魂つなぐ転移世界 ~私の平穏は何処なのでしょう?~

蒼劉

文字の大きさ
215 / 221
四章 9歳(色々制限中・・・)

暴露大会ってやつですかね・・・私はわるk

しおりを挟む
それからソフィアとフィアは打ち解けて、
話をしているうちに私達はソファへ移動し、
私中心で両サイドソフィアとフィアに抱き着かれるという状態になってます。
あれ?何でこんなことに?

コンコン
ガチャッ

「エルちゃんはい・・・」

・・・パタン

由香さんは私達を見た瞬間笑顔が固まって、
そっとドアを閉めました。
えっと・・・

暫くして少しだけドアが開き、由香さんがそーっと覗き込んできます。

「・・・え?何?エルちゃんハーレムでも作るの?」

まあ、わかります。
私が美少女二人を侍らせてるようにしか見えないですもんね。

「えと・・・実は私も何でこんなことになってるのかよくわかってません。
 それぞれ自己紹介を簡単に済ませて、
 少し話をしていたらこんな感じになってました。
 いえ、この説明で理解できないことは判るのです。
 ですが、そうとしか言いようがないのです」

「そ、そう・・・まあ、この感じだとソフィアちゃんと似たような感じかな?」

後半ぼそぼそと聞こえませんでしたけど、
何故か納得したような顔をしてますね。

「エルちゃん、紹介してくれる?」

「あ、はい。
 フィア、此方が転移者の笹木由香さんです」

「初めまして。
 私アレスフィア・スノーデンと申します。
 どうぞフィアと呼んでください」

「初めまして、笹木由香と申します。
 私の方も由香と名前の方で呼んで頂けると嬉しいです」

そしてお付きの人達の紹介も終わり、
呼び方はフィアの方は「由香さん」、
由香さんの方は「フィアちゃん」でお付きの人達はさん付けですね。
まあ、想像通りか。
あと方言がわからなかったから標準語で話してもらっているという話になると、

「ふむ、フィアちゃんの訛りか。
 さっきエルちゃんのことエルっちって呼んでたから、関西関係なのかな?
 関西弁なら判るから私相手なら普通に話しても大丈夫かもよ」

「あ、由香さ「んだば、しづれいしで。
 いやぁ、わがるがもじれねっで人いでありがてぇ。
 えーふりするのもこうぇーでな~」」

「うん、なんて?」
由香さんは笑顔で返してました。
うん、予想できました。

・・・

部屋の隅でフィアがいじけてます。
「ふんだ・・・どうぜ・・・」
とかぼそぼそ聞こえてきます。
由香さんが必死に必死に謝ってます。

「そういえば、フィアの訛りなのだけれど誰かの影響なのですか?」

「フィア様のお爺様の影響になります。
 さらに元を辿れば転移者の方々の影響だとお聞きしています」

エルザさんがそう答えてくれました。

「なるほど、転移者の方々ですか。
 それにしても色々混ざって訳が分からない状態まで昇華されてますね」

「後はスノーデン辺境伯領独自の訛りも入っている状態です。
 まあ、此方についても元を辿れば転移者の方々の影響なのでしょうが」

「なにそれ転移者の影響怖い。
 由香さん広めないでくださいね」

「私は標準語でしょ!
 言葉以外にも変な事流すことはないわよ。
 いったい何を広めるって言うのよ。
 それを言ったらエルちゃんの方が影響力強いでしょ。
 そのうち、領内でエルちゃん=何かやらかす人って認識されるんじゃない?」

「な!?
 私は領内で何かやらかした覚えはないですが!?」

「裏山の光る木(ボソ」

「え!?
 あ、あれは・・・その・・・でも!私がやったとは誰も知らないでしょう?」

「知られています」
「知られてますね」
「知られてるよ」

アレッサ、クラリス、由香さんが順に言います。

「はぃ!?なんで!?」

「どうもあの木って意思疎通できるみたいでさ。
 どうしてこうなったの?って聞いたら、
 エルちゃんがやらかした映像がテレビ画面みたいに幹に映し出されてたよ。
 あ、テレビというよりプロジェクションマッピングに近いのかな?
 まあ、そんな感じで教えてくれたよ。
 どういう原理なのかさっぱりだけど、
 光ってるだけあって光とか操るのはお手の物なのかな?
 まあ、ともかく意思疎通できるのは間違いない。
 話して枝も何本か譲ってもらったし」

「はぇ?意思持ってる?」

「ええ、奥様が周りに被害出さないようにやり取りして、
 魔力注いだりしてたよ。
 それもあってか判らないけど、最近は一気に学習して賢くなったみたいよ。
 何かこの辺り一帯に結界っぽいの張ってるみたいだし。
 その内レンズとか出して、魔物とかレーザーで倒したりするんじゃない?」

「・・・ぇ?
 それって敵対したりしたらものすごく危ないんじゃ」

「大丈夫大丈夫。
 最初から友好的だったし、奥様に絶対服従してるわよ」

「・・・そうだといいんですが・・・
 でもお母様に絶対服従ですか~。
 まだ何も言ってないですごめんなさい」

一瞬アレッサとクラリスの目が細められました。
むっちゃ怖いです。
そして何故かフィアが此方をじっと見つめてます。
どうしたんだろう?
フィアの傍仕え達はヒソヒソ話をしながら此方をチラチラ見て、
最終的にフィアに視線を向けてます。
・・・どうしたんだろう?
アレッサ、クラリス、由香さんがそれを見て、何か理解したのか残念そうにしてる。
・・・・・・どうしたんだろう?
ソフィアは良くわからないけど嬉しそう。
ただ、多分皆とは思ってること違うんだろうな。
本当に皆どうしたんだろう?
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

失礼ながら殿下……私の目の前に姿を現すな!!

星野日菜
ファンタジー
転生したら……え?  前世で読んだ少女漫画のなか? しかもヒロイン? ……あの王子変態すぎて嫌いだったんだけど……? 転生令嬢と国の第二王子のクエスチョンラブコメです。 本編完結済み

スライムからパンを作ろう!〜そのパンは全てポーションだけど、絶品!!〜

櫛田こころ
ファンタジー
僕は、諏方賢斗(すわ けんと)十九歳。 パンの製造員を目指す専門学生……だったんだけど。 車に轢かれそうになった猫ちゃんを助けようとしたら、あっさり事故死。でも、その猫ちゃんが神様の御使と言うことで……復活は出来ないけど、僕を異世界に転生させることは可能だと提案されたので、もちろん承諾。 ただ、ひとつ神様にお願いされたのは……その世界の、回復アイテムを開発してほしいとのこと。パンやお菓子以外だと家庭レベルの調理技術しかない僕で、なんとか出来るのだろうか心配になったが……転生した世界で出会ったスライムのお陰で、それは実現出来ることに!! 相棒のスライムは、パン製造の出来るレアスライム! けど、出来たパンはすべて回復などを実現出来るポーションだった!! パン職人が夢だった青年の異世界のんびりスローライフが始まる!!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました

SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。 不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。 14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛

タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】 田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。

処理中です...