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第十章
寒村での攻防 その2
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「ハイローよ、おぬしは何を隠しておる。本当の敵は、なんじゃ?」
ダーの声音は、詰問調にかわっている。それも当然である。
ギルドへはできるだけ正確に、敵の数と種類、そして被害などを報告して依頼を行わなければならない。もし曖昧な報告をおこなえば、討伐におもむいた冒険者が直接、被害をこうむるのだ。
結果、悲惨な末路をたどった冒険者など枚挙にいとまがない。
「最初から疑っていたのかい、おいらの話を」
「最初は疑問じゃったが、それが確信にかわったのは、コニンの報告があってからじゃ」
「それじゃ、さっき出て行ったのは――?」
「ああ、さっきの話を確認してもらうためじゃ。3人の若い、使える男がここにはおった。おぬしがそういったのは、ワシは本当じゃと思った。問題はそのあとじゃ。そこでコニンに指で合図して、村の様子を確認してもらった」
そこでコニンは用をたすふりをして、村を探索した。なにしろ小さい寒村だ。
彼女はすぐにそれを見つけた。冴え冴えと青い光輝をはなつ月光のもと、村の片隅にひっそりと、三つの小さな墓石が並んでいるのを確認したのだ。
「村の3人は逃げたのではない。殺されたのじゃろ。問題の怪物に」
ハイローは白髪をがくりとうなだれた。白状したも同然だった。
「でもそれは……」
いいかけて、ルカは絶句した。
これは明らかに、依頼主の冒険者ギルドに対するダブルクロスである。ギルドが領主のもとへと注進におよべば、ハイローの逮捕もありうるのだ。
「これは明確な詐欺行為じゃ。領主より処罰が下されるであろう。おぬし、何が狙いよ」
「……それは……」
轟音はますます大きさを増している。
笛の音はけたたましく、敵の襲来を告げている。
「話は後にして、急ぎましょう! もう敵は目の前にいるのです」
めずらしくエクセから切迫した声が発せられた。
確かに呑気に問答をしている場合ではない。
「あとで詳しい話を聞かせてもらうぞ、ハイローよ!」
ダーは傍らに立てかけていた戦斧をひっつかむと、村の門の方角へと足を向けた。
一同も各々の得物をかかえ、その後を追う。
そこで「あっ!」と一同は声を漏らした。
それまで、どうにか敵の侵入を固く拒んできた柵は、ついに崩壊のときを迎えていた。めきめきと悲鳴をあげてへし折られた柵から、次々と敵が村内へなだれこんできた。
敵の正体は、彼らにもお馴染みの怪物、ゴズマであった。
肥大化した熊そのものの外観をしているが、毛皮が鎧のように硬い厄介な化け物だ。さらに吼え声を発すると、それを聞きつけた仲間が次々と集まってくるという習性をもつ。
今、彼らの目の前に出没しただけで、五頭はいるだろうか。
「つ、ついにやぶられちまった!」
狼狽する村の守備隊に対し、冒険者5人の反応は迅速の一語につきた。
「ファイア・バード!!」
エクセの空中魔方陣から、火炎に包まれた鳥が飛翔した。
「しゅっ!」
コニンの銀色の弓から放物線を描いた鏃がゴズマの眼球をつらぬき、悲鳴をあげさせる。
遠距離攻撃で、すでに2体のゴズマが手負いとなった。
それでも突進してくる三頭に対し、迎撃に躍り出た2つの影がある。
ひとつはドワーフであり、もうひとつは巨体の女戦士であった。
「ぬうううん!!」
ダーの重い斧の一撃は、硬いゴズマの装甲をたやすく貫く。ドワーフならではの、膂力にものを言わせた斬撃といっていい。低い姿勢から無二無三つっこむと、足を、胴を、ずたずたに斬りさいていく。
クロノトールの剣技はさらに鮮やかだった。
右上から脳天めがけて振り下ろされるゴズマの熊手を、ブラックバスタードソードを持ちあげて上段で受ける。そのまま電光のように手首をひるがえすと、ゴズマの腕は下方へすべり落ちていく。
クロノの剣はすべて連動している。その体勢から剣尖が撥ねあがり、ゴズマは脳天からバッと赤い花を咲かせ、村の大地に眠った。
残った一頭は、不利をさとったか、早々に逃げの体勢へと入った。
いずれも、ハイローが反応できぬ瞬間に起こった出来事である。
他の村人も同様であった。ただ呆然と口を半開きにして、ことのなりゆきを見守っているだけである。
「おい、何をしておる。門の方を見にいかぬか」
ダーの声で、ようやくわれに返った彼らは、あわてて轟音響く門へと足を向けた。
すくなくともここに、彼らの活躍する場はなかった。
「――門がもう、もたない!!」
見張りをしていた老人たちが、絶望の声をあげながら村の中央へと逃げていく。
悲鳴をあげつつも、かろうじて耐え忍んできた門がついに決壊したのは、その瞬間であった。門をかんぬきごと吹き飛ばし、身を低くして門をくぐりぬけた巨体は、ゴズマであってゴズマではなかった。
「なんじゃ、こいつは……」
さしものダーも絶句せざるを得ない。
でかい。第一印象は単純きわまる、それであった。
突然変異か、あるいは魔族の手による 合成獣であろうか。どうもダーには前者のように思われた。というのも、この巨大ゴズマには、魔王軍特有の、生命に対する冒涜ともいうべき、不気味な特色が欠けていた。
その雄大な体躯から発せられる圧倒的な 雰囲気は、幾多の激戦をのりこえて身についたものであろう。
額に刻まれたX字の傷は、その歴戦のなか刻まれた勲章に違いない。
「――こいつはキング・ゴズマとでも名づけるか。生半可な相手ではなさそうじゃ」
耳をつんざくような、すさまじい咆哮がとどろいた。
キングゴズマが四つんばいの姿勢から、後肢を踏んばって立ち上がり、天空へと吼えた。心臓を鷲づかみするかのような、強烈な声であった。
立ち上がったキングゴズマは、まさに神話に登場する巨人のような、規格外の大きさである。その炯々と燃える瞳は、地上にはいつくばった小さな生命を見下ろして、嘲笑うかのようである。
ダーは地を蹴り、地摺り旋風斧の姿勢に入ろうとするが、何かを感じたか、すぐに背後へと飛び退った。その判断は正しかった。
彼のいた空間を、巨大な熊手が切り裂いた。
もし半瞬、判断が遅ければ、ダーは首を吹き飛ばされ、低い身長をさらに低くされていたことだろう。
大きい上に俊敏さも尋常ではない。
コニンが銀色の弓から矢を投じた。
やや遅れてファイア・バードが飛翔する。
怪物は、矢を鉄兜のように頑丈な額で受けた。
ファイヤバードに対しては、防御姿勢すらとらない。正面から火炎に包まれた鳥は命中するが、キングゴズマは一切、痛痒を感じていないようだ。
「さすがに少々、傷つきますね……」
とエクセがぼやく。次の瞬間だった。
「いかん、下がれ!」
異様な光を放つ怪物の虹彩を見てなにかを感じたか、ダーが叫んだ。
怪物の巨大な前肢が、ふたりを叩き潰すべくふりおろされ、地を揺るがした。
その攻撃を受けたのは、エクセとコニンではなく、ダーとクロノであった。すかさず彼らを守ろうと、その前に立ちはだかったのだ。
剣と斧でその攻撃を受けるが、受けきれるものではない。
ダーは後方へ弾き飛ばされ、ごろごろと砲弾のように転がされた。後方に退いたエクセが、かろうじてそれを止める。
重い足腰のクロノでさえ、大きく後方へと弾かれ、思わず尻餅をついてしまった。連撃から逃れるため、すかさず横へ回転して体勢を立て直す。
それでも何とか攻撃を耐え切れたのは、ルカが防御の奇跡を唱えてくれたお陰である。その援護が遅れていれば、彼らふたりも無傷ではいられなかっただろう。
怪物は王者の風格さえ漂わせて、ゆったりと彼ら一同を睥睨している。
どこからでもかかってこいと言わんばかりの、傲然たる構えであった。
「いちかばちか、こいつを試すしかないようじゃの……」
ダーは掌にきらめく、玄武の珠をしっかと握り締めた。
ダーの声音は、詰問調にかわっている。それも当然である。
ギルドへはできるだけ正確に、敵の数と種類、そして被害などを報告して依頼を行わなければならない。もし曖昧な報告をおこなえば、討伐におもむいた冒険者が直接、被害をこうむるのだ。
結果、悲惨な末路をたどった冒険者など枚挙にいとまがない。
「最初から疑っていたのかい、おいらの話を」
「最初は疑問じゃったが、それが確信にかわったのは、コニンの報告があってからじゃ」
「それじゃ、さっき出て行ったのは――?」
「ああ、さっきの話を確認してもらうためじゃ。3人の若い、使える男がここにはおった。おぬしがそういったのは、ワシは本当じゃと思った。問題はそのあとじゃ。そこでコニンに指で合図して、村の様子を確認してもらった」
そこでコニンは用をたすふりをして、村を探索した。なにしろ小さい寒村だ。
彼女はすぐにそれを見つけた。冴え冴えと青い光輝をはなつ月光のもと、村の片隅にひっそりと、三つの小さな墓石が並んでいるのを確認したのだ。
「村の3人は逃げたのではない。殺されたのじゃろ。問題の怪物に」
ハイローは白髪をがくりとうなだれた。白状したも同然だった。
「でもそれは……」
いいかけて、ルカは絶句した。
これは明らかに、依頼主の冒険者ギルドに対するダブルクロスである。ギルドが領主のもとへと注進におよべば、ハイローの逮捕もありうるのだ。
「これは明確な詐欺行為じゃ。領主より処罰が下されるであろう。おぬし、何が狙いよ」
「……それは……」
轟音はますます大きさを増している。
笛の音はけたたましく、敵の襲来を告げている。
「話は後にして、急ぎましょう! もう敵は目の前にいるのです」
めずらしくエクセから切迫した声が発せられた。
確かに呑気に問答をしている場合ではない。
「あとで詳しい話を聞かせてもらうぞ、ハイローよ!」
ダーは傍らに立てかけていた戦斧をひっつかむと、村の門の方角へと足を向けた。
一同も各々の得物をかかえ、その後を追う。
そこで「あっ!」と一同は声を漏らした。
それまで、どうにか敵の侵入を固く拒んできた柵は、ついに崩壊のときを迎えていた。めきめきと悲鳴をあげてへし折られた柵から、次々と敵が村内へなだれこんできた。
敵の正体は、彼らにもお馴染みの怪物、ゴズマであった。
肥大化した熊そのものの外観をしているが、毛皮が鎧のように硬い厄介な化け物だ。さらに吼え声を発すると、それを聞きつけた仲間が次々と集まってくるという習性をもつ。
今、彼らの目の前に出没しただけで、五頭はいるだろうか。
「つ、ついにやぶられちまった!」
狼狽する村の守備隊に対し、冒険者5人の反応は迅速の一語につきた。
「ファイア・バード!!」
エクセの空中魔方陣から、火炎に包まれた鳥が飛翔した。
「しゅっ!」
コニンの銀色の弓から放物線を描いた鏃がゴズマの眼球をつらぬき、悲鳴をあげさせる。
遠距離攻撃で、すでに2体のゴズマが手負いとなった。
それでも突進してくる三頭に対し、迎撃に躍り出た2つの影がある。
ひとつはドワーフであり、もうひとつは巨体の女戦士であった。
「ぬうううん!!」
ダーの重い斧の一撃は、硬いゴズマの装甲をたやすく貫く。ドワーフならではの、膂力にものを言わせた斬撃といっていい。低い姿勢から無二無三つっこむと、足を、胴を、ずたずたに斬りさいていく。
クロノトールの剣技はさらに鮮やかだった。
右上から脳天めがけて振り下ろされるゴズマの熊手を、ブラックバスタードソードを持ちあげて上段で受ける。そのまま電光のように手首をひるがえすと、ゴズマの腕は下方へすべり落ちていく。
クロノの剣はすべて連動している。その体勢から剣尖が撥ねあがり、ゴズマは脳天からバッと赤い花を咲かせ、村の大地に眠った。
