357 / 1,649
第七章(試験後、レオンと娼館、アントンと呪いについて、リーフ暗殺計画)
(バルザーク)341 攻撃開始
しおりを挟む
(バルザーク)
魔法陣があったはずの宙を見上げポカンとしたままのプラム、そして俺、ルッツ、ルーナも武器を構えたまま目を見開き固まる。
ま、魔法陣は……?
そんな間抜けな疑問が浮かび上がるその前に、突如プラムの周辺に軽く30は軽く超える魔法陣が同時に展開された。
それを見て、限界まで開かれていた目が更に開き、視線の先では杖を強く握っていたプラムの手から力が抜けていくのが見えた。
魔法陣の同時展開は、特殊なスキルを用いない限りは魔法に長けた者で3つ、4つで天才、そして5つ展開できれば神と言われている。
それを30……いやそれ以上……?
────────人間ではない。
その場の全員がそう思った。
ガタガタ震え出すプラムの手から、杖がゆっくりと地面に向かって落ちていき────。
────カランッ……。
落下音が響いたその瞬間、出現している奴の魔法陣の1つから一本の光の矢が飛び出し、それがプラムの腹に深々と突き刺さった。
< 英雄の資質 >(????スキル)
< 光の断罪劇(???) >
全属性魔法を完全融合した攻撃系EX魔法スキル。
融合し新たな属性【 消滅 】属性を創り出したその魔法は光の矢のような形をしておりどのような手段を用いても防ぐことは不可能。
────ブシャっ……!!
プラムの口から勢いよく血が吹き出し、真っ赤な唇が更に赤く染まると……同時に地面にもジワジワと『赤』が広がっていく。
青ざめている俺達に向かい、プラムはガタガタと震えながら、コチラに向かってゆっくりと手を伸ばした。
「た……たす……け……。」
そんな囁く様な小さな声で呟いたが────直ぐにまた別の光の矢が、伸ばしかけた手に刺さると、その声は大きな悲鳴へと変わる。
そしてそれがまるで合図だったかのように、光る矢は次々とプラムの体に突き刺さっていったが、俺達はその衝撃的な光景をただ黙って見ている事しかできなかった。
「魔法はこんなものか……。」
何百という矢が突き刺さり、無惨な串刺し状態となってしまったプラムを見ても、化け物は、無表情、無感情でそう呟くだけで、ザッ!!と凄い勢いで血の気が引いていく。
こいつは本気どころか実力の一割ほども出してはいない!
それどころか魔法での『手加減』を学んでいるだけで、更にプラムのスキルを完全コピーした……?
もはや何一つ理解が追いつかず、目の前でピクピクと痙攣するプラムの命の火が消えていくのを黙って見ていると、ルッツが突如震えだす。
そして……。
「ふっ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁ────────!!!!!!」
ルッツは突然大声で怒鳴り、そのまま気が触れたかの様にその場で大地を踏み鳴らした。
「ふざけるなふざけるなふざけるなぁぁぁぁっ!!!!!!俺はSランク傭兵のルッツ様だぞっ!?
そんな俺様が、こんな薄気味悪りぃー化け物野郎に負けるわけはねぇだろうがっ!!────────ぶっ殺してやるっ!!」
ルッツが拳に力を込めると、ボボボボッ!!とその拳に黒い炎が集結する。
そしてそれに合わせて周りの地面や木々はバキバキと派手な音とともに砕け、一斉に宙を舞った。
< 獣闘士の資質 >(ユニーク固有スキル)
< 破邪の拳 >
火と水の反属性の魔力を合わせることで威力を爆発的に強くする超火力攻撃系スキル。
触れれば肉片も残らず弾け飛ぶ程の威力があり、更に避けても攻撃範囲が広いため基本前衛ならば避ける事は不可能である。
(発現条件)
一定以上の火、水の2つの属性を持つ事
一定以上のステータス値を持つ事
一定人数以上の人の命を拳に吸わせ、更に一定以上の相手の負の感情を発生させる事
一定以上の精神汚染を持っている事
ルッツは一瞬で化け物の前に飛び出すと、その拳を化け物に向かって振り下ろす。
「大人しく死んでろっ!!この根暗な化け物野郎ぉぉぉぉぉぉ────っ!!!」
そしてその拳は正面から化け物の顔面を捉え、バチィィィ────ンッ!!!という大きな打撃音と同時に、激しい爆風が周囲に吹き荒れる。
────やったかっ!!?
