73 / 89
外伝
進化する獣 4
しおりを挟む
「これです!」
「んあ!?」
藪から棒にディーは叫んだ。
「これっすよ! 私が最初から提案していたプラン! ほとんど同じじゃないですか?」
「……旅行キャンペーンの話か?」
「そうですよ! いいじゃないですか! 大手(らーめん屋)に不人気店が挑むところもそっくりだし! ここが成功するなら私のプランも絶対行けますよ!」
金色の瞳をキラキラさせて彼女は力説する。
「絶対潰れるわ! 止めとけ!」
「何でですか!? この店現に営業出来てるじゃないですか!?」
ふと、店員のおばちゃんを見ると気まずそうな顔をしている。
「す……すいません、つい、その潰れるだなんて」
「いえ……前ここにあった餃子屋さんも早く潰れちゃいましたしね。そう思われるのも仕方ないかなと」
物凄く、気まずい。
「こら、店員さんに気を遣わせただろうが!」
「潰れるって言ったの藤間さんですよね!?」
「図星だが、言い出しっぺはお前だろう?」
「それこそ責任転嫁です!」
俺たちの言い合いは確実に店には迷惑だったに違いない。――混みあっていれば。
現状店には、やはり俺たちしか客がいなかったので見逃されて貰ったのかもしれない。
店員さんたちは言い合う俺たちを見ても「良いんですよ、お客様が来て下されば」と暖かい言葉を掛けてくれる始末である。
「「……申し訳ありません」」
余計に情けなくなってきたところで俺たちは謝り店を出て、幡ヶ谷の屋敷で話し合うことになったのである。
※
「なんだ今日のあれは」
「いや、藤間さんだって相当ですよ? 潰れるだのなんだの」
「失礼だったのはわかってるよ! でもなあ……一回説明しただろ? 原価率だのなんだの……」
俺は図に書いてもう一度彼女に説明する。
「な? いくら儲かっても意味はないだろう?」
だが、どこか彼女は納得いかない顔をしている。
「果たして、本当にそうでしょうか?」
「……いや、話聞いてたか?」
「いえ、わかってますよ? こんな無茶な価格設定していたら、早晩潰れかねないってことも。あの店が流行っていないってことも」
「……なら」
「でもですね! それはちょっと早計ってもんだと思うんですよ!」
彼女は再び金色の瞳を輝かせながら俺を睨む。
「あの店が今後どうなるか――私3か月ほど見守ります! それで軌道に乗るようだったら、私の提案も一考して下さい!」
熱い、そしてあまりにも青く若い提案だな、と思う。だが――
「いいぜ、乗った」
実はそういうのは嫌いじゃなかった。人生失敗するからやめろ、なんて言われても人は納得なんてしないのだ。
俺はその熱い思いに若い頃を思い出して、若干共感してしまったのだ。
「どうなるか――見守ろうじゃないか。この、オペレーション『ファントム』を」
「……なんすか? その『ファントム』って?」
したり顔で言ってみたが、やはり異世界人には通じなかった。
ミュージカル ファントム とは、オペラ座の怪人の潤色版である。オペラ座の地下にすまう謎の男がヒロインに恋し、彼女が最上の歌姫になるべく、爛れた顔をマスクで隠し師事していくのだ。
後方から見守る亡霊(ファントム)の如く――。
――という説明をBDを見せながら説明した。
「め、めっちゃ泣けます! 最高です!」
「だろ~? 宝塚版のだいきほが初見だったんだけどさ~このシーンが良いんだよ! ほら見ろよ! ここ! ここで……」
こうして、少しだけヅカ友として仲良くなったディーと俺は、この獣肉の店を見守ることになったのだった。
◆
今日も俺たちは『獣』に来ている。あれから一か月、かなりのペースで通っている。
「――ここ、量がおかしいよな」
「ええ……最初はただのサービス精神かと思ってたんですが、おかしいですよね」
ご飯は五穀米か白米を選べるため五穀米にしている。サラダバーに加え、付け合わせでひじきの煮物やら、その時々で2種類ほどついた上に汁物も出てくる。そして、食べ終わったと思いきや――。
「アイスです~」
お菓子がついたりする。頼んでないのに。
「うっぷ――」
「無理すんなディー。エルフの腹にはちょっと重いだろ」
「いえ、責任がありますから……食べます」
今日こいつが頼んでいるのはから揚げ定食だ。
下味のつけられた鶏ももを香ばしく揚げてある。
「これがまた……結構美味いんだよな」
「藤間さんも食い過ぎですよ?」
俺はといえば今日の豚肉定食である。それにディーの頼んだから揚げを追加している。一個100円である。
ニンニクと豚と玉ねぎを醤油で甘辛く炒めた物だが、味が濃く、美味い。さらに……。
「結構な食べ応えがあるんだよな……」
量が結構ある。それにから揚げも付けたもんだからとんでもなく腹に溜まるのだ。
「もう食えんな」
「ええ、今日は何も入らないです……」
そんなことを言い合う俺たちに、笑顔のおばちゃんが語り掛けてきた。
「今日も来てくださってありがとうございます」
「あ、いえ……」
「おかげさまで少しずつですが、リピーターも増えてるんですよ」
「え、そうなんですか?」
「はい。本当にちょっとずつですけどね」
見れば、確かに今日は俺達以外の客が2人ほど座っている。
「この調子でいければと思うんですけど……そうそう、それで新メニューを作っているんです」
「へぇ、何ですか?」
「軍鶏らーめんて言うんですけど」
「ははぁ……(下の店を意識したのかな)」
「それでお願いがありまして」
「はい」
「小鉢程度ですけど、アンケート取ってるので試食してもらっていいですか? 勿論タダですけど」
「「……」」
ディーは無言で俺に訴えかける。無理だ、と。
だから俺は笑顔で頷いて答えた。
「喜んで、頂きます」
ファントムは飯(クリスティーヌ)のお願いは断れぬ。
こうして今日も俺たちの胃は試され続けるのだった。
「んあ!?」
藪から棒にディーは叫んだ。
「これっすよ! 私が最初から提案していたプラン! ほとんど同じじゃないですか?」
「……旅行キャンペーンの話か?」
「そうですよ! いいじゃないですか! 大手(らーめん屋)に不人気店が挑むところもそっくりだし! ここが成功するなら私のプランも絶対行けますよ!」
金色の瞳をキラキラさせて彼女は力説する。
「絶対潰れるわ! 止めとけ!」
「何でですか!? この店現に営業出来てるじゃないですか!?」
ふと、店員のおばちゃんを見ると気まずそうな顔をしている。
「す……すいません、つい、その潰れるだなんて」
「いえ……前ここにあった餃子屋さんも早く潰れちゃいましたしね。そう思われるのも仕方ないかなと」
物凄く、気まずい。
「こら、店員さんに気を遣わせただろうが!」
「潰れるって言ったの藤間さんですよね!?」
「図星だが、言い出しっぺはお前だろう?」
「それこそ責任転嫁です!」
俺たちの言い合いは確実に店には迷惑だったに違いない。――混みあっていれば。
現状店には、やはり俺たちしか客がいなかったので見逃されて貰ったのかもしれない。
店員さんたちは言い合う俺たちを見ても「良いんですよ、お客様が来て下されば」と暖かい言葉を掛けてくれる始末である。
「「……申し訳ありません」」
余計に情けなくなってきたところで俺たちは謝り店を出て、幡ヶ谷の屋敷で話し合うことになったのである。
※
「なんだ今日のあれは」
「いや、藤間さんだって相当ですよ? 潰れるだのなんだの」
「失礼だったのはわかってるよ! でもなあ……一回説明しただろ? 原価率だのなんだの……」
俺は図に書いてもう一度彼女に説明する。
「な? いくら儲かっても意味はないだろう?」
だが、どこか彼女は納得いかない顔をしている。
「果たして、本当にそうでしょうか?」
「……いや、話聞いてたか?」
「いえ、わかってますよ? こんな無茶な価格設定していたら、早晩潰れかねないってことも。あの店が流行っていないってことも」
「……なら」
「でもですね! それはちょっと早計ってもんだと思うんですよ!」
彼女は再び金色の瞳を輝かせながら俺を睨む。
「あの店が今後どうなるか――私3か月ほど見守ります! それで軌道に乗るようだったら、私の提案も一考して下さい!」
熱い、そしてあまりにも青く若い提案だな、と思う。だが――
「いいぜ、乗った」
実はそういうのは嫌いじゃなかった。人生失敗するからやめろ、なんて言われても人は納得なんてしないのだ。
俺はその熱い思いに若い頃を思い出して、若干共感してしまったのだ。
「どうなるか――見守ろうじゃないか。この、オペレーション『ファントム』を」
「……なんすか? その『ファントム』って?」
したり顔で言ってみたが、やはり異世界人には通じなかった。
ミュージカル ファントム とは、オペラ座の怪人の潤色版である。オペラ座の地下にすまう謎の男がヒロインに恋し、彼女が最上の歌姫になるべく、爛れた顔をマスクで隠し師事していくのだ。
後方から見守る亡霊(ファントム)の如く――。
――という説明をBDを見せながら説明した。
「め、めっちゃ泣けます! 最高です!」
「だろ~? 宝塚版のだいきほが初見だったんだけどさ~このシーンが良いんだよ! ほら見ろよ! ここ! ここで……」
こうして、少しだけヅカ友として仲良くなったディーと俺は、この獣肉の店を見守ることになったのだった。
◆
今日も俺たちは『獣』に来ている。あれから一か月、かなりのペースで通っている。
「――ここ、量がおかしいよな」
「ええ……最初はただのサービス精神かと思ってたんですが、おかしいですよね」
ご飯は五穀米か白米を選べるため五穀米にしている。サラダバーに加え、付け合わせでひじきの煮物やら、その時々で2種類ほどついた上に汁物も出てくる。そして、食べ終わったと思いきや――。
「アイスです~」
お菓子がついたりする。頼んでないのに。
「うっぷ――」
「無理すんなディー。エルフの腹にはちょっと重いだろ」
「いえ、責任がありますから……食べます」
今日こいつが頼んでいるのはから揚げ定食だ。
下味のつけられた鶏ももを香ばしく揚げてある。
「これがまた……結構美味いんだよな」
「藤間さんも食い過ぎですよ?」
俺はといえば今日の豚肉定食である。それにディーの頼んだから揚げを追加している。一個100円である。
ニンニクと豚と玉ねぎを醤油で甘辛く炒めた物だが、味が濃く、美味い。さらに……。
「結構な食べ応えがあるんだよな……」
量が結構ある。それにから揚げも付けたもんだからとんでもなく腹に溜まるのだ。
「もう食えんな」
「ええ、今日は何も入らないです……」
そんなことを言い合う俺たちに、笑顔のおばちゃんが語り掛けてきた。
「今日も来てくださってありがとうございます」
「あ、いえ……」
「おかげさまで少しずつですが、リピーターも増えてるんですよ」
「え、そうなんですか?」
「はい。本当にちょっとずつですけどね」
見れば、確かに今日は俺達以外の客が2人ほど座っている。
「この調子でいければと思うんですけど……そうそう、それで新メニューを作っているんです」
「へぇ、何ですか?」
「軍鶏らーめんて言うんですけど」
「ははぁ……(下の店を意識したのかな)」
「それでお願いがありまして」
「はい」
「小鉢程度ですけど、アンケート取ってるので試食してもらっていいですか? 勿論タダですけど」
「「……」」
ディーは無言で俺に訴えかける。無理だ、と。
だから俺は笑顔で頷いて答えた。
「喜んで、頂きます」
ファントムは飯(クリスティーヌ)のお願いは断れぬ。
こうして今日も俺たちの胃は試され続けるのだった。
0
あなたにおすすめの小説
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
宍戸亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ペット(老猫)と異世界転生
童貞騎士
ファンタジー
老いた飼猫と暮らす独りの会社員が神の手違いで…なんて事はなく災害に巻き込まれてこの世を去る。そして天界で神様と会い、世知辛い神様事情を聞かされて、なんとなく飼猫と共に異世界転生。使命もなく、ノルマの無い異世界転生に平凡を望む彼はほのぼののんびりと異世界を飼猫と共に楽しんでいく。なお、ペットの猫が龍とタメ張れる程のバケモノになっていることは知らない模様。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる