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赤ちゃんとプッププップ
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赤ちゃんがうまれました。
おかあさんもおとうさんも、かわいくてたまりません。
ぷにぷにのうでをなでたり、ほっぺをつんつんしたり、寝顔をみては、にこにこしているのでした。
赤ちゃんの名前は、ふうかちゃん。
朝、おかあさんが、ごはんを食べたあと、ふうかちゃんのミルクの時間になりました。
「ふうかちゃん、ミルクのもうね」
おかあさんが、哺乳瓶をもって抱っこします。
ふうかちゃんは、小さなお口で乳首をくわえると、こくこく飲んでいきます。
あっという間に、ミルクを飲み終えて、ケロッとしているふうかちゃん。
「早いわね~」
おかあさんも、びっくり。
「さぁ、げっぷをださないと」
でも、ふうかちゃんは首をふって嫌がります。
「しょうがないわね~。じゃあ、げっぷはでないのね」
おかあさんは、ふうかちゃんをベッドに寝かせて洗濯物を干しに行きました。
ふうかちゃんは、すやすや眠っています。
おかあさんは、部屋のそうじやごはんのあとかたづけをしています。
そのとき、ふうかちゃんの泣き声が聞こえてきました。
おかあさんが、あわててベッドのふうかちゃんを抱き上げます。
「よしよし、どうしたの?」
おかあさんが、いくらあやしても、ふうかちゃんは泣きやみません。
「こまったわ~」
おかあさんが、
「ふぅ~」
と、ため息をついたとき、目の前に黄色いワンピースを着た小さな小さな女の子があらわれました。
「おならじゃなかったの? まちがってでてきちゃった」
女の子が言います。
「えっ、あなただれ?」
おかあさんは、びっくりしています。
「わたし、プッププップ。おならの妖精なの」
「おならの妖精?」
「そう! 赤ちゃん泣いてるの? げっぷでた?」
「そういえば、げっぷしてないわ」
「じゃあ、おならがたまってるのかも」
プッププップが、ふうかちゃんのおなかに手をあてます。
「おなら でろでろ」
プッププップが、ささやくと、
ぷ~
かわいいおならがでました。
ふうかちゃんも泣きやんで、けらけら笑いだしました。
プッププップは言います。
「ミルクを早く飲みすぎたり、げっぷがでなかったりすると、おなかにおならがたまっちゃうの。哺乳瓶をかえたり、足を自転車をこぐようにゆっくり動かすといいよ」
「そうなんだ~」
おかあさんは、ふうかちゃんのおなかをやさしくなでました。
「プッププップは、おならの先生だね」
おかあさんがふりむくと、プッププップは、
「じゃあね」
と手をふって窓の外に消えていきました。
おかあさんもおとうさんも、かわいくてたまりません。
ぷにぷにのうでをなでたり、ほっぺをつんつんしたり、寝顔をみては、にこにこしているのでした。
赤ちゃんの名前は、ふうかちゃん。
朝、おかあさんが、ごはんを食べたあと、ふうかちゃんのミルクの時間になりました。
「ふうかちゃん、ミルクのもうね」
おかあさんが、哺乳瓶をもって抱っこします。
ふうかちゃんは、小さなお口で乳首をくわえると、こくこく飲んでいきます。
あっという間に、ミルクを飲み終えて、ケロッとしているふうかちゃん。
「早いわね~」
おかあさんも、びっくり。
「さぁ、げっぷをださないと」
でも、ふうかちゃんは首をふって嫌がります。
「しょうがないわね~。じゃあ、げっぷはでないのね」
おかあさんは、ふうかちゃんをベッドに寝かせて洗濯物を干しに行きました。
ふうかちゃんは、すやすや眠っています。
おかあさんは、部屋のそうじやごはんのあとかたづけをしています。
そのとき、ふうかちゃんの泣き声が聞こえてきました。
おかあさんが、あわててベッドのふうかちゃんを抱き上げます。
「よしよし、どうしたの?」
おかあさんが、いくらあやしても、ふうかちゃんは泣きやみません。
「こまったわ~」
おかあさんが、
「ふぅ~」
と、ため息をついたとき、目の前に黄色いワンピースを着た小さな小さな女の子があらわれました。
「おならじゃなかったの? まちがってでてきちゃった」
女の子が言います。
「えっ、あなただれ?」
おかあさんは、びっくりしています。
「わたし、プッププップ。おならの妖精なの」
「おならの妖精?」
「そう! 赤ちゃん泣いてるの? げっぷでた?」
「そういえば、げっぷしてないわ」
「じゃあ、おならがたまってるのかも」
プッププップが、ふうかちゃんのおなかに手をあてます。
「おなら でろでろ」
プッププップが、ささやくと、
ぷ~
かわいいおならがでました。
ふうかちゃんも泣きやんで、けらけら笑いだしました。
プッププップは言います。
「ミルクを早く飲みすぎたり、げっぷがでなかったりすると、おなかにおならがたまっちゃうの。哺乳瓶をかえたり、足を自転車をこぐようにゆっくり動かすといいよ」
「そうなんだ~」
おかあさんは、ふうかちゃんのおなかをやさしくなでました。
「プッププップは、おならの先生だね」
おかあさんがふりむくと、プッププップは、
「じゃあね」
と手をふって窓の外に消えていきました。
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