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第九章
玄武の珠
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ヴィアンカが先導するかたちで、一行は偏屈な道筋の路を往く。
コニンたち3人娘は2度目、ダーとエクセは3度目となる深緑の魔女の館への来訪である。
鉄製の門をくぐり、さらに館の扉をくぐる――と思いきや、彼女は素通りして裏庭へと向かう。後方を歩いていた5人は一瞬だけ躊躇したものの、あわててその後を追った。
彼女に家庭菜園の趣味はないらしく、裏庭は名も知れぬ草花が秩序もなく咲き乱れている。風がそよいだか、はたまた自己の意思によるものか、それらは動いたり動かなかったりし、一種異様な空間となっている。コニンは気味が悪そうに周囲を見渡している。
なにかあれば背中の銀弓を引き抜きそうな構えだ。
やがて、ヴィアンカの足が止まったのは、何の変哲もない裏庭の一隅である。
「? 一体なにがはじまるのじゃ?」
「まあ、黙って見てなさいよ」
小悪魔めいた笑みとともに、彼女は華麗にステッキを振った。
口元から、ささやくように呪文を紡きだす。
「開けゴマ」
たんなる裏庭の地面の片隅から、一瞬、あふれんばかりの光輝がこぼれ、一同の目を洗った。まぶしさに目を覆ったダーだったが、次の瞬間その眼をおどろきに見開くはめになった。
地に、両の手におさまりそうなサイズの、木作りの頑丈そうな箱が浮いている。ヴィアンカはそれを鼻歌まじりに拾いあげると、丁重に両手でダーへとさしだした。
ダーはわれしらず、息を呑んでそれを受け取る。
「ま、まさか、こんな何の変哲もない場所へ無造作に……」
「いい考えでしょ。逆に誰からも気付かれる恐れはないわ」
どことなく得意げな調子で深緑の魔女は語る。ダーはゆっくりと箱を開いてみる。
硬質な翠の光をはなつ宝石が、やわらかい赤の布の上に収められていた。
その品位はそのあたりの宝石とはまるで違う。深い、吸い込まれてしまいそうな翠――これが玄武の珠で間違いはないだろう。ダーは慎重な手つきで、それを手に乗せてみた。
なんだろう。まるで、身体の一部のようにしっくりくる。
そんな考えに捕らわれていると、さもありなんといいたげな笑みを浮かべた男が唐突にダーの目の前に出現し、ゆったりと頷いた。さながら時計の針のような長身痩躯の緑衣の男は、生真面目そうな瞳をドワーフへ向け、
「もともと玄武は北を守護する神であり、水を司る。おぬしの体内に満ちた水がそれに呼応しておるのよ」
「神がやすやすと地上へ姿へあらわしていいものかのう」
ダーの言葉に、玄武はふっと笑みをこぼし、
「安心せよ、おぬしの他に私の姿が見えるものはいない。傍から見れば、おぬしがただ虚空へ向けてうわごとを連ねているようにしか見えぬ」
「おい、それはそれで問題じゃぞ」
玄武はくつくつと生真面目そうな頬をゆるめ、すぐに真顔にもどる。
「ダー。ぬしは不思議な男だ。汝のもとには人材が集まる。それはもって生まれたものか、それとも人徳によるものか。それを大事にするがいい。そして、わが力、うまく活用することを祈っている」
佇立する玄武のすがたが揺らめいた。ダーの視界から消えようとしているのだ。
あわててダーは尋ねた。
「待ってくれ、ひとつ聞きたいことがあるのじゃ。いったい勇者の武器とは何なんじゃ。あれはあまりに異質。四神との力とは一線を画しておる」
「あれは、センテスの――」
言葉の途中で、玄武の神の姿は消滅した。
センテス――大地母神センテス?
