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第8章 最終決戦~いでよ!召喚の扉!
第63話
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「泣く事はないではありませんか!」
「リーファー……泣かないで……」
「え?」
気が付けば、シリルがリーフに近づき、頬に手を伸ばしていた。そしてそっと涙を拭いた。だがまだ、反対側の左手で、首にナイフを当てていた。
その行動に、エミールも驚いている。
アージェが、シリルの左手を掴みナイフを取り上げた!
「本当だな。情に訴え掛けるのが一番だな。よくやった、リーフ」
「シリル!」
リーフは、シリルに抱き着いた。だがシリルは、何も反応を示さすただ突っ立っているだけだった。
その傍に、にっこりしてヘリムは立っていた。魔法陣を消し終えたのだ!
あの大きな魔法陣は、消え去っていた。
「大人しく帰った方がいいんじゃないか? もう手札はないだろう?」
「アージェ!」
ヘリムがエミールに言い終わらないうちに、エミールはアージェに近づいた! オルソが叫ぶ。
「放しなさい!」
エミールは、アージェを捕らえた! アージェが抵抗するも力では敵わない! そして、シリルから奪ったナイフを叩き落とし、アージェの剣を取り上げた!
アージェは、両腕を後ろで捕まれ逃れられない!
「あなたは、私に扉を出現させたいのでしょう? だったら片手を自由にさせないと出来ませんよ!」
「そう焦るな。まずはあの魔獣を無力化しなくてはな!」
アージェがキッとして睨んで言うも、エミールは取り上げたアージェの剣を振るった! その剣から術を放つ。それは、佇むシリルとリーフに向かっていく!
皆が、ハッとするもヘリムによって防がれた。ホッと胸を撫で下ろす。
「私が扉を出現させます! ですからもう攻撃をしないでください! 攻撃す……」
アージェが話しかけるもエミールは、またもや剣を大きく横に振るった!
だがそれもヘリムに阻まれる!
「無駄な事をしないで諦めろ!」
「無駄ではない。あなたの魔力は尽きるだろう? 邪魔をしないという確証もない。魔力を消耗させておくのが一番だ」
「それは、君も同じだろう?」
エミールの言葉に、ヘリムはそう返すもエミールはにやっとする。
ヘリム達は、何を企んでいると身構えた。
「私が何をしたのか、知りたいだろう? 私も検証して、結果を早く知りたい。だから教えてやる。私は、魔力の実りと言うネックレスを作り、イサルコに提供していた。研究のサンプルだと言って、魔術師達の手に渡る様にしたのだ。その者達から少しずつ私が身に付けているブレスレットに、魔力が送られるように施した。原理は、ほぼリボンと一緒だ」
エミールは、驚く内容を口にした!
よく見れば、エミールが言う様に剣を持つ腕にブレスレットがあった!
「リーファー……泣かないで……」
「え?」
気が付けば、シリルがリーフに近づき、頬に手を伸ばしていた。そしてそっと涙を拭いた。だがまだ、反対側の左手で、首にナイフを当てていた。
その行動に、エミールも驚いている。
アージェが、シリルの左手を掴みナイフを取り上げた!
「本当だな。情に訴え掛けるのが一番だな。よくやった、リーフ」
「シリル!」
リーフは、シリルに抱き着いた。だがシリルは、何も反応を示さすただ突っ立っているだけだった。
その傍に、にっこりしてヘリムは立っていた。魔法陣を消し終えたのだ!
あの大きな魔法陣は、消え去っていた。
「大人しく帰った方がいいんじゃないか? もう手札はないだろう?」
「アージェ!」
ヘリムがエミールに言い終わらないうちに、エミールはアージェに近づいた! オルソが叫ぶ。
「放しなさい!」
エミールは、アージェを捕らえた! アージェが抵抗するも力では敵わない! そして、シリルから奪ったナイフを叩き落とし、アージェの剣を取り上げた!
アージェは、両腕を後ろで捕まれ逃れられない!
「あなたは、私に扉を出現させたいのでしょう? だったら片手を自由にさせないと出来ませんよ!」
「そう焦るな。まずはあの魔獣を無力化しなくてはな!」
アージェがキッとして睨んで言うも、エミールは取り上げたアージェの剣を振るった! その剣から術を放つ。それは、佇むシリルとリーフに向かっていく!
皆が、ハッとするもヘリムによって防がれた。ホッと胸を撫で下ろす。
「私が扉を出現させます! ですからもう攻撃をしないでください! 攻撃す……」
アージェが話しかけるもエミールは、またもや剣を大きく横に振るった!
だがそれもヘリムに阻まれる!
「無駄な事をしないで諦めろ!」
「無駄ではない。あなたの魔力は尽きるだろう? 邪魔をしないという確証もない。魔力を消耗させておくのが一番だ」
「それは、君も同じだろう?」
エミールの言葉に、ヘリムはそう返すもエミールはにやっとする。
ヘリム達は、何を企んでいると身構えた。
「私が何をしたのか、知りたいだろう? 私も検証して、結果を早く知りたい。だから教えてやる。私は、魔力の実りと言うネックレスを作り、イサルコに提供していた。研究のサンプルだと言って、魔術師達の手に渡る様にしたのだ。その者達から少しずつ私が身に付けているブレスレットに、魔力が送られるように施した。原理は、ほぼリボンと一緒だ」
エミールは、驚く内容を口にした!
よく見れば、エミールが言う様に剣を持つ腕にブレスレットがあった!
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