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第3章 大賢者の遺産
第26話 謀 略①
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アランさんとサバルが落ち込んで部屋を出て行くと、レベッカ夫人は質問してきた。
「アタルさん、あの土地はアタルさんに所有権があるし、建物や設備の大半はアタルさんが作っているのだから、ハッキリと拒絶しても良かったんじゃないかしら?」
確かにその通りなんだが、神様に情報を貰って原因はすぐに分かって、問題の解決も住む場所の確保のついでにしているだけである。
その報酬としてあの区画を全部貰うのが申し訳ないと思う気持ちがある。
確かにある意味、神からの賠償だとすると考えると妥当だと考えられなくも無いが、大賢者の屋敷には想像以上に資産価値のある物や、物造りで必要だが手に入れるのが難しい物も沢山あった。
それらを還元しながら、孤児院やクレアさん達の不満を解消できればと考えただけで、深く考えたのは先程彼らに問い詰められたからである。
「まあ、私は貰い過ぎだと思って、領に還元できればと思っていましたので、それを言えば角が立つかと思いましたし、……騎士団や兵士の人に、私に所有権が有ると伝えて良かったんですかね?」
「あぁ~、ダメよ。そんな事しちゃダメなのよ~」
レベッカ夫人が頭を抱えて独り言のように呟くが、なぜかエロく聞こえてしまう。
「その事は後でアタルさんと話をしようと、お義父様と話していたのに……」
レベッカ夫人の独り言が止まらない。
レベッカ夫人は何をしていても色っぽいなぁ~。
そんな事を思いながら考え込んでるレベッカ夫人を眺めていたら、突然彼女は顔を上げて言う。
「アタルさんごめんなさい。私は少し用事が出来たので出かけてきます」
そう言いながら立ち上がると、振り返らずに部屋を出て行ってしまった。
突然の事で驚いたが、レベッカ夫人らしいと思うのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
アランはアタルの話を聞いて、自分達がどんなに自分勝手な思いでいたのか思い知らされた。
そして、自分の息子が嘘までついたことに怒り、悲しんでいた。
エルマイスター家の屋敷からサバルと戻りながら、息子の行いがいつもの戒めでは済ませられないと考えていた。
中央の建物に着くと、兵舎ではなく役所の中にあるハロルド様の執務室に直接向かう。
すれ違う人々が、サバルの様子を見て驚いた表情をしていたが、気にしている余裕などアランにはなかった。
執務室の扉をアランがノックするとハロルドの返事があり、扉を開けて中に入る。
ハロルドはサバルの様子を見て、書類を見ながら話していた者たちに声を掛ける。
「すまぬ急用のようじゃ。引き続き書類の調査をしてくれ」
「はい」
ハロルドにそう言われ、文官たちが振り返るとサバルを見て唾を飲み込み、アランに軽く会釈すると文官は部屋を出て行く。
文官が部屋を出て扉が閉まるのを確認するとアランは謝罪する。
「お忙しい所を申し訳ありません」
「構わん。ちょうど休憩しようと思っていたところじゃ」
そう言いながら、ハロルドはアタルから納品されたウォーターサーバーの所に行き、カップに『ミント健康ドリンク』を入れると一気に飲む。
それからもう一度カップに入れ、もう一つのカップに入れて戻ってくるとアランに片方を渡す。
「これを飲むと疲れが取れるから、調子に乗って仕事をすると後で大変じゃ。体の疲れは取れるが、頭の疲れは取れんようじゃからな」
アランは一礼するとカップの『ミント健康ドリンク』を飲み干す。
落ち込んだ気持ちに効果は無いはずだが、スッと体の疲れが取れると、何故か少し気持ちも少しだけ軽くなる。
「それで、後ろのサバルがそんな状態なのも含めて説明してくれるのじゃろ?」
ハロルドに問われ、アランは先程のアタルとの話し合いの状況の説明を始める。
途中でレベッカが合流して、説明の補足をしながら、あの区画の所有権については極秘だとアランとサバルに言った。
「これほど騎士団が腐っているとは信じたくないのぉ」
アランは騎士団長としてこれほどの屈辱は無かった。
「クレアからは毎日報告を貰っておるが、それこそ彼女たちは訓練どころか、ほとんどが孤児たちの護衛や昼飯の面倒ばかり見ていると報告されておる。
兵士なら魔力量が増やせるような訓練があるならしたくなるはずじゃ。目の前にそれがありながらも、アタルに止められて、彼女らは我慢しているというのに、恥ずかしい話じゃなぁ」
レベッカも頷いて質問する。
「彼女たちに辛く当たったりしていないわよね?」
アランは昨日サバルから報告を受けるまで、知らなかったので特に何かしたわけでは無い。
アランはサバルの方を見ると、サバルは俯いている。それを見て察してしまう。
「その様子だと何かしているようじゃのぅ」
「サバルどういうことだ!」
サバルはまた泣き出してしまったが、説明する。
「と、特に何かしたわけでは、……ただ、自分達だけとか、体を使ってとか、酷い事を兵士たちが……」
「彼女たちは否定しなかったの!?」
レベッカが怒った顔で問い質す。
「ひ、否定していましたが、嘘を言っていると皆が……」
サバルは驚くほど小さくなって説明する。
「ここまで腐ってしまうとは悲しいのぉ」
アランは握った拳から血が滴り落ちている。目が座り今にもサバルを切り殺しそうな表情をしている。
「申し訳ありません。私の監督不行き届きです。それに今回のデマの元は私の息子です。あいつは極刑にしたいと思います。その上で私も処罰を受けたいと思います」
アランの表情から、自らの手で息子を斬首するつもりなのは明白である。
「ふむう、………しかし、何か変じゃのぅ。サバル、クレア達だけ訓練していると言っていたのはアランの息子だけか?」
「いえ、アドルからも同じように聞いています」
「アドルだけか?」
「……アドルから聞いたときには、一緒にニュンヘルとギャンがまるで見て来たように話していました」
ハロルドは少し考えていると、アランが提案する。
「アドルも息子同様に極刑にしましょう。他の2名は尋問して処罰を決めましょう」
「アラン、結論を急ぐでない。それでは何が問題なのか分からぬではないか。どう考えてもアドルがそんな話をするのは変じゃ。あの場に居てアタルが作業の邪魔になるからと聞いていたはずなのに、なぜやつはそんな話をするのじゃ?」
「それは女性優先と聞いて、嫉妬してたのではないでしょうか?」
アランの返答にサバルも頷いている。
「そもそも女性優先と言う話は誰から聞いたのじゃ?」
アランもサバルも不思議そうな表情をする。
「私は息子からの聞き取りで、あの時にアタル殿が言ったのではありませんか?」
「そんな話は出ておらんわ。クレアからそう言った話がアタルからあったと報告を受けているが、他に話さないように言っておいたし、他のアタルの護衛している者たちもそんな事を話せば、自分達の立場が悪くなることは分かっておるはずじゃ」
これにはアランもサバルも驚いた顔になる。
「アタルさんの考えていた女性優先の事を知らずに、誰かが勝手に女性専用と言い出したことが、広まっていたという事ですか?」
レベッカがハロルドに質問する。
「そうなるのぉ~。アランの息子は魔力量が増やせる訓練だから、何とか兵士に訓練させようとして暴走したはずなのに、いつの間に女性専用だと言い出したのじゃ?」
ハロルドが質問すると、サバルが話に割込んで来る。
「ア、アドルと先程話したニュンヘルとギャンが、まるで聞いたかのように、そのように話していました!」
その答えを聞いてハロルドは話をする。
「これはアドル達とお主の息子に、しっかりと事情を聞いてみないとダメなようじゃな!」
その場にいる全員が、思っていた以上に何か裏があるのではと、考え始めるのだった。
「アタルさん、あの土地はアタルさんに所有権があるし、建物や設備の大半はアタルさんが作っているのだから、ハッキリと拒絶しても良かったんじゃないかしら?」
確かにその通りなんだが、神様に情報を貰って原因はすぐに分かって、問題の解決も住む場所の確保のついでにしているだけである。
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確かにある意味、神からの賠償だとすると考えると妥当だと考えられなくも無いが、大賢者の屋敷には想像以上に資産価値のある物や、物造りで必要だが手に入れるのが難しい物も沢山あった。
それらを還元しながら、孤児院やクレアさん達の不満を解消できればと考えただけで、深く考えたのは先程彼らに問い詰められたからである。
「まあ、私は貰い過ぎだと思って、領に還元できればと思っていましたので、それを言えば角が立つかと思いましたし、……騎士団や兵士の人に、私に所有権が有ると伝えて良かったんですかね?」
「あぁ~、ダメよ。そんな事しちゃダメなのよ~」
レベッカ夫人が頭を抱えて独り言のように呟くが、なぜかエロく聞こえてしまう。
「その事は後でアタルさんと話をしようと、お義父様と話していたのに……」
レベッカ夫人の独り言が止まらない。
レベッカ夫人は何をしていても色っぽいなぁ~。
そんな事を思いながら考え込んでるレベッカ夫人を眺めていたら、突然彼女は顔を上げて言う。
「アタルさんごめんなさい。私は少し用事が出来たので出かけてきます」
そう言いながら立ち上がると、振り返らずに部屋を出て行ってしまった。
突然の事で驚いたが、レベッカ夫人らしいと思うのだった。
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アランはアタルの話を聞いて、自分達がどんなに自分勝手な思いでいたのか思い知らされた。
そして、自分の息子が嘘までついたことに怒り、悲しんでいた。
エルマイスター家の屋敷からサバルと戻りながら、息子の行いがいつもの戒めでは済ませられないと考えていた。
中央の建物に着くと、兵舎ではなく役所の中にあるハロルド様の執務室に直接向かう。
すれ違う人々が、サバルの様子を見て驚いた表情をしていたが、気にしている余裕などアランにはなかった。
