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第12話
ワープは10か所あって、入口と出口が分かれている。
なので、10秒刻みでワープしていたので、そんなに待たずに鉱山入り口前に移動出来た。
すご! ここも人だらけだ。
それに、建物もいっぱいある。
――ほとんどが宿泊施設ですね。
あ、本当だ。
看板が立ってる。
『一人スペース。雑魚寝。鉱石預かりなし。一刻3,000デュアル』
へえ。一刻3,000デュアルで休めるんだ。
ワープすると往復2,000デュアルかかるから、ここで少し休むのもありかな。
――この世界の一刻は文字通り一刻です。
え? どういう意味?
――例えば、クレプスクラ刻のセクンからセロティス刻のプリムまで使用すれば、二刻分となります。
刻をまたぐと二刻分かかるのはわかったけど、そのセクンとかプリムって何?
――一刻をさらに三分割で表したものです。プリムが前半、セクンが中間、テルテが後半となります。今はほとんど使われておりませんが、存在している時刻の表し方です。
一時間刻みを表す言葉もあったんだ。
確かに見た事がないし聞いた事もなかったから、使われていないよね。
こういう施設を使うのに、AIに聞かなくてもパッと見てわかるモノが、やっぱりあると便利だよね。
――作る事は可能です。
え! 作れるの? だったらそれ作って売った方が儲かりそう。
――それをするのには、申請が必要です。とその前に、無理です。
冗談だったんだけど。申請しなくちゃいけないのわかっていたし。
ところで、無理って申請ができそうもないって事?
――いえ、ニコティオン専用になります。
そうなんだ。それでもあると便利だから作りたいな。
――では、中に入り人気のないところで行ってみましょう。
うん。
鉱山の入り口には、門番みたいな人はいない。
あ、そう言えばワープの設置はしないの?
――今回は一階なので必要ないでしょう。
うん。まあそうかもね。
うわー。なにこれ。イメージと全然違う!
坑内ってトンネルみたいになっていると思ったのに、凄い広い空間が広がっていた。
トロッコの線路があってみたいなイメージだったのに。
壁が遠いんだけど……。
――皆、好き勝手に掘っているので、こうなったのでしょう。
これって天井が落ちてくるとかないの?
――魔法で天井を支えているはずです。
なんと! それなら安心だ。
あ、近くに地下に降りる階段がある。
ねえ、降りて採掘してもバレなくない?
――いえ。通行証に色々記録されていると思われます。例えばワープをした回数など。
そう言えば、お金払ってないや。
もしかして、あの宿泊施設も後払い?
――単価表の裏にそのように明記されています。それらを差し引いて給金が支払われると。タグの事も明記されています。
え! これ裏もあったの?
裏返してみて見れば、これ規約だ。
普通こっちがメインじゃないの?
それにしても僕は気付かなかったのに、一瞬目に入っていたって事だよね。
本当にAIって凄いや。
今日は、左側に行ってみる事にした僕は、てくてくと歩く。
カンカンと鉱石を掘る音があちこちから聞こえ、結構うるさい。
ねえ、今更だけど魔物っているの?
――あれは脅し文句でしょう。坑内には魔物はいません。
え! 魔物って存在していたの?
見た事も聞いた事もないからいないのかと。
まあ、魔法がある世界だから、いてもおかしくはないけどさ。
――この世界の魔物は、知恵ある生物を人間が魔物と呼んでいます。ニコティオンが想像している魔物とは違うと思われます。
そうなの? ゴブリンとかではないんだ。
――いえ。ゴブリンもいます。ですが、ニコティオンの前世とは少し違います。
いるんだ! って、前世のファンタジーの話にしか出て来ないからね。
で、どう違うの?
――彼らも人間同様に国を作っています。
へえ。他になにがいるの?
――ニコティオンの前世で言うと、エルフにドワーフ、ドラゴンなど聞いた事があるモノ達が存在しています。
そうなんだ! 人間が魔物って言っているだけで、危ないモノ達じゃないよね?
――基本、襲わなければ襲ってこないでしょう。ただし、この国から出るのには、許可が必要です。
あ、そうなんだ。
いつかはいってみたいな。
なので、10秒刻みでワープしていたので、そんなに待たずに鉱山入り口前に移動出来た。
すご! ここも人だらけだ。
それに、建物もいっぱいある。
――ほとんどが宿泊施設ですね。
あ、本当だ。
看板が立ってる。
『一人スペース。雑魚寝。鉱石預かりなし。一刻3,000デュアル』
へえ。一刻3,000デュアルで休めるんだ。
ワープすると往復2,000デュアルかかるから、ここで少し休むのもありかな。
――この世界の一刻は文字通り一刻です。
え? どういう意味?
――例えば、クレプスクラ刻のセクンからセロティス刻のプリムまで使用すれば、二刻分となります。
刻をまたぐと二刻分かかるのはわかったけど、そのセクンとかプリムって何?
――一刻をさらに三分割で表したものです。プリムが前半、セクンが中間、テルテが後半となります。今はほとんど使われておりませんが、存在している時刻の表し方です。
一時間刻みを表す言葉もあったんだ。
確かに見た事がないし聞いた事もなかったから、使われていないよね。
こういう施設を使うのに、AIに聞かなくてもパッと見てわかるモノが、やっぱりあると便利だよね。
――作る事は可能です。
え! 作れるの? だったらそれ作って売った方が儲かりそう。
――それをするのには、申請が必要です。とその前に、無理です。
冗談だったんだけど。申請しなくちゃいけないのわかっていたし。
ところで、無理って申請ができそうもないって事?
――いえ、ニコティオン専用になります。
そうなんだ。それでもあると便利だから作りたいな。
――では、中に入り人気のないところで行ってみましょう。
うん。
鉱山の入り口には、門番みたいな人はいない。
あ、そう言えばワープの設置はしないの?
――今回は一階なので必要ないでしょう。
うん。まあそうかもね。
うわー。なにこれ。イメージと全然違う!
坑内ってトンネルみたいになっていると思ったのに、凄い広い空間が広がっていた。
トロッコの線路があってみたいなイメージだったのに。
壁が遠いんだけど……。
――皆、好き勝手に掘っているので、こうなったのでしょう。
これって天井が落ちてくるとかないの?
――魔法で天井を支えているはずです。
なんと! それなら安心だ。
あ、近くに地下に降りる階段がある。
ねえ、降りて採掘してもバレなくない?
――いえ。通行証に色々記録されていると思われます。例えばワープをした回数など。
そう言えば、お金払ってないや。
もしかして、あの宿泊施設も後払い?
――単価表の裏にそのように明記されています。それらを差し引いて給金が支払われると。タグの事も明記されています。
え! これ裏もあったの?
裏返してみて見れば、これ規約だ。
普通こっちがメインじゃないの?
それにしても僕は気付かなかったのに、一瞬目に入っていたって事だよね。
本当にAIって凄いや。
今日は、左側に行ってみる事にした僕は、てくてくと歩く。
カンカンと鉱石を掘る音があちこちから聞こえ、結構うるさい。
ねえ、今更だけど魔物っているの?
――あれは脅し文句でしょう。坑内には魔物はいません。
え! 魔物って存在していたの?
見た事も聞いた事もないからいないのかと。
まあ、魔法がある世界だから、いてもおかしくはないけどさ。
――この世界の魔物は、知恵ある生物を人間が魔物と呼んでいます。ニコティオンが想像している魔物とは違うと思われます。
そうなの? ゴブリンとかではないんだ。
――いえ。ゴブリンもいます。ですが、ニコティオンの前世とは少し違います。
いるんだ! って、前世のファンタジーの話にしか出て来ないからね。
で、どう違うの?
――彼らも人間同様に国を作っています。
へえ。他になにがいるの?
――ニコティオンの前世で言うと、エルフにドワーフ、ドラゴンなど聞いた事があるモノ達が存在しています。
そうなんだ! 人間が魔物って言っているだけで、危ないモノ達じゃないよね?
――基本、襲わなければ襲ってこないでしょう。ただし、この国から出るのには、許可が必要です。
あ、そうなんだ。
いつかはいってみたいな。
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