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第1話 何が何だかわかりません
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はあ……嫌だ。授業で畑仕事。いや農業科だからいいんだけどさ。なぜにVRMMOの一角を借りてやるんだよ!
「おい! マオ! なぜ制服なんだよ!」
「ちゃ、ちゃんと選んだから……」
凄んで来た彼は、班のリーダー基クラスのリーダー赤居翔太。カーストのね。そして僕、千装真陽は、もちろん最下位。
僕は、赤面しながらマントを外した。
すると……背中に妖精の綺麗な羽根が現れ七色に光り、上半身はまだ半袖で少し前が露わになった感じだからいいけど、下はふんわりミニスカ。妖精だから全身煌めいている……。
「ぎゃははは! 似合わねぇ!」
「やだぁ。何あれ……」
クラスの女子もクスクス笑っている。
本当に勘弁してい欲しい。授業が終わったら遊べるって事でみんな張り切ってるし、班分けも先生がしちゃうし、おかげでこんな目に遭った。
赤居は、何かのフル装備でがっちり鎧で固めている。どうみてもこれで農作業するとは思えない。
いやみんな、色んな恰好をしている。せめて授業終わってからこういう装備でよくない?
ゴー。
「ねえ、なんの音?」
女子の一人がそう言った時だった。突風がいや、もの凄い台風なみの風が僕達を襲う。僕は、慌ててマントを羽織った。これがなくなったらやばいから。
「きゃー!」
「うわぁ!」
悲鳴を上げる僕達は、その風に飲み込まれた!
そして――うん? さっきと同じ場所!?
すとんと降ろされた場所は、先ほどの風景と変わらないような気が、いや違う。畑がない!
「うおぉ、なんだこれ!」
叫んだのは、赤居だ。たぶん……。何かがさっきと違う。……あ! あれだ、髪だ髪。髪の色が赤くなっていて長髪。さっきまでは、装備は選んだのだったけど髪などの容姿はそのままだったのに。
「装備が急に重くなった! どうなってんだよ」
どうやら装備が重くて動けないらしい。
そんなの選ぶからだ。
「おかしいわ……。畑は消えてるし、授業が終わるまでは装備の効果はでないはずなのに」
なぜか僕の後ろに隠れて呟いている彼女は、僕と同じポジションだけど今回僕がいたのでターゲットにならなかった富士元ヒナ。
彼女も制服だ。大きな赤いとんがり帽子に赤いマント。そしてエメラルドグリーンのふんわりの髪。お尻まであって凄く長い。僕のは体を包むようなマントだけど、背中だけのマント。制服に赤いチェックが入っているからマッチはしているけど、普段の彼女から考えると結構目立つ格好なんだけど。
「詳しんだね」
「うん。内緒だけどこのゲームしてるんだ」
「え!?」
驚きだ。ゲームなんてしませんというおっとりとした子なのに。いつもは、眼鏡をしているけど今はしていない。結構似合ってる。そういえば、色白になってしかも顔もちょっと違う。
周りを見渡せば、黒髪の者なんて……一人いた。
しかも驚く事に僕と同じ制服のままだ。って振り向いた。
「五十嵐瞳かよ。ぶれないなぁ」
彼女は、後ろからみたら完璧に男子。僕が通う学校は、女子もズボンを選べる。女子で一人、ズボンの制服を着る彼女は学級委員長を務めていてあの赤居さえも彼女には逆らわない。
「先生に言われていたのに、英雄装備なんて選ぶから」
ボーっとしていたらまた、富士元がつぶやいた。
「うん? 何がダメ?」
「だからレベル制限あるでしょう?」
「……制限?」
僕はゲームしてないからわからないけど、それってもうここはセーフティエリアじゃないって事なのか? なんで?
「異世界転移ってやつだったりしてね!」
ちょっとウキウキした声が聞こえたと思ったら五十嵐だ。ちょっと意外だ。
「異世界転移って……」
「じゃないにしても普通にプレイ状態でしょう。私達、作ったキャラになっているでしょう?」
よく見れば、五十嵐の髪は、黒じゃなくて濃い紫だ。耳にピアスまでしている。けど、ほかは何も変わってない。マントも羽織ってないし、剣や杖もない。
「似合っているわよ。その銀の髪」
「そりゃどーも。え? 銀……」
いつのまにか僕も選んだキャラになっていた! え? 授業はどうなった!?
「おい! マオ! なぜ制服なんだよ!」
「ちゃ、ちゃんと選んだから……」
凄んで来た彼は、班のリーダー基クラスのリーダー赤居翔太。カーストのね。そして僕、千装真陽は、もちろん最下位。
僕は、赤面しながらマントを外した。
すると……背中に妖精の綺麗な羽根が現れ七色に光り、上半身はまだ半袖で少し前が露わになった感じだからいいけど、下はふんわりミニスカ。妖精だから全身煌めいている……。
「ぎゃははは! 似合わねぇ!」
「やだぁ。何あれ……」
クラスの女子もクスクス笑っている。
本当に勘弁してい欲しい。授業が終わったら遊べるって事でみんな張り切ってるし、班分けも先生がしちゃうし、おかげでこんな目に遭った。
赤居は、何かのフル装備でがっちり鎧で固めている。どうみてもこれで農作業するとは思えない。
いやみんな、色んな恰好をしている。せめて授業終わってからこういう装備でよくない?
ゴー。
「ねえ、なんの音?」
女子の一人がそう言った時だった。突風がいや、もの凄い台風なみの風が僕達を襲う。僕は、慌ててマントを羽織った。これがなくなったらやばいから。
「きゃー!」
「うわぁ!」
悲鳴を上げる僕達は、その風に飲み込まれた!
そして――うん? さっきと同じ場所!?
すとんと降ろされた場所は、先ほどの風景と変わらないような気が、いや違う。畑がない!
「うおぉ、なんだこれ!」
叫んだのは、赤居だ。たぶん……。何かがさっきと違う。……あ! あれだ、髪だ髪。髪の色が赤くなっていて長髪。さっきまでは、装備は選んだのだったけど髪などの容姿はそのままだったのに。
「装備が急に重くなった! どうなってんだよ」
どうやら装備が重くて動けないらしい。
そんなの選ぶからだ。
「おかしいわ……。畑は消えてるし、授業が終わるまでは装備の効果はでないはずなのに」
なぜか僕の後ろに隠れて呟いている彼女は、僕と同じポジションだけど今回僕がいたのでターゲットにならなかった富士元ヒナ。
彼女も制服だ。大きな赤いとんがり帽子に赤いマント。そしてエメラルドグリーンのふんわりの髪。お尻まであって凄く長い。僕のは体を包むようなマントだけど、背中だけのマント。制服に赤いチェックが入っているからマッチはしているけど、普段の彼女から考えると結構目立つ格好なんだけど。
「詳しんだね」
「うん。内緒だけどこのゲームしてるんだ」
「え!?」
驚きだ。ゲームなんてしませんというおっとりとした子なのに。いつもは、眼鏡をしているけど今はしていない。結構似合ってる。そういえば、色白になってしかも顔もちょっと違う。
周りを見渡せば、黒髪の者なんて……一人いた。
しかも驚く事に僕と同じ制服のままだ。って振り向いた。
「五十嵐瞳かよ。ぶれないなぁ」
彼女は、後ろからみたら完璧に男子。僕が通う学校は、女子もズボンを選べる。女子で一人、ズボンの制服を着る彼女は学級委員長を務めていてあの赤居さえも彼女には逆らわない。
「先生に言われていたのに、英雄装備なんて選ぶから」
ボーっとしていたらまた、富士元がつぶやいた。
「うん? 何がダメ?」
「だからレベル制限あるでしょう?」
「……制限?」
僕はゲームしてないからわからないけど、それってもうここはセーフティエリアじゃないって事なのか? なんで?
「異世界転移ってやつだったりしてね!」
ちょっとウキウキした声が聞こえたと思ったら五十嵐だ。ちょっと意外だ。
「異世界転移って……」
「じゃないにしても普通にプレイ状態でしょう。私達、作ったキャラになっているでしょう?」
よく見れば、五十嵐の髪は、黒じゃなくて濃い紫だ。耳にピアスまでしている。けど、ほかは何も変わってない。マントも羽織ってないし、剣や杖もない。
「似合っているわよ。その銀の髪」
「そりゃどーも。え? 銀……」
いつのまにか僕も選んだキャラになっていた! え? 授業はどうなった!?
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