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第四章
大いなる眠り
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水平線から昇ったまばゆい朝陽が、夜の終わりを告げる。
夜を徹しての大宴会も、終わりのときが訪れたのだ。
やがて町角から、それぞれ手に何かを持った屈強な男達が現われる。
開けたザラマの町の中央広場に、彼らは集結した。
ザラマのなかでも一流の匠として知られるドワーフたちであった。
彼らは図面を広げ、怒鳴り合いながら、それぞれの区割りを確認する。やがて。流れるような手捌きで、柱が、床が建設されていく。
なにしろ時間がない。作業は急ピッチで進められた。
二日後には作業を完成させなければならない。
今回の防衛戦の武勲を称える表彰式が、町をあげて行われるためだ。
表彰式には、ギルド支部長のサルマナフ老をはじめ、ジェルポートから公爵――つまり王弟殿下がおいでになるのである。
大工たちの気合の入りようも理解できるというものだ。
侵攻してきた1万もの魔王軍を撃退するという大功を、一介の冒険者たちが樹てたのだ。
本来ならば、かれらは英雄としてヴァルシパル王都へ召喚されるべきであったし、国王陛下の立会いのもと、王宮内で華々しい式典を行なうべきであった。
だが、これは国王が拒否した。
体調が優れぬ、というのがその理由である。
むろん、誰もがそれを真に受けてはいない。
国王が招いた異世界英雄たちは、活躍らしい活躍を示せなかった。
それどころか、召喚した1人、ケンジ・ヤマダが魔王軍に寝返ったという証言が、多数の兵士からもたらされた。異世界英雄だった男が矛を逆しまにして、逆にヴァルシパルへ侵攻してきたのだ。
英雄どころか、いまや敵の尖兵。召喚した国王のメンツも丸つぶれである。
それに今回活躍した冒険者には、国王が散々毛嫌いしていた亜人が数多く含まれている。
国王が病欠ではなく、個人的な感情で出席を拒んだというのは、誰しもが理解しているところだった。
その代理として立てたのが、かつて異世界英雄召喚式に病欠と称して出席しなかった、ジェルポート公爵だというのもまた皮肉であった。
ジェルポート公爵は、ザラマで表彰式典を行なうにあたり、ザラマ領主の館ではなく、異例の、町民が見守る中、屋外での表彰式を提案したのだ。
これならば、町民もその様子を見物することができる。それに、ザラマ領主の館で表彰式を行なっては、領主の立場的にも辛いものがあるだろうという、公爵なりの配慮であった。
式はきっかり二日後、正午に開始された。
大工たちの面目躍如であった。
「では、ヒュベルガー・ヒルバーズィ殿、壇上へどうぞ」
次々と、今回の戦いで武勲を挙げた冒険者たちの名前が読み上げられていく。そのたびに集まった町民たちの間から、万雷の拍手が起こる。
「やはり『トルネード』は違うな」
「ああ、この町の誇りだ」
ついで赤い髪が特徴的な美女、『ミラージュ』のベスリオスが壇上に上がり、観衆に投げキッスをする。
「こら、余計なことをしない」
注意されてぺろりと舌をだした。気を取り直し、公爵から、褒章金とメダルを授与される。
「次にクロノトール殿、壇上へどうぞ」
群集から、ひときわ大きな歓声があがった。
今回の防衛戦で、最大の殊勲を打ち立てたのは、他の誰でもない。遠征魔王軍の総大将、ンシモナの首級を挙げた、クロノトールだった。
「――あれが黒い戦女神か」
「魔王軍の総大将を一騎打ちでねじ伏せるたあ、まさに女傑だ!」
「ザラマの守護神だな、彼女は」
そんな声が、そこかしこから飛びかう。
「おめでとう。私が見込んだだけのことはあったな」
報奨金とメダルを手渡し、公爵がにっこりと微笑んだ。
さらにこの功績を称え、2階級の特進をギルド上層部が計画していることが発表された。