思索からわれにかえった彼、ダーが、ふと周囲を見渡せば、心配そうな4つの瞳が彼をのぞきこんでいる。コニンとクロノだ。ふたりが両の袖をにぎってダーへと話しかけている。
「どうしたの、突然虚空へむかって話かけたりして。ボケたの?」
「……ダー、しんぱい……」
「ええい誰が老人ボケじゃ。単に玄武の神と対話しておっただけじゃ」
「おどろいたわ」
そう声をあげたのはヴィアンカだ。顔を見ると本当におどろいている。
「神と対話できるだなんて、私も長いことこの珠を持っているけど、そんな事一度も起きたことないわ。このドワーフは何ものなの。何で出来ているの?」
「ワシだけ紙と糸で出来ているわけがなかろう、おぬしと同じ生命体じゃ」
「うそよ、そんなずんぐりむっくりと美しい私とが、同じだなんてあるわけないわ」
「造形のことはいいっこなしじゃろ。タフなワシでも傷つくわい」
「そうだよ、ダーさんはずんぐりむっくりでもハートは温かいんだよ」
「コニン、それはフォローになっていない気がするんですが……」
青ざめた顔でルカがつっこみを入れる。さて、それはともかくとして、彼らはようやく玄武の珠をその手中におさめたのだ。
「本当はね、その宝石は渡したくないの。玄武の守護の力は絶大。それは私の張り巡らした結界にかなりの恩恵を与えてくれていたの。それが失くなると、術式的に――まあ、とても困るのよ」
「結界とは、おぬしがずっと力を使っておるわけじゃないのじゃろ?」
「そんなことをしたら私はたちまち干からびちゃうわ。なんていうのか、術式を地中にセットしてあるというべきかしらね。無論、定期的に魔力を注ぐ必要があるけど」
「なんじゃ、すると、おぬしは来ぬのか?」
「来るってどこへ?」
「ワシらと共に旅をするものと思っておったが」
ダーはごく素朴な口調でそういった。
この言にヴィアンカは、再度おどろきに眼を見開いた。
「あきれたわね、この女たらしのドワーフ、私をナンパするつもり?」
「だれが女たらしじゃ。当然そのつもりだと思っておっただけじゃ」
「天に星あり、地に土あり。北に玄武、南に朱雀ありて、私はナハンデルにありってね。残念だけど私はここの守護者。そうやすやすと連れて行けるほど安い女じゃなくってよ」
「――そうか、それは残念じゃのう」
「そうよ、大いに残念がってね。顔を二刻ほど磨いてから出直してらっしゃい」
「それだと顔の凹凸が無くなってしまうわい」
「そしたら私が美形の顔をこしらえてあげるわ。そしたら多少は――だめね、その体系だもの。シュールな姿にしかならないわ」
「おぬしはワシに徹頭徹尾ケンカを売っておるようじゃのう」
「あら。鈍感に見えて、意外と鋭いところがあるのね」
「まあ、おふたりとも痴話げんかはそのくらいにして、お茶でも飲んで一服しましょう」
ぽんと手拍子を打ってふたりの漫才を止めたのはエクセである。
ヴィアンカはちょっと首をひねりつつ、
「それって暗に、わたしにお茶を煎れろといっているのかしら」
「嫌ですか」
「嫌じゃないわ。そうね、それくらいの礼はしても罰は当らないかもね」
くいくいとヴィアンカは手招きをした。ついてらっしゃいという意思表示だ。
一行はぞろぞろとその背後を歩く。室内に案内されつつ、不安そうに、
「ちゃんとしたお茶が出てくるのか、心配だよ」とコニン。
「ご心配なく、黒蜥蜴とかヤモリの類は入れないから。そちらのはドワーフさんに味わってもらおうかしら」
「なんの嫌がらせじゃ。意味がわからぬ」
「ナンパしようとしたお仕置きかな。それと、人に夢を見させた罰」
「夢とな?」
「そうよ、それはとても重い罪なの」
鳥が自由な空へ羽ばたくように、人も夢のなかを飛翔することがある。
