ゴミ箱の男の話

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由美子の話

第9話 由美子の憂鬱3

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この作品はフィクションであり、現実とは一切の関係もないことをお断りさせていただきます。

************************************
由美子の部屋が匠にノックされる。

匠「入るぞ~」

中に入ると床に座って俯く由美子姿がであった……。

匠「由美子?」言いつつ近寄る。

匠に気付いた由美子が匠の方を見る。

由美子の目からは、涙の跡が伺えた。

心配になった匠。

由美子の傍まで行きしゃがみこんだ匠。

そしてそっと手を差し伸べた匠。

匠「本当に大丈夫か?」

匠も少し不安げな表情をする。

由美子「はい、問題ないですよ……。」と笑顔を崩さずに応える。

私は、この人と結婚して、この人の子供を産んで、家族になって幸せに暮らしていくはずだった。

でも……今の状況は……最悪だ……。

私の身体は完全に誠也によって淫乱になってしまい、今では毎日犯され続けているし、匠と美優の子供と三人暮らしの日常を過ごしてはいるものの、匠には本当のことを言えずに居るし……。

匠は、由美子を抱き寄せる。

匠「由美子……」

由美子は、そのまま身を委せるように身を委ねてきた。

誠也にはもう何度もイカされて……絶頂させられた身体を匠に委ねたい……。と、つい考えてしまった……。

がしかし私は首を振って自分の頭の中からかき消すように努めた……。

私はなんていやらしい人間になってしまったんだ……。

そう思いながらも……快楽を我慢しなければならない!

それが苦痛になっているのだ……。

匠は、由美子をベットへと連れていき寝かせると匠は覆い被さり服を脱ぐ……。

私もそれを手伝うかのようにして……二人で産まれたままの姿となったのだ。。

(あぁーっ!)心の中では……叫ぶ私。

匠と私は肌を重ね合わせ……お互い求めあうような深い接吻を貪りあった……。

……私は……匠の事を愛している……それは変わらない事……。

でも、でもね。

私も誠也と同じように激しく求められたらと思う私がいる。

でも、匠の愛情に包まれたいと。

お互いを求め合う時間が終わり私は、この瞬間しかないと思った。

由美子(ごめんなさい……。)

匠さんが、私から離れようとしたときに言ったのである。

由美子「相談があるの……誠也さんの仕事の事…話さなければ、いけなくて……お願いします……。」

匠「どうしたんだ?突然……。」

匠は、やさしい眼差しになる。

匠は誠也の事で由美子が悩んでいると思っているからだ。

由美子「私……私……、誠也さん……!レ……レイプされたんです…………」
泣き出すが堪えようとする。

声も小声になったしまう。

由美子は震えていた……匠の胸の中にいて落ち着く事が出来た。

匠の心臓の鼓動と体温に安堵感を覚える……。

しばらくそのままにしてくれる。

由美子「あなたに……、何度も……相談しようと思ったの…匠さん……ごめんなさい……!」
泣いてしまいながら話す。

匠の腕が、由美子を包み込んでくれた……。

匠「すまない……俺は何も知らずにいた……。辛かったろう……。誠也さんには俺から話をする……」
と抱きしめてくれる……。

由美子「でも……。」と口を開くと……。

匠さんの優しさに私はすがるように、言葉を口にしていく……。私は、誠也さんの愛人なのだからと……その日、私がどんな扱いを受けたかを……。

また匠さんの知らない間に何をされているかなどを洗いざらい全てを匠さんに伝えた……。

全て伝えた後。

匠「由美子。辛いのにありがとう。自分がもっとしっかりしていたなら……こんなにも由美子を追いつめる事もなかっただろう。すまない由美子。」匠は申し訳無さそうな顔をしながら由美子に謝る。

抱きしめてくれながら……。

その優しさと包容力で安心する……。

匠の胸に頭を埋めた。

温もりを感じながら。

心地よかった。

私はそんな優しい匠が好きで……好きで……大好きなの。

……だから。と口に出したら……

自然と涙が出てくるから……。

私はあなたの妻になりたいと。……ただそれだけを伝えた。

ただそれを聞いて欲しかったからなのかな。

匠に伝えられて良かったのかも知れない。

だって今が一番幸せな時だと思うのだから……。

匠は優しく、私の頭を撫で続けてくれた。
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