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【番外編★現在更新中★】ジェイドとリエンのやり直し
ジェイドとリエンのやり直しの人生 ⑤
兄さんの意外な一面を見てからというもの、いくら罵倒されようが冷たい視線を向けられようが全くもって心に傷を負わなくなった。
そして、シャルル兄さんにも変化が見られる。
再びリエンと共にシャルル兄さんの部屋へ訪れるようになれば「うるさい」「帰れ」と返事が返ってくるようになり、機嫌のいい時には少し顔を出し蔑むような表情で「鬱陶しい……」と言ってくる。
私達に投げかける言葉の内容は相変わらずだが、完全に無視される事は無くなる。
僅かな変化だが、シャルル兄さんが私達のことを意識してくれていると思うと嬉しく感じる。
きっとこのまま時間をかけながら兄さんと心を通わせていけば、またあの頃のようになれる。
だが、そう思っていた矢先に事件は起きた。
四日振りに視察の仕事から戻ってきた父さんをリエンと共に出迎えると、父さんは笑みを浮かべ私達の頭を撫でてくれる。
「お帰りなさい父様」
「父さん。お帰りなさい」
「ただいま。二人とも元気にしていたか?」
「うん! 僕達ずっといい子にしてたよ~。明日はお出掛けできるの父様?」
「あぁ。ちゃんと仕事は終わらせてきたぞ~。明日は何処に行きたいか決まったか?」
「え~とねぇ……」
三人でそんな話をしていると、シャルル兄さんも遅れて父さんを出迎えに来たのだが……楽しそうに話をしている私達の姿を見て、シャルル兄さんは私達を睨みつけしまう。
そんな兄さんの態度に、父さんは厳しい表情に変わる。
「シャルル。どうしてお前はいつも二人を睨みつけるんだ。そんな態度をとるのはやめなさい。お前は二人の兄さんになったんだぞ」
「……俺はコイツらの兄になったつもりはありません」
「はぁ……またそんな事を言って。今のお前の姿を見たら、死んだ母さんが悲しむぞ」
「———っ!! 母様の事を忘れて裏切って再婚なんかして……悲しませてるのは父様の方じゃないか! コイツらなんて……大っ嫌いだ!」
シャルル兄さんは声を張り上げ悲痛な心の内を私達に曝け出す。兄さんに声をかけようとするが、その前に私達の方をキッと睨みつけ自分の部屋へと戻って行ってしまう。
父さんは大きなため息をついて「すまないな……」と私達に声をかけてくる。
「父さん、私達は大丈夫ですよ」
心配そうな表情を浮かべる父さんに大丈夫だと笑顔を向けると、申し訳なさそうな表情に変わる。
父さんとシャルル兄さんの関係は最悪な状態だ。
一度二人でしっかりと話し合った方がいいのだが、どうやってその話を切り出そうか迷っている間に、父さんは次の仕事へと向かってしまう。
「ジェイド兄様。シャルル兄様、大丈夫かな?」
「大丈夫じゃないだろうな。兄さんの部屋へ様子を見に行こう」
リエンはシャルル兄さんの様子に不安そうな表情を浮かべる。
その後、兄さんの部屋を訪ねるが……その日は返事が返ってくる事はなかった。
◇◇◇◇
次の日。
昨日の事が気になり、早めにダイニングへと向かうが朝食にシャルル兄さんが顔を出す事はなかった。
父さんも昨日シャルル兄さんを怒ってしまった事を気にしているようで、後で声をかけてみると母さんに話していた。
朝食を終え、外出する為の服を着替えに自室へと戻る。
今日の外出でシャルル兄さんとの距離をまた縮められたらと、思っていたのだが……
昨日の様子だと兄さんは私達とは一緒に外出しないと言い出しそうだな。
せっかくのチャンスを生かせず、ハァ……と重いため息を吐きながら今日着ていく予定の服を取り出し袖を通していく。
最後にジャケットへと手を伸ばすと……ジャケットは無惨にも切り刻まれていた。
「これ、は…」
切り刻まれた服を手に取り唖然としていると、部屋の扉が開きリエンがやってくる。
「ジェイド兄様~準備できた? って……ど、どうしたのその服!?」
私を迎えにきたリエンは手に持ったジャケットを目にして驚いた顔を見せる。
状況が上手く飲み込めず二人して立ち尽くしていると、扉の方からクスクスと笑い声が聞こえ……シャルル兄さんが顔を出す。
「ジェイド。子爵出身のお前にはそれくらいの方が似合ってるよ」
シャルル兄さんが……こんな事を……
兄さんの言葉と無惨にも切り刻まれたジャケットを目の前に、ショックを受けるよりも兄さんの事が心配になってしまう。
私達のせいで、あの優しいシャルル兄さんをここまで変えてしまうのか。
シャルル兄さんが私達に初めて見せる笑顔は歪んでいて……こんな笑顔を作らせてしまう自分に腹が立ってしまう。
兄さんの言葉に、なんと返したらいいのか分からない私は、苦笑いを浮かべながら受け流すように「そうですね……」と返事を返す。
シャルル兄さんは私の返事に眉間に皺を寄せ、乱暴な足取りで私の方へと近寄ると、胸ぐらを掴み怒りを露わにする。
「どうしてお前は、いつもいつも分かった顔してヘラヘラ笑ってご機嫌取りをするんだ! 俺は、お前のその顔が大嫌いなんだ!」
「兄さん……」
兄さんは私に怒りをぶつけてくるが、その瞳は不安気に揺れ、今にも泣きだしてしまいそうに見えた。
私の胸ぐらを掴む手も震えていて、兄さんの震える手を握りしめようとした時、今は来て欲しくない人物達がやってきてしまう。
「ジェイド。準備はできたか? ———っシャルル! ジェイドに何をしているんだ!」
「ジェイド!? シャルルさん!? 一体どうしたの?」
父さんと母さんは私達の姿を見て血相を変える。
最悪のタイミングでやってきてしまった両親達は私とシャルル兄さんを引き剥がす。
母さんは心配そうに私を抱きしめてくる。父さんは怒りのこもった瞳でシャルル兄さんを見つめ、私の手にあるジャケットへと視線を移すとその表情はさらに険しくなる。
「ジェイド、その服はどうしたんだ」
「これは………父さんすみません。リエンがふざけてハサミで切ってしまったようで……」
リエンすまない。と、心の中で謝罪し嘘を吐くが、シャルル兄さんはそれも気に食わなかったのか噛み付くように口を開く。
「それは俺がやったんだ。子爵出身の奴には、それ位が相応しいんだ!」
「———ッッシャルル!!」
父さんの怒声と共にパンッ……と乾いた音が部屋の中に響き渡る。
シャルル兄さんは何が起こったのか分からずに一瞬呆然とした表情を見せるが、自分が父さんから頬を叩かれた事を認識すると下唇を噛み締め父さんの腕を振り払い走って部屋から出て行ってしまう。
兄さんが出て行き静まりかえる部屋の中……最初に口を開いたのはリエンだった。
「父様! シャルル兄様を叩くなんて酷いよ!」
リエンは小さな体を震わせて父さんに向かって怒りをぶつけてくる。まさかリエンが怒るなんて思わなかった父さんは目を見開いていた。
「リエン、あれはシャルルが悪いんだ。ジェイドを傷つけるような事をして……」
「私は大丈夫ですよ父さん。今はシャルル兄さんの心配をして下さい」
「……シャルルの? シャルルは今までずっと、お前達に冷たい態度をとってきたんだぞ? 今だってお前の服を切り刻んでいるじゃないか」
父さんの言いたい事はよく分かる。
普通だったならシャルル兄さんの態度に耐えきれず、嫌いになっていただろう。
けれど、私達は違う。
どんなシャルル兄さんだろうと……愛している。
「父さん。シャルル兄さんが、何故私達にあんな態度をとるのか、わかりますか?」
私の言葉に父さんは罰が悪そうな表情を浮かべ「分からない……」と、呟く。
「シャルル兄さんは、私達が大好きな父さんを奪ったと思っているんです。兄さんは寂しくて辛くて……だから私達にあんな態度をとってしまうんですよ」
「そうだよ父様! 父様は再婚の話をちゃんとシャルル兄様と話したの? シャルル兄様の気持ちの整理がつかないまま再婚なんてしちゃったから、こんな事態になったんじゃない? シャルル兄様は本当はこんな事する人じゃないんだよ! 綺麗で可愛くて優しくて頑張り屋さんで……シャルル兄様は全てが最高なんだから! だからシャルル兄様にあんな顔をさせちゃ………んぐんぐ」
五歳児らしからぬ口調でベラベラと余計な事まで喋り始めたリエンの口を手で塞ぎ、父さんへと視線を向けると険しい顔をしたまま考え込む。
「シャルルが、そんな事を言っていたのか?」
「……はい。シャルル兄さんは、まだ心の整理がついていないようでした。シャルル兄さんの心の寂しさを埋める事ができるのは父さんしかいません」
「そう、だな……」
本当は私達でその寂しさも埋めてあげたかったが、ここは父さんに譲ることが兄さんにとっても最適だろう。
私の言葉に父さんは頷き、私達の会話を聞いていた母さんは終始不安そうな表情を浮かべていたが、話が終わると優しく頭を撫でてくれる。
「あなた達はシャルルさんの事が本当に好きなのね……」
「はい。大好きです」
「僕もシャルル兄様大好き~!」
私達の言葉に父さんも母さんも安心したように笑みを溢す。両親は安心させる事はできたが、問題はシャルル兄さんか。
