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【十四話】一晩中、愛し合いましょう
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アーロンはそのまま蘭を抱えて洗い場に移動した。
脱衣場も白かったが、洗い場も白い。
白い座椅子が用意されていて、蘭はそこに座らされた。
「まずは頭から洗いますか」
そう言って、トマスが優しく蘭の髪の毛を濡らしていく。
花のような良い匂いがすると思ったら、イバンが髪の毛を泡立てて洗ってくれた。
洗い終わると、トマスが泡を洗い流してくれた。
そして次は、身体を洗うとなったのだが、普通に洗ってくれるわけがなく。
泡まみれの三人の手がそれぞれ蘭の身体に伸びてきて、洗ってくれるのだが、それが気持ちよくて、蘭は喘いでいた。
「も、ぁっ、普通、に、洗っ、て」
「んー、それは無理な相談だな」
「ランの肌、すごく気持ちがいい」
「こうやって……身体で洗っても……気持ちいい、ですね」
結局、手で洗うだけではおさまらず、身体を擦り合わせて洗われた。
気持ちがいい。
蜜口がジンジンするし、ナカも切なく疼いている。
だけど蘭は我慢した。
我慢したが、無駄だった。
そこを洗わない、という選択肢はなく、泡まみれにされ、ナカにも指を入れられて、念入りに洗われた。
気持ちが良かった。
「湯船に浸かりましょう」
ようやく洗い終えた頃には蘭は気持ちよさにふにゃふにゃだった。
今度はトマスに抱えられて、湯船に浸かる。
温いくらいのお湯だったが、ここでも三人にいたずらされて、少しのぼせ気味になった。
もちろん、湯船でも蜜口とナカを弄られ、蘭はすでに自力で立てなかった。
湯船を出ると今度はイバンに横抱きにされ、首に腕を回すように言われて、抱きつき、脱衣場へ。
脱衣場の端に簡易ベッドがあるなと入るときに気がついていたのだが、蘭はそこに寝かされた。
簡易ベッドというか、寝転がって身体を拭く場所だったようだ。
髪の毛はイバンがまた、魔法を使って乾かしてくれた。
用意されていた寝間着も着せられ、冷たい飲み物も飲み、どうにか復活できた。
「もー、三人とも、予想どおりのことをするんだからっ!」
「ご期待に応えられたようで」
「そりゃあ、目の前にランの身体があればなぁ」
「嫌なら一人で入る?」
「……それは嫌」
「なら、いいよね?」
まだ二日目のはずだが、すでに蘭は三人と離れがたくなっていた。
「三人と一緒が、いいです」
「それならよかった」
蘭たちはまた白い廊下を通って、部屋に戻った。
部屋に戻ると、蘭は三人に抱きついた。
「あの」
「言わなくても分かってる」
「せっかくお風呂に入って綺麗になりましたからね。ランの隅々まで舐めますよ」
「おれは触りたいな」
着せてもらった寝間着を剥ぎ取られ、四人は丸いベッドに乗り上げた。
まずはアーロンが蘭に舌を入れたキスをして、トマスは宣言どおり、足の指先から舐め始めた。イバンは蘭の胸を揉みながら、頂を吸ったり舐めたり転がしたり。
蘭はアーロンのキスを受けながら、胸にいるイバンの頭に抱きついた。気持ちよくて、だれかに抱きつきたかったのだ。
トマスは足を舐めながら吸いついてキスマークを残していく。
蜜口がジンジンしだし、ナカはキュンキュンと切なく疼いている。
「ぁっ、ナカっ」
「そこは少し待ってくださいね。ランの甘い蜜を舐めさせてください」
トマスは足の付け根に吸いついた後、ようやく蘭の望みの蜜口を舐め始めた。
「はぁっ、ぁぁ、気持ち、い、いの」
「ランはこうされるの、好きですか?」
「好き、気持ちいい」
ナカにも舌が捻じ込まれ、気持ちよくて腰が跳ねる。だけど本当はもっと奥に来て欲しい。
「ぁんっ、アーロン」
「欲しいのか?」
「ん、アーロンの長いので奥をいっぱい突いて欲しいの」
「ったく、エロい頼み方してきやがって」
アーロンは蘭の蜜口に先を宛てると、一気に貫いた。
「ぁぁぁんっ」
奥を強く突かれて、蘭はそれだけで達した。
「くぅ、締め付けがすごすぎる。さっき出したのに、もう出そうなんだが」
「三人とも、一度、軽く出してしまいましょう」
「そうだな。今日は一晩中だな」
蘭は昼間に寝てしまったが、三人は大丈夫なのだろうか。
「一晩中……?」
「ランは嫌ですか?」
「……嫌じゃないけど」
「けど?」
「三人は、寝なくて大丈夫?」
「心配要りませんよ。一晩くらいなら寝なくてもどうにかなります」
そうと決まれば、とアーロンは蘭の奥を痛いくらい突き上げるとナカに放った。
トマスがすぐに入ってきて、トマスもあっさりとナカへ吐き出した。
イバンもさっくりと吐き出すと、いつもの呪文は唱えずに、またすぐにアーロンが入ってきた。
「さて、すっきりしたところでランのナカを堪能するか」
どうやら、本日の本番はこれからのようである。
すでに蘭は三人にナカに出されたときに三度、イッていて、蕩けきっている。
「アーロン」
「ん?」
「好き、大好きっ」
蘭はアーロンに抱きついて、キスをせがんだ。
アーロンは啄むようなキスをした後、舌を入れてきた。
蘭も慣れてきたとはいえ、まだたどたどしく舌を絡めて応える。
「ラン、私のことは?」
アーロンの口内から舌を抜き、大きく深呼吸をしてから、トマスの顔に触れた。
「トマスも大好き。キス、しよ?」
トマスとも舌を絡めたキスをして、蘭は満足していた。
「イバン?」
「おれならここだ」
今、蘭はアーロンと対面座位で繋がっていて、横にはトマスがいる。蘭の後ろにイバンはいるようだ。
「イバンも大好き。イバンもキス、しよ?」
「ランはだれが好きなんだ?」
「ん? 三人とも、大好きっ」
「はー。分かってたけど」
「イバンはランの一番になりたいのか?」
「いいや。おれも兄さんたちのこと、好きだし。あ、でも、ランが一番な」
「ふふっ、うれしい」
イバンともキスをして、蘭は三人とイチャイチャできるのがすごく幸せだった。
「ん、しあわせ」
「俺も」
「私もです」
「おれもだよ」
代わる代わるキスをして、アーロンに突き上げられ、蘭は何度も達した。
アーロンが最奥に出して、しばらく気持ちよさに浸った後、抜けていき、次にトマスが挿入ってきた。
今度はトマスは背面座位で、前からアーロンとイバンが代わる代わる、キスをしてくれる。トマスの手は蘭の胸を揉んでいる。
キスをしていない方が蘭の粒を捏ね、何度も達していた。
普通ならば、これだけイキ続けていれば体力の限界を迎えていそうだが、不思議とそれがない。
むしろ、感じれば感じるほどさらに良くなり、もっとと求めてしまう。
「んっ、んむぅ」
「ランのナカにいつまでもいたいのですが、そろそろ出していいですか?」
「ぁっ、いっぱい、奥にちょうだい」
「ランは奥が好きですね」
「だって、気持ちいいの」
トマスは体勢を変えて、蘭を四つんばいにさせると腰を掴んでナカをズズズッと擦り始めた。
トマスが動く度にナカが気持ちよく擦れて、ランは甘く啼く。
「ぁ、もぅ、ぁんっ、トマス、ぁ、イッちゃう、イッちゃう!」
「ラン、私も出しますよ……っ!」
蘭の望みどおりに、トマスは最奥に熱い飛沫を吐き出した。
余韻を楽しむようにトマスはしばらくゆっくりとナカを堪能していたが、ズルリと抜いた。
「ぁっ!」
「またイキましたか?」
「……ん」
「次はイバンが気持ちよくしてくれますよ」
イバンは蘭を仰向けにすると、一気に埋め込んできた。敏感になっている蘭のナカはそれだけでイキ、甲高く叫んだ。
「イバン、イバンっ! ぁ、ぁ、気持ち、良すぎっ」
「おれもようゆくランのナカに入れて、気持ちいい」
イバンはいつも蘭のナカを掻き回してくれるが、今回はゆっくりと堪能したいようで、奥を突いたまま動かない。
蘭はイバンの肩に触れ、アーロンほどではないが、しっかりと筋肉がついた身体なのに気がついた。見た目は細いのに、蘭を横抱きにして平気な顔をして歩いて帰ってきた理由が分かった。
「筋肉」
「あぁ。魔法使いも結構、体力勝負だから、騎士や剣士と一緒に体力作りをさせられるんだ」
「そうなんだ」
脱衣場も白かったが、洗い場も白い。
白い座椅子が用意されていて、蘭はそこに座らされた。
「まずは頭から洗いますか」
そう言って、トマスが優しく蘭の髪の毛を濡らしていく。
花のような良い匂いがすると思ったら、イバンが髪の毛を泡立てて洗ってくれた。
洗い終わると、トマスが泡を洗い流してくれた。
そして次は、身体を洗うとなったのだが、普通に洗ってくれるわけがなく。
泡まみれの三人の手がそれぞれ蘭の身体に伸びてきて、洗ってくれるのだが、それが気持ちよくて、蘭は喘いでいた。
「も、ぁっ、普通、に、洗っ、て」
「んー、それは無理な相談だな」
「ランの肌、すごく気持ちがいい」
「こうやって……身体で洗っても……気持ちいい、ですね」
結局、手で洗うだけではおさまらず、身体を擦り合わせて洗われた。
気持ちがいい。
蜜口がジンジンするし、ナカも切なく疼いている。
だけど蘭は我慢した。
我慢したが、無駄だった。
そこを洗わない、という選択肢はなく、泡まみれにされ、ナカにも指を入れられて、念入りに洗われた。
気持ちが良かった。
「湯船に浸かりましょう」
ようやく洗い終えた頃には蘭は気持ちよさにふにゃふにゃだった。
今度はトマスに抱えられて、湯船に浸かる。
温いくらいのお湯だったが、ここでも三人にいたずらされて、少しのぼせ気味になった。
もちろん、湯船でも蜜口とナカを弄られ、蘭はすでに自力で立てなかった。
湯船を出ると今度はイバンに横抱きにされ、首に腕を回すように言われて、抱きつき、脱衣場へ。
脱衣場の端に簡易ベッドがあるなと入るときに気がついていたのだが、蘭はそこに寝かされた。
簡易ベッドというか、寝転がって身体を拭く場所だったようだ。
髪の毛はイバンがまた、魔法を使って乾かしてくれた。
用意されていた寝間着も着せられ、冷たい飲み物も飲み、どうにか復活できた。
「もー、三人とも、予想どおりのことをするんだからっ!」
「ご期待に応えられたようで」
「そりゃあ、目の前にランの身体があればなぁ」
「嫌なら一人で入る?」
「……それは嫌」
「なら、いいよね?」
まだ二日目のはずだが、すでに蘭は三人と離れがたくなっていた。
「三人と一緒が、いいです」
「それならよかった」
蘭たちはまた白い廊下を通って、部屋に戻った。
部屋に戻ると、蘭は三人に抱きついた。
「あの」
「言わなくても分かってる」
「せっかくお風呂に入って綺麗になりましたからね。ランの隅々まで舐めますよ」
「おれは触りたいな」
着せてもらった寝間着を剥ぎ取られ、四人は丸いベッドに乗り上げた。
まずはアーロンが蘭に舌を入れたキスをして、トマスは宣言どおり、足の指先から舐め始めた。イバンは蘭の胸を揉みながら、頂を吸ったり舐めたり転がしたり。
蘭はアーロンのキスを受けながら、胸にいるイバンの頭に抱きついた。気持ちよくて、だれかに抱きつきたかったのだ。
トマスは足を舐めながら吸いついてキスマークを残していく。
蜜口がジンジンしだし、ナカはキュンキュンと切なく疼いている。
「ぁっ、ナカっ」
「そこは少し待ってくださいね。ランの甘い蜜を舐めさせてください」
トマスは足の付け根に吸いついた後、ようやく蘭の望みの蜜口を舐め始めた。
「はぁっ、ぁぁ、気持ち、い、いの」
「ランはこうされるの、好きですか?」
「好き、気持ちいい」
ナカにも舌が捻じ込まれ、気持ちよくて腰が跳ねる。だけど本当はもっと奥に来て欲しい。
「ぁんっ、アーロン」
「欲しいのか?」
「ん、アーロンの長いので奥をいっぱい突いて欲しいの」
「ったく、エロい頼み方してきやがって」
アーロンは蘭の蜜口に先を宛てると、一気に貫いた。
「ぁぁぁんっ」
奥を強く突かれて、蘭はそれだけで達した。
「くぅ、締め付けがすごすぎる。さっき出したのに、もう出そうなんだが」
「三人とも、一度、軽く出してしまいましょう」
「そうだな。今日は一晩中だな」
蘭は昼間に寝てしまったが、三人は大丈夫なのだろうか。
「一晩中……?」
「ランは嫌ですか?」
「……嫌じゃないけど」
「けど?」
「三人は、寝なくて大丈夫?」
「心配要りませんよ。一晩くらいなら寝なくてもどうにかなります」
そうと決まれば、とアーロンは蘭の奥を痛いくらい突き上げるとナカに放った。
トマスがすぐに入ってきて、トマスもあっさりとナカへ吐き出した。
イバンもさっくりと吐き出すと、いつもの呪文は唱えずに、またすぐにアーロンが入ってきた。
「さて、すっきりしたところでランのナカを堪能するか」
どうやら、本日の本番はこれからのようである。
すでに蘭は三人にナカに出されたときに三度、イッていて、蕩けきっている。
「アーロン」
「ん?」
「好き、大好きっ」
蘭はアーロンに抱きついて、キスをせがんだ。
アーロンは啄むようなキスをした後、舌を入れてきた。
蘭も慣れてきたとはいえ、まだたどたどしく舌を絡めて応える。
「ラン、私のことは?」
アーロンの口内から舌を抜き、大きく深呼吸をしてから、トマスの顔に触れた。
「トマスも大好き。キス、しよ?」
トマスとも舌を絡めたキスをして、蘭は満足していた。
「イバン?」
「おれならここだ」
今、蘭はアーロンと対面座位で繋がっていて、横にはトマスがいる。蘭の後ろにイバンはいるようだ。
「イバンも大好き。イバンもキス、しよ?」
「ランはだれが好きなんだ?」
「ん? 三人とも、大好きっ」
「はー。分かってたけど」
「イバンはランの一番になりたいのか?」
「いいや。おれも兄さんたちのこと、好きだし。あ、でも、ランが一番な」
「ふふっ、うれしい」
イバンともキスをして、蘭は三人とイチャイチャできるのがすごく幸せだった。
「ん、しあわせ」
「俺も」
「私もです」
「おれもだよ」
代わる代わるキスをして、アーロンに突き上げられ、蘭は何度も達した。
アーロンが最奥に出して、しばらく気持ちよさに浸った後、抜けていき、次にトマスが挿入ってきた。
今度はトマスは背面座位で、前からアーロンとイバンが代わる代わる、キスをしてくれる。トマスの手は蘭の胸を揉んでいる。
キスをしていない方が蘭の粒を捏ね、何度も達していた。
普通ならば、これだけイキ続けていれば体力の限界を迎えていそうだが、不思議とそれがない。
むしろ、感じれば感じるほどさらに良くなり、もっとと求めてしまう。
「んっ、んむぅ」
「ランのナカにいつまでもいたいのですが、そろそろ出していいですか?」
「ぁっ、いっぱい、奥にちょうだい」
「ランは奥が好きですね」
「だって、気持ちいいの」
トマスは体勢を変えて、蘭を四つんばいにさせると腰を掴んでナカをズズズッと擦り始めた。
トマスが動く度にナカが気持ちよく擦れて、ランは甘く啼く。
「ぁ、もぅ、ぁんっ、トマス、ぁ、イッちゃう、イッちゃう!」
「ラン、私も出しますよ……っ!」
蘭の望みどおりに、トマスは最奥に熱い飛沫を吐き出した。
余韻を楽しむようにトマスはしばらくゆっくりとナカを堪能していたが、ズルリと抜いた。
「ぁっ!」
「またイキましたか?」
「……ん」
「次はイバンが気持ちよくしてくれますよ」
イバンは蘭を仰向けにすると、一気に埋め込んできた。敏感になっている蘭のナカはそれだけでイキ、甲高く叫んだ。
「イバン、イバンっ! ぁ、ぁ、気持ち、良すぎっ」
「おれもようゆくランのナカに入れて、気持ちいい」
イバンはいつも蘭のナカを掻き回してくれるが、今回はゆっくりと堪能したいようで、奥を突いたまま動かない。
蘭はイバンの肩に触れ、アーロンほどではないが、しっかりと筋肉がついた身体なのに気がついた。見た目は細いのに、蘭を横抱きにして平気な顔をして歩いて帰ってきた理由が分かった。
「筋肉」
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