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第九章
ナハンデルの領主に会おう その3
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ダーたちは領主にみちびかれるまま、執務室へと移動した。むろん子供たちは別室に移された。
ふたりの衛兵が、執務室の扉の両脇に待機している。扉の内側に足を踏み入れたのは、ダーたち5人に加え、深緑の魔女ヴィアンカ、領主ウォフラム・レネロス。そして。
「申し訳ありません。ただいま到着しました!」
「うむ。よくぞまいった」
短く刈り込んだ髪から汗をしたたらせつつ現われた男――ソルンダだけとなった。
8人が執務室に入るのは、ちょっと窮屈ではないか、と思ったのだが、内部は意外と広かった。壁の一面には天井まで届く書棚があり、丸められた羊皮紙がびっしりと窮屈そうに水平に並んでいる。
領主用とおぼしきデスクの正面――部屋のおよそ中央には、来客用らしき大きなテーブルがある。ここに6人が座し、領主はソルンダを傍らにともない、自らの椅子に腰を下ろした。
初対面の冒険者がここまで導かれるのは、かなりの異例な措置であろう。それだけに、どれほど彼らにとって重要な話をしようとしているのか、推し量ることができようというものだ。
ダーたちが息を呑んで待っていると、静かにレネロスは語り始めた。
「さて、先程も触れたと思うが、依頼とは君たちの腕前を見込んでのことだ」
「ほう、腕利きの冒険者が必要とは、かなりの荒事のようですな」
「そう考えてもらっても構わぬ。妻の事はすでに承知のことと思うが、とりあえずの処方箋は間に合った。そうだな、ヴィアンカ?」
「でなければ、私が呑気な顔してここに座ってないわよ」
領主相手にもぞんざいな口調を崩さないヴィアンカ。どこまでもマイペースな性格のようだ。
「ただ最初に言っておいたと思うけど、あくまで薬は一時しのぎにしかならないわよ。問題の根幹である術師を始末しないと、かけられた呪術は消えないわ」
「分かっている。しかしほんの一時でも、妻の苦しみが消せるなら、それだけでもありがたきことだ」
領主の溌剌たる微笑に、一瞬だけ深刻な翳りが生じた。どっと蓄積された疲労が表面化したような、一気に老化したような印象を受けた。
ソルンダが、傍らから薄い布を差し出した。
領主は礼をいいつつ受け取りそれで額ににじみでた汗をぬぐった。
「――失礼した。妻の病とはまた別の話だ。実は現在、この城内には厄介な事態が持ちあがっていてな……」
領主は静かに語り始めた。ここ連日、城内で夜な夜な響きわたる声のこと――
「――昼間は何事もないのだ。だが夜になるとどこからともなく、呻き声ともうなり声ともつかぬ、恐ろしげな声が城内に響き渡るようになったのだ。害はないが、さすがに不気味なので、哨戒の兵を増やして探索に望んだのだが……」
「発見できなかったのですか?」
「いや、ううむ、何といったらいいか。姿こそ発見できなかったのだが、ここから声が聞こえてくるのではないか、という音の中心部は判明している。
「そこは何処でしょう」
「………地下だ」
「地下から呻き声が……?」
「……うむ。そこは城の内部でも、特別に秘密とされている場所なのだ」
エクセは何か思い当たる節があるらしく、声を落として、
「それは、もしかしなくても、そういう場所ですか?」
「察しがよくて助かる。おそらくそこに魔物か何かがいるのではと」
うーん、とエクセは難しい顔をして腕を組んだ。
コニンは要領を得なかったようで、疑問符のついた顔で質問する。
「ねえ、全然分からないけど、そこってどこ?」
「おそらくは、この城でも最重要の部類に入る場所であろうよ」
ダーも、おおまかな見当はついているようだ。
「いくら難儀しておるからといって、そんな場所に冒険者を差し向けるのはどうじゃろ。仕事が終われば、ワシらは口封じに暗殺されるんじゃなかろうな」
「――えっ、そんなに怖い場所なの?」
コニンがぎょっとして声をあげた。
領主ウォフラム・レネロスは、笑みを浮かべてかぶりを振った。
「君たちの立場から、そんな懸念が生じるのは当然といえるだろう。だが問題が解決されない限り、この城に安寧の日々は戻ってはこない。外部の人間の手を借りてでも、迅速に処理すべき問題なのだ」
「いいかげん、どこだか教えてほしいんだけど」
不満げに口を尖らせるコニンに、エクセが応えた。
「地下ということ。特別に秘密ということ。それを考えると、この城が陥落したときに逃げ出すための抜け穴――そういう認識でいいですね?」
ウォフラム・レネロスは厳かな表情で、ゆっくりと頷いた。
コニンは唖然とした顔つきでそれを見ている。
「それって知られたらやばいんじゃないの? 特に流れの冒険者なんかに」
「むろん、事が終われば、そこは土砂で埋め立てて封鎖する予定だよ。君たちを始末するより、そちらの方が楽だろう」
安心させるように、領主はコニンに笑みをよこした。
しかしコニンはまだ得心がいかぬようで、
「それなら今すぐ埋め立てた方がいいんじゃないの?」
「残念だが、その魔物が退治され、安全が確保されぬ限り、埋め立てに部下を派遣することはできぬ。すでに部下に死傷者が出ておるのだ」
「ということは、すでに威力偵察をすませている、ということですね」
ウォフラムは不意に、ぱちりと指を鳴らした。
ソルンダは頷き、領主に頭を下げると、静かに部屋を出て行った。しばしの刻が経過し、彼が再び部屋にもどったとき、もうひとりの見知らぬ兵をともなっていた。
「ロセケヒト、お呼びにより参上いたしました」
鷹揚に領主は頷き、ダーたちをかえりみた。
「このロセケヒトと、もうひとりの衛兵が探索に向かい――そちらは命を落とした」
レネロスの顔に無念の表情が浮かぶ。さぞ信頼している人物だったのだろう。
やがて気を取り直したように、黙然と佇立している部下に眼をやると、内部の様子を語るように指示する。
衛兵、ロセケヒトは語り出した。
「怪異の話は当然、城内では知らぬものとてない、公然の秘密となっていました。しかし、場所が場所だけに、腕が立ち、かつウォフラム様の信頼に足る者こそ、そこに派遣されるだろう。そう兵同士で語りあっていました。ですから、抜擢されたときは私も俄然はりきりました。行き先に何が待ち受けているかも知らず」
そこで彼は声を落とした。やがて気を取り直したように、
「ともあれ、私とその男のふたりで、秘密の抜け穴に降り立ちました。抜け穴は土砂が崩れていないか、年に二回ほど見回りの者が派遣されるのです。そのもう一人の兵が、主にその役目を請け負っていたのです。彼が先導する形で、私たちはランタン片手に一本道の地下通路を探索しました。いかほど歩いたでしょうか。そこで――」
そこで彼は見た、という。怪異を。
いくつもの触手が、ランタンの光に浮かび上がった。
その触手の先端にくっついている、円形の物体。
それはぱっくりと口を開いた。鋭い牙を並べて。
「またたくまに、先導していた男は食いちぎられ、肉塊となりはてました。私は剣で対抗しましたが、とても灯りを片手にしては勝てぬ相手でした。いえ、万全の状況でも、私の力ではどうにもならなかったでしょう」
彼はほうほうの態で、命からがら逃げ延びたそうだ。
その触手は後を追ってこなかった、という。
兵が語り終えるのを待って、領主は彼らに問いかける。
「どのように考える? 今の話を聞いて」
「うむ、参考になった。追ってこなかったというのは興味深い。おそらく、その触手には射程範囲があり、そこから先には攻撃が不可能なのじゃろう」
「そうですね、でなければ、入った途端に惨殺されている筈です。それに灯りに反応して攻撃してくる可能性もあります」
ダーとエクセが議論を始めると、領主の顔が嬉しそうに綻んだ。
「おお、さすが熟練の冒険者よ。思いきって君たちに打ち明けてよかった。ぜひ、この怪異を退治――」
「――申し訳ありませぬ、何人も通すなと厳命を受けております!」