私はリエンの手を取ると、部屋を飛び出して行ったシャルル兄さんの元へ向かった。
そして、シャルル兄さんにも変化が見られる。
再びリエンと共にシャルル兄さんの部屋へ訪れるようになれば「うるさい」「帰れ」と返事が返ってくるようになり、機嫌のいい時には少し顔を出し蔑むような表情で「鬱陶しい……」と言ってくる。
私達に投げかける言葉の内容は相変わらずだが、完全に無視される事は無くなる。
僅かな変化だが、シャルル兄さんが私達のことを意識してくれていると思うと嬉しく感じる。
きっとこのまま時間をかけながら兄さんと心を通わせていけば、またあの頃のようになれる。
だが、そう思っていた矢先に事件は起きた。
四日振りに視察の仕事から戻ってきた父さんをリエンと共に出迎えると、父さんは笑みを浮かべ私達の頭を撫でてくれる。
「お帰りなさい父様」
「父さん。お帰りなさい」
「ただいま。二人とも元気にしていたか?」
「うん! 僕達ずっといい子にしてたよ~。明日はお出掛けできるの父様?」
「あぁ。ちゃんと仕事は終わらせてきたぞ~。明日は何処に行きたいか決まったか?」
「え~とねぇ……」
三人でそんな話をしていると、シャルル兄さんも遅れて父さんを出迎えに来たのだが……楽しそうに話をしている私達の姿を見て、シャルル兄さんは私達を睨みつけしまう。
そんな兄さんの態度に、父さんは厳しい表情に変わる。
「シャルル。どうしてお前はいつも二人を睨みつけるんだ。そんな態度をとるのはやめなさい。お前は二人の兄さんになったんだぞ」
「……俺はコイツらの兄になったつもりはありません」
「はぁ……またそんな事を言って。今のお前の姿を見たら、死んだ母さんが悲しむぞ」
「———っ!! 母様の事を忘れて裏切って再婚なんかして……悲しませてるのは父様の方じゃないか! コイツらなんて……大っ嫌いだ!」
シャルル兄さんは声を張り上げ悲痛な心の内を私達に曝け出す。兄さんに声をかけようとするが、その前に私達の方をキッと睨みつけ自分の部屋へと戻って行ってしまう。
父さんは大きなため息をついて「すまないな……」と私達に声をかけてくる。
「父さん、私達は大丈夫ですよ」
心配そうな表情を浮かべる父さんに大丈夫だと笑顔を向けると、申し訳なさそうな表情に変わる。
父さんとシャルル兄さんの関係は最悪な状態だ。
一度二人でしっかりと話し合った方がいいのだが、どうやってその話を切り出そうか迷っている間に、父さんは次の仕事へと向かってしまう。
「ジェイド兄様。シャルル兄様、大丈夫かな?」
「大丈夫じゃないだろうな。兄さんの部屋へ様子を見に行こう」
リエンはシャルル兄さんの様子に不安そうな表情を浮かべる。
その後、兄さんの部屋を訪ねるが……その日は返事が返ってくる事はなかった。
◇◇◇◇
次の日。
昨日の事が気になり、早めにダイニングへと向かうが朝食にシャルル兄さんが顔を出す事はなかった。
父さんも昨日シャルル兄さんを怒ってしまった事を気にしているようで、後で声をかけてみると母さんに話していた。
朝食を終え、外出する為の服を着替えに自室へと戻る。
今日の外出でシャルル兄さんとの距離をまた縮められたらと、思っていたのだが……
昨日の様子だと兄さんは私達とは一緒に外出しないと言い出しそうだな。
せっかくのチャンスを生かせず、ハァ……と重いため息を吐きながら今日着ていく予定の服を取り出し袖を通していく。
最後にジャケットへと手を伸ばすと……ジャケットは無惨にも切り刻まれていた。
「これ、は…」
切り刻まれた服を手に取り唖然としていると、部屋の扉が開きリエンがやってくる。
「ジェイド兄様~準備できた? って……ど、どうしたのその服!?」
私を迎えにきたリエンは手に持ったジャケットを目にして驚いた顔を見せる。
状況が上手く飲み込めず二人して立ち尽くしていると、扉の方からクスクスと笑い声が聞こえ……シャルル兄さんが顔を出す。
「ジェイド。子爵出身のお前にはそれくらいの方が似合ってるよ」
シャルル兄さんが……こんな事を……
兄さんの言葉と無惨にも切り刻まれたジャケットを目の前に、ショックを受けるよりも兄さんの事が心配になってしまう。
私達のせいで、あの優しいシャルル兄さんをここまで変えてしまうのか。
シャルル兄さんが私達に初めて見せる笑顔は歪んでいて……こんな笑顔を作らせてしまう自分に腹が立ってしまう。
兄さんの言葉に、なんと返したらいいのか分からない私は、苦笑いを浮かべながら受け流すように「そうですね……」と返事を返す。
