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「素敵なお家を建ててくださってありがとうございます」
「気に入って貰えたなら良かったです」
レオンさんは宣言通り、自分で稼いだお金で王都の近くに小さな可愛らしい家を建ててくれた。彼のご両親からは『セルヴァン伯爵家の別宅に住めばいい』と何度も言われたが、彼がそれを拒否した。
「俺達にそんな豪華な家はいらない。いつでも顔が見えるくらいの大きさの家で、なるべく自分達の力でレベッカさんと二人で生きていきたいんだ」
私は彼と話し合って、結婚後も仕事を続けることに決めた。働きたいと言った私を、レオンさんは受け入れてくれたのだ。
お互い寮生活をしていたので、最低限の生活力は身に付いている。だから二人きりで新生活を送ってみようという話になったのだ。
そしてとりあえず暮らしてみて、大変だったら無理をせずに使用人に手伝ってもらう事も視野にいれることに決めた。
「これからよろしくお願いしますね、レオンさん」
「はい!お願いします」
彼は私の頬にちゅっとキスをして、眩しい笑顔を見せた。
「レベッカさん、大好き。今日から一緒にここに帰って来られるんだって思ったら……俺、幸せです!!」
「……私も幸せです」
「……」
「……」
なんとも言い難い甘い雰囲気になってしまい、二人とも照れて黙ってしまった。なんだか妙にそわそわしてしまう。
「あっ……そうだわ。お茶でも淹れてひと休みしましょうか」
気を取り直して私が明るく言うと、いきなりレオンさんに後ろから抱きしめられた。
「お茶よりレベッカさんが欲しいです」
耳元で甘くそう囁かれ、私の心臓はバクバクと早く動き出した。
「ま、まだ日が明るいですよ?」
もう子どもではないのだから今夜が大事だということ位、私はしっかりとわかっている。だけどまだ夕方なのだ。
「準備していたら暗くなります。だめですか?俺は……これ以上は待てません」
レオンさんは切なく掠れた声でそう言った。彼は律儀に『結婚してから』と決して一線を越えることはしなかった。
「だめじゃ……ありま……せん」
私は真っ赤になりながら、なんとかそう答えることができた。だって私も彼に触れたいと思っているから。
「良かった。俺も初めてだから……上手くできるかわからないけど、絶対レベッカさんのこと大事にしますから」
「んんっ……」
「レベッカさん、可愛い。好きです」
ちゅっ……ちゅっ……と甘く蕩けるような激しい口付けが繰り返されて、頭がぼーっとしてしまう。今までレオンさんと何度もキスをしてきたが、いつもより何倍も熱く濃厚な口付けに応えるだけで精一杯だ。
「とてもよく似合ってます」
この日のために用意した少し艶っぽい夜着を褒めながら、彼は服の上からなぞるように全身にキスをしていく。そしてするりと彼の手が私の服の中に入り込んできた。
「ひゃっ……!」
恥ずかしさでピクリと身体が震えるが、彼は「優しくするから」と言いながらゆっくり長い時間をかけて直接肌が触れ合うことに慣れさせてくれた。
「レベッカさん、可愛いです。愛してます」
もうどれくらいそうしていたのだろうか。全身が熱くて、クラクラする。彼の甘い言葉を聞きながら、私は恥ずかしさと気持ち良さでおかしくなりそうだった。私を見下ろす彼の瞳は、ギラギラと欲を持っているのがわかった。
それは明らかに『男』の瞳で、『私が欲しい』と書いてあるのがわかる。彼が私だけを求めてくれているのだとわかると、胸がきゅんとしてしまう。
でも彼は本当に初めてなのかと思うほど手慣れていて、私ばかり緊張していっぱいいっぱいになっている気がした。
「あ……ちょっと、待ってください。恥ずかしいから……やめて」
「嫌です。恥ずかしいだけならやめません。もっと全部俺に見せて」
「やだ……だって……なんか私ばっかり余裕がないんだもの」
そう言った瞬間に、レオンさんは自分の左胸に私の耳を付けるように抱き寄せた。
――ドクドクと大きい心臓の音が聴こえる。
「聴こえますか?俺に余裕なんかありません」
本当だ。彼の鼓動はものすごく早くて私と同じように緊張していることがわかる。
「大好きなレベッカさんを抱いてるのに、緊張しないわけないじゃないですか」
「……良かった。私達同じね」
