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第五章【入学院テスト編】
125 ムカつく〜
(ルーク)
セレンは今まで孤児院にて、『一応お姉さんだし……。』と思っていたのか、色々と自制していた様だが、俺の屋敷に住み込むようになった途端、それが解き放たれていった。
それはそれは見ていて清々しい程に、盗賊や屋敷に忍び込んできた盗人?らしき人物達を叩きのめすセレン嬢。
その意気揚々と戦う姿から今まで死ぬほど我慢してきたのは分かるし、別に好きにすればいいと思うが……まだ手加減が下手くそで、ちょっと不味いなと思う場面が多々あった。
そんなセレンを、いつもグッドなタイミングで蹴り飛ばして止めてくれるのがアッシュだ。
そこまではまぁ、良し。だが問題はここから。
当然その後、二人は喧嘩をし始め周囲の森に被害が出るので、今度は俺が二人を絞め落とすのだが、アッシュいわくそれ自体が納得できないのだそうだ。
『アイツが暴走したから止めてあげた。俺は応戦しただけ。俺は悪くない。』
そういってブー垂れるアッシュは、『お兄ちゃんでしょ!』と言われた子供の様で、それはそれは尾を引いて不機嫌を出してくる。
……こっちもこっちで大変なんだけど?
ムスッ!と不機嫌全開なアッシュを、つい見てしまったのは仕方がないと思って欲しい。
そうしている間にも、セレンは魔力を集中させた手を前へ。
その瞬間その手の先に魔法陣が出現し────そこから大砲の様な水の魔法が放たれた。
「────おおお!!」
「あの魔法陣は……初級の水魔法!?」
セレンの放った魔法は、魔法の初歩中の初歩の水魔法で、本来は子供の水鉄砲くらいの威力のもの。
しかしとてもそうは見えない巨大大砲の様な水の属性魔法は、的に直撃し水蒸気爆発の様なモノを起こす。
なんと石板に表示された点数は────99点!!本日の最高得点に、周りはワッ!と歓声を上げた。
「き、九十……九点……?」
「う、嘘だろう……?あの少女は一体……。貴族ではなさそうだぞ?」
「あり得ないわ……初級魔法でアレ……?」
これには試験官や他の受験生達も驚いたのか、目玉がポーン!と飛び出すくらい目を見開いている。
チラっと周囲を見渡せば、ライアーとスティーブも同じ様に驚いているし、エヴァ様もあのクールな目を大きく開いて見ていた。
チックンチックン嫌味王子様のオーティス様も、余裕そうに腕を組んでいたのに、それが外れそうになっていたので、気分はとても晴れやかだ。
「よ~し!いいぞ!セレン!」
俺がリングの上にいるセレンに向かって叫ぶと、セレンはパァ~!と嬉しそうにしながら片手を上げた。
「私は、グリード家ルーク様の護衛、セレン!ルーク様を害する者達には容赦しない。覚えておくんだな!」
堂々たる脅し……いや、宣言に、周りは汗を掻いて黙った────が、その目には『え~?さっきの無能男の護衛?嘘でしょ~?』というのがありありと浮かんでいる!
俺、強いよ?ホントホント!
情けない三下の悪役の様なセリフを心の中で叫んでいると、俺のグイッ!と押しのける様に前に出たのはアッシュだ。
「……ムカつく。」
ボソッと呟くアッシュからは静かなる怒りと闘志がみなぎる。
負けん気の強さはセレン以上のアッシュ君の心に、火がついた様だ。
「……セ、セレン……きっ、99点……。では次────!アッシュ!」
「じゃあ、今度は俺の番ね。……そろそろあのイノシシ女に立場ってもんを教えないとね。
イノシシは討伐して串焼きくらいにしてやらないと、自分の無能さってわからないみたいだからさ。」
「はぁ?串焼きって……。」
塩焼きが俺のオススメ!
街の復興と共に沢山の屋台ができた中、俺のお気に入りのお店はイノシシ肉の串焼き屋!
肉の旨味を最高に出しつつ、塩気とレモンのタレがアクセント……な、値段もリーズナブルな料理だ。
アッシュもセレンもこれが好きで、よく三人で食べては舌鼓を打っている。
「……そういや、お腹へったよな。」
ググ~ッと鳴っている腹を抑えながらそう言うと、アッシュは口端を上げて笑い、セレンと入れ替わりでリングの上に上がった。
すると、周囲から上がるのは『きゃぁぁぁ~♡』という黄色い悲鳴で、それを聞いたセレンが苦虫を噛み締めた様な顔をする。
「見てくれだけのシャボン玉男め。」
「シャボン玉男……。」
一応攻略対象様なのだが、セレンはときめくことはないらしい。
ジッとセレンを見つめながら、恋愛的感情皆無な愛弟子が少し心配になったり……。
「アッシュはあれで、中々いい男だと思うぞ?セレンはどんなタイプの男がいいと思うんだ?」
俺が周りに沢山いる多種多様な男性受験者達に向かって手を差し出すと、セレンはビビッ!と体を震わせ、顔を赤らめた。
「い、今は強くなる事が第一優先なので!それ以外、な、何も……。」
「そうか。セレンは真面目だな。」
ちょいちょいと乱れている前髪を弄るセレンを見て、少しだけ異性の目が気になってはいる?様な、ないような……。
まぁ、恋愛のペースなんてもんは人それぞれだし?
例えるならセレンはバリバリの少年漫画の主人公みたいな感じだし……なら無理やり少女漫画の主人公にするべきじゃないか。
俺が軽く背中を叩くと、またセレンはビビビ!!と体を震わせていたが、アッシュから漂い始めたゾクッとした魔力反応に、直ぐに険しい顔で汗を掻いた。
周りを見れば、他の受験生達や試験官達もそれを感じた様で、あからさまに青ざめて汗を掻いている。
「な……なにコレ……?」
「こんな魔力反応初めて……。」
「何も感じないのに変な感じ……?いや、でも……。」
ざわざわし始める周囲を見て、リング上で立っているアッシュへ目を向けた。
アッシュの魔力反応は異常な程静かだが、それが人に恐怖を与える。
要は、ボウボウと激しく燃え盛る火の海の中なのに、ひんやりと涼しい……そんな感じで、人にチグハグなイメージを与えるのだ。
攻略対象の中でもずば抜けて戦闘能力高いキャラだったしな~。
アッシュはいわゆるシークレットキャラに該当する、難易度最強キャラでもある。
だからこそのこのチート仕様なんだろうけど……。
俺は同じく攻略対象であるオーティス王子様へ視線を向けた。
セレンは今まで孤児院にて、『一応お姉さんだし……。』と思っていたのか、色々と自制していた様だが、俺の屋敷に住み込むようになった途端、それが解き放たれていった。
それはそれは見ていて清々しい程に、盗賊や屋敷に忍び込んできた盗人?らしき人物達を叩きのめすセレン嬢。
その意気揚々と戦う姿から今まで死ぬほど我慢してきたのは分かるし、別に好きにすればいいと思うが……まだ手加減が下手くそで、ちょっと不味いなと思う場面が多々あった。
そんなセレンを、いつもグッドなタイミングで蹴り飛ばして止めてくれるのがアッシュだ。
そこまではまぁ、良し。だが問題はここから。
当然その後、二人は喧嘩をし始め周囲の森に被害が出るので、今度は俺が二人を絞め落とすのだが、アッシュいわくそれ自体が納得できないのだそうだ。
『アイツが暴走したから止めてあげた。俺は応戦しただけ。俺は悪くない。』
そういってブー垂れるアッシュは、『お兄ちゃんでしょ!』と言われた子供の様で、それはそれは尾を引いて不機嫌を出してくる。
……こっちもこっちで大変なんだけど?
