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成就編
夏便り 1
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「瑞樹、仕度出来たか。そろそろ出ないと」
「あ、少し待って下さい。芽生くんがまだ……」
「ん? 芽生はさっきから一体どうしたんだ?」
「それがちょっと……もう一度様子を見てきますね」
宗吾さんが帰国してから、あっという間に平日が過ぎ、もう土曜日の夜になっていた。
午後お母さんのお見舞いに行って、一旦家に戻り、これから町内会主催の夏祭りに行く予定だ。ところが芽生くんが気乗りしないようで、子供部屋の片隅にさっきから蹲っている。
どうやら何かありそうだ。
あーあ、派手にいじけちゃっているな。
こういう態度は潤もよくしていたなと、函館の家での日々を思い出した。
「芽生くん、どうしたのかな。僕には話せない?」
「……ん……おにいちゃん」
「んっ、どうしたの?」
「あのね……みんな……キモノでおまつりにに行くんだって」
なるほど! この位の子供って『みんな』と言う言葉に弱いんだよな。
「そうだったのか。ごめんね。宗吾さんに家にあるか聞いてみよう」
芽生くんと手をつないでリビングに行くと、宗吾さんが麦茶を飲みながら夕日を眺めていた。こういう何気ないポーズも宗吾さんがすると大人っぽくてカッコいいなと、一瞬見惚れてしまった。
「どうした?」
「あ、あの……芽生くんの浴衣か甚平ってありますか」
僕がこの家にやってくる前の日々は、正直分からない。
3人で夏祭りに行ったのかもしれない。
芽生くんは甚平を着ていたのかもしれない。
時々こんな風に、僕の知らない世界と直面するのが少し寂しいが、それは仕方がないことだ。
この先に僕を含めた思い出を作っていけばいい。
そう割り切っていかないと。
「……うん?」
「お祭りに、幼稚園のお友達が皆さん着て来るそうで」
「……うーん、確か甚平ならあったような」
宗吾さんが、子供部屋の衣装ボックスの中から必死に探してくれる。
「あ、あったぞ。ほらこれだろう」
「わーほんとう?」
一瞬、芽生くんの目がキラキラと輝いたが、すぐにシュンと萎んでしまった。
「パパ、これちっさい! こんなの、はいらないもん!」
「あっそうか、子供の成長は早いな。これを着たのは3歳の頃だったからな」
「もうおまつりなんて、メイ、いかないもん!」
わわ、いつも機嫌のよい芽生くんが、珍しく駄々を捏ねている。
でも普段いい子過ぎるので、たまに子供らしい我儘を言ってくれるとホッとするな。
君はまだ小さい。もっと甘えていんだよ。もっとぶつけて……
それにしても、よほど着物で行きたかったのだろう。悪い事しちゃったな。
先日洋服を買いにデパートに行ったばかりなのに、僕もその時点で気を回して気づけばよかった。そうだ……記憶を遡ると、子供用の浴衣売り場で芽生くんがじっと立ち止まっていた。
やっぱり失敗したな。
しかし世の中のお母さん方って本当にすごいなと、尊敬するよ。
だって子供の小さな心の揺れに、機敏に反応出来てすごい。
宗吾さんのお母さんだってそうだ。
今でも僕たちの些細な感情の揺れにすぐに気づいてくれる。
僕と宗吾さんの寂しさや拗ねた心も、すぐに察してアドバイスしてくれた。
おかげで変にこじれることなく、僕たちは互いに素直に求め合えた。
本当に頼りになるお母さんで大好きだ。
もっともっと一緒に過ごしたくなるよ。
病で倒れたから、余計にそう思うのか。
人と人が交流できる時間には、やはり限りがある。
だからこそ一瞬一瞬を大切にしたい。
「芽生くん、僕も気づかなくてごめんね。もう今日は……お祭りに行かない? 僕は行ってみたいな」
「……おにいちゃんは行きたいの?」
「うん、僕はなかなかお祭りに行く機会がなかったからね」
「そうかぁ……わかった。ボクがつれていってあげるよ」
「わぁ、嬉しいよ」
良かった。少し機嫌が治ってきたかも。
「じゃあ、ようふくのままでいいや。おにーちゃんもパパもようふくだもんね。ボクも同じがいいな」
「くすっそうだね」
そんな訳でTシャツにジーンズというラフな姿で、町会のお祭りにやってきた。
「祭りなんて久しぶりだ。瑞樹は?」
「僕もですよ」
函館では夏祭りはお盆の3日間しかやっていなかった。でもお盆は花屋は忙しく、手伝いを家族総出でしていたので、幼い頃に連れて行ってもらった記憶はない。
「あー滝沢さんだ。待っていました! 早速ですがお手伝いを交替してもらってもいいですか」
「おう! 瑞樹、俺は屋台を手伝ってくるから、芽生のこと頼めるか」
「はい!大丈夫ですよ。頑張って下さい」
宗吾さんが連れて行かれたのは、焼きそばの屋台だった。
わ……鉄板を前に暑そう!
どうか頑張ってください。
離れた所で少し様子を見守っていると、宗吾さんは両隣を浴衣姿のお母さんに囲まれて愛想よく話している。
む……おそらく幼稚園のママだろうが、複雑だな。
宗吾さんって、女性にもモテると思うのは気のせいでないのか。
ニューヨークでの逆アプローチの話だってそうだ。
(浴衣姿の女性は艶やかで綺麗ですよね……宗吾さんはどう思いますか)
頭の中で、ジドっと問いかけてしまった。
そういえば僕が高校生の時……広樹兄さんが工面してくれ、当時付き合っていた彼女と夏祭りデートをした。
小さい頃から憧れていたお祭りは、浴衣姿の着飾った彼女を前に、戸惑うだけの時間になってしまった。
いつもは下ろしている髪をキリっと結いあげ項を出し、唇にもリップをつけて僕を誘った。
『ここで今すぐキスしてくれないと、泣いちゃうからぁ……』
普段とは違う出で立ちの彼女を前に、どう対応していいのか分からなかった。
だから神社の境内に誘われて、重ねた唇の記憶はない。
あれが僕にとって初めてのキスだったのだが……
思えば僕は元々女性との付き合いに、しっくりこないものがあった。当時はまだ何も気づいていなかったが。
「メイー!」
「コータくん!」
よかった。芽生くんの親友の登場だ。
「あ、メイもキモノじゃないんだな」
「うん、コータくんもだ。よかった」
ホッとした。
ひとりじゃないと分かると、芽生くんはますます元気になっていく。
宗吾さんも、早く僕の横に戻って来て欲しいな。
やっぱり寂しい気持ちが拭えないでいると、突然手を引っ張られた。
「おにーちゃん、パパにあいにいこう。こっちからおしかけちゃおう」
芽生くんが僕の手をグイグイ引く。
「わ、待って待って!」
「おにーちゃんは、もっとグイグイいったほうがいいよー」
「ええ?」
「だって、さっきからさみしそうなおかおしてたもん。ボク、コータくんといっしょでうれしくなったから、おにーちゃんもパパのちかくにいこう。ねっ」
これでは……どっちが大人か分からないね。
でも芽生くんの強引さが、今はとても嬉しかった。
あとがき(不要な方はスルーです)
「あ、少し待って下さい。芽生くんがまだ……」
「ん? 芽生はさっきから一体どうしたんだ?」
「それがちょっと……もう一度様子を見てきますね」
宗吾さんが帰国してから、あっという間に平日が過ぎ、もう土曜日の夜になっていた。
午後お母さんのお見舞いに行って、一旦家に戻り、これから町内会主催の夏祭りに行く予定だ。ところが芽生くんが気乗りしないようで、子供部屋の片隅にさっきから蹲っている。
どうやら何かありそうだ。
あーあ、派手にいじけちゃっているな。
こういう態度は潤もよくしていたなと、函館の家での日々を思い出した。
「芽生くん、どうしたのかな。僕には話せない?」
「……ん……おにいちゃん」
「んっ、どうしたの?」
「あのね……みんな……キモノでおまつりにに行くんだって」
なるほど! この位の子供って『みんな』と言う言葉に弱いんだよな。
「そうだったのか。ごめんね。宗吾さんに家にあるか聞いてみよう」
芽生くんと手をつないでリビングに行くと、宗吾さんが麦茶を飲みながら夕日を眺めていた。こういう何気ないポーズも宗吾さんがすると大人っぽくてカッコいいなと、一瞬見惚れてしまった。
「どうした?」
「あ、あの……芽生くんの浴衣か甚平ってありますか」
僕がこの家にやってくる前の日々は、正直分からない。
3人で夏祭りに行ったのかもしれない。
芽生くんは甚平を着ていたのかもしれない。
時々こんな風に、僕の知らない世界と直面するのが少し寂しいが、それは仕方がないことだ。
この先に僕を含めた思い出を作っていけばいい。
そう割り切っていかないと。
「……うん?」
「お祭りに、幼稚園のお友達が皆さん着て来るそうで」
「……うーん、確か甚平ならあったような」
宗吾さんが、子供部屋の衣装ボックスの中から必死に探してくれる。
「あ、あったぞ。ほらこれだろう」
「わーほんとう?」
一瞬、芽生くんの目がキラキラと輝いたが、すぐにシュンと萎んでしまった。
「パパ、これちっさい! こんなの、はいらないもん!」
「あっそうか、子供の成長は早いな。これを着たのは3歳の頃だったからな」
「もうおまつりなんて、メイ、いかないもん!」
わわ、いつも機嫌のよい芽生くんが、珍しく駄々を捏ねている。
でも普段いい子過ぎるので、たまに子供らしい我儘を言ってくれるとホッとするな。
君はまだ小さい。もっと甘えていんだよ。もっとぶつけて……
それにしても、よほど着物で行きたかったのだろう。悪い事しちゃったな。
先日洋服を買いにデパートに行ったばかりなのに、僕もその時点で気を回して気づけばよかった。そうだ……記憶を遡ると、子供用の浴衣売り場で芽生くんがじっと立ち止まっていた。
やっぱり失敗したな。
しかし世の中のお母さん方って本当にすごいなと、尊敬するよ。
だって子供の小さな心の揺れに、機敏に反応出来てすごい。
宗吾さんのお母さんだってそうだ。
今でも僕たちの些細な感情の揺れにすぐに気づいてくれる。
僕と宗吾さんの寂しさや拗ねた心も、すぐに察してアドバイスしてくれた。
おかげで変にこじれることなく、僕たちは互いに素直に求め合えた。
本当に頼りになるお母さんで大好きだ。
もっともっと一緒に過ごしたくなるよ。
病で倒れたから、余計にそう思うのか。
人と人が交流できる時間には、やはり限りがある。
だからこそ一瞬一瞬を大切にしたい。
「芽生くん、僕も気づかなくてごめんね。もう今日は……お祭りに行かない? 僕は行ってみたいな」
「……おにいちゃんは行きたいの?」
「うん、僕はなかなかお祭りに行く機会がなかったからね」
「そうかぁ……わかった。ボクがつれていってあげるよ」
「わぁ、嬉しいよ」
良かった。少し機嫌が治ってきたかも。
「じゃあ、ようふくのままでいいや。おにーちゃんもパパもようふくだもんね。ボクも同じがいいな」
「くすっそうだね」
そんな訳でTシャツにジーンズというラフな姿で、町会のお祭りにやってきた。
「祭りなんて久しぶりだ。瑞樹は?」
「僕もですよ」
函館では夏祭りはお盆の3日間しかやっていなかった。でもお盆は花屋は忙しく、手伝いを家族総出でしていたので、幼い頃に連れて行ってもらった記憶はない。
「あー滝沢さんだ。待っていました! 早速ですがお手伝いを交替してもらってもいいですか」
「おう! 瑞樹、俺は屋台を手伝ってくるから、芽生のこと頼めるか」
「はい!大丈夫ですよ。頑張って下さい」
宗吾さんが連れて行かれたのは、焼きそばの屋台だった。
わ……鉄板を前に暑そう!
どうか頑張ってください。
離れた所で少し様子を見守っていると、宗吾さんは両隣を浴衣姿のお母さんに囲まれて愛想よく話している。
む……おそらく幼稚園のママだろうが、複雑だな。
宗吾さんって、女性にもモテると思うのは気のせいでないのか。
ニューヨークでの逆アプローチの話だってそうだ。
(浴衣姿の女性は艶やかで綺麗ですよね……宗吾さんはどう思いますか)
頭の中で、ジドっと問いかけてしまった。
そういえば僕が高校生の時……広樹兄さんが工面してくれ、当時付き合っていた彼女と夏祭りデートをした。
小さい頃から憧れていたお祭りは、浴衣姿の着飾った彼女を前に、戸惑うだけの時間になってしまった。
いつもは下ろしている髪をキリっと結いあげ項を出し、唇にもリップをつけて僕を誘った。
『ここで今すぐキスしてくれないと、泣いちゃうからぁ……』
普段とは違う出で立ちの彼女を前に、どう対応していいのか分からなかった。
だから神社の境内に誘われて、重ねた唇の記憶はない。
あれが僕にとって初めてのキスだったのだが……
思えば僕は元々女性との付き合いに、しっくりこないものがあった。当時はまだ何も気づいていなかったが。
「メイー!」
「コータくん!」
よかった。芽生くんの親友の登場だ。
「あ、メイもキモノじゃないんだな」
「うん、コータくんもだ。よかった」
ホッとした。
ひとりじゃないと分かると、芽生くんはますます元気になっていく。
宗吾さんも、早く僕の横に戻って来て欲しいな。
やっぱり寂しい気持ちが拭えないでいると、突然手を引っ張られた。
「おにーちゃん、パパにあいにいこう。こっちからおしかけちゃおう」
芽生くんが僕の手をグイグイ引く。
「わ、待って待って!」
「おにーちゃんは、もっとグイグイいったほうがいいよー」
「ええ?」
「だって、さっきからさみしそうなおかおしてたもん。ボク、コータくんといっしょでうれしくなったから、おにーちゃんもパパのちかくにいこう。ねっ」
これでは……どっちが大人か分からないね。
でも芽生くんの強引さが、今はとても嬉しかった。
あとがき(不要な方はスルーです)
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