黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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7章

誕生日プレゼント ※R18

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 夜の露天風呂でルーファスと朱里が夜空を眺める。

「リューとシューはギル叔父上に泣かされてないと良いんだが・・・」
「大丈夫です。ハガネとアルビーも付いてますから!哺乳瓶も持たせましたから」

心配そうなルーファスとは対照的に朱里はケロッとしている。

「アカリは平気なのか?」
「少し心配ですけど、ルーファスを育てた人だから大丈夫ですよ。きっと」

 ルーファスの誕生日と双子のお披露目をした夜、ギルが双子を一晩預かり夫婦水入らずで旅館に泊まる様に言われ、ギルだけでは心配だとハガネとアルビーもギルの屋敷について行った。
ギルが色々と双子の為に買い漁ったベビーグッズが大量に置いてあるので、心配はさほどない。
ギルが双子に無茶な事をしなければの話だが。

「アカリを恋しがって泣きそうな気もするが・・・」
「ふふ。一晩くらいお父さんを独り占めしたいので我慢してもらいます」
「嬉しい事を言ってくれるな。あまり煽るな」

 軽く唇を合わせるとルーファスが唇を離そうとするが、朱里が両腕をルーファスの首に回して抱きしめる様に唇を再び合わせる。
ルーファスの手が朱里の腰を引き寄せて、湿った音を立てながら口づけが深くなり、隙間なく合わさりながら貪られていく。

 抱き寄せた腰から尻たぶを揉みながら、ルーファスの手が朱里の体をゆっくりと這っていく。 
柔らかな朱里の肢体は産前よりも肉付きがよく、痩せすぎな朱里より産後の今の朱里の方がルーファス的には好みと言える。
手で胸を弄れば、先端から母乳が白く滲み出る。

「あっ、駄目・・・強く揉んじゃ駄目だからぁ・・・んっ」

 朱里が手で止めようとするが、ルーファスの手が鷲掴みグッと手に力を入れると、母乳が勢いよく飛び出し、ルーファスの体に掛かる。
ルーファスが体に掛かった母乳を指ですくって舐めとる。

「だから、駄目って言ったのに・・・もぅ、舐めちゃ駄目」
「リューとシューには勿体ない甘さだな」

 朱里の胸の先端を口に含み、手で揉むとルーファスの口の中に勝手に母乳があふれ出し、ジュッルっと音を立てられ朱里が頬を赤く染める。

「やぁ・・・んっ、吸っちゃ駄目ぇ」
「アカリはリューとシューに吸われてる時はそんな声出さないのにいい声を出すな」
「あうっ、ルーファスとあの子達は違うもの・・・んっ」

 ルーファスの指が秘部へ伸びるが、朱里の顔を見れば、目が合い「大丈夫」と恥ずかしそうに笑う。
つぷっと、指を1本入れると、朱里が顔を歪ませる。

「狭くなってるな・・・」
「・・・っん。産む前の状態に体が、んっ、修復されてるから、痛っ、初めての時くらいまで狭いかも」
「なら止めておいた方が良いんじゃないのか?」
「ううん。産医さんにもう大丈夫って言われたよ。それに、しないと狭いままだよ?あと、私がルーファスを独占したいの」
「むしろオレがアカリを独占したい方なんだが?最近、リューとシューにアカリを取られてばかりだ」
「同じ気持ちだね」
「そうだな」

 クスッと笑いながら唇を合わせて、ゆっくりと丹念に解す様に秘部へ指が往復し、唇の隙間から漏れる声は甘く、朱里の弱い場所に指が何度も擦り上げ、朱里の胎内なかでキュッと快感が走る。

「んっ、あっ、ひゃんっ、そこは、駄目なのっ、んっ」

小さく朱里の腰が動き、蜜孔からとろっとした蜜が零れ出す。

「アカリの良いところは知ってる」
「きゃうぅぅっ」

覚えてしまった快感を思い出す様に、内壁がじわじわと粘液を広げていき、弱い場所を刺激され朱里が嬌声を上げて達してしまう。

「上手にイケたみたいだな」
「はぁ、はぁ、ルー、ファス・・・んっ」

 乱れた呼吸で朱里がルーファスにしがみつくと、ルーファスの猛った強直を目にしてしまい、小さく息をのむ。
子供がお腹にいると分かって、出産して今日までしていなかったのだから、ルーファスも我慢しているのだろうとは思ったが、かなりの臨戦態勢状態に朱里がほんの少し、裂けちゃうかも・・・と、怖気ずく。

