幼馴染が張り付いている。
「今日もうちでご飯食べていくでしょ」
「いや、今日は止めとくわ。昨日散々な目にあったばっかりだし」
「それは、あんたが変なことするからでしょ。変なことしなかったらちゃんとしたご飯作ってあげるから」
「そっ、そうか?じゃあお言葉に甘えるとするかな」
「はじめから素直にそう言いなさいよね。冷蔵庫の中が心もとないから、買い物もつきあって」
「わかった、荷物持ちぐらいならなるぞ」
「荷物持ちにしかならないでしょうが。元よりそのつもりよ」
「あっ、うん…。知ってた」
(はぁっ、今日の俺は夕日が薄暗く見えるくらい心をズタボロされたなぁ…)
遠くに見える夕日は昨日とは違って、薄暗い雲に覆われていた。
「ただいまー」
「あっ、おかえりなさい~、冬樹さんも一緒だったんですね~」
「こいつご飯を一緒に食べてくれる人がいないから、いっつもうちで食べるのよ」
「冬樹さん、かわいそうです~」
「一方からは罵倒され、一方からは哀れみの目で見られる。一体俺はどうしたらいいんだ」
「何バカなこと言ってんの、さっさと手を洗って手伝いなさいよね」
「私にもお手伝いできることはありますか~?」
「そうねぇ…、一緒に野菜を切ってもらってもいい?」
「はい~。お安い御用です~」
「俺は何をすればいいんだ?」
葵の言いつけを守り、素直に洗面所に直行し、手をあわあわもこもこにしている冬樹が、顔を覗かせ尋ねた。
「そうねぇ、台所は3人で使うには狭いから、冬樹は邪魔だし…、そうだ、掃除機をかけてもらおうかしら」
「ねぇ、いま邪魔って言ったよね、言ったよね⁈」
「あぁー、もううっさい。さっさと手を洗って、手を動かす!」
「へいへい」
「へいは一回!」
葵は慌ただしく台所で料理の準備を始めた。その横で紅葉も髪をまとめ、エプロンを付けようとしている。
「紅葉さん、今日の晩御飯は何がいい?」
「う~ん、そうですね~、今日はお魚の気分です~」
「お魚ね、それじゃあさっき買ってきた鮭を焼こうかな」
「焼き鮭ですか~、おいしそうです~」
「えっ⁈今日は焼き鮭?まじかぁ、よっしゃー!」
「冬樹って飛び跳ねて喜ぶほどに焼き鮭好きだったっけ?あと、子供じゃないんだから晩御飯の献立くらいで飛び跳ねないで」
「あっ、あぁ…。まぁ、そんなところだ」
(本当は10日連続カレーを回避できたこと、カレー以外の料理が食べれること、カレー地獄から脱出できることが嬉しいんだけどな!本当に、紅葉さんナイス‼)
「煮え切らない返事ね。まぁ、いいわ。それじゃ始めましょうか」
そう言うと葵は、パックから手際よく鮭の切り身を3つとりだした。魚焼きグリルをひきだし、アルミホイルを敷いて、その上にサーモンをのせる。焦げ付かないための一工夫らしい。一方紅葉は、レタスをみじん切りにしようとしていた。
「ちょっ、紅葉さん!なんでレタスをみじん切りにしようとしているの!」
「だって~、小さく刻んだ方が食べやすいじゃないですか~」
「今日のレタスは鮭の横に添える野菜だから、そんなに細かく刻まなくてもいいの!」
「そうなんですか~」
「もしかして、紅葉さんって料理したことない…?」
「そうですねぇ~、したことがあるような、ないような?」
「どっちなのよ‼」
台所で繰り広げられる、夫婦漫才のようなやり取りを、冬樹は苦笑いしながら見ていた。もちろんその手には、葵の言いつけ通り掃除機が握られており、隅々まで掃除をしている最中である。掃除の手がダイニングに差し掛かったころ、冬樹はグッピーたちの餌が床にこぼれているのを見つけた。
(葵がこぼしたのか?それとも紅葉さんがグッピーたちに餌をやろうとしてこぼしたのか…?まぁ、どっちでもいいか)
「なぁ、葵、グッピーたちの餌やりはどうするんだ?」
「いっけない、忘れるところだった。忘れないうちにぐーちゃんとぴーちゃんに餌あげとこ」
そういうと葵は、台所での作業をいったん止め、小走りでダイニングまでやってきた。小棚に置かれている、グッピーグッズの数々の中から餌を迷うことなく取り出し、グッピーたちに与える。
「はーい、ぐーちゃんぴーちゃん、ご飯ですよー」
魚を愛でるときの葵は別人格だ。いつも冬樹を蔑み、罵倒する葵とは大違いである。
「あれ…」
「どうした、葵。餌やる手が止まってるぞ」
「ううん、気のせいだとは思うんだけど、いつもよりぐーちゃんとぴーちゃんが心持ち大きい気がするって言うか」
「魚ってそんな1日で目に見えるほど大きくなるものなのか?」
「いや、そんなことはないと思うんだけど…」
冬樹は、掃除機をかける手を一旦止め、葵のそばに行き水槽を眺める。
(確かに気持ち大きいような…)
するとその時、グッピーたちはみるみる大きくなり、水槽パンパンになった。水槽の水が勢いよくあふれ出し、水槽は少しずつひび割れていく。
「ぐーちゃん!ぴーちゃん!」
「葵、今すぐ離れるぞ!紅葉さんも急いで家の外へ」
(嫌な予感がする。いや、いやな予感しかしない。これは昨日の渋谷と同じ...)
「どうしたんですか~?あれ~、お魚さんたちやけに大きいですね~、成長期ですか~?」
「違う、そうじゃない。どんなに大きいグッピーでもここまで急に大きくなるわけがない、というかグッピーはこんなに大きくない!」
葵は、隣に立っている冬樹の服の袖を強く、ただ強く掴んだ。その手は小刻みに震えている。
「いやっいやっ、ぐーちゃんぴーちゃん、だめ、だめだよ。いやっいやいやいやっぁぁぁぁぁあーーーーー!」
「落ち着け、葵。とりあえず、家から出るぞ、紅葉さんも早く!」
葵は家族同然のように愛情を持って育てていたグッピーたちの姿がだんだんとかけ離れていくのを目の当たりにしてパニックになっていた。冬樹は、自分の服の袖をぎゅっと握りしめている葵の手を一度ほどき、強く、葵の手の震えが止まってしまうほど強く握りしめた。冬樹は、そんな葵を引きずり、玄関を抜け外に出て、近くの塀に身を隠した。外は、あいにくの大雨であったが、冬樹たちに傘を持ちだす余裕はなかった。ずぶ濡れになっている3人の後ろでは、葵の家がメシメシと音を立てていた。徐々に外壁にひびが入り始め、窓ガラスが割れる。
瞬く間に、葵の家は崩れ落ち、瓦礫の山となった。いつもは静かな住宅街。その街に突如現れた瓦礫の山は、もぞもぞと動いている。
「いやいやいやいやっ、なんで、なんでなの、なんで、ぐーちゃんとぴーちゃんが…。どうして、だめ、いやいやいやいや…」
葵は、今起きていることが受け止め切れていない様子で、冬樹はそんな葵にそっと寄り添い、胸を貸す。
その時、瓦礫の山は崩れ落ちた。かすかな電灯のあかりに照らされ、その中から現れたのは、グッピーたちであろう、あったであろう、おぞましい化け物の姿だった。
「紅葉さん、葵を連れて逃げてもらってもいいですか」
「それはいいですけど~、冬樹さんはどうするんですか~?一緒に逃げないんですか~?」
「俺は……、後で絶対に追いかけますから、追いつきますから。だから、はやくっ」
「何かっこつけてんのよ!あんなのに勝てるわけない。だってそうでしょ?なに格好つけようとしてるのよ。今は、そんなこと求めてない、あたしは冬樹に時間を稼いで、死んでほしいわけじゃない。例え、あたしたちが逃げきれても、冬樹が死んじゃったら意味無いの!ふざけないでよ、これ以上私から大切な物を奪わないで!」
葵は小刻みに震えながら、やっとの思いで絞り出したであろう声でそう訴えた。その間に、グッピーたちは体勢を整え終えたのか、ギョロギョロと辺りを見回し始めた。
「もう、迷ってる時間はないみたいだな」
「とっ、ところで…。あのお魚さんたちは一体何なんですか…」
紅葉は初めて見る化け物の姿に、思わず後ずさりしながらそう、冬樹に尋ねた。
「俺にも分からない。ただ、グッピーたちはもう、あの可愛いグッピーたちじゃない」
「そっ、そんな…」
塀の後ろで、冬樹と紅葉がヒソヒソと、化け物に気づかれないように会話していた。化け物たちは冬樹たちに気づく様子もなくどこか一点を見つめていた。
「冬樹さん、あのお魚さんたちは一体どこを見てるんでしょうね~」
冬樹は化け物のの視線を追った。その先には幼い女の子とその母親であろう女性が立っていた。
「ままー、あれなに?」
「なになに?何か面白いものでもいた?」
冬樹は、自分が身を隠していることを忘れ、思わず塀から身を乗り出した。しかし、冬樹が見たのは半分が無くなった隣の家だった。当然、親子の姿はもうどこにもなかった。
「今日もうちでご飯食べていくでしょ」
「いや、今日は止めとくわ。昨日散々な目にあったばっかりだし」
「それは、あんたが変なことするからでしょ。変なことしなかったらちゃんとしたご飯作ってあげるから」
「そっ、そうか?じゃあお言葉に甘えるとするかな」
「はじめから素直にそう言いなさいよね。冷蔵庫の中が心もとないから、買い物もつきあって」
「わかった、荷物持ちぐらいならなるぞ」
「荷物持ちにしかならないでしょうが。元よりそのつもりよ」
「あっ、うん…。知ってた」
(はぁっ、今日の俺は夕日が薄暗く見えるくらい心をズタボロされたなぁ…)
遠くに見える夕日は昨日とは違って、薄暗い雲に覆われていた。
「ただいまー」
「あっ、おかえりなさい~、冬樹さんも一緒だったんですね~」
「こいつご飯を一緒に食べてくれる人がいないから、いっつもうちで食べるのよ」
「冬樹さん、かわいそうです~」
「一方からは罵倒され、一方からは哀れみの目で見られる。一体俺はどうしたらいいんだ」
「何バカなこと言ってんの、さっさと手を洗って手伝いなさいよね」
「私にもお手伝いできることはありますか~?」
「そうねぇ…、一緒に野菜を切ってもらってもいい?」
「はい~。お安い御用です~」
「俺は何をすればいいんだ?」
葵の言いつけを守り、素直に洗面所に直行し、手をあわあわもこもこにしている冬樹が、顔を覗かせ尋ねた。
「そうねぇ、台所は3人で使うには狭いから、冬樹は邪魔だし…、そうだ、掃除機をかけてもらおうかしら」
「ねぇ、いま邪魔って言ったよね、言ったよね⁈」
「あぁー、もううっさい。さっさと手を洗って、手を動かす!」
「へいへい」
「へいは一回!」
葵は慌ただしく台所で料理の準備を始めた。その横で紅葉も髪をまとめ、エプロンを付けようとしている。
「紅葉さん、今日の晩御飯は何がいい?」
「う~ん、そうですね~、今日はお魚の気分です~」
「お魚ね、それじゃあさっき買ってきた鮭を焼こうかな」
「焼き鮭ですか~、おいしそうです~」
「えっ⁈今日は焼き鮭?まじかぁ、よっしゃー!」
「冬樹って飛び跳ねて喜ぶほどに焼き鮭好きだったっけ?あと、子供じゃないんだから晩御飯の献立くらいで飛び跳ねないで」
「あっ、あぁ…。まぁ、そんなところだ」
(本当は10日連続カレーを回避できたこと、カレー以外の料理が食べれること、カレー地獄から脱出できることが嬉しいんだけどな!本当に、紅葉さんナイス‼)
「煮え切らない返事ね。まぁ、いいわ。それじゃ始めましょうか」
そう言うと葵は、パックから手際よく鮭の切り身を3つとりだした。魚焼きグリルをひきだし、アルミホイルを敷いて、その上にサーモンをのせる。焦げ付かないための一工夫らしい。一方紅葉は、レタスをみじん切りにしようとしていた。
「ちょっ、紅葉さん!なんでレタスをみじん切りにしようとしているの!」
「だって~、小さく刻んだ方が食べやすいじゃないですか~」
「今日のレタスは鮭の横に添える野菜だから、そんなに細かく刻まなくてもいいの!」
「そうなんですか~」
「もしかして、紅葉さんって料理したことない…?」
「そうですねぇ~、したことがあるような、ないような?」
「どっちなのよ‼」
台所で繰り広げられる、夫婦漫才のようなやり取りを、冬樹は苦笑いしながら見ていた。もちろんその手には、葵の言いつけ通り掃除機が握られており、隅々まで掃除をしている最中である。掃除の手がダイニングに差し掛かったころ、冬樹はグッピーたちの餌が床にこぼれているのを見つけた。
(葵がこぼしたのか?それとも紅葉さんがグッピーたちに餌をやろうとしてこぼしたのか…?まぁ、どっちでもいいか)
「なぁ、葵、グッピーたちの餌やりはどうするんだ?」
「いっけない、忘れるところだった。忘れないうちにぐーちゃんとぴーちゃんに餌あげとこ」
そういうと葵は、台所での作業をいったん止め、小走りでダイニングまでやってきた。小棚に置かれている、グッピーグッズの数々の中から餌を迷うことなく取り出し、グッピーたちに与える。
「はーい、ぐーちゃんぴーちゃん、ご飯ですよー」
魚を愛でるときの葵は別人格だ。いつも冬樹を蔑み、罵倒する葵とは大違いである。
「あれ…」
「どうした、葵。餌やる手が止まってるぞ」
「ううん、気のせいだとは思うんだけど、いつもよりぐーちゃんとぴーちゃんが心持ち大きい気がするって言うか」
「魚ってそんな1日で目に見えるほど大きくなるものなのか?」
「いや、そんなことはないと思うんだけど…」
冬樹は、掃除機をかける手を一旦止め、葵のそばに行き水槽を眺める。
(確かに気持ち大きいような…)
するとその時、グッピーたちはみるみる大きくなり、水槽パンパンになった。水槽の水が勢いよくあふれ出し、水槽は少しずつひび割れていく。
「ぐーちゃん!ぴーちゃん!」
「葵、今すぐ離れるぞ!紅葉さんも急いで家の外へ」
(嫌な予感がする。いや、いやな予感しかしない。これは昨日の渋谷と同じ...)
