黒狼の可愛いおヨメさま

ろいず

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24章

新婚生活のお仕事 ※R18

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 ルーファスが貸家の台所に行くと、浴室前に小さな六角形のハンドルがあって、それに魔力を通すと温泉がパイプを通る音がコンコンコンと鉄を叩くような音がする。

「これで部屋が暖まるはずだ」

 温泉大陸の各家の中には温泉を通すパイプが通っていて、冬場は暖房器具のような役割もしている。
だから珍しい物では無いけど、部屋を暖めるのは必要だけど、一番の問題はそこでは無いと思う。
私の今の状態である! 私、裸なんですけど!?

 家に帰ったら新婚家庭のすることは一つだろ? とか言われてあれよあれよという間に裸に剥かれて、「くしゅんっ」とクシャミをしたら、親切に? 温泉のパイプを開いてくれたわけだけど……気にすべきは、そこじゃないよ。
私にお洋服プリーズである。そしてルーファスは裸で家の中をうろついちゃいけない。

「ルーファス、新婚家庭って普通は荷ほどきとかが、一番最初のお仕事なのでは?」
「そんなものすぐに終わる。第一、オレはアカリの服を解いたのだから、それでお終いだ」
「私はどんなお荷物ですかー!」
「クククッ、荷物の中身はちゃんと確かめないとな」

 ポコスコとルーファスを叩いていたら腕を取られて、指先からペロリと舐められて舌が指に絡んで指先からゾクッとしてしまった。
ルーファスが私の指を美味しそうに舐めている姿は、捕食獣が味見をしている感じがする。

「ううっ、明日からお仕事なんですよ……?」
「だから、コレの出番だろ?」

 チャポンッと桃味のポーションをルーファスが目の前で揺らす。
製薬部隊め! 「買い占めるけど、これで全部よね?」って聞いたら、ニマニマしながら『もう無いですよー』って言ったくせにぃぃ~!!

「ソレ、もう製薬部隊は無いって言ってたのにぃ」
「ああ、オレがほとんど買い占めたから、残った分を売っていたらしいからな」

 確かに、もう無いって意味はわかった……けど、夫婦で買い占めるとか、どんな激しいことをしていると思われたのか!? 私が買い占めた時にニマニマしてたのは、こーいうことか!?

「アカリ、先に飲んでおくのと、後で飲むのどっちがいい?」
「飲まないと駄目?」
「傷や病気はクリスタルで回復するが、疲労に関しては無理だからな。アカリの体力の無さは折り紙付きだ」

 ぐぬぅぅぅ……後で飲んで、エッチな気分でまた私からルーファスを襲ってしまうより、今飲んだ方がマシだろうか……? 
仕方なく、ルーファスからポーションを貰い口にふくむと美味しい桃味。
途中まで飲むと、ルーファスが残りを飲み干してそのままキスしてきた。

「んっ、ふ、ん、ふぁ、っ、ん」

 ついばむようなキスを繰り返して、顔が熱くてお腹の奥も熱くなっていく感じがする。
きっと絶対、桃味ポーションのせいだから、何を言っても恥ずかしくない……はず、うん。

「ルーファス、お部屋が暖まるまで、ルーファスの体温で温めてね……?」
「ああ。アカリも寒いならオレに、遠慮なく抱きついて良いからな?」
「ふふっ、じゃあ、ギュッ」

 ルーファスに抱きつくと、体はガッシリしてて温度も獣人だから高めで……少しエッチな気分でいつもより体温があるかも?
お腹の上をもっと熱くて硬いモノがコツンと当たる。

「アカリは柔らかいな」
「ルーファスは硬いね……って、筋肉だからね! エッチな意味じゃないよ!」

 慌てて手をブンブンと左右に振って訂正した私を、ルーファスが口角を上げて笑い、テシテシとお腹をルーファスの硬いのが叩いてくる。

 たまに不思議なのが、男の人のココって動かせるんだってこと……血液が集まって硬くなったりは教えてもらったんだけどね。筋肉で動いてるの? と、前に聞いたら「お尻に力を入れたら女性は膣がキュッと閉まるのと同じ原理」なのだそうだ。

 こんなに硬いのに筋肉じゃないのも凄いなぁとか……柔らかかったのに、秒で硬くなったりとかね。
 肉体の不思議だと私は思っているけど、やっぱり凄いなぁ……って、マジマジと見ながら手でにぎにぎと肉棒を触っていたら、先端からカウパー液がにじみ出てきて、指でなでなでと撫でていたら、ルーファスに引き剥がされて、床に押し倒されていた。

「アカリ、オレのモノで遊ぶな。まったく、理性が焼けきれるだろ?」
「だって、なんだか可愛い気がして……」
「ハァ……アカリ、オスに可愛いは禁句だぞ? 仕方がない番だな」

 胸をむにゅっと揉まれて、揉んでいない方の胸に顔が近付いてルーファスが口を開くと、先端をぢゅっぢゅっと吸われる。

「やんっ、ん、ん」

 自分の手で口を押えて声を押し殺していると、揉まれていた胸の先端を指が弄り始めて、コリコリと左右に回され口に含まれている先端も、同じように舌でこねくり回されてる。
胸、熱い……っ、舌が別の生き物みたいで激しく動かすのは……

「だ、めぇ……んっ、はふっ、ん」

 キツく吸い上げられて腰を浮かすと、ルーファスの口が開いて、そのまま舌が胸のふくらみをなぞり、上に上がっていき、鎖骨さこつの上を舐め、首筋、頬、そして耳朶まで舐め上げていく。
口を押えていた手の甲にキスをして、首筋を吸われて、鎖骨や胸の上と先程舐めた場所をなぞる様に唇を落としては吸い上げていく。

「あっ、あ……っ、キスマーク付けたら、駄目、明日から見習いのお仕事が……んっ」

 チュッと音を立てて吸い上げると「だからだ」と言われて、口元を押さえていた手を退かされて、反対の首筋も吸われてあとを付けられていく。
腕も何ヵ所か噛むようなキスで、赤紫色に鬱血痕うっけつこんがつけられていった。

 足を開かされて、もう挿入いれるのかと思っていたら……指で恥丘を二手に広げられて、小さな蕾に舌を這わせるとちゅむっと吸い付いた。

「ひぅっ! やっ、汚いって、ばぁ……っ! んくぅっ、ん」

 ちゅむちゅむと音がして、舌で蕾を転がされる度に、私は背中を弓なりに反らしてルーファスの頭を引き剥がしたいのに、身長差ゆえに手も届かず、くうむなしくむしるだけだった。

「やっ、んっん、あっ、やだぁ、そこ、いやぁ……んっ、んーっ」

 蜜口にもいつの間にか指が挿入れられて、ぐちゅぐちゅと音を立てて出入りを繰り返されて、蕾の刺激と指で膣内を探られる刺激に、自分自身を抱きしめて嬌声を上げていた。

「あ、あんーっ、んんっ!」

 快感がビリビリと弾けると、体を弓なりになり、目の前が白くなってってしまっていた。
痙攣けいれんする足先をルーファスが持って、ようやく舌と指を離してくれた。
ルーファスがまだヒクついている花弁を指で開いて、蜜口へ反り立った剛直ごうちょくを押し当てると、蜜口は先端を呑み込んで、隘路あいろを押し広げて奥へと挿入り込んでいく。

「きゃぅぅっ、やっ、イッちゃう。動かしちゃ、駄目ぇー!」

 達ったばかりの体は、ルーファスの肉棒が動く度に私を、絶頂へとイカせようと快感を拾い集めてしまう。
まだルーファスは膣内に挿入ているだけなのに、私の意思を無視して、体がキュウキュウと快感を早くと疼いては、収縮を繰り返して締め上げていく。

「あっくぅーっ! ああああっ」

 プシャッと透明の液体が勢いよく出て、快感が飛びぬけていった。

「派手にイッてしまったみたいだな。アカリが潮を吹くのは珍しいな」
「はーっ、ふぅー、はぁ、はぁ、んっあ……」

 頭の中が、快感でいっぱいなのと、疲労感が直ぐに体から抜けていって、ふわふわした気持ちでルーファスが顔を覗き込んだのを見つめ返す。

「少し意識が飛んでるな。大丈夫か?」
「はひ、んっ、もぅ終わり……? はふっ、はぅ」
「まだ駄目だぞ? ポーションを改良させたからな。直ぐにまたイカせてやるから」
「はひ、いっぱい、いっしょ……しよ……? あふっ」

 なんだか呂律ろれつが回らなくなって、ルーファスが私の腰を持って引き寄せて、奥の奥までルーファスの剛直でいっぱいになると、きゅんきゅんと子宮が疼いて体がルーファスを求めていた。

「るーふぁす、はやくぅ、もっとぉ……」
「ああ、新婚時代に無茶出来なかった分、いっぱいしような」
「めちゃくちゃにしてぇ」
「可愛いことを言うな。本当に滅茶苦茶にしてしまうぞ? クククッ」
「えへへ、好きぃ」
「……うぐっ、アカリ、オレもポーションを飲んでいることを忘れるなよ?」

 腰をルーファスが引くと、カリ部分がゴリゴリして気持ちよくて、それだけでイキそうになったり、奥を勢いよく突き上げられて悲鳴交じりの喘ぎ声を上げては、ルーファスを求めて何度も最奥で熱い飛沫で満たされて、いつの間にか暗くなった部屋の中で、お互いに体液でベトベト状態で正気に戻った時に、顔を見合わせて笑ってしまった。

「あはは、本当に新婚家庭だね」
「ククッ、流石にこれは、蜜籠りとはいえ無茶をしたな」
「お風呂に入ったら、お部屋を掃除するのが新婚家庭のお仕事だね」
「ああ。匂いも充満してしまったからな、少し換気もしないとな」

 この後、暗がりの中お風呂に入って、部屋に戻って灯りをつけて、改めて新婚家庭の惨状に二人で笑ってしまった。
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