はるくんカー

こぐまじゅんこ

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はるくんカー

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はるくんは、冬の海にやってきました。
海は目の前に広がっています。
青くきれいな海。
はるくんは、海はどこまで続いているのか確かめたくなりました。
「そうだ!おじいちゃんに海の上を走る車を作ってもらおうっと!」
はるくんのおじいちゃんは、なんでも作れる天才博士なんです。
この前は、太陽まで行ける宇宙船 はるくん号 を作ってくれたんですよ。
おじいちゃんは、海の上を走る はるくんカー を、
あっという間に作ってくれました。

はるくんは、海に来ると、はるくんカーに乗ります。
エンジンをかけました。
ブルン ブルン
はるくんカーは、走り出しました。
海の上を、すいすい走ります。



「気持ちいい~」
くじらくんが、声をかけます。
「おや、はるくん。海の上をドライブかい?」
「うん。海の果てまで行きたいんだ!」
はるくんが言うと、
「海の果て? とんでもない!遠すぎて風邪ひいちゃうよ。そんなことより、ぼくといっしょに遊ぼうよ」
「そっか~。じゃあ、いっしょに遊ぼう」
はるくんとくじらくんは、どちらが速いか競争して遊びました。
おひさまが、にこにこわらっています。
冷たい風が吹き始めたので、はるくんとくじらくんは帰ることにしました。
「ふぅ~、楽しかった!また遊ぼうね」
はるくんは、くじらくんにバイバイすると、
はるくんカーを運転して帰りました。

冬の海は、静かに凪いでいます。

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