「どうしたんですか~?あれ~、お魚さんたちやけに大きいですね~、成長期ですか~?」
「違う、そうじゃない。どんなに大きいグッピーでもここまで急に大きくなるわけがない、というかグッピーはこんなに大きくない!」
葵は、隣に立っている冬樹の服の袖を強く、ただ強く掴んだ。その手は小刻みに震えている。
「いやっいやっ、ぐーちゃんぴーちゃん、だめ、だめだよ。いやっいやいやいやっぁぁぁぁぁあーーーーー!」
「落ち着け、葵。とりあえず、家から出るぞ、紅葉さんも早く!」
葵は家族同然のように愛情を持って育てていたグッピーたちの姿がだんだんとかけ離れていくのを目の当たりにしてパニックになっていた。冬樹は、自分の服の袖をぎゅっと握りしめている葵の手を一度ほどき、強く、葵の手の震えが止まってしまうほど強く握りしめた。冬樹は、そんな葵を引きずり、玄関を抜け外に出て、近くの塀に身を隠した。外は、あいにくの大雨であったが、冬樹たちに傘を持ちだす余裕はなかった。ずぶ濡れになっている3人の後ろでは、葵の家がメシメシと音を立てていた。徐々に外壁にひびが入り始め、窓ガラスが割れる。
瞬く間に、葵の家は崩れ落ち、瓦礫の山となった。いつもは静かな住宅街。その街に突如現れた瓦礫の山は、もぞもぞと動いている。
「いやいやいやいやっ、なんで、なんでなの、なんで、ぐーちゃんとぴーちゃんが…。どうして、だめ、いやいやいやいや…」
葵は、今起きていることが受け止め切れていない様子で、冬樹はそんな葵にそっと寄り添い、胸を貸す。
その時、瓦礫の山は崩れ落ちた。かすかな電灯のあかりに照らされ、その中から現れたのは、グッピーたちであろう、あったであろう、おぞましい化け物の姿だった。
「紅葉さん、葵を連れて逃げてもらってもいいですか」
「それはいいですけど~、冬樹さんはどうするんですか~?一緒に逃げないんですか~?」
「俺は……、後で絶対に追いかけますから、追いつきますから。だから、はやくっ」
「何かっこつけてんのよ!あんなのに勝てるわけない。だってそうでしょ?なに格好つけようとしてるのよ。今は、そんなこと求めてない、あたしは冬樹に時間を稼いで、死んでほしいわけじゃない。例え、あたしたちが逃げきれても、冬樹が死んじゃったら意味無いの!ふざけないでよ、これ以上私から大切な物を奪わないで!」
葵は小刻みに震えながら、やっとの思いで絞り出したであろう声でそう訴えた。その間に、グッピーたちは体勢を整え終えたのか、ギョロギョロと辺りを見回し始めた。
「もう、迷ってる時間はないみたいだな」
「とっ、ところで…。あのお魚さんたちは一体何なんですか…」
紅葉は初めて見る化け物の姿に、思わず後ずさりしながらそう、冬樹に尋ねた。
「俺にも分からない。ただ、グッピーたちはもう、あの可愛いグッピーたちじゃない」
「そっ、そんな…」
塀の後ろで、冬樹と紅葉がヒソヒソと、化け物に気づかれないように会話していた。化け物たちは冬樹たちに気づく様子もなくどこか一点を見つめていた。
「冬樹さん、あのお魚さんたちは一体どこを見てるんでしょうね~」
冬樹は化け物のの視線を追った。その先には幼い女の子とその母親であろう女性が立っていた。
「ままー、あれなに?」
「なになに?何か面白いものでもいた?」
冬樹は、自分が身を隠していることを忘れ、思わず塀から身を乗り出した。しかし、冬樹が見たのは半分が無くなった隣の家だった。当然、親子の姿はもうどこにもなかった。
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