熱狂的な大歓声が起こった。ザラマの町全体がクロノを祝福するように。
こたびの大殊勲で、彼女は『巨大なる戦女神』『黒装甲の巨神兵』など、さまざまな二つ名を頂戴する事となった。
これに対してクロノトールは、さして喜びをあらわさない。
むしろ、どことなく不機嫌さすら漂わせている。
「おや、これほどの報酬に対し、あまり愉快そうではないね。不満かね?」
「………うん………」
「それはまた、なぜだね? まだ不満が――」
「……ちがう、一番の功績を挙げたのはダー……」
「ふむ」と公爵はつぶやいた。
クロノは一騎打ちの直後、疲労の度合いがひどく、ザラマに強制的に撤退させられたため、肝心の彼の活躍がどんなものかは見ていない。
残った仲間から耳にしたのだろう。
公爵自身もザラマに放っていた斥侯から耳にしたのだ。
それを知るや否や、彼はこの件に関しては、緘口令を敷いている。
3勇者も手に負えぬような、強大な力を入手したケンジ・ヤマダ。
勇者の武器に加え、邪神ハーデラの力まで背景にしては鬼に金棒。
誰一人として敵うわけはないのだ。
それを1人のドワーフが追い払った。などと、誰も信じるわけがない。
もっとも、珠を授けた張本人である公爵は、おおよその事情は察している。
四獣神の加護を得たのであろう、と。
二百年前に世界を救いし偉大なるドワーフ、ニーダ。その息子ならば。
そういうことでダーの活躍は、ことの成り行きを見守った一部の人々を除き、誰も知らない。
朱雀の珠の存在を知られてはならぬ、というのもあるが、この亜人排斥主義のヴァルシパルで、亜人の大英雄が誕生すればどうなるか。公爵ですら想像もつかない。
下手をすれば、国がふたつに分かれての騒乱に発展する可能性もあるのだ。沈黙は金とはよくいったものである。
「しかし、まだ目覚めぬのであろう、その英雄どのは」
クロノは無言でこくりと頷く。
「……自分だけ、えらそう……」
「いやいや、大将首を獲ったのだ。充分に誇るべきだし、また師匠であるダー殿も喜んでくれるであろう」
公爵がやさしげに諭すと、クロノは急に瞳を輝かせ、
「……本当に、よろこんでくれるかな……?」
「間違いない。そういう御仁だから、惚れたのだろう?」
クロノは再度こっくりと頷いた。うっすらと頬が紅に染まる。
「ならば、集まった群衆に応えてあげなさい。ダーの弟子として恥かしくないように」
ようやくクロノも納得したようだった。
それまでの不機嫌そうな顔つきから、笑顔へと変わる。
胸を張り、両手を上げて、集まった観衆の声援に応える。
観衆は喝采をさけび、ザラマ万歳のシュプレヒコールが巻き起こる。
こうして大盛況のまま、表彰式は幕を閉じた。
大きな窓から心地よい風が入ってくる。
乾いたザラマには、珍しく涼気をふくんだ空気だった。
風が、1人の美しいエルフの銀髪を揺らした。
彼は椅子に腰かけたまま、ずり落ちてきた毛布をひきあげる。
毛布の下には、ドワーフが眠っている。
ここはザラマの施療院の一室である。長方形の部屋には簡素なベッドといくつかの椅子が置いてあるだけで、他の患者の姿はない。完全な個室である。
眠ったままのドワーフ、ダーはもう三日も眼を醒ましていない。
だが、いずれ再び騒がしくなるだろう。エルフには確信があった。
「ちわー、様子はどう?」
コニン、ルカ、クロノが連れ立って、見舞いに訪れた。
表彰式が終わってすぐに駆けつけたのだろう。息が乱れている。
「相変わらずですよ」
そういうと、3人は明確に失望の色を浮かべる。
エルフ――エクセ=リアンも表彰式には呼ばれていたのだが、介護を理由に欠席していたのだ。
「このまま目覚めない、なんてことはないよね」
「大丈夫ですよ。そんな事はありません」
不安げなコニンの言を、エクセは一蹴した。
ただ、ちょっと疲労が溜まっているだけなのだ。彼には確信があった。
