【R18】人食い花に転生しました ~復讐~~その人を食べる日まで~

マイきぃ

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人食い花に転生しました ~復讐~~その人を食べる日まで~

夜の居住区

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 私の現在のステータスです。


LVUP!LV77《シュカ》(HP7700/7700:TP3850/3850)
世界樹ゲージ使用時(HP∞/∞:TP∞/∞)

《スキル》
【種類】TP:使用ポイント

LVUP!【食事】TP:0(LVMAX)
LVUP!【甘い香り】TP:0(LV4)
LVUP!【捕獲】TP:10(LVMAX)
LVUP!【ヒトバサミ】TP:100(LVMAX)
LVUP!【移動】TP:(LV5(5メートル:1))
【複製】TP:50(LV7)
【茨の篭】TP:200(LV4)
【毒の霧】TP:50(LV4)
【樹液】TP:100(LV2)
【マンドレイク】TP:100(LV2)
【樹木落とし】TP:500(LV1)
【収縮】TP:200(固定)
【蔓ネット】TP:100(LV2)


 いつものステータスなのですが、ちょっとだけ変わったことがあります。(捕獲領域)の数値が見当たりません。なのに、歩き回れています。これはもしかして……どこへでも行けるようになったということなのでしょうか……。試しに、夜にでも居住区に行ってみようと思います。

 おそらく、あの数値の上がり方なら、今は5700メートル地点が限界です。そこを超えることができれば、私の活動領域の制限は、解除されたということになります。もし、そうであれば…………。

 ────私の念願の目標が叶うときです。


 辺りは暗くなりました。念のために帝国魔導師の《ジャスミン》を【複製】します。そして《ジャスミン》の持っている魔法【キエサール】を使用しました。

 この【キエサール】という魔法は【キエール】の上位魔法で認識阻害の他に、探知阻害の効果もあるようです。私は熱源を持たないので【ホットサーチ】では探知されません。その場合は認識阻害の【キエール】でも大丈夫ですが、【ムーブサーチ】の場合、動いたときに探知されてしまいます。用心深いに越したことはありません。

 それでは、確認のため、森を出て居住区へ向かうことにします。

 夜の居住区を歩きます。小さな外灯が暗い小道を照らします。目印程度の灯りですが、ないよりはマシです。通路に人間の歩いている気配はありません。皆、家の中にいるようです。

 なだらかな坂を上ります。そして、上り坂の頂上付近まできました。

 その先は下り坂になっています。そして、前方に大きな城壁が見えます。私のいる位置よりも高いです。城はその城壁の中。その中に……《カイン・キンバル》がいます。

 ちょうど私のいる場所は5700メートル地点です。この先へ進めれば、私の行動範囲の制限は解除されたことになります。

 念のため《ミツユスキー》を【複製】し、ロープを出して私の体を縛ります。動けなくなった場合に引き寄せるためです。

 私は、一歩一歩踏み出しました。

 …………。

 5700メートル地点を超えました。動けます……スキルも問題ありません。どうやら、大丈夫のようです。私は、ロープをほどきました。

 ────これで……あの人を食べることができる……。

 薄暗く細い横道から、人間が歩いてきました。千鳥足でゆっくりとあるいています。《酔っ払い》でしょうか……。

「ちっ……なんだよなんだよなんだよ! 前線で戦って生きて帰ってくればチキン扱いかよ! おーれーはーなー! ういっ……なんで降格なんだ……あの腐れ指揮官め……」

 おいしそうな臭いがします。やっぱり……お酒はいいですね。相当お酒を飲んでいるようです。ちょっとだけ食欲をそそります。大事の前の腹ごしらえです。せっかくですから食べていきましょう。

 蔓を伸ばして《酔っ払い》を絡めます。

「んん……なんだ、ロープか……誰だこんなところに……ういっ……」

 そして、軽く引きずり、私の所へ引き寄せます。

「な、なんだーーーー! あれ、君だれ? わりと綺麗なおねえさん」

 魔法の効果が切れていましたか……まあ、いいでしょう。

 私は、にっこり微笑みました。

「うへ、おねえさん。俺に気があるの? ね、ね……」

 私は、頭を花に変化させ、鋭い牙をむき出しました。

「……ね……ねええええぇぇよおおおおぉぉ!」

《酔っ払い》の声は、叫び声に変わりました。急に表情を変え、暴れ始めます。私は、そのままゆっくりと《酔っ払い》を持ち上げます。そして、頭からそっと口元に引き寄せます。

「やめてやめてやめてええぇぇ!」

 い・た・だ・き・ま・す!

 ────パクリッ……!(頭痛が発生)


 ──「意味のない食事はやめて……」 

 食べた瞬間、ぼんやりとした声が思考に割り込みました。

「くっ……う、うるさい! 黙りなさい!」

 頭痛はすぐに収まりました……が、そのせいで、あまり味わうことができませんでした……まあ、こんな時もあります。しかし……食事の度に毎回頭痛がくるのでは、気をつけなければなりません。

 しかし、これで城へ行けることが確認できました。

 ────さあ、行きましょう。あの人を食べに……。
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