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一章 ~6歳(勉強中ですよ)
家族って大事ですよね
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その後、アレッサがお父様、お母様を連れて戻ってきました。
「すぐに確認したいとのことでしたので、
旦那様、奥様をお連れしました」
「あ、座ったままでいいよ。
キー、悪いけど他に聞かれないようにしてもらえるかな」
「ええ、ちょっと待ってくださいね。
・・・これで外に音は漏れないようになりました」
「ありがとう。
じゃあ、どういう状況なのか、話を聞こうかな」
クラリス先生が、待っている間に私のステータスを写し取った紙を差し出しながら、
「はい、先ほどお嬢様のステータスを確認させていただきまして、
このような内容でしたので、今後の方針について話をさせていただこうかと思いました。
そちらの用紙は確認後、こちらで燃やして処分していただけますか」
そう言って灰皿を用意する。
「ふむ、どれどれ・・・」
お父様とお母様が内容を確認しています。
暫く静かな時が流れて・・・
段々怖くなって、俯き気味になっていると、横からクラリス先生が抱きしめてくれた。
「大丈夫ですよ」
と笑いかけてくれた。
クラリス先生と横に立つアレッサの顔を確認して、しっかり前を向く。
そして内容の確認が終わったのか、お父様が無言で灰皿の上で紙を燃やした。
「ふむ・・・まず転生者ってことについて話を聞こうかな」
・・・
クラリス先生と一緒に、お父様とお母様に転生者について説明をしていきます。
その間クラリス先生が手を握ってくれていたので、きちんと説明できたと思います。
「なるほどね。
では、前の世界の記憶があるってだけで、エル自身には特に問題は無さそうか。
ただ、前の世界の記憶があることが他に漏れたら、色々ありそうだね」
「そうですね。
エル、こっちにいらっしゃい」
「はい・・・」
お母様に呼ばれて、お母様の傍に行きます。
「話してくれてありがとう。
知られるのが怖かったのでしょう?
大丈夫、何があってもエルは私達の子供ですよ」
お母様がしっかり抱きしめて頭を撫でてくれます。
「そうだね。
エルがどんな存在でも、私達はエルを離すつもりはないよ」
お父様もお母様の上から抱きしめてくれ、
私は堪えきれずに大泣きしてしまいました。
・・・
「くぅ・・・すぅ・・・」
「ふふ、泣き疲れて寝ちゃいましたね」
「まあ、大人の記憶があるとはいえ、体は子供だからね。
それは仕方ないよ」
「そうですね。
でも転生者・・・男の子ならわかりますが、
男性という点があまり見えないですけど
適応しているってことで良いのでしょうか。
大きくなって女だとはっきり分かったらショック受けるかもしれませんね」
「今の所は何とも言えないね。
この子の性格からして、問題は無さそうな気はするけど・・・
先のこととはいえ気になるよね」
「それで、それも含めて提案と言いますか、お願いなのですが、
私を教師だけでなく、お嬢様のお付きの一人として雇っていただけないでしょうか?
秘密を共有するという点、お嬢様とダンジョン等同行出来るメンバとして役立てるかと思います」
「クラリス先生・・・そうですね。
この子がダンジョンに行くような事はあまりないかとは思いますが、お願いできますか。
一応もう一人お付きは増える予定ではありますが、
この子を理解してサポートしてくれる方はいて欲しいです。
特に私と同じエルフであるあなたなら」
「はい、判っております。
ハイエルフという種族・・・
これを表に出してしまうと、お嬢様の望まない状況になりそうですから」
「あの、すみません。
ハイエルフという種族は問題となるのでしょうか?」
「そうだね。
君にも知っておいて貰った方が良いだろう。
ハイエルフというのはエルフの上位種族・・・というだけではないのだよ。
過去に存在したと言われる、ある意味伝説に近い種族でね。
神の使いとも、神に近い種族ともいわれているんだ。
狐族で言う天狐に似たようなものかな?
だからエルフ達から信仰の対象として祀られたり、
王族がその血を取り込もうと動くかもしれない。
流石に王命を使われたりすると、国に対して問題のある行動をとっているというわけではないから、
私達では反対することが難しい。
そうすると私達はこの子を逃がすしかできなくなってしまう・・・
恐らくだけど巫女というクラスはハイエルフから来てるんだろうね。
エルにも種族はハイエルフという事は伏せて、
普通のエルフだと言うように言っておいてもらえるかい?
この子はこの世界の常識を知らないから、普通に洩らしてしまいそうだしね」
「天狐ですか・・・私の銀狐でも色々ありましたが・・・畏まりました。
お嬢様にはしっかりと伝えさせていただきます。
周りも巻き込む危険性を知れば、お嬢様も解ってくれるでしょう」
「そうだね。
この子は自分より身内を大事にするようで、
自分をもっと大事にしてくれるといいのだけれど・・・
この辺りはキーに似たのかな」
「そ、それは言わないでください。
ですが、自分を大事にしないというのは、元の世界でのエルも関係してそうです」
「は~、元の世界からこちらの世界に転生・・・いや転移か?
何があって転移したのかは分からないけど、ちょっと危ういか」
「そうですね。
そういう意味ではクラリス先生の提案は渡りに船でした。
あと、アレッサがエルの傍仕えに立候補してくれてよかった」
「二人とも、この子が一人にならないように
仮に国が敵となっても傍にいてあげてくれないか。
私たちは立場もあるから、この子の為だけに動くことができないかもしれないから」
「「もちろんです」」
「「ありがとう」」
眠るエルフリーナの頭を母親がやさしく撫でていた。
「すぐに確認したいとのことでしたので、
旦那様、奥様をお連れしました」
「あ、座ったままでいいよ。
キー、悪いけど他に聞かれないようにしてもらえるかな」
「ええ、ちょっと待ってくださいね。
・・・これで外に音は漏れないようになりました」
「ありがとう。
じゃあ、どういう状況なのか、話を聞こうかな」
クラリス先生が、待っている間に私のステータスを写し取った紙を差し出しながら、
「はい、先ほどお嬢様のステータスを確認させていただきまして、
このような内容でしたので、今後の方針について話をさせていただこうかと思いました。
そちらの用紙は確認後、こちらで燃やして処分していただけますか」
そう言って灰皿を用意する。
「ふむ、どれどれ・・・」
お父様とお母様が内容を確認しています。
暫く静かな時が流れて・・・
段々怖くなって、俯き気味になっていると、横からクラリス先生が抱きしめてくれた。
「大丈夫ですよ」
と笑いかけてくれた。
クラリス先生と横に立つアレッサの顔を確認して、しっかり前を向く。
そして内容の確認が終わったのか、お父様が無言で灰皿の上で紙を燃やした。
「ふむ・・・まず転生者ってことについて話を聞こうかな」
・・・
クラリス先生と一緒に、お父様とお母様に転生者について説明をしていきます。
その間クラリス先生が手を握ってくれていたので、きちんと説明できたと思います。
「なるほどね。
では、前の世界の記憶があるってだけで、エル自身には特に問題は無さそうか。
ただ、前の世界の記憶があることが他に漏れたら、色々ありそうだね」
「そうですね。
エル、こっちにいらっしゃい」
「はい・・・」
お母様に呼ばれて、お母様の傍に行きます。
「話してくれてありがとう。
知られるのが怖かったのでしょう?
大丈夫、何があってもエルは私達の子供ですよ」
お母様がしっかり抱きしめて頭を撫でてくれます。
「そうだね。
エルがどんな存在でも、私達はエルを離すつもりはないよ」
お父様もお母様の上から抱きしめてくれ、
私は堪えきれずに大泣きしてしまいました。
・・・
「くぅ・・・すぅ・・・」
「ふふ、泣き疲れて寝ちゃいましたね」
「まあ、大人の記憶があるとはいえ、体は子供だからね。
それは仕方ないよ」
「そうですね。
でも転生者・・・男の子ならわかりますが、
男性という点があまり見えないですけど
適応しているってことで良いのでしょうか。
大きくなって女だとはっきり分かったらショック受けるかもしれませんね」
「今の所は何とも言えないね。
この子の性格からして、問題は無さそうな気はするけど・・・
先のこととはいえ気になるよね」
「それで、それも含めて提案と言いますか、お願いなのですが、
私を教師だけでなく、お嬢様のお付きの一人として雇っていただけないでしょうか?
秘密を共有するという点、お嬢様とダンジョン等同行出来るメンバとして役立てるかと思います」
「クラリス先生・・・そうですね。
この子がダンジョンに行くような事はあまりないかとは思いますが、お願いできますか。
一応もう一人お付きは増える予定ではありますが、
この子を理解してサポートしてくれる方はいて欲しいです。
特に私と同じエルフであるあなたなら」
「はい、判っております。
ハイエルフという種族・・・
これを表に出してしまうと、お嬢様の望まない状況になりそうですから」
「あの、すみません。
ハイエルフという種族は問題となるのでしょうか?」
「そうだね。
君にも知っておいて貰った方が良いだろう。
ハイエルフというのはエルフの上位種族・・・というだけではないのだよ。
過去に存在したと言われる、ある意味伝説に近い種族でね。
神の使いとも、神に近い種族ともいわれているんだ。
狐族で言う天狐に似たようなものかな?
だからエルフ達から信仰の対象として祀られたり、
王族がその血を取り込もうと動くかもしれない。
流石に王命を使われたりすると、国に対して問題のある行動をとっているというわけではないから、
私達では反対することが難しい。
そうすると私達はこの子を逃がすしかできなくなってしまう・・・
恐らくだけど巫女というクラスはハイエルフから来てるんだろうね。
エルにも種族はハイエルフという事は伏せて、
普通のエルフだと言うように言っておいてもらえるかい?
この子はこの世界の常識を知らないから、普通に洩らしてしまいそうだしね」
「天狐ですか・・・私の銀狐でも色々ありましたが・・・畏まりました。
お嬢様にはしっかりと伝えさせていただきます。
周りも巻き込む危険性を知れば、お嬢様も解ってくれるでしょう」
「そうだね。
この子は自分より身内を大事にするようで、
自分をもっと大事にしてくれるといいのだけれど・・・
この辺りはキーに似たのかな」
「そ、それは言わないでください。
ですが、自分を大事にしないというのは、元の世界でのエルも関係してそうです」
「は~、元の世界からこちらの世界に転生・・・いや転移か?
何があって転移したのかは分からないけど、ちょっと危ういか」
「そうですね。
そういう意味ではクラリス先生の提案は渡りに船でした。
あと、アレッサがエルの傍仕えに立候補してくれてよかった」
「二人とも、この子が一人にならないように
仮に国が敵となっても傍にいてあげてくれないか。
私たちは立場もあるから、この子の為だけに動くことができないかもしれないから」
「「もちろんです」」
「「ありがとう」」
眠るエルフリーナの頭を母親がやさしく撫でていた。
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