ダーが「わしじゃあああ」と奇声を上げて、立ち上がるその日まで。
ふたたび闘志を漲らせ、斧を振り回すその日まで。
エクセはいつまでも待つつもりであった。
夜を徹しての大宴会も、終わりのときが訪れたのだ。
やがて町角から、それぞれ手に何かを持った屈強な男達が現われる。
開けたザラマの町の中央広場に、彼らは集結した。
ザラマのなかでも一流の匠として知られるドワーフたちであった。
彼らは図面を広げ、怒鳴り合いながら、それぞれの区割りを確認する。やがて。流れるような手捌きで、柱が、床が建設されていく。
なにしろ時間がない。作業は急ピッチで進められた。
二日後には作業を完成させなければならない。
今回の防衛戦の武勲を称える表彰式が、町をあげて行われるためだ。
表彰式には、ギルド支部長のサルマナフ老をはじめ、ジェルポートから公爵――つまり王弟殿下がおいでになるのである。
大工たちの気合の入りようも理解できるというものだ。
侵攻してきた1万もの魔王軍を撃退するという大功を、一介の冒険者たちが樹てたのだ。
本来ならば、かれらは英雄としてヴァルシパル王都へ召喚されるべきであったし、国王陛下の立会いのもと、王宮内で華々しい式典を行なうべきであった。
だが、これは国王が拒否した。
体調が優れぬ、というのがその理由である。
むろん、誰もがそれを真に受けてはいない。
国王が招いた異世界英雄たちは、活躍らしい活躍を示せなかった。
それどころか、召喚した1人、ケンジ・ヤマダが魔王軍に寝返ったという証言が、多数の兵士からもたらされた。異世界英雄だった男が矛を逆しまにして、逆にヴァルシパルへ侵攻してきたのだ。
英雄どころか、いまや敵の尖兵。召喚した国王のメンツも丸つぶれである。
それに今回活躍した冒険者には、国王が散々毛嫌いしていた亜人が数多く含まれている。
国王が病欠ではなく、個人的な感情で出席を拒んだというのは、誰しもが理解しているところだった。
その代理として立てたのが、かつて異世界英雄召喚式に病欠と称して出席しなかった、ジェルポート公爵だというのもまた皮肉であった。
ジェルポート公爵は、ザラマで表彰式典を行なうにあたり、ザラマ領主の館ではなく、異例の、町民が見守る中、屋外での表彰式を提案したのだ。
これならば、町民もその様子を見物することができる。それに、ザラマ領主の館で表彰式を行なっては、領主の立場的にも辛いものがあるだろうという、公爵なりの配慮であった。
式はきっかり二日後、正午に開始された。
大工たちの面目躍如であった。
「では、ヒュベルガー・ヒルバーズィ殿、壇上へどうぞ」
次々と、今回の戦いで武勲を挙げた冒険者たちの名前が読み上げられていく。そのたびに集まった町民たちの間から、万雷の拍手が起こる。
「やはり『トルネード』は違うな」
「ああ、この町の誇りだ」
ついで赤い髪が特徴的な美女、『ミラージュ』のベスリオスが壇上に上がり、観衆に投げキッスをする。
「こら、余計なことをしない」
注意されてぺろりと舌をだした。気を取り直し、公爵から、褒章金とメダルを授与される。
「次にクロノトール殿、壇上へどうぞ」
群集から、ひときわ大きな歓声があがった。
今回の防衛戦で、最大の殊勲を打ち立てたのは、他の誰でもない。遠征魔王軍の総大将、ンシモナの首級を挙げた、クロノトールだった。
「――あれが黒い戦女神か」
「魔王軍の総大将を一騎打ちでねじ伏せるたあ、まさに女傑だ!」
「ザラマの守護神だな、彼女は」
そんな声が、そこかしこから飛びかう。
「おめでとう。私が見込んだだけのことはあったな」
報奨金とメダルを手渡し、公爵がにっこりと微笑んだ。
さらにこの功績を称え、2階級の特進をギルド上層部が計画していることが発表された。
熱狂的な大歓声が起こった。ザラマの町全体がクロノを祝福するように。
こたびの大殊勲で、彼女は『巨大なる戦女神』『黒装甲の巨神兵』など、さまざまな二つ名を頂戴する事となった。
これに対してクロノトールは、さして喜びをあらわさない。
むしろ、どことなく不機嫌さすら漂わせている。
「おや、これほどの報酬に対し、あまり愉快そうではないね。不満かね?」
「………うん………」
「それはまた、なぜだね? まだ不満が――」
「……ちがう、一番の功績を挙げたのはダー……」
「ふむ」と公爵はつぶやいた。
クロノは一騎打ちの直後、疲労の度合いがひどく、ザラマに強制的に撤退させられたため、肝心の彼の活躍がどんなものかは見ていない。
残った仲間から耳にしたのだろう。
公爵自身もザラマに放っていた斥侯から耳にしたのだ。
それを知るや否や、彼はこの件に関しては、緘口令を敷いている。
3勇者も手に負えぬような、強大な力を入手したケンジ・ヤマダ。
勇者の武器に加え、邪神ハーデラの力まで背景にしては鬼に金棒。
誰一人として敵うわけはないのだ。
それを1人のドワーフが追い払った。などと、誰も信じるわけがない。
もっとも、珠を授けた張本人である公爵は、おおよその事情は察している。
四獣神の加護を得たのであろう、と。
二百年前に世界を救いし偉大なるドワーフ、ニーダ。その息子ならば。
そういうことでダーの活躍は、ことの成り行きを見守った一部の人々を除き、誰も知らない。
朱雀の珠の存在を知られてはならぬ、というのもあるが、この亜人排斥主義のヴァルシパルで、亜人の大英雄が誕生すればどうなるか。公爵ですら想像もつかない。
下手をすれば、国がふたつに分かれての騒乱に発展する可能性もあるのだ。沈黙は金とはよくいったものである。
「しかし、まだ目覚めぬのであろう、その英雄どのは」
クロノは無言でこくりと頷く。
「……自分だけ、えらそう……」
「いやいや、大将首を獲ったのだ。充分に誇るべきだし、また師匠であるダー殿も喜んでくれるであろう」
公爵がやさしげに諭すと、クロノは急に瞳を輝かせ、
「……本当に、よろこんでくれるかな……?」
「間違いない。そういう御仁だから、惚れたのだろう?」
クロノは再度こっくりと頷いた。うっすらと頬が紅に染まる。
「ならば、集まった群衆に応えてあげなさい。ダーの弟子として恥かしくないように」
ようやくクロノも納得したようだった。
それまでの不機嫌そうな顔つきから、笑顔へと変わる。
胸を張り、両手を上げて、集まった観衆の声援に応える。
観衆は喝采をさけび、ザラマ万歳のシュプレヒコールが巻き起こる。
こうして大盛況のまま、表彰式は幕を閉じた。
大きな窓から心地よい風が入ってくる。
乾いたザラマには、珍しく涼気をふくんだ空気だった。
風が、1人の美しいエルフの銀髪を揺らした。
彼は椅子に腰かけたまま、ずり落ちてきた毛布をひきあげる。
毛布の下には、ドワーフが眠っている。
ここはザラマの施療院の一室である。長方形の部屋には簡素なベッドといくつかの椅子が置いてあるだけで、他の患者の姿はない。完全な個室である。
眠ったままのドワーフ、ダーはもう三日も眼を醒ましていない。
だが、いずれ再び騒がしくなるだろう。エルフには確信があった。
「ちわー、様子はどう?」
コニン、ルカ、クロノが連れ立って、見舞いに訪れた。
表彰式が終わってすぐに駆けつけたのだろう。息が乱れている。
「相変わらずですよ」
そういうと、3人は明確に失望の色を浮かべる。
エルフ――エクセ=リアンも表彰式には呼ばれていたのだが、介護を理由に欠席していたのだ。
「このまま目覚めない、なんてことはないよね」
「大丈夫ですよ。そんな事はありません」
不安げなコニンの言を、エクセは一蹴した。
ただ、ちょっと疲労が溜まっているだけなのだ。彼には確信があった。
ダーが「わしじゃあああ」と奇声を上げて、立ち上がるその日まで。
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