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第247話
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目の前で、おじと呼ばれている男はクランベル侯爵の弟で、なんとか商会の代表。
そんで・・・甥っ子と言っている奴だが、こいつは
「あんた、クランベル侯爵の、4男だよな?」
と、つい声に出てしまった。
「へ?」
その男は間抜けな顔をさらし、俺を見る。
そして俺を見た瞬間、アワアワと慌て出した。
「い、いいえ。違いますよ。私はそんなものじゃないです」
「そんなもの・・・ね。ルイス・クランベル」
俺がそう言うとビクッとした甥。
「わ、私はルイスという名では・・・」
「では、ミカエル・マルチネス・・・かな?」
「なんで・・・」
「何も調べずに、来ると思う方が、バカだよね」
「えっ!?あんた、ジョージ・アドルファスだよな」
「お前が、そう呼んで良い相手では、ないんだがな」
「なんでそんなこと、言われんだよ」
「ミカエル。要らないことを言うな。
お前も私も、この方のために動いて居るんだ」
こいつらバカだな。
自分から、目的を吐いた。
「それは、誰からの指示だ?」
「はい?」
「誰からの指示だと、聞いた」
「えっと・・・兄上ですが・・・あっ!?」
そういった後、口を塞いだペニー・コルニア。
多分兄、クランベル侯爵との、秘密だったのだろう。
俺は、にっこりと笑って
「あんた、俺のためっ言ったけど、誰を狙ったかわかってる?」
「誰?ですか?」
「分かっていないようだから、教えてやる。
あんたが、人を雇って片そうとしたのは、アーサー第1王子殿下だ」
「はい?」
「ア、アーサー、第1王子殿下?
いや、俺たちはコルニア商会を狙っている奴だって、聞いて・・・」
「わ、私たちはそんな・・・そんなことをした・・・」
「つもりはない?」
「はい」
「けどもう遅い。あんたたちは王子を殺そうとした。それは俺と」
「俺が証人だ」
「「アーサー第1王子殿下っ」」
傷をリリーベル様に治療してもらったアーサーが、リリーベル様と一緒に顔を出した。
「あ、あの私はそのようなことをしようと思ったことは、一度も・・・」
「そのような、とは?」
「こ、殺そうなどと・・・」
「ただ脅すだけと言われ、ここに来ました。
全て終わったら顔をだし、状況を見てこいと・・・」
「言ったのは誰だ?」
「兄です」
ペニー・コルニアが答えた後
「マイコス・クランベル侯爵だ」
俺がアーサーに伝えると、リリーベル様は心配そうにアーサーを見る。
アーサーは渋い顔をして
「やっぱり、ジョーに渡した方が、貴族は納得するのだろうか・・・」
と、情けない声で呟いた。
俺は苛立っていたこともあって
「アーサー。お前、それで良いのか?今まで頑張ってきたことを、
そうやって簡単に、捨てれるんだ?」
と、その場でズバッと聞いてしまった。
そんで・・・甥っ子と言っている奴だが、こいつは
「あんた、クランベル侯爵の、4男だよな?」
と、つい声に出てしまった。
「へ?」
その男は間抜けな顔をさらし、俺を見る。
そして俺を見た瞬間、アワアワと慌て出した。
「い、いいえ。違いますよ。私はそんなものじゃないです」
「そんなもの・・・ね。ルイス・クランベル」
俺がそう言うとビクッとした甥。
「わ、私はルイスという名では・・・」
「では、ミカエル・マルチネス・・・かな?」
「なんで・・・」
「何も調べずに、来ると思う方が、バカだよね」
「えっ!?あんた、ジョージ・アドルファスだよな」
「お前が、そう呼んで良い相手では、ないんだがな」
「なんでそんなこと、言われんだよ」
「ミカエル。要らないことを言うな。
お前も私も、この方のために動いて居るんだ」
こいつらバカだな。
自分から、目的を吐いた。
「それは、誰からの指示だ?」
「はい?」
「誰からの指示だと、聞いた」
「えっと・・・兄上ですが・・・あっ!?」
そういった後、口を塞いだペニー・コルニア。
多分兄、クランベル侯爵との、秘密だったのだろう。
俺は、にっこりと笑って
「あんた、俺のためっ言ったけど、誰を狙ったかわかってる?」
「誰?ですか?」
「分かっていないようだから、教えてやる。
あんたが、人を雇って片そうとしたのは、アーサー第1王子殿下だ」
「はい?」
「ア、アーサー、第1王子殿下?
いや、俺たちはコルニア商会を狙っている奴だって、聞いて・・・」
「わ、私たちはそんな・・・そんなことをした・・・」
「つもりはない?」
「はい」
「けどもう遅い。あんたたちは王子を殺そうとした。それは俺と」
「俺が証人だ」
「「アーサー第1王子殿下っ」」
傷をリリーベル様に治療してもらったアーサーが、リリーベル様と一緒に顔を出した。
「あ、あの私はそのようなことをしようと思ったことは、一度も・・・」
「そのような、とは?」
「こ、殺そうなどと・・・」
「ただ脅すだけと言われ、ここに来ました。
全て終わったら顔をだし、状況を見てこいと・・・」
「言ったのは誰だ?」
「兄です」
ペニー・コルニアが答えた後
「マイコス・クランベル侯爵だ」
俺がアーサーに伝えると、リリーベル様は心配そうにアーサーを見る。
アーサーは渋い顔をして
「やっぱり、ジョーに渡した方が、貴族は納得するのだろうか・・・」
と、情けない声で呟いた。
俺は苛立っていたこともあって
「アーサー。お前、それで良いのか?今まで頑張ってきたことを、
そうやって簡単に、捨てれるんだ?」
と、その場でズバッと聞いてしまった。
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