1 / 1
ふしぎなランドセル
しおりを挟む
けんくんは、小学1年生。
学校からかえっているとき、石につまずいてすってーん。
ころんでしまいました。
ひざから血がでています。
けんくんの目から大粒のなみだがこぼれおちます。
「だいじょうぶ?」
けんくんの背中で声がしました。ランドセルでした。
青いランドセルは、けんくんのお気に入り。
「あーん、あーん」
びっくりしたのといたいのとで、けんくんは、大きな声でなきだしました。
「ぼくにまかせて。へんしん!」
しゅぼっ
ランドセルのしたから、火がでました。
それから、ロケットみたいにとびだしました。
ひゅーん
けんくんは空をとんでおうちにかえりました。
ランドセルは背中でにっこりしています。
学校からかえっているとき、石につまずいてすってーん。
ころんでしまいました。
ひざから血がでています。
けんくんの目から大粒のなみだがこぼれおちます。
「だいじょうぶ?」
けんくんの背中で声がしました。ランドセルでした。
青いランドセルは、けんくんのお気に入り。
「あーん、あーん」
びっくりしたのといたいのとで、けんくんは、大きな声でなきだしました。
「ぼくにまかせて。へんしん!」
しゅぼっ
ランドセルのしたから、火がでました。
それから、ロケットみたいにとびだしました。
ひゅーん
けんくんは空をとんでおうちにかえりました。
ランドセルは背中でにっこりしています。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
生贄姫の末路 【完結】
松林ナオ
児童書・童話
水の豊かな国の王様と魔物は、はるか昔にある契約を交わしました。
それは、姫を生贄に捧げる代わりに国へ繁栄をもたらすというものです。
水の豊かな国には双子のお姫様がいます。
ひとりは金色の髪をもつ、活発で愛らしい金のお姫様。
もうひとりは銀色の髪をもつ、表情が乏しく物静かな銀のお姫様。
王様が生贄に選んだのは、銀のお姫様でした。
稀代の悪女は死してなお
朔雲みう (さくもみう)
児童書・童話
「めでたく、また首をはねられてしまったわ」
稀代の悪女は処刑されました。
しかし、彼女には思惑があるようで……?
悪女聖女物語、第2弾♪
タイトルには2通りの意味を込めましたが、他にもあるかも……?
※ イラストは、親友の朝美智晴さまに描いていただきました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる