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第6章 塩会議
第29話 教会の混乱
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教会では司教が次々と報告される内容に混乱していた。
グラスニカは農業と中継の町でしかなく、教会の一番の収入源であるポーションがそれほど売れるわけではない。
神像の話を聞いたときに、新たな収入源になる可能性の高いと思い、絶対にグラスニカの教会に移設する必要があると考えていた。
神像のある場所は獣人が多い場所なので、慎重に情報収集を進めた。しかし、予想外に簡単に情報はすぐに集まってきた。
神像は危険地帯として老朽化した建物に囲まれた場所にあると、すぐに具体的な場所が特定された。そして神像のある場所だけはすでに老朽化した建物が撤去され、見てきた者の話ではそこだけ別世界のような建物や木々が生え、聖地のようだと言い出した。
神像の情報は随分前から領主が把握して、秘かにそんなことを進めてきたのだろうと考える。まさか領主がそんなことに費用を投じて、秘かに自分達の知らない間に進めているとは信じられない気持ちだった。
しかし、報告を聞く限り間違いないと昨日の時点で判断したのである。
神像なら領主が保護したとしても、管理は教会がすべきだと考えた。すぐにも面会の申し出を領主に伝えたが、塩会議が終わるまでは無理だとすぐに返事がきた。
仕方ないことだが報告では、その敷地に獣人共が大量に集まり、獣人の子供たちが遊んでいるという。そのような汚らわしい連中に神像が囲まれているのが我慢できず、何度も領主に一時的に封鎖するように申し入れをした。
最初は断れるだけだったが、最後にはいい加減にしろと使いに行かせた司祭が逆に叱られて帰ってきた。国の差別禁止をこれ以上無視するなら捕縛するとまで言われたらしい。
神託を愚弄する領主の態度は腹立たしいが、この国では教会の獣人を下等とする神託を認めていないので、どうしようもない。
何とか教会独自で封鎖できないか調査に向かわせたのだが、信じられないようなことが報告された。
「お前はまともな判断もできないのか! たった一日でさらに老朽化された建物が撤去され、新しい建物ができていたと言うのか。昨日の調査で見落としたに決まっているだろう!」
司教は雑用を普段させている者に調査に行かせていた。場所が獣人の多い場所なので、頼りないが仕方ないと彼に調査に行かせていたのである。
一緒に報告を聞いていた司祭や助祭も、その男を軽蔑の眼差しで見ながら鼻で笑っていた。
司教はこれではダメだと考えて、司祭に命じる。
「お前が中心になって調査をしろ。人任せではなく自分の目で確認してくるのだ!」
それまで笑っていた司祭の顔色が青くなる。今にも泣き出しそうな表情で司教に話した。
「お、お待ちください! 獣人の多い場所に私が行くなど無理です!」
「お前は神像をそのような場所に放置して良いと考えているのか?」
「い、いえ、そうではありませんが……」
「服装を変えて近づけば問題ない。生命の女神像をお前がお守りすれば、間違いなくお前に神の加護が舞い降りるだろう。私も微力ながら王都の大司教様にお前の働きを報告することになるだろう」
司教は厳しい表情で話し始めたが、最後は司祭の肩に手を置き、優しく笑顔で語りかけた。
司祭は悲し気な表情をしたままだが、断ることは不可能だと気付き、それなら出世できるのならと諦める。
「か、必ず私のしたことを大司教様に……」
「もちろんだ!」
もう逃げることはできないと諦めて、すぐに助祭の1人にも声を掛ける。声を掛けられた助祭は涙を流しながらも、指示に従って準備をはじめるのだった。
そこに教会の男が入ってきて司教に報告する。
「お、王都より審問官の方が到着なさいました!」
司教だけでなく、その場にいた残りの助祭たちも顔色を変える。そして審問官に裁かれるようなことはないか自問自答する。
全員に身に覚えがあり、審問官に何を貢げばよいか必死に考えるのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
司教は案内されてきた審問官を見て驚きの表情を浮かべる。
「いやぁお久しぶりですね、デジテル司教」
「お、お久しぶりでございます。クレイマン司教」
審問官としてグラスニカにやってきたのはクレイマン司教であった。同じ司教ではあるが立場は全く違う。
王都には沢山の司教が居るが、大まかに分けて3種類に分類される。ひとつは司祭から司教になり、今後はどこかの町で司教として教会を任される者達だ。
もうひとつは教会で司教として実績を重ね、国中の教会の管理や更なる大きな教会へ移る準備をしている者達だ。経験を積んだ彼らは各地の教会の司教より若干上の存在だと言える。
そして残るのはさらにその上の存在ともいえる幹部的な司教たちである。厳然とした権力を持ち、派閥や独自の人脈などを持つ存在である。教会本部から来てる者や、この国でおおきな実績を持つ者である。
この中から将来の大司教や、様々な役割を与えられるのである。
今回審問官としてやってきたクレイマン司教は、大司教の懐刀と呼ばれる人物で、実質的なナンバー2であった。そんな人物が審問官をすること自体が異例と言えるのである。
元々は大司教派閥の別の司教が審問官になる予定だった。しかし、ポーションレシピにも絡む問題なので、急遽クレイマン司教が審問官として派遣されることになったのである。
「お忙しいでしょうが、暫くお世話になります」
クレイマン司教の話にデジテル司教はショックを受ける。暫くということはどこかに行く途中で立ち寄ったわけではなく。この町の教会に審問官として来たことになるからだ。
「こ、今回はどのようなご用件でこちらに?」
デジテル司教は、彼ほどの人物を審問官として送り込まれるほどの不正など、この町にはあるはずないと思ったのである。
「実はですね……」
クレイマンはエルマイスターでの事件を大まかに説明する。話を聞いてデジテル司教だけでなく、そこにいた助祭や教会関係者までホッとしていた。
「しかし、何故暫くグラスニカの教会に滞在をなさるのですか?」
誰もが同じことを考えていた。クレイマン司教には早くエルマイスターに行って欲しかったのである。
「今こちらで塩会議が開かれていて、エルマイスター辺境伯がこちらにいらっしゃる筈では?」
そう言うことなのかと納得する。
「はい、明日から塩会議が開かれる予定です。最近では会議が2、3日かかることもあります。会議が終わってからも商業ギルドなどと調整に、数日はこの町に滞在することが多いです」
クレイマン司教は話を頷きながら聞いていた。事前に聞いた話と違いはないと確認していたのだ。
「デジテル司教には、何とかエルマイスター辺境伯と面会できるように調整をお願いしたいと思ってます。よろしくお願いしますね」
デジテル司教はお願いされたのだが、実質的には命令である。
「は、はい、会議終了まで面会は難しいと思いますが、終了後にできるだけ早く会えるように調整してみます」
「まあ、あいさつ程度ですから塩会議の途中でも私は構いませんよ。食事をしながら話ができるだけでも構いませんからね」
クレイマン司教は含み笑いをしながら、しっかりとデジテル司教の目を見て話した。彼としては挨拶だけでもして、早めにエルマイスター領へ行って情報収集と、問題を起こした司祭の処分を進めたかったのである。
「できる限りの調整をさせていただきます」
デジテル司教としては、そこまで言うのが精一杯であった。
「それより、塩会議があると教会も忙しいのですか? 先程教会の関係者が慌てて出ていったようですねぇ」
デジテル司教はクレイマンの質問を受けて、ちょうど良かったと考える。教会としてやるべきことがあると見せることで、面会の調整が上手くいかなかったときの言い訳にしようと考えたのである。
デジテル司教は神像のことをクレイマン司教に説明するのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
デジテル司教は神像の説明を終えると、クレイマン司教の顔色を窺う。クレイマン司教は深刻な表情で話を聞き、何か考え込んでいる。
「生命の女神像……」
クレイマン司教は思わず呟いた。本当に加護があるのなら、教会が管理すべきとのデジテル司教の考え方に間違いはないと思った。そして獣人の神の像を破壊することも必要だと考えていた。
デジテル司教の考えと違うのは、そのような神像をグラスニカに置いておくより、王都で管理すべきと考えたのである。そして自分の地位を更に盤石にして、予定より早く大司教に引退してもらうのに役立ってもらおうと考えを巡らすのであった。
「先にそちらの件を済ませないとまずそうですね……。
わかりました。その件は私が全面的に支援いたしましょう! あなたには暫く私の指示に従ってください」
まるで当然のようにクレイマン司教はデジテル司教に命令する。
デジテル司教は美味しい所は全て奪われてしまうと思ったが、もしかしたらクレイマン司教の派閥に入れるのではと考え、すべてを受け入れるのだった。
グラスニカは農業と中継の町でしかなく、教会の一番の収入源であるポーションがそれほど売れるわけではない。
神像の話を聞いたときに、新たな収入源になる可能性の高いと思い、絶対にグラスニカの教会に移設する必要があると考えていた。
神像のある場所は獣人が多い場所なので、慎重に情報収集を進めた。しかし、予想外に簡単に情報はすぐに集まってきた。
神像は危険地帯として老朽化した建物に囲まれた場所にあると、すぐに具体的な場所が特定された。そして神像のある場所だけはすでに老朽化した建物が撤去され、見てきた者の話ではそこだけ別世界のような建物や木々が生え、聖地のようだと言い出した。
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しかし、報告を聞く限り間違いないと昨日の時点で判断したのである。
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最初は断れるだけだったが、最後にはいい加減にしろと使いに行かせた司祭が逆に叱られて帰ってきた。国の差別禁止をこれ以上無視するなら捕縛するとまで言われたらしい。
神託を愚弄する領主の態度は腹立たしいが、この国では教会の獣人を下等とする神託を認めていないので、どうしようもない。
何とか教会独自で封鎖できないか調査に向かわせたのだが、信じられないようなことが報告された。
「お前はまともな判断もできないのか! たった一日でさらに老朽化された建物が撤去され、新しい建物ができていたと言うのか。昨日の調査で見落としたに決まっているだろう!」
司教は雑用を普段させている者に調査に行かせていた。場所が獣人の多い場所なので、頼りないが仕方ないと彼に調査に行かせていたのである。
一緒に報告を聞いていた司祭や助祭も、その男を軽蔑の眼差しで見ながら鼻で笑っていた。
司教はこれではダメだと考えて、司祭に命じる。
「お前が中心になって調査をしろ。人任せではなく自分の目で確認してくるのだ!」
それまで笑っていた司祭の顔色が青くなる。今にも泣き出しそうな表情で司教に話した。
「お、お待ちください! 獣人の多い場所に私が行くなど無理です!」
「お前は神像をそのような場所に放置して良いと考えているのか?」
「い、いえ、そうではありませんが……」
「服装を変えて近づけば問題ない。生命の女神像をお前がお守りすれば、間違いなくお前に神の加護が舞い降りるだろう。私も微力ながら王都の大司教様にお前の働きを報告することになるだろう」
司教は厳しい表情で話し始めたが、最後は司祭の肩に手を置き、優しく笑顔で語りかけた。
司祭は悲し気な表情をしたままだが、断ることは不可能だと気付き、それなら出世できるのならと諦める。
「か、必ず私のしたことを大司教様に……」
「もちろんだ!」
もう逃げることはできないと諦めて、すぐに助祭の1人にも声を掛ける。声を掛けられた助祭は涙を流しながらも、指示に従って準備をはじめるのだった。
そこに教会の男が入ってきて司教に報告する。
「お、王都より審問官の方が到着なさいました!」
司教だけでなく、その場にいた残りの助祭たちも顔色を変える。そして審問官に裁かれるようなことはないか自問自答する。
全員に身に覚えがあり、審問官に何を貢げばよいか必死に考えるのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
司教は案内されてきた審問官を見て驚きの表情を浮かべる。
「いやぁお久しぶりですね、デジテル司教」
「お、お久しぶりでございます。クレイマン司教」
審問官としてグラスニカにやってきたのはクレイマン司教であった。同じ司教ではあるが立場は全く違う。
王都には沢山の司教が居るが、大まかに分けて3種類に分類される。ひとつは司祭から司教になり、今後はどこかの町で司教として教会を任される者達だ。
もうひとつは教会で司教として実績を重ね、国中の教会の管理や更なる大きな教会へ移る準備をしている者達だ。経験を積んだ彼らは各地の教会の司教より若干上の存在だと言える。
そして残るのはさらにその上の存在ともいえる幹部的な司教たちである。厳然とした権力を持ち、派閥や独自の人脈などを持つ存在である。教会本部から来てる者や、この国でおおきな実績を持つ者である。
この中から将来の大司教や、様々な役割を与えられるのである。
今回審問官としてやってきたクレイマン司教は、大司教の懐刀と呼ばれる人物で、実質的なナンバー2であった。そんな人物が審問官をすること自体が異例と言えるのである。
元々は大司教派閥の別の司教が審問官になる予定だった。しかし、ポーションレシピにも絡む問題なので、急遽クレイマン司教が審問官として派遣されることになったのである。
「お忙しいでしょうが、暫くお世話になります」
クレイマン司教の話にデジテル司教はショックを受ける。暫くということはどこかに行く途中で立ち寄ったわけではなく。この町の教会に審問官として来たことになるからだ。
「こ、今回はどのようなご用件でこちらに?」
デジテル司教は、彼ほどの人物を審問官として送り込まれるほどの不正など、この町にはあるはずないと思ったのである。
「実はですね……」
クレイマンはエルマイスターでの事件を大まかに説明する。話を聞いてデジテル司教だけでなく、そこにいた助祭や教会関係者までホッとしていた。
「しかし、何故暫くグラスニカの教会に滞在をなさるのですか?」
誰もが同じことを考えていた。クレイマン司教には早くエルマイスターに行って欲しかったのである。
「今こちらで塩会議が開かれていて、エルマイスター辺境伯がこちらにいらっしゃる筈では?」
そう言うことなのかと納得する。
「はい、明日から塩会議が開かれる予定です。最近では会議が2、3日かかることもあります。会議が終わってからも商業ギルドなどと調整に、数日はこの町に滞在することが多いです」
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「デジテル司教には、何とかエルマイスター辺境伯と面会できるように調整をお願いしたいと思ってます。よろしくお願いしますね」
デジテル司教はお願いされたのだが、実質的には命令である。
「は、はい、会議終了まで面会は難しいと思いますが、終了後にできるだけ早く会えるように調整してみます」
「まあ、あいさつ程度ですから塩会議の途中でも私は構いませんよ。食事をしながら話ができるだけでも構いませんからね」
クレイマン司教は含み笑いをしながら、しっかりとデジテル司教の目を見て話した。彼としては挨拶だけでもして、早めにエルマイスター領へ行って情報収集と、問題を起こした司祭の処分を進めたかったのである。
「できる限りの調整をさせていただきます」
デジテル司教としては、そこまで言うのが精一杯であった。
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デジテル司教はクレイマンの質問を受けて、ちょうど良かったと考える。教会としてやるべきことがあると見せることで、面会の調整が上手くいかなかったときの言い訳にしようと考えたのである。
デジテル司教は神像のことをクレイマン司教に説明するのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
デジテル司教は神像の説明を終えると、クレイマン司教の顔色を窺う。クレイマン司教は深刻な表情で話を聞き、何か考え込んでいる。
「生命の女神像……」
クレイマン司教は思わず呟いた。本当に加護があるのなら、教会が管理すべきとのデジテル司教の考え方に間違いはないと思った。そして獣人の神の像を破壊することも必要だと考えていた。
デジテル司教の考えと違うのは、そのような神像をグラスニカに置いておくより、王都で管理すべきと考えたのである。そして自分の地位を更に盤石にして、予定より早く大司教に引退してもらうのに役立ってもらおうと考えを巡らすのであった。
「先にそちらの件を済ませないとまずそうですね……。
わかりました。その件は私が全面的に支援いたしましょう! あなたには暫く私の指示に従ってください」
まるで当然のようにクレイマン司教はデジテル司教に命令する。
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