魂つなぐ転移世界 ~私の平穏は何処なのでしょう?~

蒼劉

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二章 7歳(ダンジョン突入!?)

由香さんのステータスちぇ~っく!

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由香さんも落ち着いてきたようですし、
私が道化を演じた甲斐がありましたね。
え?何時も通り?
・・・何時かその認識を改めさせてやります。

「では、ステータスを確認する為の鍵が此方になりまして、
 鍵を胸に当てると鍵が取り込まれます。
 そして、その鍵を意識しながらステータスと念じると
 自分のステータスが確認できます。
 あと、一緒に行動するため、パーティーを組んでおきましょう。
 そうすることで私達が倒した魔物の魔素が分散されて取り込まれるので
 由香さんのレベルも上がりやすくなるはずです」

「判ったわ。
 胸に当てればいいのね」

由香さんはそう言いながら、鍵を胸に当てます。
そして鍵は由香さんに取り込まれましたので、
先にパーティーを組んでステータスの共有をして貰いましょうか。

「では、パーティー先に組んでしまいましょう。
 ソフィアには私からパーティーを意識するよう伝えるので、
 私とアレッサの間は空けて手を繋いで輪になりましょう」

ソフィアに転移者を保護したので、パーティーに追加したいから
パーティーの繋がりを意識するように伝えます。
私にソフィアのイメージが届いたので、
アレッサにイメージを流し皆でパーティーを組みます。
組めたことが確認できたので、ソフィアにお礼を伝えるのと、
お父様とお母様に転移者を保護したことを伝えて欲しいと伝えました。

「これで一名ここには居ませんが、
 パーティーが組めたはずです。
 居ない一名はソフィアという名前で、私の傍仕えの一人ですね」

「傍仕えが3人も・・・」

「普通の貴族は1名か2名だそうです。
 私は辺境伯という事で、魔物討伐等に出たりするため3名付いてます」

「なるほど。
 ファンタジー世界での辺境伯はそういう・・・」

「そうですね。
 あ、ステータスを皆で共有できるので、
 私達にステータスを送るイメージをして貰えますか?
 私はお母様方の許可が無いとお見せすることが出来ないので、
 一方的に送ってもらう形になってしまいますが・・・。
 まあ、私は魔法を主に使って接近戦に弱いと思っていただければ」

「まあ、貴族だし情報を秘匿するというのはあるのでしょうね。
 わかったわ。
 この世界の知識が無い私では見ても何がいいかわからないから、
 一緒に見て教えて欲しいわ」

「すみません。
 では、お願いします」

そう伝えると、由香さんの情報が送られてきました。

---------------------
名前        :笹木 由香
種族        :ヒューマン
年齢        :25歳
称号        :転移者
           貫く者

クラス       :レベル
----------+-------
 賢者       :33
 ガンナー     :22

サブクラス     :レベル
----------+-------
 学者       :36
 研究者      :31
 薬師       :35

レベル       :1
----------+-------
 SP       :223
 MP       :420
 TP       :231
 力        :51
 体力       :121
 魔力       :110
 精神力      :155
 器用       :231

魔法        :レベル
----------+-------
 火        :1
 水        :1
 大気       :1
 地        :1
 無        :1
 時空       :1

 魔力制御     :1
 魔力・精神強化  :1
 MP回復力アップ :1

スキル       :レベル
----------+-------
 銃        :21
  命中補正    :10
  視力強化    :14
  弾丸作成    :1
 魔法銃      :1
  弾丸作成    :1
 弓        :5

 直感       :2
 鑑定       :3
 マッピング    :2
 幸運       :2
---------------------

え~と?
あ、25歳だったんだ。
もっと若いかと思ってた。

称号・・・かっこいいな。
私もこんなの欲しかった。
でも色んな意味で使えるからいいものか判らないですね。
独身をつらうぉ、寒気したぁ!

クラスは・・・何でクラスレベルが上がってるのですかね?
私全部1だったような気がするのですが・・・
前の世界の経験?え?私にもあったはずですよ?
あ、体に経験が無かったから・・・ですかね?
そうだと言ってください!

・・・器用さお化けですね。
ガンナーって何をしてたんでしょうか。

魔法は・・・特に目新しいものは無さそうですね。
スキルは・・・魔法銃?幸運!いいな~私も欲しい。

さて・・・全部見終わりましたけど。
う~ん・・・銃か~・・・どうするかな~。

ずずっ

スパーン!

「ぶふぅ!」

「え!?」

「な、何でもないです!
 ステータスの確認を続けてください」

そう言いながら噴出した紅茶を水魔法で見えないように処理します。

パーティーの会話でアレッサに向かって
【何するのよ!火傷するかと思ったじゃない!】

そう告げると、アレッサはジト目で

【この一連のやり取り、覚えはありませんか?】

と言われた。
え?ありましたっけ?
覚えがないという顔をしていると

【はぁ・・・ソフィアのステータス確認の時を覚えていませんか?】

【え~と・・・うん、私優雅にお茶できてたわよね】

【記憶を改竄しないでください!全く、奥様への報告案件がまた増えましたよ】

【やめて~、私のライフはもうゼロよ!】

【・・・まだ余裕がありそうですね】

【ほんっと!すみませんっした!】

こんなやり取りをしてると、
クラリスからあきれた視線が飛んできます。
あ、いけない・・・しっかり猫をかぶらなきゃ。
1枚じゃ足りないかしら。
・・・

由香さん放心してますね。
まあ、アレッサ達ってゲームとかだと終盤どころか、クリア後のやり込みレベルのステータスだもの。

「え~と、放心している所申し訳ないのですが、
 今後の方針を決めるために、由香さんのステータスについて話をさせてもらいますね」

「あ、はい。
 おねがいします」

う~ん、まだ放心から覚めて無い感じだけど、
まあ返事出来てるから大丈夫でしょう。

「由香さんのクラスであるガンナーなのですが、
 残念ながら今の状態では銃は手に入りません。
 アレッサ、クラリス何かありますか?」

「銃ですか・・・私は構造が判らないですし、
 火薬も無いので・・・この状況ですと銃は無理だと思います。
 クラリス何か思いつきますか?」

「そうですね・・・スキルの魔力銃というのが気になります。
 もしかして、銃の土台があれば、
 弾丸に術式を刻印して発射出来たりしないですか?」

クラリスが由香さんに確認します。

「魔力銃?あ、情報が出て来た。
 これが鑑定の力なのかな?
 う~ん・・・弾丸に刻印した魔法が発動する・・・火薬は・・・無くても大丈夫みたい。
 ただ、弾丸に二種類刻印が必要になるので弾丸はちょっと大きくなるから大型の銃になるかな。
 長距離で皆攻撃なら、スナイパーライフル辺りか・・・」

「え、もしかして構造が判るのですか?」

「サバゲーって言っても解らないか。
 威力を落として当たっても大丈夫な銃を使って打ち合いをするゲームをやってたから
 ある程度は判るわよ。
 本物の銃の構造とか気になって調べてたりしたし」

「え~と・・・どんな部品を作ったらいいかとか判ったり?」

「ええ、大丈夫よ。
 魔法とかで部品が作れると思っていいの?」

「あ、はい。
 作って調整したりしないといけないでしょうけど、
 どんな部品か教えてもらえれば出来ると思います」

「魔法って凄いわね。
 そういえば、魔法って防御魔法みたいなのあるの?
 盾出したりとかさ」

「え?ええ、マジックシールドというのがありますが」

「やった。
 となると対物ライフルアンチマテリアルライフルも行けるかもしれないわね。
 一度打ってみたかったのよね~」

あ、やばい人だ。
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