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第十章
シュローとテミス その1
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ナハンデルの町には門が三つある。東門、西門、南門とあり、最初にフェニックス一行がこの町に足を踏み入れたのは西門。ローゾン村に向けて道が続いているのが東門である。
いまダーは、ナハンデルの市壁の外に立っていた。東門から外に出たのだ。
ダーがひとりぼっちで旅立つわけではない。一行はこの日、それぞれの用事があり、東門付近で落ち合う予定を立てている。
「ナハンデル滞在も、思いのほか長くなったのう」
ダーはわれしらずひとりごちる。滞在手続きはソルンダが率先して行ってくれたし、なにより領主ウォフラムからは「ずっとここに居てもらってもかまわない」とまで言ってもらっているのだ。
「ベールアシュからこっち、延々追われつづけた日々を考えると、天国のような日々じゃが」
まったく、敵から四六時中狙われるということが、どれほど精神力を消耗するものか。これまでの逃避行が悪夢のように思われる。
それでも大事なのは危機管理能力である。ある日のことであった。
「われわれもぼんやりと、ただクエストをこなすだけではいけません」
とエクセが提案した。このナハンデルの日々が、怠惰に過ぎていかないよう、一行は連携を確認したり、新たなコンビプレーを模索するための練習を行おうというのである。
ダーは全員が到着するまでの間、暫時ナハンデルの町を眺めていた。
ナハンデルの市壁は旧いつくりなれど頑健であり、なにより深緑の魔女の結界が効いている。
ヴァルシパルにある、それぞれの町のなかでもトップクラスの防御力を備えているといっても過言ではない。これにくらべると、敵との最前線基地といってもいいザラマの市壁の貧弱さは、魔王軍をあなどっているといわれても仕方あるまい。
「――おい、待てそこの若造!」
「逃げるな、こっちへ来いこの野郎!」
不意にひびいた怒声が、ダーの心を現実にひきもどした。
見ると、平凡なひとりの若者が、見慣れぬ姿をしたごろつきどもに囲まれて、門に立っている衛兵の目の届かぬ場所へと引きずられていくところであった。
東門は緑深く、樹木が複数の死角をつくっている。
人知れず何かことを起こすには、最適の場所といえるかもしれない。
ダーはそのあとを尾行することにした。さすがに見捨ててはおけぬし、このあと若者が惨殺されるようなことがあれば悔やんでも悔やみきれない。
ごろつきどもは素人に見えない。若者の前後左右を固めて連行する手口は慣れたものであり、はぐれてこの町に入ってきた盗賊ではないかとダーは目星をつけた。
やがて門まで悲鳴もとどかぬあたりまで来ると、男たちは短刀を抜き放ち、おどすように若者の目の前にちらつかせた。
「なあ、いるんだろう? 案内しろよ、おまえの家までよ」
「また痛い目に遭いたくないだろう? 俺たちとしても心が痛むようなことはしたくないんだぜ」
若者の顔に、一瞬ひるむような色が見えた。だがそれも一瞬のこと。すぐにキッと顔色をあらためると、若者は毅然とこう言い放った。
「あ、あなた方に何も告げることはありません。おひきとりを」
一瞬、4人の盗賊の顔に、白けた雰囲気がただよった。
遠目でもわかる。明白に彼らの顔は怒りにひきつっていた。
「――そうかい、ならば身体に聞くことになるぜ」
「あんまり血が出ず、痛い箇所って、人体にはいくつもあるんだぜ」
「そこまでにするんじゃな」
ダーはゆっくりと、連中の前に姿をあらわした。
「なんだ、この老いぼれドワーフは」
「邪魔をするなら、お前からやっちまうぜ」
「ほう、お前さんがたに、できるかな?」
ダーの足元の草むらが、ぼんやりと反射を受けて光った。
抜いている。戦斧を。
「やる気か、亜人ふぜいが!」
連中は周囲に怒りをふりまいて、ダーへと殺到した。
ダーとしては迎え撃つ姿勢をとるだけである。
連中のひとりが、短剣を投擲した。
ダーは顔色も変えず、目の前に戦斧をもちあげ、それを弾いた。
さらにふたつの短剣が地に弾かれると、男たちは業を煮やして短剣を逆手にもちかえ、上から踊りかかった。ダーとしては、防御の姿勢がそのまま攻撃姿勢になっている。
戦斧が風をはらった。鮮血が宙にほとばしり、草むらの緑を紅に変えた。
ひとりが地に倒れ伏し、痛みにのたうち回っている。
さらに戦斧がふりおろされ、もうひとりの盗賊を大地に叩きつけた。
たったふた振りで、ふたりの戦力が消滅した。残るふたりの盗賊は青い顔をして、お互いの顔色の悪さを確認しあっている。
「まだ、続けるなら構わんが、そのふたりを治す方が先ではないか?」
ダーは戦斧をだらりと垂らし、戦意のなさを示した。
つれていくならつれていけ。そういう意思表示である。もちろん、それで恩に着るような盗賊たちではない。というより、見知らぬこのドワーフがやったことではないか。
「覚えていろ、そこのドワーフ!」
「次はきさまも標的だからな! 覚悟しとけ!」
「捨て台詞というのは、どうしてこう独創性を欠くのかのう」
ダーの声には嘆息がまじっていた。斧にしがみついた血を布でぬぐうと、呆気にとられたままの若者へと歩をすすめた。
「怪我はないかの、若者よ」
「あ、ええ、ああ。すごい腕前ですね。驚いて見ほれてしまいました」
若者はそういって照れたように頭をかき、
「あ、あぶないところを助けていただき、感謝のしようもありません。よろしければ、私の家まで来てお茶でも飲んでいってください」
「いや、ワシは待ち人がいるので……」
「ほんのちょっとでよろしいのです。窮地を救っていただいた恩人に、何もせずに帰したら、それこそ私が叱られてしまいますよ」
「誰に――」と問うひまもあらばこそ。ダーは逆に若者にさらわれるように、さらに森の深いところにある彼の家まで連れて行かれることとなった。
若者は自らの名を、シュロークと名乗った。金髪の下で微笑む顔は柔和そのものであり、彼の笑顔を見ていたら、こちらまで平和な気分になってくる。まことに不思議な雰囲気の若者だった。
シュロークがのんびり笑顔で扉を開くと、
「お帰りー! シュロー!」
女の声が響いた。とダーが思った瞬間、彼はシュローの下に折り重なるように倒された。女がシュロークに抱きつき、そのまま下敷きになったのである。
客人が来ている、と知らされた女性は、赤面し、すぐさま奥にひっこんだ。
重さから開放されたダーは、ふうと吐息をついた。シュロークに起こされて、ようやく部屋の奥に案内される。そこには先ほどとうってかわって、きりりと厳しい顔つきをした女戦士の姿があった。
そう、女戦士である。顔は美しい部類に属するであろう。
だがもっとも特徴的なのが、つぶれた左目である。本来、左目あるあたりには深い傷が走り、彼女が戦の最前線で闘う女戦士であることを如実にものがたっていた。
「わたしはスカーテミス。テミスと呼んでくれ」
と、きりりとした顔で告げるが、ダーは先ほどの醜態を思い出して、ぶっと思わず笑ってしまった。再びテミスは赤面し、
「うわーー、殺せ、殺してくれーー!」
と、床の上をころげまわり、シュロークになだめられていた。
「――醜態をお見せした。忘れてくれ。さっきのは」
「なかなか難易度の高い依頼じゃな、それは」
彼女が会話できるようになるまで落ち着くには、たっぷり四半刻はかかった。
テミスは胴に包帯を巻いており、手負いであることがわかった。もともと彼女はこの町の人間ではない、王都の出だという。
「ほう、王都といえば、ワシもかつて住んでおったわい」
「それは奇遇な。どこかの街角でばったり出会っている可能性もありますね」
「フレディの串焼きの味がいまだに忘れられぬ。やっこさん元気かの?」
テミスはにやりと鋭い笑みを浮かべた。
「ふふふ、フレディはとうに引退し、息子のフレジーが後を継いで久しい。私を試しましたね」
「いやいや、単純に記憶違いじゃ。失礼は詫びよう」
ダーは笑みを浮かべつつも、内心こう考えていた。さきほどシュロークを襲った連中は、このあたりでは見ない顔だと。
(――おそらく、連中が追っているのはこのテミスじゃ。とすると、シュロークはこの女性の抱えてるトラブルに巻き込まれているんじゃないかのう)
いまダーは、ナハンデルの市壁の外に立っていた。東門から外に出たのだ。
ダーがひとりぼっちで旅立つわけではない。一行はこの日、それぞれの用事があり、東門付近で落ち合う予定を立てている。
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ダーはわれしらずひとりごちる。滞在手続きはソルンダが率先して行ってくれたし、なにより領主ウォフラムからは「ずっとここに居てもらってもかまわない」とまで言ってもらっているのだ。
「ベールアシュからこっち、延々追われつづけた日々を考えると、天国のような日々じゃが」
まったく、敵から四六時中狙われるということが、どれほど精神力を消耗するものか。これまでの逃避行が悪夢のように思われる。
それでも大事なのは危機管理能力である。ある日のことであった。
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とエクセが提案した。このナハンデルの日々が、怠惰に過ぎていかないよう、一行は連携を確認したり、新たなコンビプレーを模索するための練習を行おうというのである。
ダーは全員が到着するまでの間、暫時ナハンデルの町を眺めていた。
ナハンデルの市壁は旧いつくりなれど頑健であり、なにより深緑の魔女の結界が効いている。
ヴァルシパルにある、それぞれの町のなかでもトップクラスの防御力を備えているといっても過言ではない。これにくらべると、敵との最前線基地といってもいいザラマの市壁の貧弱さは、魔王軍をあなどっているといわれても仕方あるまい。
「――おい、待てそこの若造!」
「逃げるな、こっちへ来いこの野郎!」
不意にひびいた怒声が、ダーの心を現実にひきもどした。
見ると、平凡なひとりの若者が、見慣れぬ姿をしたごろつきどもに囲まれて、門に立っている衛兵の目の届かぬ場所へと引きずられていくところであった。
東門は緑深く、樹木が複数の死角をつくっている。
人知れず何かことを起こすには、最適の場所といえるかもしれない。
ダーはそのあとを尾行することにした。さすがに見捨ててはおけぬし、このあと若者が惨殺されるようなことがあれば悔やんでも悔やみきれない。
ごろつきどもは素人に見えない。若者の前後左右を固めて連行する手口は慣れたものであり、はぐれてこの町に入ってきた盗賊ではないかとダーは目星をつけた。
やがて門まで悲鳴もとどかぬあたりまで来ると、男たちは短刀を抜き放ち、おどすように若者の目の前にちらつかせた。
「なあ、いるんだろう? 案内しろよ、おまえの家までよ」
「また痛い目に遭いたくないだろう? 俺たちとしても心が痛むようなことはしたくないんだぜ」
若者の顔に、一瞬ひるむような色が見えた。だがそれも一瞬のこと。すぐにキッと顔色をあらためると、若者は毅然とこう言い放った。
「あ、あなた方に何も告げることはありません。おひきとりを」
一瞬、4人の盗賊の顔に、白けた雰囲気がただよった。
遠目でもわかる。明白に彼らの顔は怒りにひきつっていた。
「――そうかい、ならば身体に聞くことになるぜ」
「あんまり血が出ず、痛い箇所って、人体にはいくつもあるんだぜ」
「そこまでにするんじゃな」
ダーはゆっくりと、連中の前に姿をあらわした。
「なんだ、この老いぼれドワーフは」
「邪魔をするなら、お前からやっちまうぜ」
「ほう、お前さんがたに、できるかな?」
ダーの足元の草むらが、ぼんやりと反射を受けて光った。
抜いている。戦斧を。
「やる気か、亜人ふぜいが!」
連中は周囲に怒りをふりまいて、ダーへと殺到した。
ダーとしては迎え撃つ姿勢をとるだけである。
連中のひとりが、短剣を投擲した。
ダーは顔色も変えず、目の前に戦斧をもちあげ、それを弾いた。
さらにふたつの短剣が地に弾かれると、男たちは業を煮やして短剣を逆手にもちかえ、上から踊りかかった。ダーとしては、防御の姿勢がそのまま攻撃姿勢になっている。
戦斧が風をはらった。鮮血が宙にほとばしり、草むらの緑を紅に変えた。
ひとりが地に倒れ伏し、痛みにのたうち回っている。
さらに戦斧がふりおろされ、もうひとりの盗賊を大地に叩きつけた。
たったふた振りで、ふたりの戦力が消滅した。残るふたりの盗賊は青い顔をして、お互いの顔色の悪さを確認しあっている。
「まだ、続けるなら構わんが、そのふたりを治す方が先ではないか?」
ダーは戦斧をだらりと垂らし、戦意のなさを示した。
つれていくならつれていけ。そういう意思表示である。もちろん、それで恩に着るような盗賊たちではない。というより、見知らぬこのドワーフがやったことではないか。
「覚えていろ、そこのドワーフ!」
「次はきさまも標的だからな! 覚悟しとけ!」
「捨て台詞というのは、どうしてこう独創性を欠くのかのう」
ダーの声には嘆息がまじっていた。斧にしがみついた血を布でぬぐうと、呆気にとられたままの若者へと歩をすすめた。
「怪我はないかの、若者よ」
「あ、ええ、ああ。すごい腕前ですね。驚いて見ほれてしまいました」
若者はそういって照れたように頭をかき、
「あ、あぶないところを助けていただき、感謝のしようもありません。よろしければ、私の家まで来てお茶でも飲んでいってください」
「いや、ワシは待ち人がいるので……」
「ほんのちょっとでよろしいのです。窮地を救っていただいた恩人に、何もせずに帰したら、それこそ私が叱られてしまいますよ」
「誰に――」と問うひまもあらばこそ。ダーは逆に若者にさらわれるように、さらに森の深いところにある彼の家まで連れて行かれることとなった。
若者は自らの名を、シュロークと名乗った。金髪の下で微笑む顔は柔和そのものであり、彼の笑顔を見ていたら、こちらまで平和な気分になってくる。まことに不思議な雰囲気の若者だった。
シュロークがのんびり笑顔で扉を開くと、
「お帰りー! シュロー!」
女の声が響いた。とダーが思った瞬間、彼はシュローの下に折り重なるように倒された。女がシュロークに抱きつき、そのまま下敷きになったのである。
客人が来ている、と知らされた女性は、赤面し、すぐさま奥にひっこんだ。
重さから開放されたダーは、ふうと吐息をついた。シュロークに起こされて、ようやく部屋の奥に案内される。そこには先ほどとうってかわって、きりりと厳しい顔つきをした女戦士の姿があった。
そう、女戦士である。顔は美しい部類に属するであろう。
だがもっとも特徴的なのが、つぶれた左目である。本来、左目あるあたりには深い傷が走り、彼女が戦の最前線で闘う女戦士であることを如実にものがたっていた。
「わたしはスカーテミス。テミスと呼んでくれ」
と、きりりとした顔で告げるが、ダーは先ほどの醜態を思い出して、ぶっと思わず笑ってしまった。再びテミスは赤面し、
「うわーー、殺せ、殺してくれーー!」
と、床の上をころげまわり、シュロークになだめられていた。
「――醜態をお見せした。忘れてくれ。さっきのは」
「なかなか難易度の高い依頼じゃな、それは」
彼女が会話できるようになるまで落ち着くには、たっぷり四半刻はかかった。
テミスは胴に包帯を巻いており、手負いであることがわかった。もともと彼女はこの町の人間ではない、王都の出だという。
「ほう、王都といえば、ワシもかつて住んでおったわい」
「それは奇遇な。どこかの街角でばったり出会っている可能性もありますね」
「フレディの串焼きの味がいまだに忘れられぬ。やっこさん元気かの?」
テミスはにやりと鋭い笑みを浮かべた。
「ふふふ、フレディはとうに引退し、息子のフレジーが後を継いで久しい。私を試しましたね」
「いやいや、単純に記憶違いじゃ。失礼は詫びよう」
ダーは笑みを浮かべつつも、内心こう考えていた。さきほどシュロークを襲った連中は、このあたりでは見ない顔だと。
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