 胸への愛撫がまた開始され、つぅーと、胸の先端から母乳が溢れ、ルーファスが口に含むと飴を口で転がす様に舌で転がされ、朱里が小さく身をよじる。

「んっ、あぅん、おっぱい、駄目ぇ」

 子供達に吸われるのは平気だが、ルーファスに吸われると羞恥心で泣きたくなり、実際、目尻から涙が溢れ出しそうになる。

 胸を含まれながら秘部を弄られ、蜜が溢れ出すと、指をもう1本増え、内壁を強弱をつけて愛撫を繰り返され朱里が小さく震える。

「ひっ、あっ、あっ、ルーファス、やっ、もう・・・」
「もう挿入れてほしい・・・か?」

 コクコクと朱里が頷けば、ルーファスが指を3本秘部へ入れてそれぞれの指を動かして内壁の狭さを確認する。
まだ狭いが、濡れ具合はいい。

「少し無理をさせるが、オレもずっと我慢していたから、アカリも我慢してくれ」
「うん、我慢させてごめんね。これが私からのお誕生日プレゼントだから、貰ってね?」

 プレゼントは私・・・と、古典的な体を張ったプレゼントにルーファスが小さく苦笑いする。
朱里を露天風呂の縁にうつ伏せにさせて、腰を少し持ち上げると、蜜口に猛った物を押し当てると、朱里がくぐもった悲鳴を上げるが、狭い蜜孔を押し広げる様にゆっくり挿入し、内壁と押し問答するようにじりじりと進めていく。

「ぅぐー・・・・っあああっ、ひっぅ」

 痛さに快感は急速に冷めていき、朱里がもう少し慣らしてもらってから挿入れてもらえば良かったと、後悔をしながら、ズクンズクンと痛む膣壁にギッチリと咥え込んだルーファスの昂ぶりに涙を溢れさせる。

 本当に初めての時と同じくらい痛いかもしれない。
あの時は痛いと泣き叫んでもルーファスは動きを止めてくれなかったのを思い出し、恐々と後ろを向けば、ルーファスの筋肉質な体に目を奪われる。
 
「ふぁ・・・・」

 狼族は元々筋肉質な体の造りをしているって、言っていたっけ・・・。
じゃあ、リューちゃんとシューちゃんもあんなにぷにぷにしているのに、こんなに逞しい筋肉質な体になるんだろうか?朱里が、ほんの少し他所事を考えていると、ルーファスに昂ぶりを最奥まで収められて、朱里の足がカタカタと小さく震える。

「あうぅ・・・キツイよぅ」
「狭いのはオレも一緒だ。アカリの締め付けがキツい」
「くぅ、じゃあ・・・もう抜く・・・?っ」
「アカリからの折角のプレゼントだから味わっておかないとな」

 ペロリと背中を舐められ、朱里がビクリと頭を上げて背中を仰け反らせると、ルーファスに腰を掴まれて獰猛な昂ぶりが何度も肉壁を擦り上げて、最奥に突いては離れてを繰り返される。

「やあぁぁんっ、あっ、やっ、あんっ、あぅっ」

 朱里の蜜壺が快感を再び思い出したようにじわじわと疼き始めると、肉壁はヒクつき始め、ルーファスにも朱里が感じていることが伝わり、腰を穿たれて熱を帯びた物が朱里の子宮に広がる。

「あ・・・っ、ルーファス、はぁ、んっ、27歳おめでと・・・んっ」
「アカリ、ありがとう」

 ズチッと粘液質な音を立てて朱里の中からルーファスの物が引き抜かれると、朱里を腕の中に抱き寄せてキスを交わすと、朱里が小さく笑って力を抜く。

 くったりとルーファスの胸に頭を預けて朱里が「体力の限界です・・・はふぅ・・」と、一言いいルーファスが抱き上げて乾燥魔法で乾かすと、敷いてある布団に運ばれ、そのまま2人で裸のまま眠りはじめる。

 眠りについて3時間後に「お乳の時間!」と、朱里が慌てて起きて布団に引き戻しながらルーファスの誕生日が終わった。
 
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