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自作自演の代償? 〜⑩
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「…正確な文献を読んだ訳では無いからね、あくまで中国の伝記小説や漢文研究家の訳本なんかの受け売りに成るけど…」
こんな話し、誰が信じるだろうかと思っていたら、なんと熱烈なフナさんファンの存在で、予想外に場が盛り上げってしまった?
「…す、凄い、さすが先生‼︎
わ、私と違って、ラノベや漫画とかのヲタ知識じゃなくて、ちゃんとした【教典】からの知識なんですね~⁈」
…教典ねぇ?
「…美香サン、一旦落ち着こうね?
船川先生、話し辛そうだし、ね?」
テンション爆上げ直前の美香を宥める英理だけど、それでも割と楽しそうだ。
「あっ⁈ ごめんなさい、つい感動して⁇」
「…いいよ、そんなに畏まらなくても?
ソレにボクの知識だって、左程オタ知識と変わらなと思うよ。」
軽く謙遜し、ソレから【蠱毒】について簡単に説明を始めるフナさん。
百近くの毒を持つ昆虫や動物などを壺の中に閉じ込め、土の中に埋める。
数ヶ月後に掘り起こし、共喰いをして生き残った一匹を呪詛に使う。
「…コレはかなり協力な呪いでね、この生き残った毒虫は術者にも取り憑かれているから、油断したら術者も食い殺されるそうだ。
今回、偶然にもあの地域でコレと同じ様な事が起き始めてるんだ?
町の彼方此方に仕掛けられた【呪いのアイテム】という毒虫が、徐々に共喰いを始めている状態なんだ。」
何とも荒唐無稽な話しだ、蠱毒に例えるのも実際は大袈裟なんだが、それだけあの地域では相手の不幸を願い殺意を込めたアイテムを見つける事が容易だった。
悪戯や悪ふざけ、興味本位なモノも有ったかも知れない?
ソレにしても、その数が尋常では無い!
「…それって放っておくのですか?」
「まさか?
仕事を通して知り合った専門家に連絡して、何とかならないか相談してみるよ。
ただ、無料で仕事をしてくれるか分からないなぁ?」
ココに来て情け無い声を上げるフナさん?
なので、
「ソレなら心配すんな!
中には華ヶ民不動産が管理してる物件が有ったから、オヤジさんにも一口話しに加わってもらうから。」
まぁそう成るとアイリさんにも話しを通す必要が有るな?
「せ、先生!
せ、【専門家】とは、どの様な方なのですか⁇」
…既に聞き出し上手に徹している美香ちゃん?
「うん、それはね…」
「ソレはっ?」
「現代日本において、古来からの数少ない呪術のスペシャリスト【陰陽師】さ。」
「…こ、こ、
コレキター‼︎
キャー! ハイ、【陰陽師】いただきましたー!」
「み、美香?」
「美香サンがこわれた?」
テンション爆上げちゃった美香ちゃんを心配する了子クンと英理、ソレにしても【陰陽師】かぁ?
俺も会った事無いな、そこは楽しみだが?
フナさんが連絡し、数日後一度我が家に来てくれる事になった?
お願いする以上はコチラから伺うべきと思っていたのだけど…
「遅くなりました、ご連絡を頂いてまいりました【朝霧 朱野】です。」
出迎えた俺たちは目を疑った?
「あ、あれ、確か来られるのは【朝霧 刑部】サンという男性の方だと…」
約束を取り付けていたフナさんが訳ワカメな顔になって聞き返すと、
「ハイ、本当は叔父が来るハズだったのですが、体調を崩してしまいまして…
その場合はいつもなら姉が代役で来るべきなんですけど…
なんでも、今日から大事な試験があるとかで…
す、すいません!
でも御安心下さい、ワタシ先日無事に【朝霧流陰陽道免許皆伝】しましたので!」
現れたのは淡い桜色のランドセルを背負った、イ○ンの子供服コーナーで少女のマネキンが着ている様な可愛いらしい服装の、本当にひたすら愛くるしい利発な少女だった⁈
っと、同行者が一人?
コチラも何やら大きな【葛篭】を背負っている?
「助手兼荷物持ちの【伽羅】と言います。
あけのんは小さくて可愛いですけど、巫女としても陰陽師としても高い評価を受けてますから任せてもらえませんか?」
白の短パンに黒のパーカーのフードを深く被り、顔を隠しているような、細身で彼女よりやや背が高い少年、いや少女だろうか?
ちょい中性的な雰囲気の子…でも、きっと美形だ⁈
…確かに可愛いけども⁈
「そのランドセルの中身は何かな?」
「ハイ、朱野の【お弁当】が入ってます!」
「…君のは?」
「ハイ、あけのんの【巫女服】と【仕事道具】が入ってます!」
【あけのん】…ニックネームかな、可愛いからいいけど?
「…き、き、」
あぁ、またか?
「キタコレ!
幼女巫女、キター!」
美香ちゃん、【幼女】言うな⁈
予想に反してと言うべきか、予想通りと言うか?
小学生巫女とその相棒の登場であります。
とさ。
こんな話し、誰が信じるだろうかと思っていたら、なんと熱烈なフナさんファンの存在で、予想外に場が盛り上げってしまった?
「…す、凄い、さすが先生‼︎
わ、私と違って、ラノベや漫画とかのヲタ知識じゃなくて、ちゃんとした【教典】からの知識なんですね~⁈」
…教典ねぇ?
「…美香サン、一旦落ち着こうね?
船川先生、話し辛そうだし、ね?」
テンション爆上げ直前の美香を宥める英理だけど、それでも割と楽しそうだ。
「あっ⁈ ごめんなさい、つい感動して⁇」
「…いいよ、そんなに畏まらなくても?
ソレにボクの知識だって、左程オタ知識と変わらなと思うよ。」
軽く謙遜し、ソレから【蠱毒】について簡単に説明を始めるフナさん。
百近くの毒を持つ昆虫や動物などを壺の中に閉じ込め、土の中に埋める。
数ヶ月後に掘り起こし、共喰いをして生き残った一匹を呪詛に使う。
「…コレはかなり協力な呪いでね、この生き残った毒虫は術者にも取り憑かれているから、油断したら術者も食い殺されるそうだ。
今回、偶然にもあの地域でコレと同じ様な事が起き始めてるんだ?
町の彼方此方に仕掛けられた【呪いのアイテム】という毒虫が、徐々に共喰いを始めている状態なんだ。」
何とも荒唐無稽な話しだ、蠱毒に例えるのも実際は大袈裟なんだが、それだけあの地域では相手の不幸を願い殺意を込めたアイテムを見つける事が容易だった。
悪戯や悪ふざけ、興味本位なモノも有ったかも知れない?
ソレにしても、その数が尋常では無い!
「…それって放っておくのですか?」
「まさか?
仕事を通して知り合った専門家に連絡して、何とかならないか相談してみるよ。
ただ、無料で仕事をしてくれるか分からないなぁ?」
ココに来て情け無い声を上げるフナさん?
なので、
「ソレなら心配すんな!
中には華ヶ民不動産が管理してる物件が有ったから、オヤジさんにも一口話しに加わってもらうから。」
まぁそう成るとアイリさんにも話しを通す必要が有るな?
「せ、先生!
せ、【専門家】とは、どの様な方なのですか⁇」
…既に聞き出し上手に徹している美香ちゃん?
「うん、それはね…」
「ソレはっ?」
「現代日本において、古来からの数少ない呪術のスペシャリスト【陰陽師】さ。」
「…こ、こ、
コレキター‼︎
キャー! ハイ、【陰陽師】いただきましたー!」
「み、美香?」
「美香サンがこわれた?」
テンション爆上げちゃった美香ちゃんを心配する了子クンと英理、ソレにしても【陰陽師】かぁ?
俺も会った事無いな、そこは楽しみだが?
フナさんが連絡し、数日後一度我が家に来てくれる事になった?
お願いする以上はコチラから伺うべきと思っていたのだけど…
「遅くなりました、ご連絡を頂いてまいりました【朝霧 朱野】です。」
出迎えた俺たちは目を疑った?
「あ、あれ、確か来られるのは【朝霧 刑部】サンという男性の方だと…」
約束を取り付けていたフナさんが訳ワカメな顔になって聞き返すと、
「ハイ、本当は叔父が来るハズだったのですが、体調を崩してしまいまして…
その場合はいつもなら姉が代役で来るべきなんですけど…
なんでも、今日から大事な試験があるとかで…
す、すいません!
でも御安心下さい、ワタシ先日無事に【朝霧流陰陽道免許皆伝】しましたので!」
現れたのは淡い桜色のランドセルを背負った、イ○ンの子供服コーナーで少女のマネキンが着ている様な可愛いらしい服装の、本当にひたすら愛くるしい利発な少女だった⁈
っと、同行者が一人?
コチラも何やら大きな【葛篭】を背負っている?
「助手兼荷物持ちの【伽羅】と言います。
あけのんは小さくて可愛いですけど、巫女としても陰陽師としても高い評価を受けてますから任せてもらえませんか?」
白の短パンに黒のパーカーのフードを深く被り、顔を隠しているような、細身で彼女よりやや背が高い少年、いや少女だろうか?
ちょい中性的な雰囲気の子…でも、きっと美形だ⁈
…確かに可愛いけども⁈
「そのランドセルの中身は何かな?」
「ハイ、朱野の【お弁当】が入ってます!」
「…君のは?」
「ハイ、あけのんの【巫女服】と【仕事道具】が入ってます!」
【あけのん】…ニックネームかな、可愛いからいいけど?
「…き、き、」
あぁ、またか?
「キタコレ!
幼女巫女、キター!」
美香ちゃん、【幼女】言うな⁈
予想に反してと言うべきか、予想通りと言うか?
小学生巫女とその相棒の登場であります。
とさ。
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