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小学生編
HAPPY SUMMER CAMP!⑲
「お茶を買って来ました」
「管野くん、ありがとう! おっ、瑞樹も一緒だったのか。こっちに来いよ」
宗吾さんが笑いながら手招きしてくれたので歩み寄ると、大きなお鍋がグツグツ煮立っていた。
「何を作っているんですか」
「カレーだよ。やっぱりキャンプにはカレーがないとな! BBQとピザ、そしてカレーが今日のメニューだ。ちゃんとキッズカレーもあるぞ」
「すごいご馳走ですね。あの、僕も手伝います」
「いや、ここは流と俺で充分だ」
黒いエプロン姿の宗吾さんが張り切っているのが伝わってくる。こんな時は、素直に任せた方がいい。
「じゃあ、お任せします。出来上がりを楽しみにしていますね」
僕はこんな風に、素直に甘えられるようになった。
宗吾さんが時には甘えることも大切だと、僕に気付かせてくれたから。
「楽しみにしていてくれ。宗吾&流のスペシャルカレーだぞ。そうそう、ちなみにスパイス担当は丈さんだ」
「随分本格的なカレーですね。ルーを使わずスパイスで作るなんて」
「ほら、丈さんの真剣な眼差しを見てくれよ」
「わっ! 凄い」
何故か白衣を着た丈さんが、神妙な手つきでスパイスを計測、調合していた。
「でも、あの姿は……」
「丈さんって、案外むっつりだよな」
「むっつり?」
「おっと、それはこっちの話。しかし、まさかキャンプに白衣まで持参するなんて、何か狙っているのか」
「いや……あの様子だと至って真面目にだと思いますよ」
丈さんのすぐ横には、洋くんがご機嫌な様子でくっついていた。
「やっぱり医師の丈はカッコいいよな!」
洋くんって、とっても可愛い面があるよね。浮き世離れした美しさを放つ洋くんと、少し風変わりな丈さんとのバランスは絶妙だ。あの二人が睦み合うのはさぞかし絵になるんだろうなぁ……って僕……何を考えて!
「瑞樹も、むっつりになったよな」
「えぇ?」
「今、鼻の下伸ばしてニヤニヤしてたぞ」
「ぼ、僕は宗吾さんじゃ、ありませーん!」
「クンクン……」
くんくん?
「な、なんですか」
今度は宗吾さんに突然匂いを嗅がれて、身構えてしまった。
「はぁ~ 風呂上がりのいい匂いだなぁ」
「コテージでお風呂に浸からせてもらえたので、さっぱりしました」
「ふぅん、それで全身着替えたのか」
「はい、菫さんに全部洗濯してもらいました」
はっ! 口が滑った!
「え? まさか……君のパンツまで?」
「あぁぁぁ……えっと……はい。ほら、菫さんは潤のお嫁さんだから……えっと……えっと……僕にとっては妹みたいなものですから」
「うううう、やっぱり今日も『俺の瑞樹印』にすればよかった」
「えぇ! 『俺の』なんて書き足したんですか」
「気付いてなかったのか」
「も、もう!」
むっつりなのは、お互いさまだ。カレーを煮込みながら、こんな話をするなんて。!
「あ、あの……僕は芽生くんといっくんを見てきますね」
「火の周りは危ないから頼む」
「はい」
「瑞樹、助かるよ! サンキュ!」
宗吾さんはずるいな。
最後はとびっきりの決め台詞なんて、ときめいてしまうじゃないか。
でも、こんな風に任せてもらえるのは嬉しい。
「お兄ちゃん、おなかすいたよ」
「もうちょっと待ってね」
「いっくんのぽんぽん、ぺこぺこ」
「今ね、宗吾さんたちがカレーを作ってくれているんだ」
「カレー! だーいすき」
「子供用のもあるって」
「はやくたべたいよぅ」
「くすっ、もうちょっと我慢しようね。そうだ、少しお散歩でもしてみる?」
「うん!」
子供達の気を紛らすために、テントサイドを散歩した。
「あ、おとなりさんも何かつくっているよ」
「え?」
ログハウスに滞在中の女性たちが、夕食の準備を庭で始めたところだった。
「わぁ~ あんなにたくさん人がいたんだ。ママがいっぱいだから、きっと、大ごちそうだろうね」
芽生くんが無邪気に想像する様子が可愛くって、つい足を止めてしまった。
盗み見なんて失礼だが、世の中のお母さんがキャンプ場で何を作るのか知りたくなった。
「お兄ちゃん、何を作っているのかなぁ」
「ちょっと待ってね」
僕は二人の子供の手を引いて、じりじりと女性達の炊事場に歩み寄る。見つからないように、そーっとね。
「静かにしているんだよ」
「わかった」
「いっくんも、いいこにしているよ」
耳を済ますと「潜水艦カレーって、スパイスが利いていておいしいわよね~」「私も好き」と、楽しそうな声がした。
『潜水艦カレー』? ナニソレ……初めて耳にしたよ。
随分と強そうな名前だな。
きっと特別な調理方法で作られるカレーなのだろう。
流石、お母様方だ。
「芽生くん、いっくん。どうやらお隣もカレーを作っているみたいだよ」
「じゃあ、あのグツグツしているおなべの中はカレーなんだね」
「そうみたい」
「くんくんくん、どっちがいい匂いかな~ お兄ちゃんどう思う?」
僕達は茂みの中から、犬みたいにクンクンと鼻を鳴らせた。
「あれ? 変だね? 何も匂わないね」
「ボクたち、お鼻がわるくなったのかなぁ?」
「いっくんも、なーんも、しないよ」
3人で首を傾げてしまった。
「そっかぁ、お兄ちゃん、パパのカレーって、すごいんだね。とってもいい匂いがするもんね」
「そうだねぇ、不思議なこともあるんだね。まぁでも楽しそうだからいいか」
無臭のカレーなんて、あるのかな?
