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第253話
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俺達は、隊を離れた後
「発散したい奴は、何人いる?」
「はい」
「ランベルトに」
「俺も」
「アレス」
「俺もいいですか?」
「ユーリに」
無言で手を上げた
「フランか」
残っているのは、パトリックのみ。
「パトリックは、良いのか?」
「俺が・・・原因ですから」
「そんなことは、どうでもいい。
さっきのあいつらにムカついたなら、はっきり言え」
「ムカついては、います」
「では、全員だな。前方アレスとユーリ」
「「はい」」
「多分20ぐらい居る。パトリック、フランは左」
「「はい」」
「30ぐらいか。で、俺とランベルトで右」
「一番多そうですね」
「多分、大型が居る」
「分かりました」
「では、散開っ」
「「「「「はっ」」」」」
そうして俺達は、3方向に分かれ、狩りを楽しむ。
俺・・・僕は、ランベルトと共に、右の山に向かう。
草原から森に入ってすぐ、数匹のウルフが出た。
「鉱石は取れよ」
「当たり前です」
そう言って、さっさと片付ける。
腕を上げたか・・・
ランベルトを見てそう評価していると、馬車の方から馬が1頭走り込んできた。
「すみませんっ」
「何かあったか?」
「後方から、数10匹のウルフが・・・」
「残っている騎士で対応は?」
「していますが、1匹倒すのに手がかかって・・・」
「はぁー・・・役立たずばっかかよ」
俺は間違いなくぶちきれて
「ランベルト」
「はい」
「お前はこいつと、ここの掃除を」
「了解」
「俺はちょっと片付けてくる。大型は帰ってきてから」
「分かりました」
ランベルトの返事を聞き、俺はすぐに馬車に向かって馬を走らせる。
馬に負担がいかないように、ジョッキーのような動きをして、風の抵抗もなくす。
5分もしないうちに、現場に合流した。
そこには、50くらいの色々な鉱石を付けたウルフが、一人の騎士に2,3匹ついている状態だった。
「なんだ、この状態は・・・」
護衛対象であるはずのタンザ公爵も、剣を取って応戦していて、呆れるしかないが、今はそれどころではない。
俺は馬に乗ったまま、タンザ公爵に向かって走っていく。
「おまえらっ!どけっ」
手こずっている騎士を避け、タンザ公爵の傍まで来ると
「公爵っ、乗って」
そう言って、手を差し出す。
公爵はすぐに俺の手を掴んで、馬の勢いと遠心力を使って飛び乗った。
「ジョージ殿、すまない」
「それはともかく、ここに集まっているのが全部ですか?」
「だと思う。一塊になって、突っ込んできた」
一塊?おかしいな。普通、種類別とかに分かれているものだが・・・
そうは思ったが、とりあえずこいつらをやるのが先だ。
「すみませんが、馬をお願いします。絶対に、降りないでくださいね」
そう言うと俺は、手綱をタンザ公爵に渡し、馬から飛び降りたと同時に、真下にいたダイヤウルフを突き刺した。
「発散したい奴は、何人いる?」
「はい」
「ランベルトに」
「俺も」
「アレス」
「俺もいいですか?」
「ユーリに」
無言で手を上げた
「フランか」
残っているのは、パトリックのみ。
「パトリックは、良いのか?」
「俺が・・・原因ですから」
「そんなことは、どうでもいい。
さっきのあいつらにムカついたなら、はっきり言え」
「ムカついては、います」
「では、全員だな。前方アレスとユーリ」
「「はい」」
「多分20ぐらい居る。パトリック、フランは左」
「「はい」」
「30ぐらいか。で、俺とランベルトで右」
「一番多そうですね」
「多分、大型が居る」
「分かりました」
「では、散開っ」
「「「「「はっ」」」」」
そうして俺達は、3方向に分かれ、狩りを楽しむ。
俺・・・僕は、ランベルトと共に、右の山に向かう。
草原から森に入ってすぐ、数匹のウルフが出た。
「鉱石は取れよ」
「当たり前です」
そう言って、さっさと片付ける。
腕を上げたか・・・
ランベルトを見てそう評価していると、馬車の方から馬が1頭走り込んできた。
「すみませんっ」
「何かあったか?」
「後方から、数10匹のウルフが・・・」
「残っている騎士で対応は?」
「していますが、1匹倒すのに手がかかって・・・」
「はぁー・・・役立たずばっかかよ」
俺は間違いなくぶちきれて
「ランベルト」
「はい」
「お前はこいつと、ここの掃除を」
「了解」
「俺はちょっと片付けてくる。大型は帰ってきてから」
「分かりました」
ランベルトの返事を聞き、俺はすぐに馬車に向かって馬を走らせる。
馬に負担がいかないように、ジョッキーのような動きをして、風の抵抗もなくす。
5分もしないうちに、現場に合流した。
そこには、50くらいの色々な鉱石を付けたウルフが、一人の騎士に2,3匹ついている状態だった。
「なんだ、この状態は・・・」
護衛対象であるはずのタンザ公爵も、剣を取って応戦していて、呆れるしかないが、今はそれどころではない。
俺は馬に乗ったまま、タンザ公爵に向かって走っていく。
「おまえらっ!どけっ」
手こずっている騎士を避け、タンザ公爵の傍まで来ると
「公爵っ、乗って」
そう言って、手を差し出す。
公爵はすぐに俺の手を掴んで、馬の勢いと遠心力を使って飛び乗った。
「ジョージ殿、すまない」
「それはともかく、ここに集まっているのが全部ですか?」
「だと思う。一塊になって、突っ込んできた」
一塊?おかしいな。普通、種類別とかに分かれているものだが・・・
そうは思ったが、とりあえずこいつらをやるのが先だ。
「すみませんが、馬をお願いします。絶対に、降りないでくださいね」
そう言うと俺は、手綱をタンザ公爵に渡し、馬から飛び降りたと同時に、真下にいたダイヤウルフを突き刺した。
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