「いいから通せ、この野郎。俺を誰と思ってる!」
扉の外から、激しくもみあう音がひびいた。
どうやら扉を守っている兵が押し負けたらしく、ばあんと扉が大きな音を立てて開かれた。
ふたりの衛兵が、執務室の扉の両脇に待機している。扉の内側に足を踏み入れたのは、ダーたち5人に加え、深緑の魔女ヴィアンカ、領主ウォフラム・レネロス。そして。
「申し訳ありません。ただいま到着しました!」
「うむ。よくぞまいった」
短く刈り込んだ髪から汗をしたたらせつつ現われた男――ソルンダだけとなった。
8人が執務室に入るのは、ちょっと窮屈ではないか、と思ったのだが、内部は意外と広かった。壁の一面には天井まで届く書棚があり、丸められた羊皮紙がびっしりと窮屈そうに水平に並んでいる。
領主用とおぼしきデスクの正面――部屋のおよそ中央には、来客用らしき大きなテーブルがある。ここに6人が座し、領主はソルンダを傍らにともない、自らの椅子に腰を下ろした。
初対面の冒険者がここまで導かれるのは、かなりの異例な措置であろう。それだけに、どれほど彼らにとって重要な話をしようとしているのか、推し量ることができようというものだ。
ダーたちが息を呑んで待っていると、静かにレネロスは語り始めた。
「さて、先程も触れたと思うが、依頼とは君たちの腕前を見込んでのことだ」
「ほう、腕利きの冒険者が必要とは、かなりの荒事のようですな」
「そう考えてもらっても構わぬ。妻の事はすでに承知のことと思うが、とりあえずの処方箋は間に合った。そうだな、ヴィアンカ?」
「でなければ、私が呑気な顔してここに座ってないわよ」
領主相手にもぞんざいな口調を崩さないヴィアンカ。どこまでもマイペースな性格のようだ。
「ただ最初に言っておいたと思うけど、あくまで薬は一時しのぎにしかならないわよ。問題の根幹である術師を始末しないと、かけられた呪術は消えないわ」
「分かっている。しかしほんの一時でも、妻の苦しみが消せるなら、それだけでもありがたきことだ」
領主の溌剌たる微笑に、一瞬だけ深刻な翳りが生じた。どっと蓄積された疲労が表面化したような、一気に老化したような印象を受けた。
ソルンダが、傍らから薄い布を差し出した。
領主は礼をいいつつ受け取りそれで額ににじみでた汗をぬぐった。
「――失礼した。妻の病とはまた別の話だ。実は現在、この城内には厄介な事態が持ちあがっていてな……」
領主は静かに語り始めた。ここ連日、城内で夜な夜な響きわたる声のこと――
「――昼間は何事もないのだ。だが夜になるとどこからともなく、呻き声ともうなり声ともつかぬ、恐ろしげな声が城内に響き渡るようになったのだ。害はないが、さすがに不気味なので、哨戒の兵を増やして探索に望んだのだが……」
「発見できなかったのですか?」
「いや、ううむ、何といったらいいか。姿こそ発見できなかったのだが、ここから声が聞こえてくるのではないか、という音の中心部は判明している。
「そこは何処でしょう」
「………地下だ」
「地下から呻き声が……?」
「……うむ。そこは城の内部でも、特別に秘密とされている場所なのだ」
エクセは何か思い当たる節があるらしく、声を落として、
「それは、もしかしなくても、そういう場所ですか?」
「察しがよくて助かる。おそらくそこに魔物か何かがいるのではと」
うーん、とエクセは難しい顔をして腕を組んだ。
コニンは要領を得なかったようで、疑問符のついた顔で質問する。
「ねえ、全然分からないけど、そこってどこ?」
「おそらくは、この城でも最重要の部類に入る場所であろうよ」
ダーも、おおまかな見当はついているようだ。
「いくら難儀しておるからといって、そんな場所に冒険者を差し向けるのはどうじゃろ。仕事が終われば、ワシらは口封じに暗殺されるんじゃなかろうな」
「――えっ、そんなに怖い場所なの?」
コニンがぎょっとして声をあげた。
領主ウォフラム・レネロスは、笑みを浮かべてかぶりを振った。
「君たちの立場から、そんな懸念が生じるのは当然といえるだろう。だが問題が解決されない限り、この城に安寧の日々は戻ってはこない。外部の人間の手を借りてでも、迅速に処理すべき問題なのだ」
「いいかげん、どこだか教えてほしいんだけど」
不満げに口を尖らせるコニンに、エクセが応えた。
「地下ということ。特別に秘密ということ。それを考えると、この城が陥落したときに逃げ出すための抜け穴――そういう認識でいいですね?」
ウォフラム・レネロスは厳かな表情で、ゆっくりと頷いた。
コニンは唖然とした顔つきでそれを見ている。
「それって知られたらやばいんじゃないの? 特に流れの冒険者なんかに」
「むろん、事が終われば、そこは土砂で埋め立てて封鎖する予定だよ。君たちを始末するより、そちらの方が楽だろう」
安心させるように、領主はコニンに笑みをよこした。
しかしコニンはまだ得心がいかぬようで、
「それなら今すぐ埋め立てた方がいいんじゃないの?」
「残念だが、その魔物が退治され、安全が確保されぬ限り、埋め立てに部下を派遣することはできぬ。すでに部下に死傷者が出ておるのだ」
「ということは、すでに威力偵察をすませている、ということですね」
ウォフラムは不意に、ぱちりと指を鳴らした。
ソルンダは頷き、領主に頭を下げると、静かに部屋を出て行った。しばしの刻が経過し、彼が再び部屋にもどったとき、もうひとりの見知らぬ兵をともなっていた。
「ロセケヒト、お呼びにより参上いたしました」
鷹揚に領主は頷き、ダーたちをかえりみた。
「このロセケヒトと、もうひとりの衛兵が探索に向かい――そちらは命を落とした」
レネロスの顔に無念の表情が浮かぶ。さぞ信頼している人物だったのだろう。
やがて気を取り直したように、黙然と佇立している部下に眼をやると、内部の様子を語るように指示する。
衛兵、ロセケヒトは語り出した。
「怪異の話は当然、城内では知らぬものとてない、公然の秘密となっていました。しかし、場所が場所だけに、腕が立ち、かつウォフラム様の信頼に足る者こそ、そこに派遣されるだろう。そう兵同士で語りあっていました。ですから、抜擢されたときは私も俄然はりきりました。行き先に何が待ち受けているかも知らず」
そこで彼は声を落とした。やがて気を取り直したように、
「ともあれ、私とその男のふたりで、秘密の抜け穴に降り立ちました。抜け穴は土砂が崩れていないか、年に二回ほど見回りの者が派遣されるのです。そのもう一人の兵が、主にその役目を請け負っていたのです。彼が先導する形で、私たちはランタン片手に一本道の地下通路を探索しました。いかほど歩いたでしょうか。そこで――」
そこで彼は見た、という。怪異を。
いくつもの触手が、ランタンの光に浮かび上がった。
その触手の先端にくっついている、円形の物体。
それはぱっくりと口を開いた。鋭い牙を並べて。
「またたくまに、先導していた男は食いちぎられ、肉塊となりはてました。私は剣で対抗しましたが、とても灯りを片手にしては勝てぬ相手でした。いえ、万全の状況でも、私の力ではどうにもならなかったでしょう」
彼はほうほうの態で、命からがら逃げ延びたそうだ。
その触手は後を追ってこなかった、という。
兵が語り終えるのを待って、領主は彼らに問いかける。
「どのように考える? 今の話を聞いて」
「うむ、参考になった。追ってこなかったというのは興味深い。おそらく、その触手には射程範囲があり、そこから先には攻撃が不可能なのじゃろう」
「そうですね、でなければ、入った途端に惨殺されている筈です。それに灯りに反応して攻撃してくる可能性もあります」
ダーとエクセが議論を始めると、領主の顔が嬉しそうに綻んだ。
「おお、さすが熟練の冒険者よ。思いきって君たちに打ち明けてよかった。ぜひ、この怪異を退治――」
「――申し訳ありませぬ、何人も通すなと厳命を受けております!」
「いいから通せ、この野郎。俺を誰と思ってる!」
扉の外から、激しくもみあう音がひびいた。
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