そうか! 『潜水艦カレー』と言うからには、気配を消すカレーなのかも!
魔法のカレーみたいで、楽しいね。
楽しい気分で戻ると、テントサイトが見事にライトアップされていた。
宗吾さんと流さんが張ってくれたテントが連なり、ガーランドが吊り下げられ、小さな電球が華やかに点滅していた。
「わぁ……綺麗だ!」
昔、お母さんが読んでくれた絵本に出てきた夢の国に迷い込んだようで、一瞬驚いてしまった。
そこに力強い声がする。
僕の宗吾さんが、呼んでくれる。
「おーい、瑞樹、芽生、いっくん。もう座れ。パーティーが始まるぞ!」
ここは夢の国ではなく、現実の世界だ。
大切な人が、仲良く楽しく集う場所だ。
「はい! 今、行きます!」
だから僕は躊躇わずに、足を踏み出せる。
幸せな場所に飛び込むことは、もう怖くない。
さっきからそれを……何度も何度も体感している。
あとがき
****
長々とクロスオーバーを続けてしまっていますが、楽しんでいただけているでしょうか。しっとりしたお話がお好みの方には申し訳ない展開ですが、夏休みらしく振り切って書いております。
ところで、無臭のカレーの正体は、なんだかお気づきになりましたか😁
「管野くん、ありがとう! おっ、瑞樹も一緒だったのか。こっちに来いよ」
宗吾さんが笑いながら手招きしてくれたので歩み寄ると、大きなお鍋がグツグツ煮立っていた。
「何を作っているんですか」
「カレーだよ。やっぱりキャンプにはカレーがないとな! BBQとピザ、そしてカレーが今日のメニューだ。ちゃんとキッズカレーもあるぞ」
「すごいご馳走ですね。あの、僕も手伝います」
「いや、ここは流と俺で充分だ」
黒いエプロン姿の宗吾さんが張り切っているのが伝わってくる。こんな時は、素直に任せた方がいい。
「じゃあ、お任せします。出来上がりを楽しみにしていますね」
僕はこんな風に、素直に甘えられるようになった。
宗吾さんが時には甘えることも大切だと、僕に気付かせてくれたから。
「楽しみにしていてくれ。宗吾&流のスペシャルカレーだぞ。そうそう、ちなみにスパイス担当は丈さんだ」
「随分本格的なカレーですね。ルーを使わずスパイスで作るなんて」
「ほら、丈さんの真剣な眼差しを見てくれよ」
「わっ! 凄い」
何故か白衣を着た丈さんが、神妙な手つきでスパイスを計測、調合していた。
「でも、あの姿は……」
「丈さんって、案外むっつりだよな」
「むっつり?」
「おっと、それはこっちの話。しかし、まさかキャンプに白衣まで持参するなんて、何か狙っているのか」
「いや……あの様子だと至って真面目にだと思いますよ」
丈さんのすぐ横には、洋くんがご機嫌な様子でくっついていた。
「やっぱり医師の丈はカッコいいよな!」
洋くんって、とっても可愛い面があるよね。浮き世離れした美しさを放つ洋くんと、少し風変わりな丈さんとのバランスは絶妙だ。あの二人が睦み合うのはさぞかし絵になるんだろうなぁ……って僕……何を考えて!
「瑞樹も、むっつりになったよな」
「えぇ?」
「今、鼻の下伸ばしてニヤニヤしてたぞ」
「ぼ、僕は宗吾さんじゃ、ありませーん!」
「クンクン……」
くんくん?
「な、なんですか」
今度は宗吾さんに突然匂いを嗅がれて、身構えてしまった。
「はぁ~ 風呂上がりのいい匂いだなぁ」
「コテージでお風呂に浸からせてもらえたので、さっぱりしました」
「ふぅん、それで全身着替えたのか」
「はい、菫さんに全部洗濯してもらいました」
はっ! 口が滑った!
「え? まさか……君のパンツまで?」
「あぁぁぁ……えっと……はい。ほら、菫さんは潤のお嫁さんだから……えっと……えっと……僕にとっては妹みたいなものですから」
「うううう、やっぱり今日も『俺の瑞樹印』にすればよかった」
「えぇ! 『俺の』なんて書き足したんですか」
「気付いてなかったのか」
「も、もう!」
むっつりなのは、お互いさまだ。カレーを煮込みながら、こんな話をするなんて。!
「あ、あの……僕は芽生くんといっくんを見てきますね」
「火の周りは危ないから頼む」
「はい」
「瑞樹、助かるよ! サンキュ!」
宗吾さんはずるいな。
最後はとびっきりの決め台詞なんて、ときめいてしまうじゃないか。
でも、こんな風に任せてもらえるのは嬉しい。
「お兄ちゃん、おなかすいたよ」
「もうちょっと待ってね」
「いっくんのぽんぽん、ぺこぺこ」
「今ね、宗吾さんたちがカレーを作ってくれているんだ」
「カレー! だーいすき」
「子供用のもあるって」
「はやくたべたいよぅ」
「くすっ、もうちょっと我慢しようね。そうだ、少しお散歩でもしてみる?」
「うん!」
子供達の気を紛らすために、テントサイドを散歩した。
「あ、おとなりさんも何かつくっているよ」
「え?」
ログハウスに滞在中の女性たちが、夕食の準備を庭で始めたところだった。
「わぁ~ あんなにたくさん人がいたんだ。ママがいっぱいだから、きっと、大ごちそうだろうね」
芽生くんが無邪気に想像する様子が可愛くって、つい足を止めてしまった。
盗み見なんて失礼だが、世の中のお母さんがキャンプ場で何を作るのか知りたくなった。
「お兄ちゃん、何を作っているのかなぁ」
「ちょっと待ってね」
僕は二人の子供の手を引いて、じりじりと女性達の炊事場に歩み寄る。見つからないように、そーっとね。
「静かにしているんだよ」
「わかった」
「いっくんも、いいこにしているよ」
耳を済ますと「潜水艦カレーって、スパイスが利いていておいしいわよね~」「私も好き」と、楽しそうな声がした。
『潜水艦カレー』? ナニソレ……初めて耳にしたよ。
随分と強そうな名前だな。
きっと特別な調理方法で作られるカレーなのだろう。
流石、お母様方だ。
「芽生くん、いっくん。どうやらお隣もカレーを作っているみたいだよ」
「じゃあ、あのグツグツしているおなべの中はカレーなんだね」
「そうみたい」
「くんくんくん、どっちがいい匂いかな~ お兄ちゃんどう思う?」
僕達は茂みの中から、犬みたいにクンクンと鼻を鳴らせた。
「あれ? 変だね? 何も匂わないね」
「ボクたち、お鼻がわるくなったのかなぁ?」
「いっくんも、なーんも、しないよ」
3人で首を傾げてしまった。
「そっかぁ、お兄ちゃん、パパのカレーって、すごいんだね。とってもいい匂いがするもんね」
「そうだねぇ、不思議なこともあるんだね。まぁでも楽しそうだからいいか」
無臭のカレーなんて、あるのかな?
そうか! 『潜水艦カレー』と言うからには、気配を消すカレーなのかも!
魔法のカレーみたいで、楽しいね。
楽しい気分で戻ると、テントサイトが見事にライトアップされていた。
宗吾さんと流さんが張ってくれたテントが連なり、ガーランドが吊り下げられ、小さな電球が華やかに点滅していた。
「わぁ……綺麗だ!」
昔、お母さんが読んでくれた絵本に出てきた夢の国に迷い込んだようで、一瞬驚いてしまった。
そこに力強い声がする。
僕の宗吾さんが、呼んでくれる。
「おーい、瑞樹、芽生、いっくん。もう座れ。パーティーが始まるぞ!」
ここは夢の国ではなく、現実の世界だ。
大切な人が、仲良く楽しく集う場所だ。
「はい! 今、行きます!」
だから僕は躊躇わずに、足を踏み出せる。
幸せな場所に飛び込むことは、もう怖くない。
さっきからそれを……何度も何度も体感している。
あとがき
****
長々とクロスオーバーを続けてしまっていますが、楽しんでいただけているでしょうか。しっとりしたお話がお好みの方には申し訳ない展開ですが、夏休みらしく振り切って書いております。
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