【完結】おこぼれに預かります

すみ 小桜(sumitan)

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―10―絶体絶命

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 『はじめまして』

 僕は、話しかけ見た。聞こえるかな?

 「………」

 返事がない。ただの……いや、聞こえてないみたい。

 「いつからそこにいたの?」

 うーん。困ったなぁ……。

 『聞こえてないし……。にげ……』

 「聞こえてるわよ!」

 え! じゃ返事してよね!

 『あ、そうなんだ。えっとね、ホーリーのちょっと前かな?』

 僕は素直に答えた。

 だって睨むんだ。僕にもホーリーしてきそうだよ……。

 「あなた、この男の仲間?」

 『まさか! 偶然、居合わせただけで……』

 本当の事だけど、僕怪しすぎるよね。

 「そう。じゃ、何しにここへ?」

 あれ? 信じてくれるんだ!

 『……光の玉を……』

 って、これじゃわからないか。

 「光の玉ですって!」

 あれ? お姉さんの足元光ってますよ!

 言ってはいけない言葉だったみたい! どうしよう!
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