執務室の扉をアランがノックするとハロルドの返事があり、扉を開けて中に入る。
ハロルドはサバルの様子を見て、書類を見ながら話していた者たちに声を掛ける。
「すまぬ急用のようじゃ。引き続き書類の調査をしてくれ」
「はい」
ハロルドにそう言われ、文官たちが振り返るとサバルを見て唾を飲み込み、アランに軽く会釈すると文官は部屋を出て行く。
文官が部屋を出て扉が閉まるのを確認するとアランは謝罪する。
「お忙しい所を申し訳ありません」
「構わん。ちょうど休憩しようと思っていたところじゃ」
そう言いながら、ハロルドはアタルから納品されたウォーターサーバーの所に行き、カップに『ミント健康ドリンク』を入れると一気に飲む。
それからもう一度カップに入れ、もう一つのカップに入れて戻ってくるとアランに片方を渡す。
「これを飲むと疲れが取れるから、調子に乗って仕事をすると後で大変じゃ。体の疲れは取れるが、頭の疲れは取れんようじゃからな」
アランは一礼するとカップの『ミント健康ドリンク』を飲み干す。
落ち込んだ気持ちに効果は無いはずだが、スッと体の疲れが取れると、何故か少し気持ちも少しだけ軽くなる。
「それで、後ろのサバルがそんな状態なのも含めて説明してくれるのじゃろ?」
ハロルドに問われ、アランは先程のアタルとの話し合いの状況の説明を始める。
途中でレベッカが合流して、説明の補足をしながら、あの区画の所有権については極秘だとアランとサバルに言った。
「これほど騎士団が腐っているとは信じたくないのぉ」
アランは騎士団長としてこれほどの屈辱は無かった。
「クレアからは毎日報告を貰っておるが、それこそ彼女たちは訓練どころか、ほとんどが孤児たちの護衛や昼飯の面倒ばかり見ていると報告されておる。
兵士なら魔力量が増やせるような訓練があるならしたくなるはずじゃ。目の前にそれがありながらも、アタルに止められて、彼女らは我慢しているというのに、恥ずかしい話じゃなぁ」
レベッカも頷いて質問する。
「彼女たちに辛く当たったりしていないわよね?」
アランは昨日サバルから報告を受けるまで、知らなかったので特に何かしたわけでは無い。
アランはサバルの方を見ると、サバルは俯いている。それを見て察してしまう。
「その様子だと何かしているようじゃのぅ」
「サバルどういうことだ!」
サバルはまた泣き出してしまったが、説明する。
「と、特に何かしたわけでは、……ただ、自分達だけとか、体を使ってとか、酷い事を兵士たちが……」
「彼女たちは否定しなかったの!?」
レベッカが怒った顔で問い質す。
「ひ、否定していましたが、嘘を言っていると皆が……」
サバルは驚くほど小さくなって説明する。
「ここまで腐ってしまうとは悲しいのぉ」
アランは握った拳から血が滴り落ちている。目が座り今にもサバルを切り殺しそうな表情をしている。
「申し訳ありません。私の監督不行き届きです。それに今回のデマの元は私の息子です。あいつは極刑にしたいと思います。その上で私も処罰を受けたいと思います」
アランの表情から、自らの手で息子を斬首するつもりなのは明白である。
「ふむう、………しかし、何か変じゃのぅ。サバル、クレア達だけ訓練していると言っていたのはアランの息子だけか?」
「いえ、アドルからも同じように聞いています」
「アドルだけか?」
「……アドルから聞いたときには、一緒にニュンヘルとギャンがまるで見て来たように話していました」
ハロルドは少し考えていると、アランが提案する。
「アドルも息子同様に極刑にしましょう。他の2名は尋問して処罰を決めましょう」
「アラン、結論を急ぐでない。それでは何が問題なのか分からぬではないか。どう考えてもアドルがそんな話をするのは変じゃ。あの場に居てアタルが作業の邪魔になるからと聞いていたはずなのに、なぜやつはそんな話をするのじゃ?」
「それは女性優先と聞いて、嫉妬してたのではないでしょうか?」
アランの返答にサバルも頷いている。
「そもそも女性優先と言う話は誰から聞いたのじゃ?」
アランもサバルも不思議そうな表情をする。
「私は息子からの聞き取りで、あの時にアタル殿が言ったのではありませんか?」
「そんな話は出ておらんわ。クレアからそう言った話がアタルからあったと報告を受けているが、他に話さないように言っておいたし、他のアタルの護衛している者たちもそんな事を話せば、自分達の立場が悪くなることは分かっておるはずじゃ」
これにはアランもサバルも驚いた顔になる。
「アタルさんの考えていた女性優先の事を知らずに、誰かが勝手に女性専用と言い出したことが、広まっていたという事ですか?」
レベッカがハロルドに質問する。
「そうなるのぉ~。アランの息子は魔力量が増やせる訓練だから、何とか兵士に訓練させようとして暴走したはずなのに、いつの間に女性専用だと言い出したのじゃ?」
ハロルドが質問すると、サバルが話に割込んで来る。
「ア、アドルと先程話したニュンヘルとギャンが、まるで聞いたかのように、そのように話していました!」
その答えを聞いてハロルドは話をする。
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