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小学生編
ムーンライト・セレナーデ 20 (月影寺の夏休み編)
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皆が寝静まった後、僕は流に手を引かれて離れに連れて来られた。
絶対に後でこうなると踏んでいたので、別段驚きはしなかった。
「翠、頼む。もう一度だけ桃尻お化けになってくれないか。さっきはバタバタして堪能できなかった」
流が真剣な顔で、拝み倒してくる。
うん、これも想定内だ。だから僕は余裕の笑みで受け答えをする。
「いいよ、流の望むままに」
「翠は寛大だな」
「流がして欲しいことは何でもしてあげたくなる」
「……俺に優しすぎる」
「何を心配する? 流だからだよ?」
流……僕たちは長い間心が離れ離れになっていただろう? 僕が結婚で家を出て戻って来るまでの空白の時間を埋めることは出来ないけれども、こうやって今を満たしていくことは出来るんだよ。
潔く浴衣をストンと床に落として、壁に掛かっていた桃尻お化けの着ぐるみ姿に袖を通した。
脱ぐ時はもう二度と着ないと思ったが、流の願いがあれば何度でも。
こんな風に思う程、僕は流が愛おしいのだ。
「流、これでどうだ? さぁ思う存分触っておくれ」
「翠のお許しが出たな。許可はしかと得たからな」
「うん」
流の逞しい腕に包まれて、熱心な口づけを受ける。
そういえば身体から桃の甘い香りがリアルにするのは、何故だろう?
「……流、もしかして衣装に香料でも?」
「あぁ、薙の衣装にはみたらし団子の甘辛い匂いをつけて、こっちは白桃の熟れた桃の香りだ」
「くすっ、そういうことか。だから小森くんはあんなに食いついたんだね」
「はは、アイツはまだまだだ。実体のない匂いに惑わされるとは」
「ふふ、悪戯な弟だ」
「だが、こっちは匂いだけじゃない。中身も甘い」
流の逞しい手が、僕の身体を辿り出す。
シリコン入りの桃尻に触れるのは、時間の問題だな。樹くんに撫でられた時、流も触れたそうだったから、さぁ思う存分触れるといい。
「翠、触ってもいいか」
「ん……いいよ」
目を閉じて大人しくしていると、いつの間にか流の手が直接僕の尻に触れていたので驚いた。
「えっ……どうして?」
「これは俺だけの特権だ。シリコンの尻は着脱式なのさ」
「あぁ……っ、うっ……」
着脱式‼?それは盲点だな。
身体はピーチスキンの毛に包まれているのに、尻の部分だけスースーと素肌で、そこを熱心に揉まれては、ううう、堪らないよ。
「くっ、流……凝ったことを」
「ここは俺だけのものだ」
「んっ……ん……」
流石にお盆の真っ最中。
最後までは踏み切れないが、僕は流に身体を預けて悶えた。
あまりに逞しい手で力強く、尻を揉み込まれて息も絶え絶えだよ。
「流、流……もうっ、もう駄目だ」
「翠、一度出せ、すっきり眠れるぞ」
「流……いやだ! 僕だけなんて……」
「くっ、煽るな。仕方ないな」
茶室の床に崩れ落ちると、流がすぐに覆い被さってくる。
理性が吹っ飛ぶ。
欲しい、欲しい……流が欲しい。
真っ暗な部屋も、今は怖くはない。
目の前に流という光が存在するから。
あの暗黒の日々で『僕の光になる』と言ってくれた流は、今日も変わらずに、ここにいてくれる。
暗闇は夜明けの前兆だ。
そう思えば怖くない。
今宵月影寺に集う人は、皆、暗闇が怖かった人。
そして、今は明日が待ち遠しい人だ。
****
「おーい、小僧たち起きてるか」
朝、おふとんの中で丸まっていたら、障子の向こうから流くんの声がしたよ。なんだろう、こぞうって?
「『こぞう』って、ボクのこと?」
「そうだ! 今日は1日一休さんごっこをするぞ」
「なにそれ? する!」
飛び起きるとリュウくんが小森くんが着ているのと同じ洋服を着せてくれたよ。
「わぁ! すごい! すごい! お寺の子になったみたい」
「おぅ、似合ってるな。思いついて作ったんだ。いっくんの分もあるぞ」
「わぁ、おそろいなんだね」
「そうだ。ふたりは一緒がいいだろう」
「うん!」
そんなわけで、ボクといっくんは今日は朝からお寺の小僧さんだよ。えっと仏門に入ってまもない修行中の男の子を『小僧』って言うんだって。
「めーくん、かっこいいでしゅね」
「いっくんも」
「がんばりましゅ」
「うん!」
朝から蝉がミーンミーンって鳴いて、お寺の長い廊下の脇には朝顔が咲いている。
風鈴の音が、ちりんちりん。
ボクといっくんはお寺の長いろうかを雑巾がけしたり、お庭をほうきではいたりしたよ。
「芽生くん、本格的だね。朝から頑張っているね」
「お兄ちゃん、僕は今日は小僧さんだよ。だからお兄ちゃんゆっくりしてね。ボクがはたらくから」
「うんうん」
お兄ちゃんはスケッチブック片手にお庭の草花をながめてニコニコしている。パパはボサボサ髪で、縁側で新聞を読んでいるよ。
なんだかいいな~お兄ちゃんもパパもいいお顔!
ジュンくんはすみれさんとなかよく縁側に座って、なぜかおばあちゃんみたいな白いかっぽう着を着たリュウくんが、まきくんをおんぶして変顔をしてあやしてる。それをスイさんが目を細めてみてるよ。
そこに小森くんがやってきたよ。
「皆様、おはよーございます! ややっ、なんと小僧さんがいますよ! ご住職さま~ 僕にもついに弟子が出来たのですか」
「小森くん、今日は1日体験をしているから、相手をよろしくね」
「おぉ、小僧体験ですか」
小森くんが嬉しそうに、いっくんを抱っこしてくれた。
「こもりんくーん、おはよー」
「いっくん、おはようございます。かわいいですね」
「えへへ、いっくん、こもりんくんに、あこがれていたの」
「なんと! 君もあんこ好きなのですか」
「ううん、あんこより、こもりんくんがしゅきー」
「ぼ、僕を好きと?」
いっくんの言葉に、こもりんくんがうるうるしてる。
いっくんって、本当にかわいいことを言うんだね。
さぁ、ボクもふたりの所に行こう。
「ボクも小森くんのこと好きだよ。昨日もカッコよかったもん」
「芽生くんまで、うるうる。今日はなんていい日でしょう。僕も仲間に入れて下さるのですか」
「当たり前だよ。小森くんは僕たちの友だちだよ」
「友だち……とてもいい響きですね」
空を見上げれば、今日も青空。
お日様がキラキラ輝いている。
ボクのワクワクな夏休みは、みんなののんびりな夏休み。
今日も1日みんなで楽しく過ごしたいな!
****
「瑞樹、今日は昨日と趣向を変えてロマンチックな『ナイトピクニック』なんてどうだ?」
「宗吾さん、素敵なアイデアですね」
「お盆で忙しい月影寺にすっかり世話になったから、今宵は俺たちで企画したいと思ったのさ、手伝ってくれるか」
「喜んで」
「早速だが、君の友人の助けがいるんだ」
「洋くんですか」
「あぁ、ちょっと呼んで来てくれるか」
「はい」
洋くんと丈さんが暮らす離れに行くと、上半身裸の丈さんが出て来たのでドキドキしてしまった。
洋くんの色気に匹敵する程、丈さんって官能的だ。
「すみません! お邪魔でしたよね? 出直してきます」
「待て、大丈夫だ。よかったら洋を起こしてやってくれないか。君に起こしてもらうのは、きっと喜ぶ」
「いいんですか。じゃあ……お邪魔します」
以前宿泊させてもらったことがあるが、二人だけのお城にお邪魔するのは気が引ける。カーテンのない大きな窓に面して大きなベッドが置かれており、そこに洋くんが丸まってた。
横には猫も丸まっている。
乳白色の肌には桃色の跡が所々ついていて、情事を感じさせドキドキしてしまうよ。
「洋くん……起きて」
「ん……丈? まだ眠い。お前ももう少し寝ろよ」
ぐいっと手を引っ張られて、ドキドキしてしまう。
これは宗吾さんに見つかったら大変だ。
「よ、洋くん、僕だよ、瑞樹だよ」
「ん……? 丈、今日は珍しいな、消毒液の匂いじゃなく花の匂いだ」
「わぁ!」
いよいよ変な声を出してしまい、丈さんが怪訝な顔でこちらを振り返った。
このままじゃ宗吾さんと丈さんに何を言われるか。
「くくっ、瑞樹くん真っ青だよ」
「あ、起きていたの?」
「あぁ、目が覚めた。おはよう。どうした? こんな朝早くから」
「洋くんに手伝って欲しいことがあって」
「俺が役立つことなんて、あるかな?」
「あるよ。宗吾さんが是非にと呼んでいる」
「そうか、行くよ。ちょっと待っていて。シャワーを浴びてくる」
洋くんがベッドから抜け出すと全裸だったことに気付き、僕は真っ赤になった。
少し色気を分けてもらおうかな? いやいや宗吾さんが喜ぶだけか。
宗吾さんの頼みは、洋くんの白金のおばあさまに頼んで、英国式ピクニックバスケットを作ってもらえないかということだった。
洋くんは嬉しそうにおばあさまに電話をして、おばあさまも快諾して給仕つきでお届けすると。
寺庭でナイトピクニックだなんて、どんな風になるのかワクワクする。
和洋折衷。
「折衷」は二つ以上の事物や考え方などのそれぞれよい所を、適度に合わせて一つにすること。
僕たちはそれぞれ個性があって別人格だが、みんなの良い所を重ねれば、とびっきりの時間を生み出せる。
大人も子供も朝からワクワクしっぱなしの滞在2日目だ。
絶対に後でこうなると踏んでいたので、別段驚きはしなかった。
「翠、頼む。もう一度だけ桃尻お化けになってくれないか。さっきはバタバタして堪能できなかった」
流が真剣な顔で、拝み倒してくる。
うん、これも想定内だ。だから僕は余裕の笑みで受け答えをする。
「いいよ、流の望むままに」
「翠は寛大だな」
「流がして欲しいことは何でもしてあげたくなる」
「……俺に優しすぎる」
「何を心配する? 流だからだよ?」
流……僕たちは長い間心が離れ離れになっていただろう? 僕が結婚で家を出て戻って来るまでの空白の時間を埋めることは出来ないけれども、こうやって今を満たしていくことは出来るんだよ。
潔く浴衣をストンと床に落として、壁に掛かっていた桃尻お化けの着ぐるみ姿に袖を通した。
脱ぐ時はもう二度と着ないと思ったが、流の願いがあれば何度でも。
こんな風に思う程、僕は流が愛おしいのだ。
「流、これでどうだ? さぁ思う存分触っておくれ」
「翠のお許しが出たな。許可はしかと得たからな」
「うん」
流の逞しい腕に包まれて、熱心な口づけを受ける。
そういえば身体から桃の甘い香りがリアルにするのは、何故だろう?
「……流、もしかして衣装に香料でも?」
「あぁ、薙の衣装にはみたらし団子の甘辛い匂いをつけて、こっちは白桃の熟れた桃の香りだ」
「くすっ、そういうことか。だから小森くんはあんなに食いついたんだね」
「はは、アイツはまだまだだ。実体のない匂いに惑わされるとは」
「ふふ、悪戯な弟だ」
「だが、こっちは匂いだけじゃない。中身も甘い」
流の逞しい手が、僕の身体を辿り出す。
シリコン入りの桃尻に触れるのは、時間の問題だな。樹くんに撫でられた時、流も触れたそうだったから、さぁ思う存分触れるといい。
「翠、触ってもいいか」
「ん……いいよ」
目を閉じて大人しくしていると、いつの間にか流の手が直接僕の尻に触れていたので驚いた。
「えっ……どうして?」
「これは俺だけの特権だ。シリコンの尻は着脱式なのさ」
「あぁ……っ、うっ……」
着脱式‼?それは盲点だな。
身体はピーチスキンの毛に包まれているのに、尻の部分だけスースーと素肌で、そこを熱心に揉まれては、ううう、堪らないよ。
「くっ、流……凝ったことを」
「ここは俺だけのものだ」
「んっ……ん……」
流石にお盆の真っ最中。
最後までは踏み切れないが、僕は流に身体を預けて悶えた。
あまりに逞しい手で力強く、尻を揉み込まれて息も絶え絶えだよ。
「流、流……もうっ、もう駄目だ」
「翠、一度出せ、すっきり眠れるぞ」
「流……いやだ! 僕だけなんて……」
「くっ、煽るな。仕方ないな」
茶室の床に崩れ落ちると、流がすぐに覆い被さってくる。
理性が吹っ飛ぶ。
欲しい、欲しい……流が欲しい。
真っ暗な部屋も、今は怖くはない。
目の前に流という光が存在するから。
あの暗黒の日々で『僕の光になる』と言ってくれた流は、今日も変わらずに、ここにいてくれる。
暗闇は夜明けの前兆だ。
そう思えば怖くない。
今宵月影寺に集う人は、皆、暗闇が怖かった人。
そして、今は明日が待ち遠しい人だ。
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「おーい、小僧たち起きてるか」
朝、おふとんの中で丸まっていたら、障子の向こうから流くんの声がしたよ。なんだろう、こぞうって?
「『こぞう』って、ボクのこと?」
「そうだ! 今日は1日一休さんごっこをするぞ」
「なにそれ? する!」
飛び起きるとリュウくんが小森くんが着ているのと同じ洋服を着せてくれたよ。
「わぁ! すごい! すごい! お寺の子になったみたい」
「おぅ、似合ってるな。思いついて作ったんだ。いっくんの分もあるぞ」
「わぁ、おそろいなんだね」
「そうだ。ふたりは一緒がいいだろう」
「うん!」
そんなわけで、ボクといっくんは今日は朝からお寺の小僧さんだよ。えっと仏門に入ってまもない修行中の男の子を『小僧』って言うんだって。
「めーくん、かっこいいでしゅね」
「いっくんも」
「がんばりましゅ」
「うん!」
朝から蝉がミーンミーンって鳴いて、お寺の長い廊下の脇には朝顔が咲いている。
風鈴の音が、ちりんちりん。
ボクといっくんはお寺の長いろうかを雑巾がけしたり、お庭をほうきではいたりしたよ。
「芽生くん、本格的だね。朝から頑張っているね」
「お兄ちゃん、僕は今日は小僧さんだよ。だからお兄ちゃんゆっくりしてね。ボクがはたらくから」
「うんうん」
お兄ちゃんはスケッチブック片手にお庭の草花をながめてニコニコしている。パパはボサボサ髪で、縁側で新聞を読んでいるよ。
なんだかいいな~お兄ちゃんもパパもいいお顔!
ジュンくんはすみれさんとなかよく縁側に座って、なぜかおばあちゃんみたいな白いかっぽう着を着たリュウくんが、まきくんをおんぶして変顔をしてあやしてる。それをスイさんが目を細めてみてるよ。
そこに小森くんがやってきたよ。
「皆様、おはよーございます! ややっ、なんと小僧さんがいますよ! ご住職さま~ 僕にもついに弟子が出来たのですか」
「小森くん、今日は1日体験をしているから、相手をよろしくね」
「おぉ、小僧体験ですか」
小森くんが嬉しそうに、いっくんを抱っこしてくれた。
「こもりんくーん、おはよー」
「いっくん、おはようございます。かわいいですね」
「えへへ、いっくん、こもりんくんに、あこがれていたの」
「なんと! 君もあんこ好きなのですか」
「ううん、あんこより、こもりんくんがしゅきー」
「ぼ、僕を好きと?」
いっくんの言葉に、こもりんくんがうるうるしてる。
いっくんって、本当にかわいいことを言うんだね。
さぁ、ボクもふたりの所に行こう。
「ボクも小森くんのこと好きだよ。昨日もカッコよかったもん」
「芽生くんまで、うるうる。今日はなんていい日でしょう。僕も仲間に入れて下さるのですか」
「当たり前だよ。小森くんは僕たちの友だちだよ」
「友だち……とてもいい響きですね」
空を見上げれば、今日も青空。
お日様がキラキラ輝いている。
ボクのワクワクな夏休みは、みんなののんびりな夏休み。
今日も1日みんなで楽しく過ごしたいな!
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「宗吾さん、素敵なアイデアですね」
「お盆で忙しい月影寺にすっかり世話になったから、今宵は俺たちで企画したいと思ったのさ、手伝ってくれるか」
「喜んで」
「早速だが、君の友人の助けがいるんだ」
「洋くんですか」
「あぁ、ちょっと呼んで来てくれるか」
「はい」
洋くんと丈さんが暮らす離れに行くと、上半身裸の丈さんが出て来たのでドキドキしてしまった。
洋くんの色気に匹敵する程、丈さんって官能的だ。
「すみません! お邪魔でしたよね? 出直してきます」
「待て、大丈夫だ。よかったら洋を起こしてやってくれないか。君に起こしてもらうのは、きっと喜ぶ」
「いいんですか。じゃあ……お邪魔します」
以前宿泊させてもらったことがあるが、二人だけのお城にお邪魔するのは気が引ける。カーテンのない大きな窓に面して大きなベッドが置かれており、そこに洋くんが丸まってた。
横には猫も丸まっている。
乳白色の肌には桃色の跡が所々ついていて、情事を感じさせドキドキしてしまうよ。
「洋くん……起きて」
「ん……丈? まだ眠い。お前ももう少し寝ろよ」
ぐいっと手を引っ張られて、ドキドキしてしまう。
これは宗吾さんに見つかったら大変だ。
「よ、洋くん、僕だよ、瑞樹だよ」
「ん……? 丈、今日は珍しいな、消毒液の匂いじゃなく花の匂いだ」
「わぁ!」
いよいよ変な声を出してしまい、丈さんが怪訝な顔でこちらを振り返った。
このままじゃ宗吾さんと丈さんに何を言われるか。
「くくっ、瑞樹くん真っ青だよ」
「あ、起きていたの?」
「あぁ、目が覚めた。おはよう。どうした? こんな朝早くから」
「洋くんに手伝って欲しいことがあって」
「俺が役立つことなんて、あるかな?」
「あるよ。宗吾さんが是非にと呼んでいる」
「そうか、行くよ。ちょっと待っていて。シャワーを浴びてくる」
洋くんがベッドから抜け出すと全裸だったことに気付き、僕は真っ赤になった。
少し色気を分けてもらおうかな? いやいや宗吾さんが喜ぶだけか。
宗吾さんの頼みは、洋くんの白金のおばあさまに頼んで、英国式ピクニックバスケットを作ってもらえないかということだった。
洋くんは嬉しそうにおばあさまに電話をして、おばあさまも快諾して給仕つきでお届けすると。
寺庭でナイトピクニックだなんて、どんな風になるのかワクワクする。
和洋折衷。
「折衷」は二つ以上の事物や考え方などのそれぞれよい所を、適度に合わせて一つにすること。
僕たちはそれぞれ個性があって別人格だが、みんなの良い所を重ねれば、とびっきりの時間を生み出せる。
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