一瞬、ヴィアンカは幻視してしまった。自分がこの5人とともに、降りそそぐまばゆい陽光のもと、自由な風に吹かれ、気ままに旅立つ姿を。だが彼女には、このナハンデルを守護するという重大な責務があるのだ。
そんな迷いをかるく頭を振ってふきとばすと、ヴィアンカは、
「とっても美味しいお茶を煎れてあげるから、楽しみにしてらっしゃい」
と、嫌味たっぷりに哄笑してみせた。
コニンたち3人娘は2度目、ダーとエクセは3度目となる深緑の魔女の館への来訪である。
鉄製の門をくぐり、さらに館の扉をくぐる――と思いきや、彼女は素通りして裏庭へと向かう。後方を歩いていた5人は一瞬だけ躊躇したものの、あわててその後を追った。
彼女に家庭菜園の趣味はないらしく、裏庭は名も知れぬ草花が秩序もなく咲き乱れている。風がそよいだか、はたまた自己の意思によるものか、それらは動いたり動かなかったりし、一種異様な空間となっている。コニンは気味が悪そうに周囲を見渡している。
なにかあれば背中の銀弓を引き抜きそうな構えだ。
やがて、ヴィアンカの足が止まったのは、何の変哲もない裏庭の一隅である。
「? 一体なにがはじまるのじゃ?」
「まあ、黙って見てなさいよ」
小悪魔めいた笑みとともに、彼女は華麗にステッキを振った。
口元から、ささやくように呪文を紡きだす。
「開けゴマ」
たんなる裏庭の地面の片隅から、一瞬、あふれんばかりの光輝がこぼれ、一同の目を洗った。まぶしさに目を覆ったダーだったが、次の瞬間その眼をおどろきに見開くはめになった。
地に、両の手におさまりそうなサイズの、木作りの頑丈そうな箱が浮いている。ヴィアンカはそれを鼻歌まじりに拾いあげると、丁重に両手でダーへとさしだした。
ダーはわれしらず、息を呑んでそれを受け取る。
「ま、まさか、こんな何の変哲もない場所へ無造作に……」
「いい考えでしょ。逆に誰からも気付かれる恐れはないわ」
どことなく得意げな調子で深緑の魔女は語る。ダーはゆっくりと箱を開いてみる。
硬質な翠の光をはなつ宝石が、やわらかい赤の布の上に収められていた。
その品位はそのあたりの宝石とはまるで違う。深い、吸い込まれてしまいそうな翠――これが玄武の珠で間違いはないだろう。ダーは慎重な手つきで、それを手に乗せてみた。
なんだろう。まるで、身体の一部のようにしっくりくる。
そんな考えに捕らわれていると、さもありなんといいたげな笑みを浮かべた男が唐突にダーの目の前に出現し、ゆったりと頷いた。さながら時計の針のような長身痩躯の緑衣の男は、生真面目そうな瞳をドワーフへ向け、
「もともと玄武は北を守護する神であり、水を司る。おぬしの体内に満ちた水がそれに呼応しておるのよ」
「神がやすやすと地上へ姿へあらわしていいものかのう」
ダーの言葉に、玄武はふっと笑みをこぼし、
「安心せよ、おぬしの他に私の姿が見えるものはいない。傍から見れば、おぬしがただ虚空へ向けてうわごとを連ねているようにしか見えぬ」
「おい、それはそれで問題じゃぞ」
玄武はくつくつと生真面目そうな頬をゆるめ、すぐに真顔にもどる。
「ダー。ぬしは不思議な男だ。汝のもとには人材が集まる。それはもって生まれたものか、それとも人徳によるものか。それを大事にするがいい。そして、わが力、うまく活用することを祈っている」
佇立する玄武のすがたが揺らめいた。ダーの視界から消えようとしているのだ。
あわててダーは尋ねた。
「待ってくれ、ひとつ聞きたいことがあるのじゃ。いったい勇者の武器とは何なんじゃ。あれはあまりに異質。四神との力とは一線を画しておる」
「あれは、センテスの――」
言葉の途中で、玄武の神の姿は消滅した。
センテス――大地母神センテス?
思索からわれにかえった彼、ダーが、ふと周囲を見渡せば、心配そうな4つの瞳が彼をのぞきこんでいる。コニンとクロノだ。ふたりが両の袖をにぎってダーへと話しかけている。
「どうしたの、突然虚空へむかって話かけたりして。ボケたの?」
「……ダー、しんぱい……」
「ええい誰が老人ボケじゃ。単に玄武の神と対話しておっただけじゃ」
「おどろいたわ」
そう声をあげたのはヴィアンカだ。顔を見ると本当におどろいている。
「神と対話できるだなんて、私も長いことこの珠を持っているけど、そんな事一度も起きたことないわ。このドワーフは何ものなの。何で出来ているの?」
「ワシだけ紙と糸で出来ているわけがなかろう、おぬしと同じ生命体じゃ」
「うそよ、そんなずんぐりむっくりと美しい私とが、同じだなんてあるわけないわ」
「造形のことはいいっこなしじゃろ。タフなワシでも傷つくわい」
「そうだよ、ダーさんはずんぐりむっくりでもハートは温かいんだよ」
「コニン、それはフォローになっていない気がするんですが……」
青ざめた顔でルカがつっこみを入れる。さて、それはともかくとして、彼らはようやく玄武の珠をその手中におさめたのだ。
「本当はね、その宝石は渡したくないの。玄武の守護の力は絶大。それは私の張り巡らした結界にかなりの恩恵を与えてくれていたの。それが失くなると、術式的に――まあ、とても困るのよ」
「結界とは、おぬしがずっと力を使っておるわけじゃないのじゃろ?」
「そんなことをしたら私はたちまち干からびちゃうわ。なんていうのか、術式を地中にセットしてあるというべきかしらね。無論、定期的に魔力を注ぐ必要があるけど」
「なんじゃ、すると、おぬしは来ぬのか?」
「来るってどこへ?」
「ワシらと共に旅をするものと思っておったが」
ダーはごく素朴な口調でそういった。
この言にヴィアンカは、再度おどろきに眼を見開いた。
「あきれたわね、この女たらしのドワーフ、私をナンパするつもり?」
「だれが女たらしじゃ。当然そのつもりだと思っておっただけじゃ」
「天に星あり、地に土あり。北に玄武、南に朱雀ありて、私はナハンデルにありってね。残念だけど私はここの守護者。そうやすやすと連れて行けるほど安い女じゃなくってよ」
「――そうか、それは残念じゃのう」
「そうよ、大いに残念がってね。顔を二刻ほど磨いてから出直してらっしゃい」
「それだと顔の凹凸が無くなってしまうわい」
「そしたら私が美形の顔をこしらえてあげるわ。そしたら多少は――だめね、その体系だもの。シュールな姿にしかならないわ」
「おぬしはワシに徹頭徹尾ケンカを売っておるようじゃのう」
「あら。鈍感に見えて、意外と鋭いところがあるのね」
「まあ、おふたりとも痴話げんかはそのくらいにして、お茶でも飲んで一服しましょう」
ぽんと手拍子を打ってふたりの漫才を止めたのはエクセである。
ヴィアンカはちょっと首をひねりつつ、
「それって暗に、わたしにお茶を煎れろといっているのかしら」
「嫌ですか」
「嫌じゃないわ。そうね、それくらいの礼はしても罰は当らないかもね」
くいくいとヴィアンカは手招きをした。ついてらっしゃいという意思表示だ。
一行はぞろぞろとその背後を歩く。室内に案内されつつ、不安そうに、
「ちゃんとしたお茶が出てくるのか、心配だよ」とコニン。
「ご心配なく、黒蜥蜴とかヤモリの類は入れないから。そちらのはドワーフさんに味わってもらおうかしら」
「なんの嫌がらせじゃ。意味がわからぬ」
「ナンパしようとしたお仕置きかな。それと、人に夢を見させた罰」
「夢とな?」
「そうよ、それはとても重い罪なの」
鳥が自由な空へ羽ばたくように、人も夢のなかを飛翔することがある。
一瞬、ヴィアンカは幻視してしまった。自分がこの5人とともに、降りそそぐまばゆい陽光のもと、自由な風に吹かれ、気ままに旅立つ姿を。だが彼女には、このナハンデルを守護するという重大な責務があるのだ。
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