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第四十三章
1362 白のレイティア騎士団
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( マリオン )
《 ギギギギギギギギギギィィィィィィッ────!!! 》
叫び終わったダーク・ツリー・フェイスは、一瞬で魔法の詠唱を終えると、上空に先ほどより巨大な魔法陣が浮かび上がり、剣の様な形をした氷の塊が一斉に俺達へと降り注いだ。
全部を守り切るのは、難しいか……!!
直ぐに広範囲に結界を張ろうと動く父様に合わせて、ゼロを動かそうとした、その時────……。
「 ヤレヤレ……野蛮な獣集団と戦う日が来るとは……。
まぁ、親愛なる人族のため、そして我らが女王の命ならば致し方ありませんね。 」
心底嫌そうな声が聞こえたのと同時に、俺達の真上に炎の防御結界が張られ、氷の塊は全て消え去った。
「 あ……あの旗は……!! 」
「 う、嘘だろう!?
ジェンス騎士団に続き……? 」
父様の作ったフィールドを、まるで普通の扉を開けるかの様に、あっさり通って入ってきたのは、総勢100は超える白銀の鎧を着た集団だ。
ピンッとした特徴ある長い耳。
恐ろしく濃厚で、それなのに澄んでいる魔力の質は、俺達人族の到底たどり着けない魔法の頂点にいる者たちの証。
その掲げられている大きな白い旗には、イシュルの大樹をイメージしたとされる白銀の大樹と背後には太陽の様なモノが描かれている。
エルフ族の国< レイティア王国 >が誇る最高戦力。
偉大なるイシュル神と、女王コレットに忠誠を誓いし魔法特化のエキスパート集団。
白銀の【 レイティア騎士団 】
「 ジェンス騎士団に引き続き、レイティア騎士団もだと……?
そんな馬鹿な……っ! 」
流石に開いた口が塞がらず、ポカンとする俺達に人族だったが、レイティア騎士団が開けたフィールドの向こう側で、「 お~い!入口もっと開けてくれよ! 」という声が聞こえる。
「 おっと……これは大変失礼いたしました。 」
レイティア騎士団の団員達は、直ぐに通ってきたフィールドの穴を自分たちの独自の魔法技術により開け始め、穴が巨大化すると……?
ガラガラガラガラっ────!!!!
車輪の回る大きな音を立てて、ヌッ!!と巨大でかつ複雑な作りををしている大量の大型魔道具兵器達が姿を現す。
そして、それを操作しながら一斉に入ってきたのは、またしても総勢100は超える灰色の鎧をまとった集団であった。
成人前の子供くらいの身長に、しかし顔つきと目つきの鋭さから見た目通りの年齢でない事は分かる。
更に運び込まれた大型魔道具は、人族の作る魔道具の技術とは異なるモノで、俺も父様、母様、そしてレイブン兄様の目が全員光る程の素晴らしい出来だ。
全員の手には見たこともないような精巧な作りの銃などの武器が握られている。
《 グ……ギギギギギギギギギ────!!! 》
< ダーク・ツリー・フェイス >は、怒りの形相そのままに、先程の何倍もの種子爆弾を打ち上げ、空を真っ黒に染める。
「 ────っ!!凄い量だ!!!
流石にこれは全部纏めらんないよ!! 」
空に浮かんでいる【 レジェンド 】のメンバーの一人がそう叫ぶと、灰色の鎧を着た者達は不敵に笑った。
「 一斉射撃開始!────撃て!!!! 」
灰色の鎧を着た一人の戦闘員が叫ぶと、そのまま銃や大型魔道具兵器によってあっという間に全ての種子爆弾は撃ち落とされてしまう。
《 こ……この量を一瞬で……? 》
《 この射撃や魔道具兵器の出来からも、疑いようがない。
彼らは────……。 》
灰色の【 ガンドレイド騎士団 】
唖然としながら呟く母様に、父様がその正体を明かす。
後ろの方で風に揺れる灰色の旗には、その存在を示す放射線状に並んだ剣や銃が描かれていた。
ドワーフの国ガンドレイド王国にて、特に若い層によってどんどん頭角を現してきた【 ガンドレイド騎士団 】
古きを大事にする先時代と、アルバード王国や他の国の様な戦う力を望む若い世代を生きる2つの時代の象徴、『 灰色 』をモチーフにした鎧と旗。
彼らは独自の器用さを生かした多彩な攻撃と、更に今までのモノ作りの知識と技術をふんだんに使い戦う。
画期的な魔道具兵器の開発、使用。
更に器用さが要求される射撃の腕は、他の種族には真似することができないくらいの精度と正確さを誇る。
この実力を持って、ドロティア帝国の同盟国< ガリウス帝国 >の進軍を今までことごとく防いできた実績もある、ガンドレイド王国の最高戦力だ。
「 ガンドレイド騎士団の射撃は世界一だ。
武器を使う事に関しちゃ、どの種族にも負けないぜ? 」
二丁の長銃を構えたドワーフ族の騎士団が、ニヤっと笑うと、< ダーク・ツリー・フェイス >が目を真っ赤にして怒り狂っている姿が見えた。
《 ギギギギギギギギギギィィィィィィッ────!!! 》
叫び終わったダーク・ツリー・フェイスは、一瞬で魔法の詠唱を終えると、上空に先ほどより巨大な魔法陣が浮かび上がり、剣の様な形をした氷の塊が一斉に俺達へと降り注いだ。
全部を守り切るのは、難しいか……!!
直ぐに広範囲に結界を張ろうと動く父様に合わせて、ゼロを動かそうとした、その時────……。
「 ヤレヤレ……野蛮な獣集団と戦う日が来るとは……。
まぁ、親愛なる人族のため、そして我らが女王の命ならば致し方ありませんね。 」
心底嫌そうな声が聞こえたのと同時に、俺達の真上に炎の防御結界が張られ、氷の塊は全て消え去った。
「 あ……あの旗は……!! 」
「 う、嘘だろう!?
ジェンス騎士団に続き……? 」
父様の作ったフィールドを、まるで普通の扉を開けるかの様に、あっさり通って入ってきたのは、総勢100は超える白銀の鎧を着た集団だ。
ピンッとした特徴ある長い耳。
恐ろしく濃厚で、それなのに澄んでいる魔力の質は、俺達人族の到底たどり着けない魔法の頂点にいる者たちの証。
その掲げられている大きな白い旗には、イシュルの大樹をイメージしたとされる白銀の大樹と背後には太陽の様なモノが描かれている。
エルフ族の国< レイティア王国 >が誇る最高戦力。
偉大なるイシュル神と、女王コレットに忠誠を誓いし魔法特化のエキスパート集団。
白銀の【 レイティア騎士団 】
「 ジェンス騎士団に引き続き、レイティア騎士団もだと……?
そんな馬鹿な……っ! 」
流石に開いた口が塞がらず、ポカンとする俺達に人族だったが、レイティア騎士団が開けたフィールドの向こう側で、「 お~い!入口もっと開けてくれよ! 」という声が聞こえる。
「 おっと……これは大変失礼いたしました。 」
レイティア騎士団の団員達は、直ぐに通ってきたフィールドの穴を自分たちの独自の魔法技術により開け始め、穴が巨大化すると……?
ガラガラガラガラっ────!!!!
車輪の回る大きな音を立てて、ヌッ!!と巨大でかつ複雑な作りををしている大量の大型魔道具兵器達が姿を現す。
そして、それを操作しながら一斉に入ってきたのは、またしても総勢100は超える灰色の鎧をまとった集団であった。
成人前の子供くらいの身長に、しかし顔つきと目つきの鋭さから見た目通りの年齢でない事は分かる。
更に運び込まれた大型魔道具は、人族の作る魔道具の技術とは異なるモノで、俺も父様、母様、そしてレイブン兄様の目が全員光る程の素晴らしい出来だ。
全員の手には見たこともないような精巧な作りの銃などの武器が握られている。
《 グ……ギギギギギギギギギ────!!! 》
< ダーク・ツリー・フェイス >は、怒りの形相そのままに、先程の何倍もの種子爆弾を打ち上げ、空を真っ黒に染める。
「 ────っ!!凄い量だ!!!
流石にこれは全部纏めらんないよ!! 」
空に浮かんでいる【 レジェンド 】のメンバーの一人がそう叫ぶと、灰色の鎧を着た者達は不敵に笑った。
「 一斉射撃開始!────撃て!!!! 」
灰色の鎧を着た一人の戦闘員が叫ぶと、そのまま銃や大型魔道具兵器によってあっという間に全ての種子爆弾は撃ち落とされてしまう。
《 こ……この量を一瞬で……? 》
《 この射撃や魔道具兵器の出来からも、疑いようがない。
彼らは────……。 》
灰色の【 ガンドレイド騎士団 】
唖然としながら呟く母様に、父様がその正体を明かす。
後ろの方で風に揺れる灰色の旗には、その存在を示す放射線状に並んだ剣や銃が描かれていた。
ドワーフの国ガンドレイド王国にて、特に若い層によってどんどん頭角を現してきた【 ガンドレイド騎士団 】
古きを大事にする先時代と、アルバード王国や他の国の様な戦う力を望む若い世代を生きる2つの時代の象徴、『 灰色 』をモチーフにした鎧と旗。
彼らは独自の器用さを生かした多彩な攻撃と、更に今までのモノ作りの知識と技術をふんだんに使い戦う。
画期的な魔道具兵器の開発、使用。
更に器用さが要求される射撃の腕は、他の種族には真似することができないくらいの精度と正確さを誇る。
この実力を持って、ドロティア帝国の同盟国< ガリウス帝国 >の進軍を今までことごとく防いできた実績もある、ガンドレイド王国の最高戦力だ。
「 ガンドレイド騎士団の射撃は世界一だ。
武器を使う事に関しちゃ、どの種族にも負けないぜ? 」
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