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「はい、よろしくお願い致しますわぁ」
涼珩には、元よりこの社交場にも、出会いを求めて参加したのだと告げられます。
決して運命的な出会いではありませんでしたが、条件のいい結婚を求めて出会いを探すというのはどこから見ても正当なことだと、連花は自分を納得させます。
(第一夫人がいるっていうのはちょっとアレだけどぉ……これだけ姑に嫌われてるんだから、大した女じゃないんでしょぉ……?)
社交場での歓談が終わった後……
この縁を逃す手はない、と連花は両親を説得し......両親の方も、第二夫人とは言え持参金もなく快く迎え入れてくれるという凌家の存在に安心したのか、話はとんとん拍子に進みました。
夫人は、連花が今持ちうるものだけで十分だと言ってくれましたから。
嫁いでから、その潤沢な資金の一部は第一夫人がもたらしたものだと知りましたが......
そうだとしても、今はもう凌家の富に換算すべき財産です。
それに、第一夫人の蘭珠は凌夫人に始まり使用人たちにも冷遇ばかりされていて、自分の身の脅威になろうとはとても思えない扱いを受けていました。
だから連花としても、存分に馬鹿にしてあげることにしたのです。
そういう振る舞いをすると、凌夫人が殊更に喜ぶということもありましたが……第一夫人という肩書より、自分のほうが優位だと、周囲に知らしめるにはそれが簡単な手のように思えたからでした。
連花は己の身に与えられた幸運に浸っていました。
……夫になった涼珩と、初めての夜を迎えるまでは。
涼珩には、元よりこの社交場にも、出会いを求めて参加したのだと告げられます。
決して運命的な出会いではありませんでしたが、条件のいい結婚を求めて出会いを探すというのはどこから見ても正当なことだと、連花は自分を納得させます。
(第一夫人がいるっていうのはちょっとアレだけどぉ……これだけ姑に嫌われてるんだから、大した女じゃないんでしょぉ……?)
社交場での歓談が終わった後……
この縁を逃す手はない、と連花は両親を説得し......両親の方も、第二夫人とは言え持参金もなく快く迎え入れてくれるという凌家の存在に安心したのか、話はとんとん拍子に進みました。
夫人は、連花が今持ちうるものだけで十分だと言ってくれましたから。
嫁いでから、その潤沢な資金の一部は第一夫人がもたらしたものだと知りましたが......
そうだとしても、今はもう凌家の富に換算すべき財産です。
それに、第一夫人の蘭珠は凌夫人に始まり使用人たちにも冷遇ばかりされていて、自分の身の脅威になろうとはとても思えない扱いを受けていました。
だから連花としても、存分に馬鹿にしてあげることにしたのです。
そういう振る舞いをすると、凌夫人が殊更に喜ぶということもありましたが……第一夫人という肩書より、自分のほうが優位だと、周囲に知らしめるにはそれが簡単な手のように思えたからでした。
連花は己の身に与えられた幸運に浸っていました。
……夫になった涼珩と、初めての夜を迎えるまでは。
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