18 / 224
第1章 異世界確認
閑話1 神々の文化交流①
しおりを挟む
「神々《みな》さま本日はお集まり頂きありがとうございます」
生命の女神は、新たに作られた交流の間で、『第1回新文化交流隊』の面々を前に挨拶をする。
「第1回新文化交流隊の隊長には光の女神様が就任されました」
光の女神様は自信に満ちた表情で、後ろの神々を振り返って目で挨拶をする。
「他の神々《みな》さまには今後の文化交流の足掛かりとなる、拠点の整備や資産の管理、周辺環境の調査が最優先となります。
それと叡智の神様はアタルから要求のありました、インターネット情報の取り込みの為に定期的に地球へ行くことになります。出来るだけ短時間で必要となる情報を叡智アプリで利用できるようにしてください」
叡智の神様は非常に嬉しそうに首を何度も縦に振り頷いている。
準備できているようなので、他の眷属の女神に合図を出す。
「では、神々《みな》さまいってらっしゃーい」
交流の間に居た神々《みな》さまが光に包まれて、少しすると光が消えると神々《みな》さまも姿が消えている。
予定通りに門《ゲート》が開いてホッとしているのに、転生の女神様が文句を言い始める。
「なぜ、最大の功労者である妾は地球に行けないのじゃ?」
「当たり前ではありませんか! 転生したばかりのアタル様を見守るのが、転生の女神様の最優先事項なのですよ!」
なぜ子供のように頬を膨らませて、不満そうに私を見るのか理解できません。
「もしアタル様がすぐに亡くなるようなことがあれば、……」
「あれば、なんじゃ?」
「彼の資産を奪う為に、転生の女神様が殺したと……」
「な、なんじゃと! 妾は絶対にそんな事する訳無いのじゃー!」
そこまで動揺する事はないと思うが、転生の女神様は相変わらず……。
「そう思われる可能性があるからこそ、暖かく見守る必要があるのです」
「そ、そうか、それなら仕方ないのじゃ」
相変わらずチョロい転子様です♪
そう考えた瞬間に全身に悪寒のようなものが走った。
「なんじゃ、何が起きたのじゃ!?」
転生の女神様も何か感じたらしい。
「禁忌を侵す行為をして、アタルさんが死ぬ寸前ですわ。所持していない属性の魔法を利用しようとした反動で生命力が枯渇寸前になったようですね」
突然、魔の女神様が交流の間に入って来て発言する。
「そう言う事ですかぁ」
「おろかものぉーーーーー!」
転生の女神様が思わず叫んでいます。いつも冷静な私も怒りが込み上げてくる。
「魔の女神様、所持していない属性の魔法は、発動できないと理解していたのですが、なぜアタル様は発動できたのでしょうか?」
「そうよぉ、所持していない属性の魔法を発動しようとしても、発動時に魔法陣が構築することが出来ずに発動しないのよ。
アタルさんは、魔法陣をスマートシステムで構築して発動しようとしたのよ。魔法陣が構築していれば魔力を流すと発動しようとするわ。それを世界の理《ことわり》が許してくれず、生命力を枯渇させられたのね」
何となく彼ならやりそうだと納得してしまう。アタル様は私の思惑通りこの世界《ノバ》に転生することを受け入れたが、何故か不安にさせる何かが彼にはあった。
「神託をアタル様に送っておきましたが、転生の女神様と魔の女神様からも送って下さいませんか?」
「私ももう送ったのじゃ。念のためにもう一度送っておくのじゃ!」
「私の管轄する範囲になりますので、私からも送っておきますわ」
アタル様の様子を見る限り、何とか命は助かりそうだが、これからも彼の行動は細かく監視をする必要があると思う生命の女神だった。
◇ ◇ ◇ ◇
交流の間で、転生の女神の眷属により門《ゲート》を開いて、これまで来た地球の雰囲気とはまるで違う場所に立っていた。
これが聖域に指定された拠点の雰囲気なんだぁ♪
地球なのに、ノバの女神としての力が使えるのが何となく理解できた。
「私達は新道亘《シンドウアタル》の親戚という位置付けになるのよ、各自の名前をもう一度確認をしてね。私は新藤光子よ。みっちゃんと呼んでも良いわ。でも間違っても光の女神とは呼ばないでね!」
地球に来た経験があるはずなのに、やはり聖域指定されたこの拠点に、皆は少し浮ついているようだ。
「叡一《えいいち》(叡智の神様)はすぐにインターネットの情報を吸収するのよ。
森樹《しんじゅ》(森の女神)と農《みのり》(農業の女神)は敷地内の畑や森の調査をしてね」
声を掛けられて本来の役目を思い出したのか、それぞれの眷属を連れて役目に向かう。
「商《しょう》(商売の神)は、亘《アタル》の資産と運用を確認して、すぐに使える費用と管理方法も検討して。
萌《はじめ》(権能の神)は、……なんで名前が萌《はじめ》なの?」
権能の神の名前に思わず質問する。
「地球での名前は、それぞれ自分で好きに付けて良いはずだ! 私はこちらではずっと萌《はじめ》で過ごしている。何か不満でもあるのか!」
別に否定するつもりもないし、不思議に思ったから聞いたのだが、そこまで思い込みのある名前なら別に良いけど……あまり掘り下げると危険な気がする……。
「別に不満は無いよ、それよりネットやシステムの確認をしてくれます?」
「それはすぐに対応する。それより個人毎の文化交流の予算とスケジュールはどうなっている?」
権能の神は、なぜそこまで文化交流に気合が入っているのかなぁ?
「予算は商《しょう》(商売の神)の状況次第ですね。スケジュールはそれぞれ事前に決められた役割が終わり次第、申請して問題なければ許可するつもりだよ」
(萌《はじめ》、例の個別握手会に参加するためには、参加権対象商品の購入が必要だぞ)
(そのためにも予算の確保が必要なんだ。叡一《えいいち》も必要な予算を確保できるように協力してくれ)
(何とか商《しょう》を仲間に引き込めないかな? 俺の予想では商《しょう》も我々と同じ香りがする)
(それは俺も考えたよ。今晩にもこちらの世界に引き込もう。推しメンが重なるとライバルが増えて心配だが仕方あるまい)
何故か萌《はじめ》と叡一《えいいち》がコソコソと話をしているが、何故か近寄ることが出来ないし、内緒話を聞いてはいけない予感がする。
まあ、私も早く必要な役目を終えて、銭湯スパでゆっくりしたい。
この拠点にもアタルがこだわった大浴場があるが、銭湯スパはまた違った楽しみもある。
ここから一番近い銭湯スパは、実は私が通っていた銭湯スパで、そこで友達もできた。
早くセイに逢いたいなぁ~!
新道亘《シンドウアタル》が新たな生活を始める為に購入した拠点は、文化交流という名の、異世界の神々《オタク》の聖域になろうとしているのだった。
生命の女神は、新たに作られた交流の間で、『第1回新文化交流隊』の面々を前に挨拶をする。
「第1回新文化交流隊の隊長には光の女神様が就任されました」
光の女神様は自信に満ちた表情で、後ろの神々を振り返って目で挨拶をする。
「他の神々《みな》さまには今後の文化交流の足掛かりとなる、拠点の整備や資産の管理、周辺環境の調査が最優先となります。
それと叡智の神様はアタルから要求のありました、インターネット情報の取り込みの為に定期的に地球へ行くことになります。出来るだけ短時間で必要となる情報を叡智アプリで利用できるようにしてください」
叡智の神様は非常に嬉しそうに首を何度も縦に振り頷いている。
準備できているようなので、他の眷属の女神に合図を出す。
「では、神々《みな》さまいってらっしゃーい」
交流の間に居た神々《みな》さまが光に包まれて、少しすると光が消えると神々《みな》さまも姿が消えている。
予定通りに門《ゲート》が開いてホッとしているのに、転生の女神様が文句を言い始める。
「なぜ、最大の功労者である妾は地球に行けないのじゃ?」
「当たり前ではありませんか! 転生したばかりのアタル様を見守るのが、転生の女神様の最優先事項なのですよ!」
なぜ子供のように頬を膨らませて、不満そうに私を見るのか理解できません。
「もしアタル様がすぐに亡くなるようなことがあれば、……」
「あれば、なんじゃ?」
「彼の資産を奪う為に、転生の女神様が殺したと……」
「な、なんじゃと! 妾は絶対にそんな事する訳無いのじゃー!」
そこまで動揺する事はないと思うが、転生の女神様は相変わらず……。
「そう思われる可能性があるからこそ、暖かく見守る必要があるのです」
「そ、そうか、それなら仕方ないのじゃ」
相変わらずチョロい転子様です♪
そう考えた瞬間に全身に悪寒のようなものが走った。
「なんじゃ、何が起きたのじゃ!?」
転生の女神様も何か感じたらしい。
「禁忌を侵す行為をして、アタルさんが死ぬ寸前ですわ。所持していない属性の魔法を利用しようとした反動で生命力が枯渇寸前になったようですね」
突然、魔の女神様が交流の間に入って来て発言する。
「そう言う事ですかぁ」
「おろかものぉーーーーー!」
転生の女神様が思わず叫んでいます。いつも冷静な私も怒りが込み上げてくる。
「魔の女神様、所持していない属性の魔法は、発動できないと理解していたのですが、なぜアタル様は発動できたのでしょうか?」
「そうよぉ、所持していない属性の魔法を発動しようとしても、発動時に魔法陣が構築することが出来ずに発動しないのよ。
アタルさんは、魔法陣をスマートシステムで構築して発動しようとしたのよ。魔法陣が構築していれば魔力を流すと発動しようとするわ。それを世界の理《ことわり》が許してくれず、生命力を枯渇させられたのね」
何となく彼ならやりそうだと納得してしまう。アタル様は私の思惑通りこの世界《ノバ》に転生することを受け入れたが、何故か不安にさせる何かが彼にはあった。
「神託をアタル様に送っておきましたが、転生の女神様と魔の女神様からも送って下さいませんか?」
「私ももう送ったのじゃ。念のためにもう一度送っておくのじゃ!」
「私の管轄する範囲になりますので、私からも送っておきますわ」
アタル様の様子を見る限り、何とか命は助かりそうだが、これからも彼の行動は細かく監視をする必要があると思う生命の女神だった。
◇ ◇ ◇ ◇
交流の間で、転生の女神の眷属により門《ゲート》を開いて、これまで来た地球の雰囲気とはまるで違う場所に立っていた。
これが聖域に指定された拠点の雰囲気なんだぁ♪
地球なのに、ノバの女神としての力が使えるのが何となく理解できた。
「私達は新道亘《シンドウアタル》の親戚という位置付けになるのよ、各自の名前をもう一度確認をしてね。私は新藤光子よ。みっちゃんと呼んでも良いわ。でも間違っても光の女神とは呼ばないでね!」
地球に来た経験があるはずなのに、やはり聖域指定されたこの拠点に、皆は少し浮ついているようだ。
「叡一《えいいち》(叡智の神様)はすぐにインターネットの情報を吸収するのよ。
森樹《しんじゅ》(森の女神)と農《みのり》(農業の女神)は敷地内の畑や森の調査をしてね」
声を掛けられて本来の役目を思い出したのか、それぞれの眷属を連れて役目に向かう。
「商《しょう》(商売の神)は、亘《アタル》の資産と運用を確認して、すぐに使える費用と管理方法も検討して。
萌《はじめ》(権能の神)は、……なんで名前が萌《はじめ》なの?」
権能の神の名前に思わず質問する。
「地球での名前は、それぞれ自分で好きに付けて良いはずだ! 私はこちらではずっと萌《はじめ》で過ごしている。何か不満でもあるのか!」
別に否定するつもりもないし、不思議に思ったから聞いたのだが、そこまで思い込みのある名前なら別に良いけど……あまり掘り下げると危険な気がする……。
「別に不満は無いよ、それよりネットやシステムの確認をしてくれます?」
「それはすぐに対応する。それより個人毎の文化交流の予算とスケジュールはどうなっている?」
権能の神は、なぜそこまで文化交流に気合が入っているのかなぁ?
「予算は商《しょう》(商売の神)の状況次第ですね。スケジュールはそれぞれ事前に決められた役割が終わり次第、申請して問題なければ許可するつもりだよ」
(萌《はじめ》、例の個別握手会に参加するためには、参加権対象商品の購入が必要だぞ)
(そのためにも予算の確保が必要なんだ。叡一《えいいち》も必要な予算を確保できるように協力してくれ)
(何とか商《しょう》を仲間に引き込めないかな? 俺の予想では商《しょう》も我々と同じ香りがする)
(それは俺も考えたよ。今晩にもこちらの世界に引き込もう。推しメンが重なるとライバルが増えて心配だが仕方あるまい)
何故か萌《はじめ》と叡一《えいいち》がコソコソと話をしているが、何故か近寄ることが出来ないし、内緒話を聞いてはいけない予感がする。
まあ、私も早く必要な役目を終えて、銭湯スパでゆっくりしたい。
この拠点にもアタルがこだわった大浴場があるが、銭湯スパはまた違った楽しみもある。
ここから一番近い銭湯スパは、実は私が通っていた銭湯スパで、そこで友達もできた。
早くセイに逢いたいなぁ~!
新道亘《シンドウアタル》が新たな生活を始める為に購入した拠点は、文化交流という名の、異世界の神々《オタク》の聖域になろうとしているのだった。
90
あなたにおすすめの小説
異世界でゆるゆるスローライフ!~小さな波乱とチートを添えて~
イノナかノかワズ
ファンタジー
助けて、刺されて、死亡した主人公。神様に会ったりなんやかんやあったけど、社畜だった前世から一転、ゆるいスローライフを送る……筈であるが、そこは知識チートと能力チートを持った主人公。波乱に巻き込まれたりしそうになるが、そこはのんびり暮らしたいと持っている主人公。波乱に逆らい、世界に名が知れ渡ることはなくなり、知る人ぞ知る感じに収まる。まぁ、それは置いといて、主人公の新たな人生は、温かな家族とのんびりした自然、そしてちょっとした研究生活が彩りを与え、幸せに溢れています。
*話はとてもゆっくりに進みます。また、序盤はややこしい設定が多々あるので、流しても構いません。
*他の小説や漫画、ゲームの影響が見え隠れします。作者の願望も見え隠れします。ご了承下さい。
*頑張って週一で投稿しますが、基本不定期です。
*本作の無断転載、無断翻訳、無断利用を禁止します。
小説家になろうにて先行公開中です。主にそっちを優先して投稿します。
カクヨムにても公開しています。
更新は不定期です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる