142 / 146
第十四章
王都の死闘
しおりを挟む
ダーのパーティーは全員が戒めを解かれ、装備を整えていた。
コニンは愛用の銀色の弓から矢を放ち、エクセは小さな杖を振り回して魔法陣を宙に描き、ファイア・バードを召還する。
ルカが前衛の戦士たちにセンテスの加護を授け、ダーとクロノ、スカーテミスはそれぞれの得物を手に、ずいと前方へと突進する。
だが、ヒエン・ササキ2世ことヴァルシパル国王は、こゆるぎもしない。
自身の四方に漆黒の障壁をはりめぐらし、あらゆる攻撃を撥ね退ける。
かれは片手に、漆黒に染まった杖を身につけている。
かつては異世界勇者の武器のひとつであった杖だ。
魔王の力をその身に宿したとはいえ、異世界勇者の武器は異世界勇者にしか扱えぬ。それでもなお、彼がそれを身につけているのは、単なる身を飾るステイタス以上のものがあるとは思えなかった。その杖の上に乗っている、球状の物体を見るまでは。
あれは何と言ったか。かつて得意満面な顔でヤマダはこういった。「これが暗黒神の魔石」だと。ダーはひそかに身震いした。もし、ヤマダがその珠の真の力を引き出せていなかったとしたら――。
しかし、放たれた矢が戻ることがないように、戦士たちは後ろへ引くことができぬ。ダーは歯を食いしばり、あらゆる敵を屠ってきた父ニーダ譲りの戦斧をふるった。
魔王は泰然として、彼らの攻撃を受けている。一切の痛痒を感じていないのは、その表情を見るかぎりあきらかだった。
「それで攻撃のつもりか?」
哄笑が彼らの耳朶をうった。やがて頃はよしと見たか、ヒエンはその杖を振るった。無詠唱による暗黒魔法。『深淵の業火』だ。
漆黒の炎が猟犬のごとく、ダーたちに襲いかかった。
前衛の戦士たちはすかさず大地を蹴った。かろうじて左右へ飛び、射程範囲外へと転がり致命傷をまぬがれる。以前、異世界勇者たちはこの攻撃を受けていたが、かれらは異世界武器の加護により身体強化されている。生身のダーたちが直撃を食らえば、ひとたまりもないであろう。
しかし怖れてばかりはいられない。
回避し、地に両脚をつけたクロノは、すかさず魔王との距離を詰め、黒いバスタード・ソードを突いた。これも通らない。そこにスカーテミスが加わり、ともに剣を振るうも、かの魔王の結界は完璧だった。魔王の口許は、滑稽なショーを見るかのように笑みにゆがんでいる。
「貴様ら凡百の戦士が束になってかかってこようが、何ほどのこともないわ!」
「いかん、かわせ!!」
ダーの叫びより先に、クロノトールは反応していた。
超至近距離で、ブラック・タートル・シールドを構える。
深淵の業火は盾を直撃した。暗き炎が盾を飲みこみ、また至近距離にいた魔王へと逆流する。カランという音がして、盾は地にころがった。
中央部分がどろどろに溶解し、風穴が開いている。
黒魔獣《ブラギドン》の硬い甲羅から造りだした、ダー渾身の作である盾はついに使い物にならなくなった。そして。黒い炎から身を現した魔王は、一切のダメージを負っているようには見えぬ。
「痴れ者が! 魔法の反射を狙ったのであろうが、自分の術でダメージを負う馬鹿がおるか! 貴様らの手に、四獣神の珠がない以上、打つ手はないと知れ!」
クロノの策は無に帰した。それどころか、大切な盾を失い、さらなる窮地に立たされてしまった。コニンとエクセも、さかんに弓矢と攻撃呪文による援護射撃を放っているが、まったくヒエン・ササキに攻撃が届いている様子はなかった。
「さあ、そろそろとどめといくか」
ササキが更なる魔法を展開しようとしたときである。
彼らをかばうように、前に出てきた人物がいる。
ルカだった。女僧侶であり、戦闘には不向きな彼女がとった唐突な行動に、誰もが驚きを禁じえない。
「ルカ、なにを考えとる! さがるんじゃ」
ダーの声に笑顔で応じ、魔王の前に立ちふさがる彼女。魔王は可憐な花を手折るように、一切の容赦なく、漆黒の炎で彼女を灼いた。一行の悲鳴がとどろいた。
魔王の表情は笑みに崩れ、しかしすぐに驚きに変わった。
ルカは何事もなかったかのように、涼しい顔をして立っている。
「術が不完全であったか」
魔王はそうつぶやき、さらに暗黒呪文を放つ。だが、それも彼女の身を焼くことはできない。一行は気付いた。彼女の身が緑の光に包まれているのを。
「それは、玄武の珠の力――!?」
全員が驚きに眼を瞠った。ルカはいたずらっぽく笑った。
その背後にすっと姿を現したのは、ベスリオスだ。ハイドアンドシークの力で、隠れていたのだ。
「渡すのが遅れて悪かったね。なかなか入手が難しくてさ」
「馬鹿な、珠は余の力で、地下に封印していたはず。きさまのような冒険者ふぜいが、どうやってそれを破ったというのだ?」
「冒険者ふぜいで悪かったね。ある方の協力を得てね」
ベスは不満げに口を尖らせた。その燃えるような紅い髪の後ろに、もうひとつの紅い髪が立っていた。忘れようとしても忘れることのできぬ、燃えさかる紅蓮の炎のような刺激的な美貌の持ち主は――
「私が解呪したのさ。なに、こういうのは得意分野だからね」
深緑の魔女、ヴィアンカだった。
「ちいっ」という舌打ちとともに魔王が放った呪文を、魔女はその手に持った巨大な杖ですべて反射する。ヴィアンカは艶然とした笑みを浮かべると、3人に珠を投げてよこした。
ダーには青龍の珠を。
エクセには紅い朱雀の珠を。
クロノには白虎の珠を。
「えっ、こっちはなにもないの?」
と、コニンとスカーテミスのふたりは、あからさまにガッカリした表情を浮かべた。
「仕方ないじゃない。珠は4つしかないんだから。あなたたちは私と同じく、サポートサポート」
「ううっ、納得いかないなあ……」
「まあ落ちこむでないコニン。単なる役割分担というやつであろう。ワシらが倒れたら、次はおぬしたちが代わって球を使うのじゃ」
不承不承ながらも頷くコニン。
そうしたやりとりも、魔王には不快だったようである。
「おのれらこの魔王を前にして、余裕ではないか」
「……余裕というわけでもないけど……」
「あなたがさきほど、自分で言ったではありませんか。私たちの手に四獣神の珠がないと、打つ手がないって」
「つまり今は、打つ手があるということじゃ」
「ようもほざいたものよ、ようし、魔王の真の力を思い知らせてやろう」
激闘が始まった。
ダーは青龍の珠の力で青い光輝につつまれ、クロノの漆黒の鎧は白虎の珠の力で純白のように見える。ふたりは互いに頷きあうと、それぞれの武器を振るって魔王に肉薄する。もう魔王の表情にも余裕の色は浮かんでいなかった。
彼がどのような強力な呪文を放とうと、すべて、ルカの玄武の珠の力に阻まれる。さらに珠の加護を得たクロノとダーの斬撃は、それまで無敵を誇っていた魔王の障壁を打ち破った。
じりじりと防戦一方に立たされた魔王、ヒエン・ササキは、強力な呪文を連続ではなった。まず深淵の業火を連続で放ち、さらに見たこともないような魔法を無詠唱で打ち出す。
だが、無駄であった。それらの攻撃のすべてをルカが防いでいる。いままではダーが玄武と青龍の両方を持っていたため、魔力枯渇も早かった。しかし、役割分担が図られた現在は、もうその心配もないのだ。
しかしダーは、不審であった。
なぜ魔王はこうも、効かぬとわかっている呪文を連続でくりだすのか。
「――いけない、頭上を見なさい!」
ヴィアンカの警告の声で、一同は揃って空を見上げた。
巨大な岩が――隕石が降ってきている。
かつてヤマダがザラマ・メテオライトと名づけた攻撃魔法であった。
「馬鹿な! 国王よ、みずからの手で王都を灰燼に帰するつもりか!!」
コニンは愛用の銀色の弓から矢を放ち、エクセは小さな杖を振り回して魔法陣を宙に描き、ファイア・バードを召還する。
ルカが前衛の戦士たちにセンテスの加護を授け、ダーとクロノ、スカーテミスはそれぞれの得物を手に、ずいと前方へと突進する。
だが、ヒエン・ササキ2世ことヴァルシパル国王は、こゆるぎもしない。
自身の四方に漆黒の障壁をはりめぐらし、あらゆる攻撃を撥ね退ける。
かれは片手に、漆黒に染まった杖を身につけている。
かつては異世界勇者の武器のひとつであった杖だ。
魔王の力をその身に宿したとはいえ、異世界勇者の武器は異世界勇者にしか扱えぬ。それでもなお、彼がそれを身につけているのは、単なる身を飾るステイタス以上のものがあるとは思えなかった。その杖の上に乗っている、球状の物体を見るまでは。
あれは何と言ったか。かつて得意満面な顔でヤマダはこういった。「これが暗黒神の魔石」だと。ダーはひそかに身震いした。もし、ヤマダがその珠の真の力を引き出せていなかったとしたら――。
しかし、放たれた矢が戻ることがないように、戦士たちは後ろへ引くことができぬ。ダーは歯を食いしばり、あらゆる敵を屠ってきた父ニーダ譲りの戦斧をふるった。
魔王は泰然として、彼らの攻撃を受けている。一切の痛痒を感じていないのは、その表情を見るかぎりあきらかだった。
「それで攻撃のつもりか?」
哄笑が彼らの耳朶をうった。やがて頃はよしと見たか、ヒエンはその杖を振るった。無詠唱による暗黒魔法。『深淵の業火』だ。
漆黒の炎が猟犬のごとく、ダーたちに襲いかかった。
前衛の戦士たちはすかさず大地を蹴った。かろうじて左右へ飛び、射程範囲外へと転がり致命傷をまぬがれる。以前、異世界勇者たちはこの攻撃を受けていたが、かれらは異世界武器の加護により身体強化されている。生身のダーたちが直撃を食らえば、ひとたまりもないであろう。
しかし怖れてばかりはいられない。
回避し、地に両脚をつけたクロノは、すかさず魔王との距離を詰め、黒いバスタード・ソードを突いた。これも通らない。そこにスカーテミスが加わり、ともに剣を振るうも、かの魔王の結界は完璧だった。魔王の口許は、滑稽なショーを見るかのように笑みにゆがんでいる。
「貴様ら凡百の戦士が束になってかかってこようが、何ほどのこともないわ!」
「いかん、かわせ!!」
ダーの叫びより先に、クロノトールは反応していた。
超至近距離で、ブラック・タートル・シールドを構える。
深淵の業火は盾を直撃した。暗き炎が盾を飲みこみ、また至近距離にいた魔王へと逆流する。カランという音がして、盾は地にころがった。
中央部分がどろどろに溶解し、風穴が開いている。
黒魔獣《ブラギドン》の硬い甲羅から造りだした、ダー渾身の作である盾はついに使い物にならなくなった。そして。黒い炎から身を現した魔王は、一切のダメージを負っているようには見えぬ。
「痴れ者が! 魔法の反射を狙ったのであろうが、自分の術でダメージを負う馬鹿がおるか! 貴様らの手に、四獣神の珠がない以上、打つ手はないと知れ!」
クロノの策は無に帰した。それどころか、大切な盾を失い、さらなる窮地に立たされてしまった。コニンとエクセも、さかんに弓矢と攻撃呪文による援護射撃を放っているが、まったくヒエン・ササキに攻撃が届いている様子はなかった。
「さあ、そろそろとどめといくか」
ササキが更なる魔法を展開しようとしたときである。
彼らをかばうように、前に出てきた人物がいる。
ルカだった。女僧侶であり、戦闘には不向きな彼女がとった唐突な行動に、誰もが驚きを禁じえない。
「ルカ、なにを考えとる! さがるんじゃ」
ダーの声に笑顔で応じ、魔王の前に立ちふさがる彼女。魔王は可憐な花を手折るように、一切の容赦なく、漆黒の炎で彼女を灼いた。一行の悲鳴がとどろいた。
魔王の表情は笑みに崩れ、しかしすぐに驚きに変わった。
ルカは何事もなかったかのように、涼しい顔をして立っている。
「術が不完全であったか」
魔王はそうつぶやき、さらに暗黒呪文を放つ。だが、それも彼女の身を焼くことはできない。一行は気付いた。彼女の身が緑の光に包まれているのを。
「それは、玄武の珠の力――!?」
全員が驚きに眼を瞠った。ルカはいたずらっぽく笑った。
その背後にすっと姿を現したのは、ベスリオスだ。ハイドアンドシークの力で、隠れていたのだ。
「渡すのが遅れて悪かったね。なかなか入手が難しくてさ」
「馬鹿な、珠は余の力で、地下に封印していたはず。きさまのような冒険者ふぜいが、どうやってそれを破ったというのだ?」
「冒険者ふぜいで悪かったね。ある方の協力を得てね」
ベスは不満げに口を尖らせた。その燃えるような紅い髪の後ろに、もうひとつの紅い髪が立っていた。忘れようとしても忘れることのできぬ、燃えさかる紅蓮の炎のような刺激的な美貌の持ち主は――
「私が解呪したのさ。なに、こういうのは得意分野だからね」
深緑の魔女、ヴィアンカだった。
「ちいっ」という舌打ちとともに魔王が放った呪文を、魔女はその手に持った巨大な杖ですべて反射する。ヴィアンカは艶然とした笑みを浮かべると、3人に珠を投げてよこした。
ダーには青龍の珠を。
エクセには紅い朱雀の珠を。
クロノには白虎の珠を。
「えっ、こっちはなにもないの?」
と、コニンとスカーテミスのふたりは、あからさまにガッカリした表情を浮かべた。
「仕方ないじゃない。珠は4つしかないんだから。あなたたちは私と同じく、サポートサポート」
「ううっ、納得いかないなあ……」
「まあ落ちこむでないコニン。単なる役割分担というやつであろう。ワシらが倒れたら、次はおぬしたちが代わって球を使うのじゃ」
不承不承ながらも頷くコニン。
そうしたやりとりも、魔王には不快だったようである。
「おのれらこの魔王を前にして、余裕ではないか」
「……余裕というわけでもないけど……」
「あなたがさきほど、自分で言ったではありませんか。私たちの手に四獣神の珠がないと、打つ手がないって」
「つまり今は、打つ手があるということじゃ」
「ようもほざいたものよ、ようし、魔王の真の力を思い知らせてやろう」
激闘が始まった。
ダーは青龍の珠の力で青い光輝につつまれ、クロノの漆黒の鎧は白虎の珠の力で純白のように見える。ふたりは互いに頷きあうと、それぞれの武器を振るって魔王に肉薄する。もう魔王の表情にも余裕の色は浮かんでいなかった。
彼がどのような強力な呪文を放とうと、すべて、ルカの玄武の珠の力に阻まれる。さらに珠の加護を得たクロノとダーの斬撃は、それまで無敵を誇っていた魔王の障壁を打ち破った。
じりじりと防戦一方に立たされた魔王、ヒエン・ササキは、強力な呪文を連続ではなった。まず深淵の業火を連続で放ち、さらに見たこともないような魔法を無詠唱で打ち出す。
だが、無駄であった。それらの攻撃のすべてをルカが防いでいる。いままではダーが玄武と青龍の両方を持っていたため、魔力枯渇も早かった。しかし、役割分担が図られた現在は、もうその心配もないのだ。
しかしダーは、不審であった。
なぜ魔王はこうも、効かぬとわかっている呪文を連続でくりだすのか。
「――いけない、頭上を見なさい!」
ヴィアンカの警告の声で、一同は揃って空を見上げた。
巨大な岩が――隕石が降ってきている。
かつてヤマダがザラマ・メテオライトと名づけた攻撃魔法であった。
「馬鹿な! 国王よ、みずからの手で王都を灰燼に帰するつもりか!!」
0
あなたにおすすめの小説
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
勇者パーティーにダンジョンで生贄にされました。これで上位神から押し付けられた、勇者の育成支援から解放される。
克全
ファンタジー
エドゥアルには大嫌いな役目、神与スキル『勇者の育成者』があった。力だけあって知能が低い下級神が、勇者にふさわしくない者に『勇者』スキルを与えてしまったせいで、上級神から与えられてしまったのだ。前世の知識と、それを利用して鍛えた絶大な魔力のあるエドゥアルだったが、神与スキル『勇者の育成者』には逆らえず、嫌々勇者を教育していた。だが、勇者ガブリエルは上級神の想像を絶する愚者だった。事もあろうに、エドゥアルを含む300人もの人間を生贄にして、ダンジョンの階層主を斃そうとした。流石にこのような下劣な行いをしては『勇者』スキルは消滅してしまう。対象となった勇者がいなくなれば『勇者の育成者』スキルも消滅する。自由を手に入れたエドゥアルは好き勝手に生きることにしたのだった。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる