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第二十話
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海東は運ばれた先でベッドに寝かされてしまい、起きようにも眠気が先に来て睡魔に負けてしまい寝てしまった。
そして赤ん坊の声が聞こえてきた。
産婆さんが悲鳴を上げて赤子から手を離してしまい、赤子が床に落ちて大泣きしているシーンだった。母親が落とされたことに驚き産後に関わらず起き上がって赤子を抱き上げると同じように悲鳴を上げて床に落としていた。
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・・死神じゃぁ・・死神が生まれてしもたぁ・・・」
「あぁ・・・なんて不吉な・・・。浄化をしてもらわないと」
赤子に服も着せずに父親らしき男が、山奥に上っていく赤子は目が開いていない状態で泣いていたが、男はあやす気配はないく、黙々と山道を歩いていた。
そして山の奥にあるお寺につくと、人が住んでいるのかと思うくらい崩れそうなお寺だったが、男は赤子を地面にそのまま置き、手を合わせたと思ったら赤子を置いて下山していった。
高らかに大泣きする赤子の前に一人の巫女の姿をした少女が現れた。居たわけではない突然現れたのだ。少女は抱きかかえ赤子に子守唄を歌う。
「二人仲良く遊びましょ~、仲が良ければ幸せ二倍~♪」
赤子は少し聞いているとウトウトとし始め、少女の腕の中で眠ってしまう少女は確認すると赤子の眼は真っ黒でまるでカラスの瞳の様に見えたが、少女は驚くことなくお寺の中に入っていく、そして温かいお湯で身体を洗い余っていた布で身体を包み込んだ。
「どうしたんだ?おや?死神の眼の赤子か」
「はい、師匠様何年ぶりでしょうね?」
「そうだなぁ、あの子も死を選んだが・・・、今度は生きてほしいが・・・このままじゃぁ再び死を選ぶかもしれないな」
「では、あの儀式をするのですが?」
「まだ未完成だがやってみる価値はあるだろうが、その子が耐えられるかが不安だ。もう少し成長してからにしよう」
「判りました。では私が育てましょう」
少女は赤子を抱き上げて襖の奥に消えていく、それを見送った師匠と呼ばれた男は不安げな顔で見送ったが、少女も自分が拾った赤子だった。
どこの子か分からないままに育てていくうちに少女にも呪い似た体に模様が浮かび上がり師匠は儀式を行い、消すことには成功したが少女には後遺症が残った。彼女は表情は乏しいもので、あまり顔に出ないのだ。
「あれから数年経ちました。この子が自我を持つ前に儀式をしませんか?」
「ふむ・・・ここの事は、人間たちには内緒じゃからな・・・、名残惜しいじゃろうが始めるとしよう」
鏡を用いて四歳くらいの少年はキャイキャイと炎を見上げていた。
その炎をもまた少年を欲しているように蠢いている。炎に囲まれた少年は笑いながら中をクルクルと回っていた。そして師匠と呼ばれた老人が人間が発するような声ではない言葉を発すると、炎は少年を飲み込んだ、しかし少年が悲鳴を上げることはなかった。むしろ未だに笑っていた。
「成功では?」
「うむ・・・、だが・・・」
炎が銀色に染まり段々と虹色に変化していった。
「この目は・・・・混ざっておる!死神の眼と混ざっておる!!」
炎が少年に吸収されたと思ったら少年はキョトンとしていて、カラスのような眼だった瞳は虹色のビー玉になっていた。二人は驚き何やら違う呪文を発しはじめた。
それでも少年には何も起こらない。
夢心地だったが、海東にとって瞳をみて美しいと思ったのは事実であり、これが赤城だと確信していた。笑い方がそのままだった。変わらない笑顔だったのだ。
そこで、海東は目覚めた。
寝起きはスッキリしていて赤城について何か分かった気がするのもあるが、あえて言う必要はないだろうとも思う。