そんな期待を抱きながら俺は目を凝らすと、爆風が止んだ後、俺の視線の先には────ルッツの震えている背中が見えた。
ルッツはガタガタと震えながら、拳を化け物に突き出す形で固まっていて……額からは大量の汗が流れ落ち、目は限界まで開かれている。
何故かと理由を考えるまでもなく、その理由は判明した。
ルッツの最大火力スキルを纏った拳は、化け物の顔を正面から殴りつける様に突き出されているが……その拳はその顔に到達する事なく、なんと人差し指一本で軽く止められているのが見えたからだ。
必死に抑え込んでいた恐怖が完全に戻ってきたのを全身に感じ、全員でただただバカみたいに突っ立っていると、ルッツは歯をガタガタと震わせながら化け物に向かってボソッと呟いた。
「な……なんなんだよ……。
…………。
────────何なんだよっ何なんだよっ何なんだよっ!!!何なんだよっ!!お前はっ────────────!!!
俺は最高ランクのSランクでっ…………!!選ばれた人間でっ……!!
傭兵パーティーの頂点……【神の戯れ】のメンバーにもなって……それで……それで……。……それをっ…………!!
なんでそんな俺の世界を壊すんだよおぉぉぉ────────!!!」
ルッツは癇癪を起こした子供の様に怒鳴りながら、化け物にむかって連続パンチを繰り出したが────その全ては人差し指一本で軽く止められてしまい、ルッツの顔に絕望が広がる。
────その直後、化け物の指に小さな黒い炎が灯った。
そしてまるで赤子に触るような優しい動きでルッツの右肩に指を触れると、その右肩から体の半分が一瞬で吹き飛び、その勢いのまま残された左半身は遥か後方へと吹っ飛んで行ってしまったのだ。
「────────っ!!???」
絶句する私達の前で、吹っ飛んでいった左半身は後方に存在している木々をなぎ倒していき、やっと止まったのか……しばらくするとその破壊音はピタリと止まった。
< 英雄の資質 >(???スキル)
< 破邪の拳(???) >
全属性の反属性魔力を全て融合することで『 破壊 』属性を創り出す攻撃系EXスキル。
触れれば存在そのものを破壊し、それを防ぐことは不可能。
魔法陣があったはずの宙を見上げポカンとしたままのプラム、そして俺、ルッツ、ルーナも武器を構えたまま目を見開き固まる。
ま、魔法陣は……?
そんな間抜けな疑問が浮かび上がるその前に、突如プラムの周辺に軽く30は軽く超える魔法陣が同時に展開された。
それを見て、限界まで開かれていた目が更に開き、視線の先では杖を強く握っていたプラムの手から力が抜けていくのが見えた。
魔法陣の同時展開は、特殊なスキルを用いない限りは魔法に長けた者で3つ、4つで天才、そして5つ展開できれば神と言われている。
それを30……いやそれ以上……?
────────人間ではない。
その場の全員がそう思った。
ガタガタ震え出すプラムの手から、杖がゆっくりと地面に向かって落ちていき────。
────カランッ……。
落下音が響いたその瞬間、出現している奴の魔法陣の1つから一本の光の矢が飛び出し、それがプラムの腹に深々と突き刺さった。
< 英雄の資質 >(????スキル)
< 光の断罪劇(???) >
全属性魔法を完全融合した攻撃系EX魔法スキル。
融合し新たな属性【 消滅 】属性を創り出したその魔法は光の矢のような形をしておりどのような手段を用いても防ぐことは不可能。
────ブシャっ……!!
プラムの口から勢いよく血が吹き出し、真っ赤な唇が更に赤く染まると……同時に地面にもジワジワと『赤』が広がっていく。
青ざめている俺達に向かい、プラムはガタガタと震えながら、コチラに向かってゆっくりと手を伸ばした。
「た……たす……け……。」
そんな囁く様な小さな声で呟いたが────直ぐにまた別の光の矢が、伸ばしかけた手に刺さると、その声は大きな悲鳴へと変わる。
そしてそれがまるで合図だったかのように、光る矢は次々とプラムの体に突き刺さっていったが、俺達はその衝撃的な光景をただ黙って見ている事しかできなかった。
「魔法はこんなものか……。」
何百という矢が突き刺さり、無惨な串刺し状態となってしまったプラムを見ても、化け物は、無表情、無感情でそう呟くだけで、ザッ!!と凄い勢いで血の気が引いていく。
こいつは本気どころか実力の一割ほども出してはいない!
それどころか魔法での『手加減』を学んでいるだけで、更にプラムのスキルを完全コピーした……?
もはや何一つ理解が追いつかず、目の前でピクピクと痙攣するプラムの命の火が消えていくのを黙って見ていると、ルッツが突如震えだす。
そして……。
「ふっ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁぁぁ────────!!!!!!」
ルッツは突然大声で怒鳴り、そのまま気が触れたかの様にその場で大地を踏み鳴らした。
「ふざけるなふざけるなふざけるなぁぁぁぁっ!!!!!!俺はSランク傭兵のルッツ様だぞっ!?
そんな俺様が、こんな薄気味悪りぃー化け物野郎に負けるわけはねぇだろうがっ!!────────ぶっ殺してやるっ!!」
ルッツが拳に力を込めると、ボボボボッ!!とその拳に黒い炎が集結する。
そしてそれに合わせて周りの地面や木々はバキバキと派手な音とともに砕け、一斉に宙を舞った。
< 獣闘士の資質 >(ユニーク固有スキル)
< 破邪の拳 >
火と水の反属性の魔力を合わせることで威力を爆発的に強くする超火力攻撃系スキル。
触れれば肉片も残らず弾け飛ぶ程の威力があり、更に避けても攻撃範囲が広いため基本前衛ならば避ける事は不可能である。
(発現条件)
一定以上の火、水の2つの属性を持つ事
一定以上のステータス値を持つ事
一定人数以上の人の命を拳に吸わせ、更に一定以上の相手の負の感情を発生させる事
一定以上の精神汚染を持っている事
ルッツは一瞬で化け物の前に飛び出すと、その拳を化け物に向かって振り下ろす。
「大人しく死んでろっ!!この根暗な化け物野郎ぉぉぉぉぉぉ────っ!!!」
そしてその拳は正面から化け物の顔面を捉え、バチィィィ────ンッ!!!という大きな打撃音と同時に、激しい爆風が周囲に吹き荒れる。
────やったかっ!!?
そんな期待を抱きながら俺は目を凝らすと、爆風が止んだ後、俺の視線の先には────ルッツの震えている背中が見えた。
ルッツはガタガタと震えながら、拳を化け物に突き出す形で固まっていて……額からは大量の汗が流れ落ち、目は限界まで開かれている。
何故かと理由を考えるまでもなく、その理由は判明した。
ルッツの最大火力スキルを纏った拳は、化け物の顔を正面から殴りつける様に突き出されているが……その拳はその顔に到達する事なく、なんと人差し指一本で軽く止められているのが見えたからだ。
必死に抑え込んでいた恐怖が完全に戻ってきたのを全身に感じ、全員でただただバカみたいに突っ立っていると、ルッツは歯をガタガタと震わせながら化け物に向かってボソッと呟いた。
「な……なんなんだよ……。
…………。
────────何なんだよっ何なんだよっ何なんだよっ!!!何なんだよっ!!お前はっ────────────!!!
俺は最高ランクのSランクでっ…………!!選ばれた人間でっ……!!
傭兵パーティーの頂点……【神の戯れ】のメンバーにもなって……それで……それで……。……それをっ…………!!
なんでそんな俺の世界を壊すんだよおぉぉぉ────────!!!」
ルッツは癇癪を起こした子供の様に怒鳴りながら、化け物にむかって連続パンチを繰り出したが────その全ては人差し指一本で軽く止められてしまい、ルッツの顔に絕望が広がる。
────その直後、化け物の指に小さな黒い炎が灯った。
そしてまるで赤子に触るような優しい動きでルッツの右肩に指を触れると、その右肩から体の半分が一瞬で吹き飛び、その勢いのまま残された左半身は遥か後方へと吹っ飛んで行ってしまったのだ。
「────────っ!!???」
絶句する私達の前で、吹っ飛んでいった左半身は後方に存在している木々をなぎ倒していき、やっと止まったのか……しばらくするとその破壊音はピタリと止まった。
< 英雄の資質 >(???スキル)
< 破邪の拳(???) >
全属性の反属性魔力を全て融合することで『 破壊 』属性を創り出す攻撃系EXスキル。
触れれば存在そのものを破壊し、それを防ぐことは不可能。
81
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる
路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか?
いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ?
2025年10月に全面改稿を行ないました。
2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。
2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。
2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。
2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?
* ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。
悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう!
せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー?
ユィリと皆の動画をつくりました!
インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新
Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新
プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら!
名前が * ゆるゆ になりましたー!
中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー!
ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまい(笑)ネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください!
冤罪で堕とされた最強騎士、狂信的な男たちに包囲される
マンスーン
BL
王国最強の聖騎士団長から一転、冤罪で生存率0%の懲罰部隊へと叩き落とされたレオン。
泥にまみれてもなお気高く、圧倒的な強さを振るう彼に、狂った執着を抱く男たちが集結する。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
無能と呼ばれた婚約者は王を完成させる〜替え玉婚約者のはずが、強すぎる王太子に手放してもらえません〜
統子
BL
兄の身代わりとして王太子の婚約者になった伯爵家次男リュシー。
嘘の名を名乗ったはずが、冷静で誠実な王太子リオンは彼を「力の装置」としてではなく、対等な伴侶として扱おうとする。
本物になりたいと願う替え玉と、完成された王太子の静謐な王宮ロマンス。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる