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俺が危ない ※無理やり表現があります
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女性は玄関のドアにチェーンを掛け、廊下に倒れ込んだ俺のシャツごと胸倉を掴むと、廊下を引きずり中へと入っていく。
フローリングはよく滑るから、女性の力でも人を運ぶのに便利……などと、思っている場合ではない!
「ちょっと! あんた誰だよ!」
「……」
「放せ! 何の用だよ!」
「煩いわね!」
あ、意外と低い声だ。
でも千弦さんの様な男性のオネエとは違う、女性のハスキーさのある声だ。
背も高いけれど、この人は女性……ただ、やたらに力が強い気はする。
この女性は誰なのだろう? それに、何を自分は注射されたのかも気になる。
首から上だけが感覚がある状態が、逆に気持ち悪い。
リビングまで引きずられて来ると、女性は俺のシャツから手を離した。
力の入らない体は、ゴンッと頭をぶつけて床に落ちる。
「~っ!」
受け身も何も取れない分、思いっきり頭をぶつけて目から星が出そうだ。
女性がサングラスを外し、上着を脱ぐ。
中のノースリーブブラウスから覗く二の腕は、筋肉が凄かった……
「貴方、今、この女は男じゃないかって思ったでしょう?」
「そんなこと、思ってない……」
頭が何とか動かせる程度の俺は、床から女性を見上げる。
女性はしゃがむと俺の顎を指で撫でる。
顔だけ見れば、美人の部類。
それに、この女性はアルファだ。
「アタシはね、オメガが殺したいほど憎いわ」
「なん、で……?」
彼女は俺に見せつけるようにノースリーブのブラウスを下から引き上げる。
女性の肌を見るのは失礼な気がして目を逸らす。
「ちゃんと見なさい。これから貴方が抱かれる体なんだから」
「へ?」
間抜けな声が出て彼女を見れば、彼女の女性らしい胸の下には筋肉がみっしりと引き締まっていた。
そして、彼女は赤い口紅のついた唇で笑って、俺の顎から手を離す。
タイトスカートのホックを外した女性の股間が、とても臨戦態勢で雄々しくそびえ勃っていた。
「アタシが、オメガを嫌いな理由がこれよ」
「っ、やめ!」
彼女が俺の上に伸し掛かり、股間を押し付けたままシャツを脱がしにかかってくる。
筋肉なんて申し訳程度しかない上、注射で体が上手く動かない状態では抵抗すらできず、ハッキリした頭だけが恐怖を訴えていた。
「アタシはね。アルファの一族で、将来を約束していたアルファの婚約者も居たのよ。高校の時だったわ……同級生のアルファだと言っていた男が発情してオメガの誘惑香を出したの。アタシは気が付いたら、そのオメガを犯してた。分かる? アルファの女性はオメガを犯すときに性器の形が変わるの。こんな風に」
女性が俺の手を取って、自分の股間を握らせる。
熱く硬くなった性器を握らされて、俺は必死に頭を振った。
「やめ、ろ……俺はあんたなんか知らない……っ!」
「思春期の頃に性器の形状が変わるとね、女性アルファはオメガしか孕ませられなくなるの。自分で子供を産むことが出来なくなるのよ、体つきも男性アルファに近くなるの」
ゾッとするような目で俺を見て、女性は俺のズボンを脱がしていく。
気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い!
肌に女性の手が這いまわる度に気持ち悪さに、暴れ出しそうな気持ちはあるのに、体が動いてはくれなかった。
「俺には、関係ないだろ……本当に、止めてくれっ!」
「関係ないわけないでしょう? アタシは婚約者を失い、ようやく得た婚約者も貴方のせいで失った。会社も、何もかもよ? 保釈金を両親が払って、アタシとは縁を切るんですって。全部、貴方のせいよ」
「まさか……あんた、美羽の婚約者のアルファの一人……?」
そういえば、美羽の婚約者に女性のアルファが居た。
そうだ、この女性だ。
どこかで見たはずだと思ったわけだ。
「全部、貴方のせい。だから責任を取って、貴方がアタシの子供を産むの。オメガのせいで子供が産めなくなったアタシへのせめてもの謝罪でしょう?」
「やっ、やだ……っ! 嫌だ!」
必死に頭を動かして抵抗したものの、女性は俺の足首を掴んで左右に開いた。
「やめ、やだぁ! メイデル! メイデル、助けてっ!」
「ふふふっ、泣き叫んでいるオメガの声は、ゾクゾクするわ」
恍惚とした表情で女性は笑い、体を引き寄せた。
フローリングはよく滑るから、女性の力でも人を運ぶのに便利……などと、思っている場合ではない!
「ちょっと! あんた誰だよ!」
「……」
「放せ! 何の用だよ!」
「煩いわね!」
あ、意外と低い声だ。
でも千弦さんの様な男性のオネエとは違う、女性のハスキーさのある声だ。
背も高いけれど、この人は女性……ただ、やたらに力が強い気はする。
この女性は誰なのだろう? それに、何を自分は注射されたのかも気になる。
首から上だけが感覚がある状態が、逆に気持ち悪い。
リビングまで引きずられて来ると、女性は俺のシャツから手を離した。
力の入らない体は、ゴンッと頭をぶつけて床に落ちる。
「~っ!」
受け身も何も取れない分、思いっきり頭をぶつけて目から星が出そうだ。
女性がサングラスを外し、上着を脱ぐ。
中のノースリーブブラウスから覗く二の腕は、筋肉が凄かった……
「貴方、今、この女は男じゃないかって思ったでしょう?」
「そんなこと、思ってない……」
頭が何とか動かせる程度の俺は、床から女性を見上げる。
女性はしゃがむと俺の顎を指で撫でる。
顔だけ見れば、美人の部類。
それに、この女性はアルファだ。
「アタシはね、オメガが殺したいほど憎いわ」
「なん、で……?」
彼女は俺に見せつけるようにノースリーブのブラウスを下から引き上げる。
女性の肌を見るのは失礼な気がして目を逸らす。
「ちゃんと見なさい。これから貴方が抱かれる体なんだから」
「へ?」
間抜けな声が出て彼女を見れば、彼女の女性らしい胸の下には筋肉がみっしりと引き締まっていた。
そして、彼女は赤い口紅のついた唇で笑って、俺の顎から手を離す。
タイトスカートのホックを外した女性の股間が、とても臨戦態勢で雄々しくそびえ勃っていた。
「アタシが、オメガを嫌いな理由がこれよ」
「っ、やめ!」
彼女が俺の上に伸し掛かり、股間を押し付けたままシャツを脱がしにかかってくる。
筋肉なんて申し訳程度しかない上、注射で体が上手く動かない状態では抵抗すらできず、ハッキリした頭だけが恐怖を訴えていた。
「アタシはね。アルファの一族で、将来を約束していたアルファの婚約者も居たのよ。高校の時だったわ……同級生のアルファだと言っていた男が発情してオメガの誘惑香を出したの。アタシは気が付いたら、そのオメガを犯してた。分かる? アルファの女性はオメガを犯すときに性器の形が変わるの。こんな風に」
女性が俺の手を取って、自分の股間を握らせる。
熱く硬くなった性器を握らされて、俺は必死に頭を振った。
「やめ、ろ……俺はあんたなんか知らない……っ!」
「思春期の頃に性器の形状が変わるとね、女性アルファはオメガしか孕ませられなくなるの。自分で子供を産むことが出来なくなるのよ、体つきも男性アルファに近くなるの」
ゾッとするような目で俺を見て、女性は俺のズボンを脱がしていく。
気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪い!
肌に女性の手が這いまわる度に気持ち悪さに、暴れ出しそうな気持ちはあるのに、体が動いてはくれなかった。
「俺には、関係ないだろ……本当に、止めてくれっ!」
「関係ないわけないでしょう? アタシは婚約者を失い、ようやく得た婚約者も貴方のせいで失った。会社も、何もかもよ? 保釈金を両親が払って、アタシとは縁を切るんですって。全部、貴方のせいよ」
「まさか……あんた、美羽の婚約者のアルファの一人……?」
そういえば、美羽の婚約者に女性のアルファが居た。
そうだ、この女性だ。
どこかで見たはずだと思ったわけだ。
「全部、貴方のせい。だから責任を取って、貴方がアタシの子供を産むの。オメガのせいで子供が産めなくなったアタシへのせめてもの謝罪でしょう?」
「やっ、やだ……っ! 嫌だ!」
必死に頭を動かして抵抗したものの、女性は俺の足首を掴んで左右に開いた。
「やめ、やだぁ! メイデル! メイデル、助けてっ!」
「ふふふっ、泣き叫んでいるオメガの声は、ゾクゾクするわ」
恍惚とした表情で女性は笑い、体を引き寄せた。
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