58 / 78
第四章 せめぎ合う光と闇
第五十八話 応酬
ウィオラの攻撃に逃げ惑う紗英達をちらと見た後、フラウ厶は自分の前に立つ左京と右京をまじまじと眺めた。
黒いフードを完全に外すと、黒装束に身を包んだ、完璧な容姿を持つ美少年が現れる。
彼は長いまつ毛を瞬かせ、目をパチクリさせていた。
その様は無垢な赤子のようだ。
「くくく……では、こちらも始めましょうか。……おや? あなた達は初めて見る顔ですね。ボクはフラウ厶。以後お見知りおきを」
フラウ厶はにこりと微笑み、ぺこりとお辞儀をした。
燃えるように輝く赤銅色の髪。
ルチル・クォーツの瞳。
大理石のように白い肌。
天使のように愛くるしい笑顔。
何もしないで佇むだけならば、誰もが彼を天使と勘違いするに違いない。唇から覗く発達した犬歯でその本性をまざまざと思い知らされる。
季節は真夏の筈なのに背中がひやりとした。
「なあ右京。随分可愛らしい坊やだが、あいつマジで吸血鬼なんだよな!? 一見弱そうに見える奴程一番ヤバイ奴って言うよな!?」
「それ以前の問題じゃないか? 彼は人間じゃない点で俺達より間違いなく強いに決まってるさ。見かけはああだが俺達より二百歳以上も年上なんだぞ」
「先輩達から聞くところによると、“金色の雷には気を付けろ”だったっけ。魂剥かれちゃうんだったよな。刺されるとやべぇよ」
「そうだったな……て、俺達こんなのんきな話しをしている場合じゃないよな」
左京と右京が二人でひそひそ話し合っていると、どこか楽しそうな声が聞こえてきた。声がした方向に顔を向けると、美少年がにこにこ笑顔のままでちょこんと立っている。
「お二人共、二人だけのおしゃべりはここまでにしましょう。ボクも混ぜて下さいね?」
水のように透き通った瞳の奥に見え隠れする金鉱石がキラリと光った。
突然大気を真っ二つに引き裂くような激しい振動が鳴り響く。
すると、金色の光が二人目がけて落ちてきた。
それは竿を継ぎ足すようにジグザグと鋭く突っ走ってくる。
二人は顔を見合わせて「げ!」と同時に声を上げた。
「なんだありゃあ!!」
「ひょっとして……例の雷か……!?」
「やべぇえっ!!」
速すぎて逃げ切れるか自信がなかったが、二人共何とか避けようと思いっきり横に跳んだ。
すると、左京の右手に持つ雷光剣が青色に輝き、落ちてきた光を跳ね返す。
衝撃が身体全体にびりびりと伝わってくる。
その痛みで剣をつい落としそうになったが、そうならぬよう彼は必死に堪えた。
バチバチバチッッッ!!
「うわわわっ!」
「左京っ!!」
弾き出された雷はそのまま床へと激突し、大理石のようなタイルの砕け散る衝撃音が周囲に鳴り響く。
「ひええええっ!!」
二人はその場に伏せた。
そんな彼等を守るかのように青色と緑色の光がそれぞれをふんわりと包み込む。
飛んできたタイルの破片は彼等にかすり傷一つ負わせることなく、明後日の方向へと飛んでいった。
その様子をまじまじと見ていたフラウ厶は目をぱちくりとさせたが、動揺した様子は全く見せなかった。
「へえ。今回は面白いものを持っている人間が相手というわけですか。それじゃあボクも“金刃雷”以外の力を使いますね」
(やめろ! 何故その発想になる!? )
二人は心の中で叫んだが、声には出さなかった。
赤銅色の髪を持つ少年は指先を左京と右京に向け、呪文を唱え始めた。すると、彼の足元からゆらゆらと陽炎のようなものが見える。
「今度は何だ!?」
「良く分からんが、あいつが曲がって見えるぞ」
フラウ厶が得意とする“歪曲術”だ。
空間ですらぐにゃりと曲がって見える為、一点を見ようとすると感覚がおかしくなる。
二人とも真っ直ぐに立とうとしたが、目まいがして崩れ落ちるようにへなへなと座り込んだ。
「くっそ……立てねぇ……!!」
「俺達の三半規管をイカれさせてないかあいつ……!?」
二人が思うように動けない様子を見たフラウ厶はニヤリと三日月型に唇を歪めた。
「おや。もう降参ですか?」
「まだまだぁ!!」
「そうでしょうね。そうこなくては……!」
「何か楽しんでないかお前……!?」
「ボクはただ弱いだけのものをいたぶるのは嫌いなんですよ。それなりの気骨と気概がなければ戦い甲斐がないですからねぇ」
フラウ厶は見かけ以上に好戦家であることが分かった。
それと同時に自分達の置かれている状況もあまり良くないことも思い知らされる。
今の状態では身動きが取れず、逃げることすら出来ない。
芍薬水晶の力がもし負けてしまえば、きっと二人共命はないだろう。
(何とかしてこれが使えないだろうか……)
右京はフラウ厶を睨みつけつつ、ビー玉を掴んだ右手に力を込めていた。
※※※
「ウィオラもフラウ厶も軌道に乗っているようじゃねぇか。こちらも始めるかぁ!?」
手のひらを水平にして額にあてる仕草をしていたロセウスは無精ひげの生えた顎をぼりぼりとかいている。
それから指をボキボキ鳴らし始めた。
前腕にくっきりと浮き出ているのは血管だ。
それは筋肉の動きにあわせてぴくぴくと弾むように動いている。
「純?」
織田がロセウスの前に立って優美を背に庇った。
それを見た彼女は目を瞬かせ、首を傾げる。
「彼は俺が主に相手する」
「え……ちょ、ちょっと。純だけに押し付けるのは嫌よ。あたしだって役に立ちたいの!」
織田は小柄な優美の両肩に両方の手のひらを置くと、彼女は口の動きを一瞬止めた。
凛々しい顔立ちに収まっているその瞳が丸い瞳を見つめている。
彼の瞳はどこか祈るような気迫があった。
眼力に押されて優美はつばをごくりと飲み込んだ。
「君には少し下がった位置で全体を見て欲しい。奴は明らかに肉体を武器とする格闘家タイプだ。恐らく武器は持たない筈。俺は奴と接近戦となるだろう。だからこそ、俺には見えない部分を補って欲しいんだ」
織田の言わんとすることを理解した優美は二つ返事で快諾した。目をキラキラ輝かせている。
「……そういうことか。分かった。あたしは純がヤバそうな時にカバーすれば良いわけね!」
鉄扇をバットのように振り回す仕草をすると、織田の表情が若干和らいだ。
「おーい。二人でいちゃいちゃするのはそこまでにして、こちらの相手してくれ。寂しいじゃねぇか」
どこか誂うような、どこかのんきそうな声が耳に入って来た為、優美はその声がする方へと振り返った。
「あんた……ひょっとして寂しがり屋なの?」
「吸血鬼だって心はある。寂しがって何が悪い?」
「別に悪くはないけど超キモいだけ」
「優美……それは言い過ぎ……!」
二人の間で織田が顔色を赤くしたり青くしたり忙しくしている。
それに対し優美はずばずばと言葉の刃で応戦していた。本気なのかわざとなのか分からない。
「あんた、幾ら相手して欲しいからってあたしの彼氏殺したらぶっ殺すわよ!?」
「だぁーっはっはっはっ!! お前あの小娘と違ったタイプだが面白い奴だな。俺は気の強い娘が好きなんだ。気に入った! そんな奴捨てて俺に乗り換えても良いんだぞ!?」
「だぁれがあんたなんかと!」
「まあまあ……二人共落ち着いて」
ロセウスは仲裁に入る織田をちらとみると、フンと鼻息を鳴らした。右手の人差し指で顎をひと撫でする。
「おっと。本題からズレたな。おしゃべりは一旦止めだ。どこからでもかかってこい」
ロセウスは挑発するかのように中指を立てた。
黒いフードを完全に外すと、黒装束に身を包んだ、完璧な容姿を持つ美少年が現れる。
彼は長いまつ毛を瞬かせ、目をパチクリさせていた。
その様は無垢な赤子のようだ。
「くくく……では、こちらも始めましょうか。……おや? あなた達は初めて見る顔ですね。ボクはフラウ厶。以後お見知りおきを」
フラウ厶はにこりと微笑み、ぺこりとお辞儀をした。
燃えるように輝く赤銅色の髪。
ルチル・クォーツの瞳。
大理石のように白い肌。
天使のように愛くるしい笑顔。
何もしないで佇むだけならば、誰もが彼を天使と勘違いするに違いない。唇から覗く発達した犬歯でその本性をまざまざと思い知らされる。
季節は真夏の筈なのに背中がひやりとした。
「なあ右京。随分可愛らしい坊やだが、あいつマジで吸血鬼なんだよな!? 一見弱そうに見える奴程一番ヤバイ奴って言うよな!?」
「それ以前の問題じゃないか? 彼は人間じゃない点で俺達より間違いなく強いに決まってるさ。見かけはああだが俺達より二百歳以上も年上なんだぞ」
「先輩達から聞くところによると、“金色の雷には気を付けろ”だったっけ。魂剥かれちゃうんだったよな。刺されるとやべぇよ」
「そうだったな……て、俺達こんなのんきな話しをしている場合じゃないよな」
左京と右京が二人でひそひそ話し合っていると、どこか楽しそうな声が聞こえてきた。声がした方向に顔を向けると、美少年がにこにこ笑顔のままでちょこんと立っている。
「お二人共、二人だけのおしゃべりはここまでにしましょう。ボクも混ぜて下さいね?」
水のように透き通った瞳の奥に見え隠れする金鉱石がキラリと光った。
突然大気を真っ二つに引き裂くような激しい振動が鳴り響く。
すると、金色の光が二人目がけて落ちてきた。
それは竿を継ぎ足すようにジグザグと鋭く突っ走ってくる。
二人は顔を見合わせて「げ!」と同時に声を上げた。
「なんだありゃあ!!」
「ひょっとして……例の雷か……!?」
「やべぇえっ!!」
速すぎて逃げ切れるか自信がなかったが、二人共何とか避けようと思いっきり横に跳んだ。
すると、左京の右手に持つ雷光剣が青色に輝き、落ちてきた光を跳ね返す。
衝撃が身体全体にびりびりと伝わってくる。
その痛みで剣をつい落としそうになったが、そうならぬよう彼は必死に堪えた。
バチバチバチッッッ!!
「うわわわっ!」
「左京っ!!」
弾き出された雷はそのまま床へと激突し、大理石のようなタイルの砕け散る衝撃音が周囲に鳴り響く。
「ひええええっ!!」
二人はその場に伏せた。
そんな彼等を守るかのように青色と緑色の光がそれぞれをふんわりと包み込む。
飛んできたタイルの破片は彼等にかすり傷一つ負わせることなく、明後日の方向へと飛んでいった。
その様子をまじまじと見ていたフラウ厶は目をぱちくりとさせたが、動揺した様子は全く見せなかった。
「へえ。今回は面白いものを持っている人間が相手というわけですか。それじゃあボクも“金刃雷”以外の力を使いますね」
(やめろ! 何故その発想になる!? )
二人は心の中で叫んだが、声には出さなかった。
赤銅色の髪を持つ少年は指先を左京と右京に向け、呪文を唱え始めた。すると、彼の足元からゆらゆらと陽炎のようなものが見える。
「今度は何だ!?」
「良く分からんが、あいつが曲がって見えるぞ」
フラウ厶が得意とする“歪曲術”だ。
空間ですらぐにゃりと曲がって見える為、一点を見ようとすると感覚がおかしくなる。
二人とも真っ直ぐに立とうとしたが、目まいがして崩れ落ちるようにへなへなと座り込んだ。
「くっそ……立てねぇ……!!」
「俺達の三半規管をイカれさせてないかあいつ……!?」
二人が思うように動けない様子を見たフラウ厶はニヤリと三日月型に唇を歪めた。
「おや。もう降参ですか?」
「まだまだぁ!!」
「そうでしょうね。そうこなくては……!」
「何か楽しんでないかお前……!?」
「ボクはただ弱いだけのものをいたぶるのは嫌いなんですよ。それなりの気骨と気概がなければ戦い甲斐がないですからねぇ」
フラウ厶は見かけ以上に好戦家であることが分かった。
それと同時に自分達の置かれている状況もあまり良くないことも思い知らされる。
今の状態では身動きが取れず、逃げることすら出来ない。
芍薬水晶の力がもし負けてしまえば、きっと二人共命はないだろう。
(何とかしてこれが使えないだろうか……)
右京はフラウ厶を睨みつけつつ、ビー玉を掴んだ右手に力を込めていた。
※※※
「ウィオラもフラウ厶も軌道に乗っているようじゃねぇか。こちらも始めるかぁ!?」
手のひらを水平にして額にあてる仕草をしていたロセウスは無精ひげの生えた顎をぼりぼりとかいている。
それから指をボキボキ鳴らし始めた。
前腕にくっきりと浮き出ているのは血管だ。
それは筋肉の動きにあわせてぴくぴくと弾むように動いている。
「純?」
織田がロセウスの前に立って優美を背に庇った。
それを見た彼女は目を瞬かせ、首を傾げる。
「彼は俺が主に相手する」
「え……ちょ、ちょっと。純だけに押し付けるのは嫌よ。あたしだって役に立ちたいの!」
織田は小柄な優美の両肩に両方の手のひらを置くと、彼女は口の動きを一瞬止めた。
凛々しい顔立ちに収まっているその瞳が丸い瞳を見つめている。
彼の瞳はどこか祈るような気迫があった。
眼力に押されて優美はつばをごくりと飲み込んだ。
「君には少し下がった位置で全体を見て欲しい。奴は明らかに肉体を武器とする格闘家タイプだ。恐らく武器は持たない筈。俺は奴と接近戦となるだろう。だからこそ、俺には見えない部分を補って欲しいんだ」
織田の言わんとすることを理解した優美は二つ返事で快諾した。目をキラキラ輝かせている。
「……そういうことか。分かった。あたしは純がヤバそうな時にカバーすれば良いわけね!」
鉄扇をバットのように振り回す仕草をすると、織田の表情が若干和らいだ。
「おーい。二人でいちゃいちゃするのはそこまでにして、こちらの相手してくれ。寂しいじゃねぇか」
どこか誂うような、どこかのんきそうな声が耳に入って来た為、優美はその声がする方へと振り返った。
「あんた……ひょっとして寂しがり屋なの?」
「吸血鬼だって心はある。寂しがって何が悪い?」
「別に悪くはないけど超キモいだけ」
「優美……それは言い過ぎ……!」
二人の間で織田が顔色を赤くしたり青くしたり忙しくしている。
それに対し優美はずばずばと言葉の刃で応戦していた。本気なのかわざとなのか分からない。
「あんた、幾ら相手して欲しいからってあたしの彼氏殺したらぶっ殺すわよ!?」
「だぁーっはっはっはっ!! お前あの小娘と違ったタイプだが面白い奴だな。俺は気の強い娘が好きなんだ。気に入った! そんな奴捨てて俺に乗り換えても良いんだぞ!?」
「だぁれがあんたなんかと!」
「まあまあ……二人共落ち着いて」
ロセウスは仲裁に入る織田をちらとみると、フンと鼻息を鳴らした。右手の人差し指で顎をひと撫でする。
「おっと。本題からズレたな。おしゃべりは一旦止めだ。どこからでもかかってこい」
ロセウスは挑発するかのように中指を立てた。
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少年神官系勇者―異世界から帰還する―
mono-zo
ファンタジー
幼くして異世界に消えた主人公、帰ってきたがそこは日本、家なし・金なし・免許なし・職歴なし・常識なし・そもそも未成年、無い無い尽くしでどう生きる?
別サイトにて無名から投稿開始して100日以内に100万PV達成感謝✨
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。(先行)
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。
この作品は「ノベルアップ+」にも掲載しています。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。
この作品は「pixiv」にも掲載しています。
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
ファンタジー
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。