「同じです」
レオンさんも私と同じ気持ちだと分かったらなんだか自然と力が抜けてきた。
「レベッカさん、一つになりたい」
「は……い」
「誰よりも愛してるよ」
「私も……あなただけを愛しています」
その瞬間に強い痛みがきて涙が溢れて、上手く息ができない。レオンさんはグッと唇を噛んだ後、私の顔中にキスをして「ゆっくり息して」と言ってくれた。
「そう、上手です。可愛い」
しばらくそのまま抱き合っていたが、このままではだめなことはわかる。それにだんだん痛みもましになってきた。
「レオンさ……ん、もう……平気です」
「ん……、でもまだ辛いでしょう?レベッカさんのことなるべく傷付けたくないから」
「い……いの。あなたの好きに愛して欲しい」
そう微笑んだ私を見て、彼は驚いたように大きく目を見開いた。
「……こっちは必死に我慢してるんですから、煽らないでくださいよ。歯止め効かなくなるだろ」
普段より少し乱暴な言葉遣いに、彼も必死なのだとわかる。
「私に我慢しなくていいわ」
「……くそ、完全に今のはレベッカが悪い」
それからは彼に全身隅々まで激しく愛された。痛みがないと言えば嘘になるが、激しい中でも「愛おしい」という気持ちが溢れている彼はどこまでも優しかった。二人きりの部屋にお互いの甘く濡れた声が響いている。
「レベッカ、愛してる」
「私もレオンのこと」
「俺のこと……何?」
「愛……してる」
レオンは嬉しそうに微笑んで私の唇にキスをした。それからさらに彼の愛を受けて、私はいつの間にか意識を手放した。
「ありがとう、幸せだ」
そんな彼の声が聞こえた気がしたが、重たい身体はそのまま睡魔に襲われた。
眩しい光が差し込んで来て、私はゆっくりと瞼を開けた。
「レベッカさん、おはようございます」
柔らかい表情で、私を見つめるレオンさんにドキッと胸が高鳴る。ああ、そうだ。昨夜はついに夫婦になったのだったわ。私はどうやら彼の腕の中で眠っていたようだ。
「身体はどうですか?無理させてごめんなさい」
「す、少し痛いけど大丈夫です」
無理をさせたと言われて、昨夜の記憶が少し戻ってきた。少し考えただけでめちゃくちゃ恥ずかしい。
「そっか、良かった。でも今日は二人でゆっくりしましょうね」
彼は私の髪をそっと耳にかけて、色っぽく微笑んだ。なんだか……彼は一夜にして大人になってしまったようだ。
それから夫婦になったのでお互い呼び捨てにすることと、敬語もなくそうという話になった。私はすぐに慣れるのは無理かもしれないけれど。
「朝……いや、もう昼に近いか。ランチ用意してくるから少し待ってて」
「わ、私がやりますよ」
そう言って起きあがろうとしたが、足に上手く力が入らずにぺたんと座り込んでしまった。な、なんで!?戸惑っているとレオンは私の頭をそっと撫でてくれた。
「レベッカはゆっくりしてて。簡単なものしかできないけど俺にさせて欲しい。この部屋に持ってくるから一緒に食べよう」
レオンはちゅっと私の唇にキスをして、ご機嫌に鼻歌を歌いながら部屋を出て行った。
その日は一日中甲斐甲斐しくお世話をされて、なんだかんだと言いくるめられて夜にはお風呂まで一緒に入ってしまった。
「は、恥ずかしいので大丈夫です。お風呂くらい一人で入れます」
「恥ずかしいの?昨夜レベッカの全部見たのに」
私はそれを聞いて真っ赤に顔が染まった。確かにもう触れられていない部分はないのでは?という程に愛されてしまった。
「まあ、見ただけじゃないけど」
くすりと揶揄うように笑うレオンの余裕っぷりが腹立たしくて、ポカポカと胸を叩いた。
「痛っ、いてててて……ごめん、レベッカ。冗談だから許して」
謝る彼をギロリと睨みつけたが、何故か彼はふにゃりと笑っている。
「怒ってる顔も可愛いくて困る」
なんて、わけのわからないことを言ってぎゅうぎゅうと抱き締められ……結局彼になされるがまま全身ピカピカに洗われた。
そして一緒にベッドに入ると、レオンは視線を彷徨わせてそわそわとし始めた。
「……どうしたんですか?」
「あの……その……」
私は首を傾げると、彼は意を決したように私を真っ直ぐ見つめた。
「今夜もレベッカのこと愛したいんだ。まだ身体が辛いってわかっているけど。でももししんどかったら今夜は抱き締めて眠るだけにする」
「……愛してください」
