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ソノ三十四 小森くん、ついに「森猫」に行く?
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陽毬さん立っての希望で、駅前で待ち合わせ。
こういう時、車なんかで颯爽と現れ、迎えに来るとカッコイイよな?
自転車って訳にもいかないだろろうし。
「お待たせしました、陸サン!」
リクさ…ん? 誰? オレか!
「あ、おはようござ…いま…す、マリさん…?」
駅前に颯爽と現れたマリさん⁈
「あ、あの陸さん、今日の私、変じゃないですか?」
「いいえ、素敵です!
ソレより、その…車は?」
今日のマリさんは先日とはまた違った意味で綺麗と言うか、マリさんらしいと言うか、兎に角綺麗だ⁈
行き先が「猫カフェ」なので、スカートよりも、脚が隠せるバンツ系が良いと言った様な気もするけども、
普段のジャージよりも脚がスッキリ長く見えて、ソレでいて動きやすそうな足首が見える黒のテーバード…だっけ?
上は白のキャミソーる?
だっけ?
女性の服なんて良くわからないが、マリさんなりに気合いを入れて来たのはうかがえるぞ!
やり過ぎず、ソレでいて手を抜かないナチュラルな感じ。
友達の協力って、すぐわかったんだけど、言ってはいけないぞ。
いや、ソレもそうなんだけどさぁ…
「マリさん、…あの…#ソノ
__・__#自動車は?」
「あ、アレですか?
お友達が貸してくれたんです!
電車より車の方が、乗り換えとか無くてラクだよって!」
あはは、マリさん免許証お持ちだったんですね。
「さぁ行きましょうか!
乗って下さい、リクさん!」
良く見ると電気自動車だ?
貸してくれたのは理央さんでは無いな、きっと?
「遠方で試合の時はワゴンや軽トラで移動なんですよ、だからウチの団体、全員免許持っているんです。」
車中泊もした事が有るとか、移動中に聞かせてもらった。
これから行く猫カフェは、地下に駐車場が有るので問題無しだ。
「あの、私調べたら、同じビルに「白猫占い」って有るそうですよ?
あと、美味しい「オムライス」が食べられる喫茶店が有るんですって!」
なんか、俺より詳しい!
かなり楽しみにしてる?
車中で楽しくおしゃべりして30分程、目的地に着いてしまった。
この時、謎の高級車に尾行されてるとは思わなかったけど?
特に道路も混まず、スムーズに目的地に着いた。
「近くに大きな公園が有るんですね!」
「何か屋台が出てますね?良ければ後で行ってみましょうか?」
たしか親水公園だから池とか有るだろ?
デートらしくボートとか乗ってみたら、マリさん喜ぶかな?
「うむ~?
オムライスと屋台の食べ物、どちらかお昼に食べるべきてましょう?」
「両方でもいいですよ、俺は。」
「私はそんな食いしん坊サンじゃありません!」
普段噛み気味のマリさんらしからぬ、ハキハキした会話に、若干の「あざと可愛い」気もするけど、彼女なりに楽しんでくれているならソレで良い。
地下駐車場に車を停めると、地下に古本屋があった?
「何か雰囲気あるお店ですね?」
「でも、入り口でネコが寝てますよ!
可愛くなですか⁈」
「コレから猫カフェでたくさんネコと戯れるんですから、ココで負けては行けません!」
帰りに寄ってみましょうとか言って、エレベーターの前までいくと、
「待って下さい、ココは階段で行くのがココの常連さんの嗜みだそうですヨ!」
何の事かわからないが、マリさんの言う通りに階段で猫カフェのある階まで行く?
「ナーオ!」
先程のネコに「いってらっしゃい」って、言われた気がした。
『いらっしゃいませ、ようこそ「森の猫さま」へ!』
何故かメイドさんが二人、猫カフェの受付に居たけど…
「あのあの、ココは「メイド喫茶」ですか?」
マリさん、メイドさんの衣装に何か琴線に触れたらしい?
『いいえ、正真正銘の猫カフェです。
私のコレは趣味っス!』
『ボクのは「罰ゲーム」です…ので、お気になさらずに!』
わぁ「ボクっ子メイドさん」だぁ~!
濃ゆいなぁ、入り口から?
メイドさんに案内されて、いざ店内へ!
『ココにいる猫さんは、里親さんを探してるネコや、既にタレントとして活躍されてるネコ様もいるッス!』
部屋の中、見渡す限り、猫ネコねこだ!
『キュン死しない様にココロを強く持って下さいね!』
ボクっ子メイドさんがまた面白い事を言うんだから!
そ、そんな何処ぞのマンガやアニメじゃないんだから!
キュン死なんて?
「えっ⁈
リクさん、目の前!」
「ん、どうかしたの?
あ、黒と白の…子猫…がッ⁈」
オレ達の前を塞ぐ様に二匹の子猫がお腹を出してゴロゴロ寝転んでいる⁇
『ミャ~、ミャ~ン!』
「あ、あんな小ちゃなウチから人を惑わす術を知っているとは、お主ら只者ではないな!」
『お兄さん、ノリノリっスね~!』
『アレは「おなか」ナデナデしてって、おねだりしてるんです。
是非、撫でてあげて下さい。』
「だ、大丈夫ですか?
私が触ったら、破裂したりしませんか?」
『お姉さん、ナニかの伝承者ですか?
大丈夫です、優しく触ってあげて下さい。』
ボクっ子メイドさんが、ネコじゃなくて、マリさんを心配している?
『心配ッス!
入り口でコレでは、当店の猫たちに萌え泣かされるっス!
なんせ、今日はスペシャルDAYなんスからね!』
こういう時、車なんかで颯爽と現れ、迎えに来るとカッコイイよな?
自転車って訳にもいかないだろろうし。
「お待たせしました、陸サン!」
リクさ…ん? 誰? オレか!
「あ、おはようござ…いま…す、マリさん…?」
駅前に颯爽と現れたマリさん⁈
「あ、あの陸さん、今日の私、変じゃないですか?」
「いいえ、素敵です!
ソレより、その…車は?」
今日のマリさんは先日とはまた違った意味で綺麗と言うか、マリさんらしいと言うか、兎に角綺麗だ⁈
行き先が「猫カフェ」なので、スカートよりも、脚が隠せるバンツ系が良いと言った様な気もするけども、
普段のジャージよりも脚がスッキリ長く見えて、ソレでいて動きやすそうな足首が見える黒のテーバード…だっけ?
上は白のキャミソーる?
だっけ?
女性の服なんて良くわからないが、マリさんなりに気合いを入れて来たのはうかがえるぞ!
やり過ぎず、ソレでいて手を抜かないナチュラルな感じ。
友達の協力って、すぐわかったんだけど、言ってはいけないぞ。
いや、ソレもそうなんだけどさぁ…
「マリさん、…あの…#ソノ
__・__#自動車は?」
「あ、アレですか?
お友達が貸してくれたんです!
電車より車の方が、乗り換えとか無くてラクだよって!」
あはは、マリさん免許証お持ちだったんですね。
「さぁ行きましょうか!
乗って下さい、リクさん!」
良く見ると電気自動車だ?
貸してくれたのは理央さんでは無いな、きっと?
「遠方で試合の時はワゴンや軽トラで移動なんですよ、だからウチの団体、全員免許持っているんです。」
車中泊もした事が有るとか、移動中に聞かせてもらった。
これから行く猫カフェは、地下に駐車場が有るので問題無しだ。
「あの、私調べたら、同じビルに「白猫占い」って有るそうですよ?
あと、美味しい「オムライス」が食べられる喫茶店が有るんですって!」
なんか、俺より詳しい!
かなり楽しみにしてる?
車中で楽しくおしゃべりして30分程、目的地に着いてしまった。
この時、謎の高級車に尾行されてるとは思わなかったけど?
特に道路も混まず、スムーズに目的地に着いた。
「近くに大きな公園が有るんですね!」
「何か屋台が出てますね?良ければ後で行ってみましょうか?」
たしか親水公園だから池とか有るだろ?
デートらしくボートとか乗ってみたら、マリさん喜ぶかな?
「うむ~?
オムライスと屋台の食べ物、どちらかお昼に食べるべきてましょう?」
「両方でもいいですよ、俺は。」
「私はそんな食いしん坊サンじゃありません!」
普段噛み気味のマリさんらしからぬ、ハキハキした会話に、若干の「あざと可愛い」気もするけど、彼女なりに楽しんでくれているならソレで良い。
地下駐車場に車を停めると、地下に古本屋があった?
「何か雰囲気あるお店ですね?」
「でも、入り口でネコが寝てますよ!
可愛くなですか⁈」
「コレから猫カフェでたくさんネコと戯れるんですから、ココで負けては行けません!」
帰りに寄ってみましょうとか言って、エレベーターの前までいくと、
「待って下さい、ココは階段で行くのがココの常連さんの嗜みだそうですヨ!」
何の事かわからないが、マリさんの言う通りに階段で猫カフェのある階まで行く?
「ナーオ!」
先程のネコに「いってらっしゃい」って、言われた気がした。
『いらっしゃいませ、ようこそ「森の猫さま」へ!』
何故かメイドさんが二人、猫カフェの受付に居たけど…
「あのあの、ココは「メイド喫茶」ですか?」
マリさん、メイドさんの衣装に何か琴線に触れたらしい?
『いいえ、正真正銘の猫カフェです。
私のコレは趣味っス!』
『ボクのは「罰ゲーム」です…ので、お気になさらずに!』
わぁ「ボクっ子メイドさん」だぁ~!
濃ゆいなぁ、入り口から?
メイドさんに案内されて、いざ店内へ!
『ココにいる猫さんは、里親さんを探してるネコや、既にタレントとして活躍されてるネコ様もいるッス!』
部屋の中、見渡す限り、猫ネコねこだ!
『キュン死しない様にココロを強く持って下さいね!』
ボクっ子メイドさんがまた面白い事を言うんだから!
そ、そんな何処ぞのマンガやアニメじゃないんだから!
キュン死なんて?
「えっ⁈
リクさん、目の前!」
「ん、どうかしたの?
あ、黒と白の…子猫…がッ⁈」
オレ達の前を塞ぐ様に二匹の子猫がお腹を出してゴロゴロ寝転んでいる⁇
『ミャ~、ミャ~ン!』
「あ、あんな小ちゃなウチから人を惑わす術を知っているとは、お主ら只者ではないな!」
『お兄さん、ノリノリっスね~!』
『アレは「おなか」ナデナデしてって、おねだりしてるんです。
是非、撫でてあげて下さい。』
「だ、大丈夫ですか?
私が触ったら、破裂したりしませんか?」
『お姉さん、ナニかの伝承者ですか?
大丈夫です、優しく触ってあげて下さい。』
ボクっ子メイドさんが、ネコじゃなくて、マリさんを心配している?
『心配ッス!
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