ムスッ!と不機嫌全開なアッシュを、つい見てしまったのは仕方がないと思って欲しい。
そうしている間にも、セレンは魔力を集中させた手を前へ。
その瞬間その手の先に魔法陣が出現し────そこから大砲の様な水の魔法が放たれた。
「────おおお!!」
「あの魔法陣は……初級の水魔法!?」
セレンの放った魔法は、魔法の初歩中の初歩の水魔法で、本来は子供の水鉄砲くらいの威力のもの。
しかしとてもそうは見えない巨大大砲の様な水の属性魔法は、的に直撃し水蒸気爆発の様なモノを起こす。
なんと石板に表示された点数は────99点!!本日の最高得点に、周りはワッ!と歓声を上げた。
「き、九十……九点……?」
「う、嘘だろう……?あの少女は一体……。貴族ではなさそうだぞ?」
「あり得ないわ……初級魔法でアレ……?」
これには試験官や他の受験生達も驚いたのか、目玉がポーン!と飛び出すくらい目を見開いている。
チラっと周囲を見渡せば、ライアーとスティーブも同じ様に驚いているし、エヴァ様もあのクールな目を大きく開いて見ていた。
チックンチックン嫌味王子様のオーティス様も、余裕そうに腕を組んでいたのに、それが外れそうになっていたので、気分はとても晴れやかだ。
「よ~し!いいぞ!セレン!」
俺がリングの上にいるセレンに向かって叫ぶと、セレンはパァ~!と嬉しそうにしながら片手を上げた。
「私は、グリード家ルーク様の護衛、セレン!ルーク様を害する者達には容赦しない。覚えておくんだな!」
堂々たる脅し……いや、宣言に、周りは汗を掻いて黙った────が、その目には『え~?さっきの無能男の護衛?嘘でしょ~?』というのがありありと浮かんでいる!
俺、強いよ?ホントホント!
情けない三下の悪役の様なセリフを心の中で叫んでいると、俺のグイッ!と押しのける様に前に出たのはアッシュだ。
「……ムカつく。」
ボソッと呟くアッシュからは静かなる怒りと闘志がみなぎる。
負けん気の強さはセレン以上のアッシュ君の心に、火がついた様だ。
「……セ、セレン……きっ、99点……。では次────!アッシュ!」
「じゃあ、今度は俺の番ね。……そろそろあのイノシシ女に立場ってもんを教えないとね。
イノシシは討伐して串焼きくらいにしてやらないと、自分の無能さってわからないみたいだからさ。」
「はぁ?串焼きって……。」
塩焼きが俺のオススメ!
街の復興と共に沢山の屋台ができた中、俺のお気に入りのお店はイノシシ肉の串焼き屋!
肉の旨味を最高に出しつつ、塩気とレモンのタレがアクセント……な、値段もリーズナブルな料理だ。
アッシュもセレンもこれが好きで、よく三人で食べては舌鼓を打っている。
「……そういや、お腹へったよな。」
ググ~ッと鳴っている腹を抑えながらそう言うと、アッシュは口端を上げて笑い、セレンと入れ替わりでリングの上に上がった。
すると、周囲から上がるのは『きゃぁぁぁ~♡』という黄色い悲鳴で、それを聞いたセレンが苦虫を噛み締めた様な顔をする。
「見てくれだけのシャボン玉男め。」
「シャボン玉男……。」
一応攻略対象様なのだが、セレンはときめくことはないらしい。
ジッとセレンを見つめながら、恋愛的感情皆無な愛弟子が少し心配になったり……。
「アッシュはあれで、中々いい男だと思うぞ?セレンはどんなタイプの男がいいと思うんだ?」
俺が周りに沢山いる多種多様な男性受験者達に向かって手を差し出すと、セレンはビビッ!と体を震わせ、顔を赤らめた。
「い、今は強くなる事が第一優先なので!それ以外、な、何も……。」
「そうか。セレンは真面目だな。」
ちょいちょいと乱れている前髪を弄るセレンを見て、少しだけ異性の目が気になってはいる?様な、ないような……。
まぁ、恋愛のペースなんてもんは人それぞれだし?
例えるならセレンはバリバリの少年漫画の主人公みたいな感じだし……なら無理やり少女漫画の主人公にするべきじゃないか。
俺が軽く背中を叩くと、またセレンはビビビ!!と体を震わせていたが、アッシュから漂い始めたゾクッとした魔力反応に、直ぐに険しい顔で汗を掻いた。
周りを見れば、他の受験生達や試験官達もそれを感じた様で、あからさまに青ざめて汗を掻いている。
「な……なにコレ……?」
「こんな魔力反応初めて……。」
「何も感じないのに変な感じ……?いや、でも……。」
ざわざわし始める周囲を見て、リング上で立っているアッシュへ目を向けた。
アッシュの魔力反応は異常な程静かだが、それが人に恐怖を与える。
要は、ボウボウと激しく燃え盛る火の海の中なのに、ひんやりと涼しい……そんな感じで、人にチグハグなイメージを与えるのだ。
攻略対象の中でもずば抜けて戦闘能力高いキャラだったしな~。
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