シャルル兄さんは私の返事に眉間に皺を寄せ、乱暴な足取りで私の方へと近寄ると、胸ぐらを掴み怒りを露わにする。
「どうしてお前は、いつもいつも分かった顔してヘラヘラ笑ってご機嫌取りをするんだ! 俺は、お前のその顔が大嫌いなんだ!」
「兄さん……」
兄さんは私に怒りをぶつけてくるが、その瞳は不安気に揺れ、今にも泣きだしてしまいそうに見えた。
私の胸ぐらを掴む手も震えていて、兄さんの震える手を握りしめようとした時、今は来て欲しくない人物達がやってきてしまう。
「ジェイド。準備はできたか? ———っシャルル! ジェイドに何をしているんだ!」
「ジェイド!? シャルルさん!? 一体どうしたの?」
父さんと母さんは私達の姿を見て血相を変える。
最悪のタイミングでやってきてしまった両親達は私とシャルル兄さんを引き剥がす。
母さんは心配そうに私を抱きしめてくる。父さんは怒りのこもった瞳でシャルル兄さんを見つめ、私の手にあるジャケットへと視線を移すとその表情はさらに険しくなる。
「ジェイド、その服はどうしたんだ」
「これは………父さんすみません。リエンがふざけてハサミで切ってしまったようで……」
リエンすまない。と、心の中で謝罪し嘘を吐くが、シャルル兄さんはそれも気に食わなかったのか噛み付くように口を開く。
「それは俺がやったんだ。子爵出身の奴には、それ位が相応しいんだ!」
「———ッッシャルル!!」
父さんの怒声と共にパンッ……と乾いた音が部屋の中に響き渡る。
シャルル兄さんは何が起こったのか分からずに一瞬呆然とした表情を見せるが、自分が父さんから頬を叩かれた事を認識すると下唇を噛み締め父さんの腕を振り払い走って部屋から出て行ってしまう。
兄さんが出て行き静まりかえる部屋の中……最初に口を開いたのはリエンだった。
「父様! シャルル兄様を叩くなんて酷いよ!」
リエンは小さな体を震わせて父さんに向かって怒りをぶつけてくる。まさかリエンが怒るなんて思わなかった父さんは目を見開いていた。
「リエン、あれはシャルルが悪いんだ。ジェイドを傷つけるような事をして……」
「私は大丈夫ですよ父さん。今はシャルル兄さんの心配をして下さい」
「……シャルルの? シャルルは今までずっと、お前達に冷たい態度をとってきたんだぞ? 今だってお前の服を切り刻んでいるじゃないか」
父さんの言いたい事はよく分かる。
普通だったならシャルル兄さんの態度に耐えきれず、嫌いになっていただろう。
けれど、私達は違う。
どんなシャルル兄さんだろうと……愛している。
「父さん。シャルル兄さんが、何故私達にあんな態度をとるのか、わかりますか?」
私の言葉に父さんは罰が悪そうな表情を浮かべ「分からない……」と、呟く。
「シャルル兄さんは、私達が大好きな父さんを奪ったと思っているんです。兄さんは寂しくて辛くて……だから私達にあんな態度をとってしまうんですよ」
「そうだよ父様! 父様は再婚の話をちゃんとシャルル兄様と話したの? シャルル兄様の気持ちの整理がつかないまま再婚なんてしちゃったから、こんな事態になったんじゃない? シャルル兄様は本当はこんな事する人じゃないんだよ! 綺麗で可愛くて優しくて頑張り屋さんで……シャルル兄様は全てが最高なんだから! だからシャルル兄様にあんな顔をさせちゃ………んぐんぐ」
五歳児らしからぬ口調でベラベラと余計な事まで喋り始めたリエンの口を手で塞ぎ、父さんへと視線を向けると険しい顔をしたまま考え込む。
「シャルルが、そんな事を言っていたのか?」
「……はい。シャルル兄さんは、まだ心の整理がついていないようでした。シャルル兄さんの心の寂しさを埋める事ができるのは父さんしかいません」
「そう、だな……」
本当は私達でその寂しさも埋めてあげたかったが、ここは父さんに譲ることが兄さんにとっても最適だろう。
私の言葉に父さんは頷き、私達の会話を聞いていた母さんは終始不安そうな表情を浮かべていたが、話が終わると優しく頭を撫でてくれる。
「あなた達はシャルルさんの事が本当に好きなのね……」
「はい。大好きです」
「僕もシャルル兄様大好き~!」
私達の言葉に父さんも母さんも安心したように笑みを溢す。両親は安心させる事はできたが、問題はシャルル兄さんか。
私はリエンの手を取ると、部屋を飛び出して行ったシャルル兄さんの元へ向かった。
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