ゴミ箱の男の話

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美優の話

第2話 同級生 山岸美優2

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この物語はフィクションであり実在する人物や地名などとはなんの関係もありません。

************************************

ー真由の家ー

ベッドが軋んでいる音。

匠と真由がベッドの上でセックスをしている。

真由「あんっ…ああっ♡ スゴい気持ち…♡ これ、凄いよぉ♡ あんっ…あんっ♡」

匠は正常位で真由の奥深くまでペニスを突き入れ、激しくピストン運動を行う。

真由は甘い喘ぎ声を上げ続ける。

真由「……んっ…いいよぉ…あたってる…アタシの膣内が…匠さんのペニスに掻き回されてる……すごくいいの…っ…!ああっ!あああーッ!!イク、イっちゃうぅ~!!」

激しい突き上げに耐えられず、ビクンっと仰け反ると真由は達してしまった。

ドアの隙間から、こっそり二人の行為を覗いている者がいた。

山岸 美優、真由の姉だ。

匠が真由の中に大量の精液を放つ。

真由「あっ…あっ…あっ…あっ…ああっ……出てる……いっぱいでてるぅ……」

長い射精が終わると、二人は繋がったままキスをする。

美優(なんで……真由……どうしてなの?)美優は、涙を流した。

匠は真由の中から引き抜くとコンドームを外す。
そして口元へ運び飲み込む。

真由と匠がディープキスをすると、真由は再び匠の上に跨り、騎乗位の体勢で匠と再び交わり始める。

その様子を見てショックを受けていたのは、美優だ。

匠「今日、お姉ちゃん家に帰ってくるの遅いの?」

匠が真由の腰を掴み下から突き上げる。

真由が身体を仰け反らせながら答える。

真由「遅い…みたい……」

そう言うと真由は唇を重ねて舌を絡めてくる。

それに答えて匠が舌を動かすと、それに合わせて真由も動き出す。

真由がゆっくりと口を離すと糸を引いた唾液が垂れ落ちる。

匠「だから、こんなに積極的なのか?俺のを欲しがって、さっきから何度も中に出して欲しいってお願いして来るもんなぁ。」

そう言い終わる前に、真由のおまんこにペニスを打ち付けていく。

真由が上体を起こして匠にしがみつくと自分の乳房を押し当て乳首でクリトリスを刺激する。

美優は、見るのが耐え難くなりとうとう堪えきれずその場を離れ、部屋に鍵を掛けて耳を押さえて布団を被った。

美優(何であんな男に真由は・・・私がずっと守ってきたのに)
美優の目からは大粒の涙が流れ落ちていた。

真由の喘ぎ声が隣の部屋から聞こえてくる。

真由「ああん、あ~ん・・・いいのぉ、気持ちいいぃ」

美優「なんで……どうして?」

美優には信じられなかった。

あの優しい真由が、今や快楽に溺れ、自ら腰を振り淫らになっている姿など想像できなかったからだ。

************************************

ー次の日ー

美優はいつも通り朝ごはんの支度をしていた。

しかし、心ここにあらずといった感じだ。

美優(昨日のあれは何だったんだろう……。真由があんなことをするなんて。きっと何か理由があるはず。でも、その理由がわからない……。)

目玉焼きを焼いていると、昨日の真由と匠の姿が脳裏に浮かぶ。

美優「もう、あんなことしないで欲しいのに」

美優は独り言を言うと、真由を起こしに行く。

真由の部屋に入ると、真由はまだ寝ているようだ。

美優「真由、起きなよ。学校遅れちゃうよ」

真由が目を覚ますと、美優を見て言った。

真由「あ、おはよう」

美優は、昨日の事は何事もなかったかのように振る舞った。

しかし、真由の首元にはキスマークがついており、それが美優の不安をより一層かきたてた。

美優「早くご飯食べないと遅刻だよ!」

真由「うん……」

真由は制服を着て、リビングに向かう。

美優も朝食を食べ始めると、真由が話しかけてきた。

真由「ねぇ、お姉ちゃん?」

美優「ん?どうしたの?」

真由「今日ってさ、お姉ちゃん帰ってくるの遅くなるって言ってたよね?」

美優「えっ?ああ、そうだね……」

美優は一瞬ドキッとした。

真由「晩御飯、一人で食べて寝るからいんだけど」

美優「……わかった」

美優(真由……どうしちゃったの?)

美優は少し違和感を感じながらも、何も言わず朝食を終えると学校へ向かった。

しかし、大学の授業中もそのことが頭から離れない。

放課後になると、美優は用事を辞めて、急いで家に帰った。

玄関を開けると、そこには真由の靴があった。

美優は昨日の事は、夢ではないと再度認識させられた。

美優は恐る恐る階段を登っていくと、真由の声が聞こえてくる。

美優は、ドアの隙間からそっと覗くと、真由が匠の上に跨っていた。

真由「…んっ♡ あっ♡ 匠さん、好き♡ 大好きだよ♡」

美優はショックだった。

真由は今までそんな素振りを見せていなかったのに。

美優はその場を離れたかったが、足が動かなかった。

真由が匠との行為に夢中になっている間、美優はその場でただ立ち尽くすしかなかった。

************************************

ー次の日ー

親戚の叔父さんのところで真由はバイトしている。

この日、叔父さんは先に帰っており、喫茶店の閉店した後、美優は真由と話し合う事にした。

真由「お姉ちゃん、話って何?」

美優は真由の顔を真っ直ぐ見つめて話し始めた。

美優「真由、付き合ってる人とかいるの?好きな人がいるなら私応援するからね」

真由「えー、何それ。いきなりどうしたの?」

真由は笑っているが、美優は真剣だ。

美優「昨日、見たんだよ。真由がそういう事をしている所を」

真由の顔から笑顔が消えた。

真由「やっぱり見られてたか……。ごめんね。気持ち悪いよね」

真由は俯いて小さな声で謝った。

美優「別に気持ち悪くなんかないよ。私は真由の事好きだし。真由が幸せならそれでいいの。でも、その相手が……匠なのはちょっと許せないかな」

美優は、怒りを堪えながら真由にそう伝えた。

真由「お姉ちゃん……。私だって最初は抵抗あったよ。奥さんいるし、でもね、いつの間にか彼の事が本当に好きになってたの……だから、ごめんなさい」

真由は泣きそうな顔で美優に謝罪をした。

美優「相手、奥さんいるんだよ!?」

真由「わかってる。でも、彼も私の事が好きって言ってくれてるの」

美優「そんなことあるわけ無いじゃん!騙されてるんだよ!」

真由「違うもん!」

真由は大きな声を出した。

美優はその剣幕に圧倒され黙ってしまった。

真由「お願い、信じて。匠さんの事、嫌いにならないで……」

真由は涙を浮かべていた。

美優「別れなさい!こんなのおかしいよ!」

真由「嫌だ!」

美優「真由、お願いだから……」

真由「絶対に別れない!」

真由は美優の言葉を無視して雨が降る外へ出て行った。

美優「真由……。どうすればいいんだろう……。どうしたら……うっ……」

美優は、悔しさと悲しさで胸が張り裂けそうになった。

************************************

次の日、外は雨が降っていた。

決まった時間、匠は真由のアルバイト先の喫茶店に来ると、知り合いから聞いたので待っていた。

喫茶店から出てきたところだった。

匠は、美優と会う。

匠「よう、山岸。久しぶりじゃんか。卒業以来?」

美優「久しぶり、話しあるんだけど…真由のことで。」

匠「何?」

美優「真由に会いに来てたのよね?匠?」

匠「珈琲飲みにきただけだよ。看板娘の真由ちゃんは、いなかったよ。」

美優「そう……」

二人は、沈黙になる。

その静寂を切り裂くように、美優が話し出す。

美優「ねぇ、匠。一つ聞いてもいい?」

匠「なんだよ改まって」

美優「匠ってさ、真由のことどう思ってるの?」

匠「どうって、可愛い後輩だよ。あの子にはいつも助けられてるんだ」

美優「嘘つかないで!そんなこと思ってないくせに。匠って最低だね」

匠は、美優の態度を見て何かを感じたのか、美優の肩に手を置いた。

匠「おい、どうしたんだよ急に。俺は、お前が心配してるようなことは絶対しないぞ」

美優「もういい、嘘付かないで!真由とヤッたんでしょ!?」

美優は涙を流しながら匠に訴えかけた。

匠「はぁ?何言ってんだよ。俺と真由は、ただの先輩と後輩の関係だろ。」

美優「じゃあなんで、真由と会ってるの?奥さんいるんでしょ?それに、この前だって真由とやってたじゃない!!」

周りには、人がたくさんいた。

匠「ちょっと声が大きいよ、こっち来て」

美優「やめて!!触らないで!!!」

匠は、美優の腕を掴み自分の車に連れ込んだ。

美優「痛いよ、離して!」

匠「ここなら大声出しても誰も来ないから大丈夫」

美優「匠、あんた奥さんいるのに真由と浮気なんて最低よ。真由が可哀想。まだ16歳なのに」

匠「16歳でも立派な大人だし、結婚もできる。俺もあいつもお互い好き同士なんだ。問題ないだろ?」

美優「問題しかないわよ。真由はまだ高校生で未成年なのよ。あなたは奥さんがいるのに真由と付き合ってる。それって不倫よね?犯罪よ?わかってるの?奥さんにもバレたら大変なことになるのよ?全部わかってて付き合ってるの?」

匠「ああ、わかってるよ。」

美優は、匠があまりにも冷静だったので驚いた。

匠がもっと動揺すると思っていたのだ。

美優「わかってるなら、早く別れなさいよ!こんなの間違ってる!」

匠「別れないよ。」

美優「どうして!?」

匠「好きなものは仕方ないだろ。」

美優「……本気で言ってんの?」

匠「当たり前だ」

美優「……馬鹿みたい。」

匠「真由は可愛いい、危なっかしい所もあるが、芯の強い女の子だ。俺はそんな彼女のことが好きだし愛している。だから手放す気はない。」

美優「……本当に馬鹿ね……。」

匠「そうだね……。でも、後悔はしていないよ」

匠は笑顔を見せ、スマホを取り出す。

匠「こんな写真も撮っちゃったし。」

美優「えっ……。」

そこには、匠と真由キスをしているところが写っていた。

匠「他にもあるよ。真由とセックスしてるところの写真」

美優「いつの間に撮ったのよ……。」

匠「秘密だよ。」

美優「消して……」

匠「それは無理な相談かな」

美優「お願いだから……」

匠「ダメだよ。これは、俺と真由の大切な思い出だからね」

美優「お願いします……」

匠「君が真由の代わりになってくれるのなら考えてあげなくもないけどね」

美優「なに、意味わからないこといってんの?私が代わりになるわけないでしょ!」

匠「……そうか、残念だね。じゃあ真由とは別れられそうにないか。」

美優「……別れられないんじゃなくて、別れたく無いだけでしょ?」

匠「まあ、そういうことにしておくよ。気が向いたら山岸、連絡してくれ。」

そう言うと美優は車から出て行く。

匠の車が去って行った後、しばらく美優は立ち尽くしていた。

それから、少し時間が経ち、やっと美優の足が動き出した。

美優はフラつきながら家に帰る。

部屋に入るとベッドに倒れ込む。

美優「真由……なんで写真なんか……。撮ってたんだろう……」

そして、そのまま眠りにつく。

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