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新しい一歩
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「俺が光里を抱き抱えて乗り越える場面を残しておいてくれなきゃ…俺の活躍を見て‘カッコいい’ってなってくれよ、な?そんなに前向いて突っ走らなくてもいいんだよ?」
「こうして聖さんが甘やかしてくれるから…気持ちが落ち着いて成長しました…」
「喜ばしいけどね、またいつでも後退していいから…それだけは覚えていて、光里」
どこまでも優しく甘い彼に…このまま甘えていたいと思う。樹にはちゃんと会いに行くよ。元気にしているのは報告したいし、忘れるわけではないのだから。
「じゃあ、お天気次第で土日のどちらかに行こうな」
「うん…そういう融通もね…それでいいよね」
「今までは大雨でも行ってたんだね?」
「そう」
「もう十分だよ、光里。光里の気持ちは天国がどれだけ遠くたって彼に届いてる」
聖さんは胡座をかいた左膝に私を乗せるとそっと唇を重ねる。ゆっくりと…しっかりと重ね合わせて…そっと離れ私を見つめ頬を撫でる。またゆっくりと…しっかりと重ね合わせて…そっと離れ私を見つめ耳たぶを撫でる。ゆっくりと…しっかりと重ね合わせて…そっと離れ私を見つめ唇を撫でる。
「光里…ずっと俺がいるから…絶対に一人にはならない」
「うん」
「玲央や乃愛はもう光里の友達だ」
「うん」
「先週も一緒に会ったけど…光里の両親だっている」
「うん」
「もう離れられないから…俺が…ずっと一緒にいて」
私の頬を手で包んだままそう言った聖さんの親指が私の下唇を僅かに引き下げると同時に、唇と唇が重なり舌が遠慮なく入り込む。大きく口内を一周した舌が軟らかく上顎を撫でたと思えば、すぐに舌先を硬くしてツーっと撫でる…っん…いきなり私が感じるところをピンポイントで攻める彼が憎らしいと思った時には舌を絡め取られ、彼は私のベロアのガウンを肩から落とす。同じベロアのキャミワンピース型のネグリジェは聖さんが最近買った彼のお気に入りだ。
「こうして聖さんが甘やかしてくれるから…気持ちが落ち着いて成長しました…」
「喜ばしいけどね、またいつでも後退していいから…それだけは覚えていて、光里」
どこまでも優しく甘い彼に…このまま甘えていたいと思う。樹にはちゃんと会いに行くよ。元気にしているのは報告したいし、忘れるわけではないのだから。
「じゃあ、お天気次第で土日のどちらかに行こうな」
「うん…そういう融通もね…それでいいよね」
「今までは大雨でも行ってたんだね?」
「そう」
「もう十分だよ、光里。光里の気持ちは天国がどれだけ遠くたって彼に届いてる」
聖さんは胡座をかいた左膝に私を乗せるとそっと唇を重ねる。ゆっくりと…しっかりと重ね合わせて…そっと離れ私を見つめ頬を撫でる。またゆっくりと…しっかりと重ね合わせて…そっと離れ私を見つめ耳たぶを撫でる。ゆっくりと…しっかりと重ね合わせて…そっと離れ私を見つめ唇を撫でる。
「光里…ずっと俺がいるから…絶対に一人にはならない」
「うん」
「玲央や乃愛はもう光里の友達だ」
「うん」
「先週も一緒に会ったけど…光里の両親だっている」
「うん」
「もう離れられないから…俺が…ずっと一緒にいて」
私の頬を手で包んだままそう言った聖さんの親指が私の下唇を僅かに引き下げると同時に、唇と唇が重なり舌が遠慮なく入り込む。大きく口内を一周した舌が軟らかく上顎を撫でたと思えば、すぐに舌先を硬くしてツーっと撫でる…っん…いきなり私が感じるところをピンポイントで攻める彼が憎らしいと思った時には舌を絡め取られ、彼は私のベロアのガウンを肩から落とす。同じベロアのキャミワンピース型のネグリジェは聖さんが最近買った彼のお気に入りだ。
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