そう告げた私に彼は嬉しそうにキスをした。甘く蕩けるキスで始まるその行為は、やはりとても幸せなものだった。
「気に入って貰えたなら良かったです」
レオンさんは宣言通り、自分で稼いだお金で王都の近くに小さな可愛らしい家を建ててくれた。彼のご両親からは『セルヴァン伯爵家の別宅に住めばいい』と何度も言われたが、彼がそれを拒否した。
「俺達にそんな豪華な家はいらない。いつでも顔が見えるくらいの大きさの家で、なるべく自分達の力でレベッカさんと二人で生きていきたいんだ」
私は彼と話し合って、結婚後も仕事を続けることに決めた。働きたいと言った私を、レオンさんは受け入れてくれたのだ。
お互い寮生活をしていたので、最低限の生活力は身に付いている。だから二人きりで新生活を送ってみようという話になったのだ。
そしてとりあえず暮らしてみて、大変だったら無理をせずに使用人に手伝ってもらう事も視野にいれることに決めた。
「これからよろしくお願いしますね、レオンさん」
「はい!お願いします」
彼は私の頬にちゅっとキスをして、眩しい笑顔を見せた。
「レベッカさん、大好き。今日から一緒にここに帰って来られるんだって思ったら……俺、幸せです!!」
「……私も幸せです」
「……」
「……」
なんとも言い難い甘い雰囲気になってしまい、二人とも照れて黙ってしまった。なんだか妙にそわそわしてしまう。
「あっ……そうだわ。お茶でも淹れてひと休みしましょうか」
気を取り直して私が明るく言うと、いきなりレオンさんに後ろから抱きしめられた。
「お茶よりレベッカさんが欲しいです」
耳元で甘くそう囁かれ、私の心臓はバクバクと早く動き出した。
「ま、まだ日が明るいですよ?」
もう子どもではないのだから今夜が大事だということ位、私はしっかりとわかっている。だけどまだ夕方なのだ。
「準備していたら暗くなります。だめですか?俺は……これ以上は待てません」
レオンさんは切なく掠れた声でそう言った。彼は律儀に『結婚してから』と決して一線を越えることはしなかった。
「だめじゃ……ありま……せん」
私は真っ赤になりながら、なんとかそう答えることができた。だって私も彼に触れたいと思っているから。
「良かった。俺も初めてだから……上手くできるかわからないけど、絶対レベッカさんのこと大事にしますから」
「んんっ……」
「レベッカさん、可愛い。好きです」
ちゅっ……ちゅっ……と甘く蕩けるような激しい口付けが繰り返されて、頭がぼーっとしてしまう。今までレオンさんと何度もキスをしてきたが、いつもより何倍も熱く濃厚な口付けに応えるだけで精一杯だ。
「とてもよく似合ってます」
この日のために用意した少し艶っぽい夜着を褒めながら、彼は服の上からなぞるように全身にキスをしていく。そしてするりと彼の手が私の服の中に入り込んできた。
「ひゃっ……!」
恥ずかしさでピクリと身体が震えるが、彼は「優しくするから」と言いながらゆっくり長い時間をかけて直接肌が触れ合うことに慣れさせてくれた。
「レベッカさん、可愛いです。愛してます」
もうどれくらいそうしていたのだろうか。全身が熱くて、クラクラする。彼の甘い言葉を聞きながら、私は恥ずかしさと気持ち良さでおかしくなりそうだった。私を見下ろす彼の瞳は、ギラギラと欲を持っているのがわかった。
それは明らかに『男』の瞳で、『私が欲しい』と書いてあるのがわかる。彼が私だけを求めてくれているのだとわかると、胸がきゅんとしてしまう。
でも彼は本当に初めてなのかと思うほど手慣れていて、私ばかり緊張していっぱいいっぱいになっている気がした。
「あ……ちょっと、待ってください。恥ずかしいから……やめて」
「嫌です。恥ずかしいだけならやめません。もっと全部俺に見せて」
「やだ……だって……なんか私ばっかり余裕がないんだもの」
そう言った瞬間に、レオンさんは自分の左胸に私の耳を付けるように抱き寄せた。
――ドクドクと大きい心臓の音が聴こえる。
「聴こえますか?俺に余裕なんかありません」
本当だ。彼の鼓動はものすごく早くて私と同じように緊張していることがわかる。
「大好きなレベッカさんを抱いてるのに、緊張しないわけないじゃないですか」
「……良かった。私達同じね」
「同じです」
レオンさんも私と同じ気持ちだと分かったらなんだか自然と力が抜けてきた。
「レベッカさん、一つになりたい」
「は……い」
「誰よりも愛してるよ」
「私も……あなただけを愛しています」
その瞬間に強い痛みがきて涙が溢れて、上手く息ができない。レオンさんはグッと唇を噛んだ後、私の顔中にキスをして「ゆっくり息して」と言ってくれた。
「そう、上手です。可愛い」
しばらくそのまま抱き合っていたが、このままではだめなことはわかる。それにだんだん痛みもましになってきた。
「レオンさ……ん、もう……平気です」
「ん……、でもまだ辛いでしょう?レベッカさんのことなるべく傷付けたくないから」
「い……いの。あなたの好きに愛して欲しい」
そう微笑んだ私を見て、彼は驚いたように大きく目を見開いた。
「……こっちは必死に我慢してるんですから、煽らないでくださいよ。歯止め効かなくなるだろ」
普段より少し乱暴な言葉遣いに、彼も必死なのだとわかる。
「私に我慢しなくていいわ」
「……くそ、完全に今のはレベッカが悪い」
それからは彼に全身隅々まで激しく愛された。痛みがないと言えば嘘になるが、激しい中でも「愛おしい」という気持ちが溢れている彼はどこまでも優しかった。二人きりの部屋にお互いの甘く濡れた声が響いている。
「レベッカ、愛してる」
「私もレオンのこと」
「俺のこと……何?」
「愛……してる」
レオンは嬉しそうに微笑んで私の唇にキスをした。それからさらに彼の愛を受けて、私はいつの間にか意識を手放した。
「ありがとう、幸せだ」
そんな彼の声が聞こえた気がしたが、重たい身体はそのまま睡魔に襲われた。
眩しい光が差し込んで来て、私はゆっくりと瞼を開けた。
「レベッカさん、おはようございます」
柔らかい表情で、私を見つめるレオンさんにドキッと胸が高鳴る。ああ、そうだ。昨夜はついに夫婦になったのだったわ。私はどうやら彼の腕の中で眠っていたようだ。
「身体はどうですか?無理させてごめんなさい」
「す、少し痛いけど大丈夫です」
無理をさせたと言われて、昨夜の記憶が少し戻ってきた。少し考えただけでめちゃくちゃ恥ずかしい。
「そっか、良かった。でも今日は二人でゆっくりしましょうね」
彼は私の髪をそっと耳にかけて、色っぽく微笑んだ。なんだか……彼は一夜にして大人になってしまったようだ。
それから夫婦になったのでお互い呼び捨てにすることと、敬語もなくそうという話になった。私はすぐに慣れるのは無理かもしれないけれど。
「朝……いや、もう昼に近いか。ランチ用意してくるから少し待ってて」
「わ、私がやりますよ」
そう言って起きあがろうとしたが、足に上手く力が入らずにぺたんと座り込んでしまった。な、なんで!?戸惑っているとレオンは私の頭をそっと撫でてくれた。
「レベッカはゆっくりしてて。簡単なものしかできないけど俺にさせて欲しい。この部屋に持ってくるから一緒に食べよう」
レオンはちゅっと私の唇にキスをして、ご機嫌に鼻歌を歌いながら部屋を出て行った。
その日は一日中甲斐甲斐しくお世話をされて、なんだかんだと言いくるめられて夜にはお風呂まで一緒に入ってしまった。
「は、恥ずかしいので大丈夫です。お風呂くらい一人で入れます」
「恥ずかしいの?昨夜レベッカの全部見たのに」
私はそれを聞いて真っ赤に顔が染まった。確かにもう触れられていない部分はないのでは?という程に愛されてしまった。
「まあ、見ただけじゃないけど」
くすりと揶揄うように笑うレオンの余裕っぷりが腹立たしくて、ポカポカと胸を叩いた。
「痛っ、いてててて……ごめん、レベッカ。冗談だから許して」
謝る彼をギロリと睨みつけたが、何故か彼はふにゃりと笑っている。
「怒ってる顔も可愛いくて困る」
なんて、わけのわからないことを言ってぎゅうぎゅうと抱き締められ……結局彼になされるがまま全身ピカピカに洗われた。
そして一緒にベッドに入ると、レオンは視線を彷徨わせてそわそわとし始めた。
「……どうしたんですか?」
「あの……その……」
私は首を傾げると、彼は意を決したように私を真っ直ぐ見つめた。
「今夜もレベッカのこと愛したいんだ。まだ身体が辛いってわかっているけど。でももししんどかったら今夜は抱き締めて眠るだけにする」
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