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Chapter① 出会い 〜シュンside〜

2度目のセックス(5)

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俺たちは同時に果てた。昨日気持ち良くぶっ放したというのに、今日も2人とも大量の精液を放出し、俺の精液はタカシの顔付近まで飛んだ。




イった後はお互い目を合わせながら荒い息遣いをしている。
俺は久しぶりにガン掘りできた快感に対してお礼のつもりでタカシにキスをして、更に舌を絡める。また顔まで飛んだ精液を舐め取った。タチとしてウケに愛情を注ぐのは当然だ。

俺は「気持ちよかった」と言葉でも伝える。



さてと、気持ち良くイったから、さっさとシャワーを浴びて部屋に戻るか。タカシは俺をがっちり抱きしめているので、シャワーを浴びに行くタイミングを伺っていると、向こうから勧めてくれた。

「明日の初便ならそろそろシャワー浴びる?」
「そうだな。シャワー借りて部屋に戻るよ」

こういう時はサクッとやってサクッと帰りたい。この男は単なるセフレだから。ピロートークなんて要らない。俺は足早にシャワーを浴びて、タカシと入れ替わる。

さすがに無言で帰るのも悪い気がするので、暇つぶしに着替えを済ませた俺はSNSを見ながらタカシがシャワーから出てくるのを待つ。

「早く出てこないかな。。。眠い」




若干俺はイライラしている中で、しばらくしてタカシがシャワーを浴びて出てきた。俺は遅いと思いつつ、タカシがルームウェアを着たところで帰ることにした。

ドライヤーまでしっかりと使ったタカシがルームウェアを着てベッドに腰掛ける。

さてと帰るか、と思い立ちあがろうとした瞬間、「よかったらLINE交換しない?」と声を掛けられた。

単なるセフレだし、偶然再会しただけなのにLINE交換まではしたくないなー。しかも俺には恋人がいる身だから。こいつは俺を恋人にしたいような目線で見てる気がする。あまり近づきすぎないようにしないと。

「それは嫌だな・・・だって単なる旅先で出会っただけのセフレだし。またどこかで会ったら考えてもいいよ?それじゃあ、今夜はありがとう。気持ちよかったよ」

俺は椅子から立ち上がり、タカシを見つめた。まさか断られるとは思わなかったのか、俺が帰るとなっても反応が薄かった。


明日の朝は早い。


だから俺は後悔なくタカシの部屋を出た。
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