残った一頭は、不利をさとったか、早々に逃げの体勢へと入った。
いずれも、ハイローが反応できぬ瞬間に起こった出来事である。
他の村人も同様であった。ただ呆然と口を半開きにして、ことのなりゆきを見守っているだけである。
「おい、何をしておる。門の方を見にいかぬか」
ダーの声で、ようやくわれに返った彼らは、あわてて轟音響く門へと足を向けた。
すくなくともここに、彼らの活躍する場はなかった。
「――門がもう、もたない!!」
見張りをしていた老人たちが、絶望の声をあげながら村の中央へと逃げていく。
悲鳴をあげつつも、かろうじて耐え忍んできた門がついに決壊したのは、その瞬間であった。門をかんぬきごと吹き飛ばし、身を低くして門をくぐりぬけた巨体は、ゴズマであってゴズマではなかった。
「なんじゃ、こいつは……」
さしものダーも絶句せざるを得ない。
でかい。第一印象は単純きわまる、それであった。
突然変異か、あるいは魔族の手による 合成獣であろうか。どうもダーには前者のように思われた。というのも、この巨大ゴズマには、魔王軍特有の、生命に対する冒涜ともいうべき、不気味な特色が欠けていた。
その雄大な体躯から発せられる圧倒的な 雰囲気は、幾多の激戦をのりこえて身についたものであろう。
額に刻まれたX字の傷は、その歴戦のなか刻まれた勲章に違いない。
「――こいつはキング・ゴズマとでも名づけるか。生半可な相手ではなさそうじゃ」
耳をつんざくような、すさまじい咆哮がとどろいた。
キングゴズマが四つんばいの姿勢から、後肢を踏んばって立ち上がり、天空へと吼えた。心臓を鷲づかみするかのような、強烈な声であった。
立ち上がったキングゴズマは、まさに神話に登場する巨人のような、規格外の大きさである。その炯々と燃える瞳は、地上にはいつくばった小さな生命を見下ろして、嘲笑うかのようである。
ダーは地を蹴り、地摺り旋風斧の姿勢に入ろうとするが、何かを感じたか、すぐに背後へと飛び退った。その判断は正しかった。
彼のいた空間を、巨大な熊手が切り裂いた。
もし半瞬、判断が遅ければ、ダーは首を吹き飛ばされ、低い身長をさらに低くされていたことだろう。
大きい上に俊敏さも尋常ではない。
コニンが銀色の弓から矢を投じた。
やや遅れてファイア・バードが飛翔する。
怪物は、矢を鉄兜のように頑丈な額で受けた。
ファイヤバードに対しては、防御姿勢すらとらない。正面から火炎に包まれた鳥は命中するが、キングゴズマは一切、痛痒を感じていないようだ。
「さすがに少々、傷つきますね……」
とエクセがぼやく。次の瞬間だった。
「いかん、下がれ!」
異様な光を放つ怪物の虹彩を見てなにかを感じたか、ダーが叫んだ。
怪物の巨大な前肢が、ふたりを叩き潰すべくふりおろされ、地を揺るがした。
その攻撃を受けたのは、エクセとコニンではなく、ダーとクロノであった。すかさず彼らを守ろうと、その前に立ちはだかったのだ。
剣と斧でその攻撃を受けるが、受けきれるものではない。
ダーは後方へ弾き飛ばされ、ごろごろと砲弾のように転がされた。後方に退いたエクセが、かろうじてそれを止める。
重い足腰のクロノでさえ、大きく後方へと弾かれ、思わず尻餅をついてしまった。連撃から逃れるため、すかさず横へ回転して体勢を立て直す。
それでも何とか攻撃を耐え切れたのは、ルカが防御の奇跡を唱えてくれたお陰である。その援護が遅れていれば、彼らふたりも無傷ではいられなかっただろう。
怪物は王者の風格さえ漂わせて、ゆったりと彼ら一同を睥睨している。
どこからでもかかってこいと言わんばかりの、傲然たる構えであった。
「いちかばちか、こいつを試すしかないようじゃの……」
ダーは掌にきらめく、玄武の珠をしっかと握り締めた。
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