起き上がり部屋を出て行くと、すっかり辺りは真っ暗になっており、蝋燭のみで赤城がテーブルに座って眠っていた
そして赤ん坊の声が聞こえてきた。
産婆さんが悲鳴を上げて赤子から手を離してしまい、赤子が床に落ちて大泣きしているシーンだった。母親が落とされたことに驚き産後に関わらず起き上がって赤子を抱き上げると同じように悲鳴を上げて床に落としていた。
「南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・・死神じゃぁ・・死神が生まれてしもたぁ・・・」
「あぁ・・・なんて不吉な・・・。浄化をしてもらわないと」
赤子に服も着せずに父親らしき男が、山奥に上っていく赤子は目が開いていない状態で泣いていたが、男はあやす気配はないく、黙々と山道を歩いていた。
そして山の奥にあるお寺につくと、人が住んでいるのかと思うくらい崩れそうなお寺だったが、男は赤子を地面にそのまま置き、手を合わせたと思ったら赤子を置いて下山していった。
高らかに大泣きする赤子の前に一人の巫女の姿をした少女が現れた。居たわけではない突然現れたのだ。少女は抱きかかえ赤子に子守唄を歌う。
「二人仲良く遊びましょ~、仲が良ければ幸せ二倍~♪」
赤子は少し聞いているとウトウトとし始め、少女の腕の中で眠ってしまう少女は確認すると赤子の眼は真っ黒でまるでカラスの瞳の様に見えたが、少女は驚くことなくお寺の中に入っていく、そして温かいお湯で身体を洗い余っていた布で身体を包み込んだ。
「どうしたんだ?おや?死神の眼の赤子か」
「はい、師匠様何年ぶりでしょうね?」
「そうだなぁ、あの子も死を選んだが・・・、今度は生きてほしいが・・・このままじゃぁ再び死を選ぶかもしれないな」
「では、あの儀式をするのですが?」
「まだ未完成だがやってみる価値はあるだろうが、その子が耐えられるかが不安だ。もう少し成長してからにしよう」
「判りました。では私が育てましょう」
少女は赤子を抱き上げて襖の奥に消えていく、それを見送った師匠と呼ばれた男は不安げな顔で見送ったが、少女も自分が拾った赤子だった。
どこの子か分からないままに育てていくうちに少女にも呪い似た体に模様が浮かび上がり師匠は儀式を行い、消すことには成功したが少女には後遺症が残った。彼女は表情は乏しいもので、あまり顔に出ないのだ。
「あれから数年経ちました。この子が自我を持つ前に儀式をしませんか?」
「ふむ・・・ここの事は、人間たちには内緒じゃからな・・・、名残惜しいじゃろうが始めるとしよう」
鏡を用いて四歳くらいの少年はキャイキャイと炎を見上げていた。
その炎をもまた少年を欲しているように蠢いている。炎に囲まれた少年は笑いながら中をクルクルと回っていた。そして師匠と呼ばれた老人が人間が発するような声ではない言葉を発すると、炎は少年を飲み込んだ、しかし少年が悲鳴を上げることはなかった。むしろ未だに笑っていた。
「成功では?」
「うむ・・・、だが・・・」
炎が銀色に染まり段々と虹色に変化していった。
「この目は・・・・混ざっておる!死神の眼と混ざっておる!!」
炎が少年に吸収されたと思ったら少年はキョトンとしていて、カラスのような眼だった瞳は虹色のビー玉になっていた。二人は驚き何やら違う呪文を発しはじめた。
それでも少年には何も起こらない。
夢心地だったが、海東にとって瞳をみて美しいと思ったのは事実であり、これが赤城だと確信していた。笑い方がそのままだった。変わらない笑顔だったのだ。
そこで、海東は目覚めた。
寝起きはスッキリしていて赤城について何か分かった気がするのもあるが、あえて言う必要はないだろうとも思う。
起き上がり部屋を出て行くと、すっかり辺りは真っ暗になっており、蝋燭のみで赤城がテーブルに座って眠っていた
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